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意外な特技③
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「シャガート様はとても慣れているようね。」
「ああ。以前やっていたらしい。」
「そうなのね。シャガート様って…」
俺は気付いている。さっきからセレンナから聞かれる会話には必ずシャガートが絡んでいる。
余程シャガートの気遣いが嬉しかったのだろう。街へと向かう中も食材を購入する中も、ずっとシャガートの話を聞いていた。
「セレンナ。あとはセレンナの服を見よう。」
「え?必要ないわよ、まだ着れるし。」
「それじゃ、出かけ着を見よう。それに、新しい下着も。さすがに俺が選ぶわけにはいかないだろう?」
「そ、そうね。分かったわ。ありがとう。」
セレンナは渋々ではあるが服を選んでくれる。セレンナは本当に無欲だ。
俺だってそこそこ貰っている。それなのに自分で使えと言ってくるのだ。
仕方ないのでセレンナが嫁ぐ為のお金として貯めることにしている。いつかセレンナが結婚する。まだ先のことなのに、考えるだけで寂しいのは妹のような存在だからだろうか。
「あ!ゼノ~!」
その声を聞いてすぐに頭が痛くなる。俺はこの声にいつも困らせられているのだ。聞き間違えるはずがない。
後ろから聞こえるその声に振り返って俺はそいつの名を呼んだ。
「…ルーア。っ…。」
そこには茶髪の見慣れた顔があった。
「え…り、リア?」
「ゼノ。」
そしてにっこりと笑う天使の後ろから紫の悪魔が現れた。
「やっほー。」
「ルーア…」
なぜ2人が一緒にいるんだ。しかもリアは護衛も連れずにこんなところを歩いている。
「ありがとうゼノ兄、買い終わっ…え?」
買い物を終えたセレンナはタイミングが悪かったのかと俺とリアを交互に見ていた。
「セレンナ。久しぶり!」
「あ、ルーアさん。お久しぶりです。どうしたんですか?」
「リアがゼノを探していたから手伝っていたの。」
いつの間にやら仲良くなったらしい2人は顔を見合わせて笑っていた。
「リアさん?」
セレンナは初めて見るリアの顔にキョトンとする。
「初めまして。リアです。ゼノにこんな可愛らしい妹さんがいるなんて知らなかったわ。」
「えっ。ありがとうございます。」
「はぁぁ…どうしてリアがここにいるんだ?(シャノン卿はどうした?)」
「ゼノが出かけたと知って、いてもたってもいられなかったの。(撒いてきたわ)」
「家でみんな心配しているかも知れないな。(早く帰るぞ)」
「そんなことないわ。シャガートは?(折角城外に出れたのだからもっといたいわ)」
「シャガートは…」
「あ、孤児院にいますよ。
今戻るところだったのでリアさんも行きますか?」
シャガートを知っているリアにセレンナは心を開ける者だと理解したようだ。
家へと案内するセレンナを止めることもできず、俺たちは孤児院へと向かうこととなった。
「まぁ!いいの?それじゃ行きましょうか!」
ああ。止めてやることができなかった。
帰ったらきっと執務を倍にされるだろうと心の中で思った。
「ゼノ。私は用事があるからここで失礼するわ。」
「あ?ああ。悪かったな、ルーア。」
「いいよ。今度またリアと会わせてよ!話し足りないんだから。
それじゃあね!」
ルーアはそのまま反対方向へと歩き出し、俺たちはそのまま孤児院へと戻った。
______
「ただいまー!」
出かける時よりも元気になったセレンナはルンルンで敷地へと入った。
「お帰り!セレ姉ちゃん!」
「セレ姉ちゃんだー!」
「セレンナ。お帰り。」
マーリンが昼寝を終えた小さい子たちと外遊びをしており、真っ先に出迎えてくれた。
「あれ?このお姉ちゃんはだーれ?」
「初めまして。リアって言うの。よろしくね?」
「リア姉ちゃん!うん。よろしくねー!」
人見知りのしないチトはリアにすぐさま懐いている。
すると賑わいに気付いたシャガートが顔を出した。
「お帰りなさい、師匠。セレンナさん。ゆっくりできましたか?」
