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強さ
憧れる物
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漸夜視点
翔「で 昨日のあのスプリング音と声は「激しかった」で処理していいんだよね?」
朔夜、漸夜「…………」
翌日 朝食堂で食事をとってると不意に翔がそう言い出して朔夜と漸夜は無言……
漸夜 確かに激しかったけど……
朔夜「昨日 いたのか」
漸夜 ヤバイ……朔夜様から殺気が……
翔「いえ居ませんでしたよ?唯「劉杜(りゅうと)」が報告してきたので 後殺気が怖いので辞めて下さい」
劉杜『城内に俺がいる事を忘れていたな?俺は外には出れないから普段から城内にいる それで昨夜徘徊していたら聞こえてきてな』
朔夜、漸夜「…………」
翔「頼むから2人同時に武器に手をかけないで」
無意識に漸夜も刀に手をかけていたが立ち上がろうとして腰の痛みを感じ、即座に座ると朔夜が気づかれないように漸夜の腰を摩る
朔夜「即躾直せ それと漸夜は俺と来い」
漸夜「分かりました」
仕事が入っているのか朔夜は漸夜と共に仕事へ行く
漸夜「凱 さっき摩った時に痛みを消したろ」
朔夜「バレてたか」
漸夜「……仕事なんじゃないのか?」
朔夜「今日休み」
漸夜 ……まさかあれだけヤって「足りない」とかってないよな……?
漸夜「今朝までヤって「足りない」とかってないよな?」
朔夜「なんだ わかってるな?」
漸夜「今朝までやったのにですか!!??」
朔夜には足りなかった様で人が通るであろう場所で朔夜は漸夜を襲いにかかる、だが流石にここじゃ人が来るので漸夜が静止
漸夜「せめてどちらかの部屋にして下さい」
朔夜「昨日はお前の部屋だったよな?なら今日は俺だ」
そう言って朔夜は漸夜の腕を引いて朔夜の自室へ
漸夜 俺達とランクが2、3違う……
朔夜の部屋に入ってすぐに漸夜はランクの違いと格違いの強さを知る
朔夜「どうした?」
漸夜「いえ……ランクが全く違うなぁと……」
朔夜「あー……そう言えば話してなかったな 俺がこの国に来た理由」
朔夜が珍しく返事をせずに話題を変えた……漸夜に気を使ったのだろう
漸夜「凱は日本人だっけ?」
朔夜「一応な」
漸夜 「一応」?
漸夜は朔夜が天使であることを知らない
朔夜「……日本に弟がいるんだ……双子らしいんだが兄貴の方としか接点はないから、本当かどうかは直接会って双子かどうかを試してみねぇと分かんねぇけど……弟を守る為の力を得る為に俺は栄華を極めている「ザキラ」に来た……今は弟も力が強くなってきているが俺としてはまだまだ弱く見えてな……それで最初ここに来た時は偏見とかされたが、功績を上げてリーダーになって「グロクス」を変えようと思った……外国だから最初は何言ってんのかさっぱりだったが今では普通だから慣れって怖いな」
漸夜「日本に弟が……それで躍起になって強くなろうとしてたのか?」
朔夜「ああ」
漸夜 弟の為に強くなろうとしたんだ……
家族のいない漸夜には分からない事だった……敵国に居た時に家族の死に目や声や顔を見る前に家族は死んでしまって、漸夜には家族の為に己の命を賭けようとするその意味が理解出来ない
漸夜「……俺は敵国に居た時に家族の死に目や声や顔を見る前に家族は死んでしまってたから、俺には家族の為に己の命を賭けようとするその意味が理解出来ないよ」
朔夜「……人質を盾にされていたのか?」
漸夜「そう……何時からだったかは覚えてないけど家族の命がかかってたから……本当は最初からザキラの部隊にいたかったんだけどさ……人質を盾にされちゃ従うしかなくて……と言っても俺が戦っている最中に殺されてたけどね……「躾は完了した」と思ったのか……躾なんてされたつもりも完了もしてなかったのにさ……その事を知ってから上に対する反感意欲が強くなって反発しまくったら、調教された部下に裏切られて追放されて凱と出会った」
朔夜「敵国にいた頃にそんな事が……」
漸夜 ……分かるのか……?俺の気持ちが……
漸夜が朔夜に過去の話をするととても悲しそうな顔をして漸夜を抱きしめた……朔夜は人の気持ちが分かる……悲しさは特に強く朔夜は感じてしまう
朔夜「…………」
漸夜「泣いてくれてるのか……?俺があの時泣けなかった分を……」
漸夜は泣く事が出来ない……「能力」を手に入れた時にその行為を体が忘れてしまった……それを知っている朔夜が「変わりに」と言うかのように泣く
朔夜「……漸夜」
漸夜「ん?」
朔夜「抱かせてくれ……」
漸夜「……いいよ」
涙を拭いながら言う朔夜の言葉に漸夜は「いいよ」と言う
漸夜「……傷跡……」
朔夜「……これか?……随分と昔に……日本にいた頃に着いた傷痕だよ」
朔夜はあまり上着を脱ごうとしないが今日だけは朔夜が漸夜の服を脱がす時に、「お前が脱がしてくれるんなら脱ぐ」と言ったので、脱がすと体には幾数の傷跡が有り、その中で前には一箇所だけ1本の傷跡……鎖骨から下腹まであるとても長い傷跡があった……致命傷である事間違いなしの大きい傷跡が……
漸夜 やっと分かった……凱が服を脱ぐ事を拒絶する意味が……
朔夜は「傷跡は弱さの証」と誰かが言ったのを鵜呑みにしている訳では無いが見せたくないのだろう
朔夜「……初めてだよ……人に体見せたの」
漸夜「え?」
朔夜「傷跡を人に見せたくないんだよ だからこの傷跡を見せて人前で泣いたのはお前が初めてだ」
漸夜 確かに凱は人前で泣かないし怪我をしても治療を拒んでいた……人前で傷跡や涙を見せたくなかったのか……
ずっと思っていた疑問は朔夜の言葉で解消
朔夜「……愛してる……漸夜……」
行為の途中で聞こえた消え入るような朔夜の心からの本音……
漸夜「俺……も……愛してる……凱……」
朝っぱらからやる事でないが朔夜と漸夜は愛を確かめあった……
~数時間後~
漸夜「…………」
漸夜 やっぱり格好良いな……
数時間後 緊急の仕事が入り漸夜同行で行くと再度朔夜がリーダーとしての気質を持っていると再確認
朔夜「見惚れるなよ……」
漸夜が見惚れていたのを知った朔夜は照れ気味に言う
漸夜「格好良くてつい」
朔夜「馬鹿が」
一言で言い返されたがその頬は赤い
漸夜「凱!!!!!!!」
朔夜「えっ」
不意に聞こえた銃声……それに一早く気がついた漸夜は咄嗟に朔夜を城に瞬間移動させ、己がその銃弾を浴びてそのまま意識がブラックアウト
~???~
漸夜「ぅ……」
敵「起きたか?「元」リーダー?」
漸夜「……漸揮(ぜんき)……」
漸夜 成程……グロクスが有名になるに連れて俺の名前も出てきて「殺せ」と命令されたか……
漸揮「調子はどうだよ?兄さん?」
漸夜「一々擬音語を使いたがるな 耳障りだ」
漸揮「……あんた状況分かってる?ここ俺達の領地内の牢の中だよ?」
漸夜の目つきが変わった……怒りを滲ませる蒼い瞳で漸揮が一瞬怯む
漸夜「だからどうした?俺が拷問慣れしているのはお前も知っている筈だろ?……付け上がるなよ漸揮?所詮貴様ら等ザキラの足元にも及ばない雑兵だザキラは世界を王手にかける帝国……弱小国「ファグナー」がどんなに足掻いて衛生部隊を作ってもザキラには敵わないんだよ!!……俺が消えてからという物「ファイゼン」は弱体し今では無いに等しいらしいな?圧倒的な力と権力、リーダーシップが無い限りファイゼンは強くはならない、お前がどんなに頑張っても当時の俺の実績には叶わないし部下はついて行かない、国王には良くされていたが部隊は最悪の居心地だったな……お前は「弟」じゃない……所詮「他人」だ」
殺気の宿るドスの聞いた声と殺気が放たれる……それは当時「氷の処刑人」と呼ばれ恐れられていた頃の……弟である漸揮さえ恐れた殺気……
漸夜「あの場所を壊させはしない 例え俺が「悪魔」だとしてもあの場所は俺の居場所でありあいつらの帰るべき場所だ……簡単には壊させねぇ」
全員「!!!!!!!」
「バサ」と言う大きな音と共に現れた漆黒の翼……天使と同じ翼だが色は黒……生粋の悪魔の証……翼を出したお陰で手錠は外れ漸夜は立ち上がりこう言う
漸夜「欲しいのならば持っていけ 俺を殺せるんならな」
冷酷な笑み……仲間を護る為に漸夜が選んだ「選んだ道」……それは己の本性を暴く事……「人」ではなく「悪魔」である事を漸夜は選んだのだ……
翔「で 昨日のあのスプリング音と声は「激しかった」で処理していいんだよね?」
朔夜、漸夜「…………」
翌日 朝食堂で食事をとってると不意に翔がそう言い出して朔夜と漸夜は無言……
漸夜 確かに激しかったけど……
朔夜「昨日 いたのか」
漸夜 ヤバイ……朔夜様から殺気が……
翔「いえ居ませんでしたよ?唯「劉杜(りゅうと)」が報告してきたので 後殺気が怖いので辞めて下さい」
劉杜『城内に俺がいる事を忘れていたな?俺は外には出れないから普段から城内にいる それで昨夜徘徊していたら聞こえてきてな』
朔夜、漸夜「…………」
翔「頼むから2人同時に武器に手をかけないで」
無意識に漸夜も刀に手をかけていたが立ち上がろうとして腰の痛みを感じ、即座に座ると朔夜が気づかれないように漸夜の腰を摩る
朔夜「即躾直せ それと漸夜は俺と来い」
漸夜「分かりました」
仕事が入っているのか朔夜は漸夜と共に仕事へ行く
漸夜「凱 さっき摩った時に痛みを消したろ」
朔夜「バレてたか」
漸夜「……仕事なんじゃないのか?」
朔夜「今日休み」
漸夜 ……まさかあれだけヤって「足りない」とかってないよな……?