「はい!シャガート様のおかげです。本当にありがとう。」
「いやいや、こちらこそ信用して任せてもらえるなんてとても嬉しいですから。」
なにやら花が見えるようにほのぼのとした雰囲気に俺は入っていくことができない。セレンナの顔を見る限り、シャガートに惹かれつつあるのは分かった。
「ん?…あの、そちらの女性は…
もしかしてですが、ヴィ…」
リアの存在に気付いたシャガートの口を塞ぐ。
全員がキョトンとしている中で口を開いたのはリアだった。
「忘れちゃったの?リアよ。」
ニッコリと笑うその笑顔に隠されている情報を読み取ったように、シャガートはああ、そうでした!リアさん!と続けていた。
「師匠。私はもう少し孤児院でお手伝いをしてから戻ります。17時には戻るようにしますので、よろしいでしょうか?(早くヴィクトリア様を王宮へと連れて戻ってください)」
「あぁ、そうだな。仕事を思い出したことだし、リアを送りながら王宮へと戻ることにするよ。(悪いな、シャガート)」
「ゼノ兄、今日はありがとう。楽しかったわ。」
「いや、いいんだ。また来るよ。何かあればシャガートに頼むと良い。」
「ええ。ありがとう。それと…
シャガート様を連れてきてくれてありがとう。」
ボソッと俺に耳打ちをするセレンナは俺が思った通りシャガートに心を奪われたようだ。
「…さあ、リア。帰ろうか。」
そうは言っても名残惜しそうにするセレンナの頭を撫で、俺はリアと一緒に王宮へと戻った。
「リア。孤児院のこと驚かないのか?」
「ゼノのことは調べていたから驚くことではないわ。でも見た感じだとしっかりと支援の要請が通っていなかったようね。あそこのオーナーに話を通さなければいけなくなったわ。」
笑っているがきっと怒っている。何やら黒いオーラが見えるのだ。
俺の家族のために怒ってくれるリアに、俺はなんだか嬉しくなった。
リアが見当たらなくなってから暫く経っていたようで、王宮ではシャノン卿が疲れた顔をしていた。
そのシャノン卿にこっ酷く説教され、執務を増やされたことは言うまでもなかった。
「ああ。以前やっていたらしい。」
「そうなのね。シャガート様って…」
俺は気付いている。さっきからセレンナから聞かれる会話には必ずシャガートが絡んでいる。
余程シャガートの気遣いが嬉しかったのだろう。街へと向かう中も食材を購入する中も、ずっとシャガートの話を聞いていた。
「セレンナ。あとはセレンナの服を見よう。」
「え?必要ないわよ、まだ着れるし。」
「それじゃ、出かけ着を見よう。それに、新しい下着も。さすがに俺が選ぶわけにはいかないだろう?」
「そ、そうね。分かったわ。ありがとう。」
セレンナは渋々ではあるが服を選んでくれる。セレンナは本当に無欲だ。
俺だってそこそこ貰っている。それなのに自分で使えと言ってくるのだ。
仕方ないのでセレンナが嫁ぐ為のお金として貯めることにしている。いつかセレンナが結婚する。まだ先のことなのに、考えるだけで寂しいのは妹のような存在だからだろうか。
「あ!ゼノ~!」
その声を聞いてすぐに頭が痛くなる。俺はこの声にいつも困らせられているのだ。聞き間違えるはずがない。
後ろから聞こえるその声に振り返って俺はそいつの名を呼んだ。
「…ルーア。っ…。」
そこには茶髪の見慣れた顔があった。
「え…り、リア?」
「ゼノ。」
そしてにっこりと笑う天使の後ろから紫の悪魔が現れた。
「やっほー。」
「ルーア…」
なぜ2人が一緒にいるんだ。しかもリアは護衛も連れずにこんなところを歩いている。
「ありがとうゼノ兄、買い終わっ…え?」
買い物を終えたセレンナはタイミングが悪かったのかと俺とリアを交互に見ていた。
「セレンナ。久しぶり!」
「あ、ルーアさん。お久しぶりです。どうしたんですか?」
「リアがゼノを探していたから手伝っていたの。」
いつの間にやら仲良くなったらしい2人は顔を見合わせて笑っていた。
「リアさん?」
セレンナは初めて見るリアの顔にキョトンとする。
「初めまして。リアです。ゼノにこんな可愛らしい妹さんがいるなんて知らなかったわ。」