漸夜「今朝までヤって「足りない」とかってないよな?」
朔夜「なんだ わかってるな?」
漸夜「今朝までやったのにですか!!??」
朔夜には足りなかった様で人が通るであろう場所で朔夜は漸夜を襲いにかかる、だが流石にここじゃ人が来るので漸夜が静止
漸夜「せめてどちらかの部屋にして下さい」
朔夜「昨日はお前の部屋だったよな?なら今日は俺だ」
そう言って朔夜は漸夜の腕を引いて朔夜の自室へ
漸夜 俺達とランクが2、3違う……
朔夜の部屋に入ってすぐに漸夜はランクの違いと格違いの強さを知る
朔夜「どうした?」
漸夜「いえ……ランクが全く違うなぁと……」
朔夜「あー……そう言えば話してなかったな 俺がこの国に来た理由」
朔夜が珍しく返事をせずに話題を変えた……漸夜に気を使ったのだろう
漸夜「凱は日本人だっけ?」
朔夜「一応な」
漸夜 「一応」?
漸夜は朔夜が天使であることを知らない
朔夜「……日本に弟がいるんだ……双子らしいんだが兄貴の方としか接点はないから、本当かどうかは直接会って双子かどうかを試してみねぇと分かんねぇけど……弟を守る為の力を得る為に俺は栄華を極めている「ザキラ」に来た……今は弟も力が強くなってきているが俺としてはまだまだ弱く見えてな……それで最初ここに来た時は偏見とかされたが、功績を上げてリーダーになって「グロクス」を変えようと思った……外国だから最初は何言ってんのかさっぱりだったが今では普通だから慣れって怖いな」
漸夜「日本に弟が……それで躍起になって強くなろうとしてたのか?」
朔夜「ああ」
漸夜 弟の為に強くなろうとしたんだ……
家族のいない漸夜には分からない事だった……敵国に居た時に家族の死に目や声や顔を見る前に家族は死んでしまって、漸夜には家族の為に己の命を賭けようとするその意味が理解出来ない
漸夜「……俺は敵国に居た時に家族の死に目や声や顔を見る前に家族は死んでしまってたから、俺には家族の為に己の命を賭けようとするその意味が理解出来ないよ」
朔夜「……人質を盾にされていたのか?」
漸夜「そう……何時からだったかは覚えてないけど家族の命がかかってたから……本当は最初からザキラの部隊にいたかったんだけどさ……人質を盾にされちゃ従うしかなくて……と言っても俺が戦っている最中に殺されてたけどね……「躾は完了した」と思ったのか……躾なんてされたつもりも完了もしてなかったのにさ……その事を知ってから上に対する反感意欲が強くなって反発しまくったら、調教された部下に裏切られて追放されて凱と出会った」
朔夜「敵国にいた頃にそんな事が……」
漸夜 ……分かるのか……?俺の気持ちが……
漸夜が朔夜に過去の話をするととても悲しそうな顔をして漸夜を抱きしめた……朔夜は人の気持ちが分かる……悲しさは特に強く朔夜は感じてしまう
朔夜「…………」
漸夜「泣いてくれてるのか……?俺があの時泣けなかった分を……」
漸夜は泣く事が出来ない……「能力」を手に入れた時にその行為を体が忘れてしまった……それを知っている朔夜が「変わりに」と言うかのように泣く
朔夜「……漸夜」
漸夜「ん?」
朔夜「抱かせてくれ……」
漸夜「……いいよ」
涙を拭いながら言う朔夜の言葉に漸夜は「いいよ」と言う
漸夜「……傷跡……」
朔夜「……これか?……随分と昔に……日本にいた頃に着いた傷痕だよ」
朔夜はあまり上着を脱ごうとしないが今日だけは朔夜が漸夜の服を脱がす時に、「お前が脱がしてくれるんなら脱ぐ」と言ったので、脱がすと体には幾数の傷跡が有り、その中で前には一箇所だけ1本の傷跡……鎖骨から下腹まであるとても長い傷跡があった……致命傷である事間違いなしの大きい傷跡が……
漸夜 やっと分かった……凱が服を脱ぐ事を拒絶する意味が……
朔夜は「傷跡は弱さの証」と誰かが言ったのを鵜呑みにしている訳では無いが見せたくないのだろう
朔夜「……初めてだよ……人に体見せたの」
漸夜「え?」
朔夜「傷跡を人に見せたくないんだよ だからこの傷跡を見せて人前で泣いたのはお前が初めてだ」
漸夜 確かに凱は人前で泣かないし怪我をしても治療を拒んでいた……人前で傷跡や涙を見せたくなかったのか……
ずっと思っていた疑問は朔夜の言葉で解消
朔夜「……愛してる……漸夜……」
行為の途中で聞こえた消え入るような朔夜の心からの本音……
漸夜「俺……も……愛してる……凱……」
朝っぱらからやる事でないが朔夜と漸夜は愛を確かめあった……
~数時間後~
漸夜「…………」
漸夜 やっぱり格好良いな……
数時間後 緊急の仕事が入り漸夜同行で行くと再度朔夜がリーダーとしての気質を持っていると再確認
朔夜「見惚れるなよ……」
漸夜が見惚れていたのを知った朔夜は照れ気味に言う
漸夜「格好良くてつい」
朔夜「馬鹿が」
一言で言い返されたがその頬は赤い
漸夜「凱!!!!!!!」
朔夜「えっ」
不意に聞こえた銃声……それに一早く気がついた漸夜は咄嗟に朔夜を城に瞬間移動させ、己がその銃弾を浴びてそのまま意識がブラックアウト
~???~
漸夜「ぅ……」
敵「起きたか?「元」リーダー?」
漸夜「……漸揮(ぜんき)……」
漸夜 成程……グロクスが有名になるに連れて俺の名前も出てきて「殺せ」と命令されたか……
漸揮「調子はどうだよ?兄さん?」
漸夜「一々擬音語を使いたがるな 耳障りだ」
漸揮「……あんた状況分かってる?ここ俺達の領地内の牢の中だよ?」
漸夜の目つきが変わった……怒りを滲ませる蒼い瞳で漸揮が一瞬怯む
漸夜「だからどうした?俺が拷問慣れしているのはお前も知っている筈だろ?……付け上がるなよ漸揮?所詮貴様ら等ザキラの足元にも及ばない雑兵だザキラは世界を王手にかける帝国……弱小国「ファグナー」がどんなに足掻いて衛生部隊を作ってもザキラには敵わないんだよ!!……俺が消えてからという物「ファイゼン」は弱体し今では無いに等しいらしいな?圧倒的な力と権力、リーダーシップが無い限りファイゼンは強くはならない、お前がどんなに頑張っても当時の俺の実績には叶わないし部下はついて行かない、国王には良くされていたが部隊は最悪の居心地だったな……お前は「弟」じゃない……所詮「他人」だ」
殺気の宿るドスの聞いた声と殺気が放たれる……それは当時「氷の処刑人」と呼ばれ恐れられていた頃の……弟である漸揮さえ恐れた殺気……
漸夜「あの場所を壊させはしない 例え俺が「悪魔」だとしてもあの場所は俺の居場所でありあいつらの帰るべき場所だ……簡単には壊させねぇ」
全員「!!!!!!!」
「バサ」と言う大きな音と共に現れた漆黒の翼……天使と同じ翼だが色は黒……生粋の悪魔の証……翼を出したお陰で手錠は外れ漸夜は立ち上がりこう言う
漸夜「欲しいのならば持っていけ 俺を殺せるんならな」
冷酷な笑み……仲間を護る為に漸夜が選んだ「選んだ道」……それは己の本性を暴く事……「人」ではなく「悪魔」である事を漸夜は選んだのだ……
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