「えっ。ありがとうございます。」
「はぁぁ…どうしてリアがここにいるんだ?(シャノン卿はどうした?)」
「ゼノが出かけたと知って、いてもたってもいられなかったの。(撒いてきたわ)」
「家でみんな心配しているかも知れないな。(早く帰るぞ)」
「そんなことないわ。シャガートは?(折角城外に出れたのだからもっといたいわ)」
「シャガートは…」
「あ、孤児院にいますよ。
今戻るところだったのでリアさんも行きますか?」
シャガートを知っているリアにセレンナは心を開ける者だと理解したようだ。
家へと案内するセレンナを止めることもできず、俺たちは孤児院へと向かうこととなった。
「まぁ!いいの?それじゃ行きましょうか!」
ああ。止めてやることができなかった。
帰ったらきっと執務を倍にされるだろうと心の中で思った。
「ゼノ。私は用事があるからここで失礼するわ。」
「あ?ああ。悪かったな、ルーア。」
「いいよ。今度またリアと会わせてよ!話し足りないんだから。
それじゃあね!」
ルーアはそのまま反対方向へと歩き出し、俺たちはそのまま孤児院へと戻った。
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「ただいまー!」
出かける時よりも元気になったセレンナはルンルンで敷地へと入った。
「お帰り!セレ姉ちゃん!」
「セレ姉ちゃんだー!」
「セレンナ。お帰り。」
マーリンが昼寝を終えた小さい子たちと外遊びをしており、真っ先に出迎えてくれた。
「あれ?このお姉ちゃんはだーれ?」
「初めまして。リアって言うの。よろしくね?」
「リア姉ちゃん!うん。よろしくねー!」
人見知りのしないチトはリアにすぐさま懐いている。
すると賑わいに気付いたシャガートが顔を出した。
「お帰りなさい、師匠。セレンナさん。ゆっくりできましたか?」
「はい!シャガート様のおかげです。本当にありがとう。」
「いやいや、こちらこそ信用して任せてもらえるなんてとても嬉しいですから。」
なにやら花が見えるようにほのぼのとした雰囲気に俺は入っていくことができない。セレンナの顔を見る限り、シャガートに惹かれつつあるのは分かった。
「ん?…あの、そちらの女性は…
もしかしてですが、ヴィ…」
リアの存在に気付いたシャガートの口を塞ぐ。
全員がキョトンとしている中で口を開いたのはリアだった。
「忘れちゃったの?リアよ。」
ニッコリと笑うその笑顔に隠されている情報を読み取ったように、シャガートはああ、そうでした!リアさん!と続けていた。
「師匠。私はもう少し孤児院でお手伝いをしてから戻ります。17時には戻るようにしますので、よろしいでしょうか?(早くヴィクトリア様を王宮へと連れて戻ってください)」
「あぁ、そうだな。仕事を思い出したことだし、リアを送りながら王宮へと戻ることにするよ。(悪いな、シャガート)」
「ゼノ兄、今日はありがとう。楽しかったわ。」
「いや、いいんだ。また来るよ。何かあればシャガートに頼むと良い。」
「ええ。ありがとう。それと…
シャガート様を連れてきてくれてありがとう。」
ボソッと俺に耳打ちをするセレンナは俺が思った通りシャガートに心を奪われたようだ。
「…さあ、リア。帰ろうか。」
そうは言っても名残惜しそうにするセレンナの頭を撫で、俺はリアと一緒に王宮へと戻った。
「リア。孤児院のこと驚かないのか?」
「ゼノのことは調べていたから驚くことではないわ。でも見た感じだとしっかりと支援の要請が通っていなかったようね。あそこのオーナーに話を通さなければいけなくなったわ。」
笑っているがきっと怒っている。何やら黒いオーラが見えるのだ。
俺の家族のために怒ってくれるリアに、俺はなんだか嬉しくなった。
リアが見当たらなくなってから暫く経っていたようで、王宮ではシャノン卿が疲れた顔をしていた。
そのシャノン卿にこっ酷く説教され、執務を増やされたことは言うまでもなかった。
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