53 / 92
本編
もう、迷いません。―9
しおりを挟む
せめて――
同じ目の高さでいられないのなら、せめて。
――同じ想いを抱く者だと知ってほしかった。
「なんですって」
剣呑な響きが、姫の声にとげを生みました。
「お前、何なの。たかが平民の分際で、英雄ヴァイスにつりあうと思って?」
そんな馬鹿なことを言うのは二人目よ――エリシャヴェーラ様は吐き捨てるように言いました。
「あの、くだらない託宣を下した巫女と同じ! ヴァイスの華々しさを知っているの。そのみすぼらしい姿を自分で見たことはあるの。不相応にもほどがあってよ!」
「――身分も立場も関係ありません。わたくしは個人として彼を愛しました。姫だって、『王女だから』彼を好きになったわけではないのでしょう?」
「………」
再び、爪を噛む仕草。視線だけで呪われてしまいそうなほど、姫の威圧感はすさまじいものでした。
けれどそれは、姫がたしかにわたくしを見ているからで――
姫の怒号が飛びました。広場を囲む民草の視線など、まるで意に介さずに。
「平民風情が、私と分を競おうというの。思い上がらないことね、お前になど最初からその資格もない!」
姫様の猛烈な怒気を、
「ところが、そうでもないんですなあ……姫」
ふいに場違いなほどにのんびりとした声が、断ち切りました。
姫様は不機嫌に背後をにらみました。
「何なのアルベルト。何が言いたいの」
そこにいたのは、勇者像に花輪を添えていた老兵。
「……?」
彼の姿が、かすかにわたくしの記憶を揺り動かします。しかし、もやもやとした影ははっきりとした形になってくれません。
アルベルトと呼ばれた老人は――老人といっても大層かくしゃくとした人物でしたが――姫君の横までやってくると、
「この女性には、姫と戦う権利があるのですよ。そうですな、アルテナ・リリーフォンス様?」
「――!?」
わたくしは声にならない悲鳴を上げました。誰、この人はいったい――!
一歩退いたわたくしのそばで、「おやおや」とアレクサンドル様が眉をつり上げました。
「よくお分かりですなアルベルト・シーラッハ殿。アルテナさんと面識がおありでしたか」
「はは、忘れていてくださったほうが嬉しいのだが。いつぞやはスライムをけしかけて申し訳なかった」
丁重に頭を下げたその姿に、何かが重なりました。声が、耳の奥でひとつの言葉となって反響します。
『あまり簡単に人を信用してはいかんよ』
「あっ――」
思い出した。足がさらに一歩退きました。
スライムに襲われたあの日――酔って倒れていた老人。
わたくしに魔物の好む匂いをまとわせた張本人。
わたくしの顔を間近で見た人。わたくしの声を知っている人――。
「覚えておられましたか。ひどい人間だと思っておられましょう」
アルベルト老は沈痛に眉尻を下げました。改めて見ても、あまり兵服が似合うとも思えない、本当に好々爺然とした人物です。
けれど、彼は姫君の従者。わたくしの命をも狙った人……
「アルテナ・リリーフォンス……ですって」
姫が瞠目していました。まじまじとわたくしを見――「だって、顔が」うろたえた声がこぼれ落ちます。
アルベルト老が愉快そうに肩を揺らして笑いました。
「女性というのは化粧ひとつで大変身するものですな。いやはや驚きです」
お気持ちお察し致します――胸に手を当て、簡略な敬礼の仕草をして。
「……今のあなたのお立場。こうしてあっさりと明かしてしまったことも深謝したく思う」
「詫びれば済む話ではありませんな、アルベルト殿。彼女や友人たちの努力が台無しだ」
「分かっておる。しかし私は姫の側近ゆえ、姫に恥はかかせられぬ」
アルベルト老はちらりと馬上の主人を見上げました。
突然の展開にたじろいでいた姫様は、しかし側近の視線を受けてすぐに息を吹き返しました。
「そうよ! いいことを思いついたわ――アルテナ! アルテナ・リリーフォンス!」
遊ぶようにわたくしの名を呼んだ姫は、馬上で背をそらしました。
「ラケシス・リリーフォンスはあなたの妹だそうね? ふふ、暗殺者を妹に持つだなんて立派な巫女だこと!」
わたくしは唇を噛みました。アルベルト老が眉をひそめて、
「姫。人を蔑むような言動は慎みなされ」
「蔑む? 事実を言ったまでよ。ふふ――ねえアルテナ」
まるで親しい友人のように呼びかけながら、姫はあくまで馬上から。
決して、対等にはならぬ位置から。
「ヴァイスを諦めなさい。そうしたら、妹を無事に返してあげてもいいわ」
姫は。
無邪気な子どもの顔で、たしかにそう言ったのです――。
*
「あらあら。驚きの展開よ、リリ」
「まあまあ。楽しすぎる展開ね、ミミ」
双子が手を取り合って喜んでいます。そんな彼女たちの通常営業が、何だかありがたく思えるほど……
わたくしは凍りついていました。目に見えるものすべてが動きを止めて、固まってしまったかのよう。時間の動きが分かりません。
「姫。何と言うことを……」
アルベルト老が額に手を当ててため息をつきました。
「あら、構わないでしょうそれくらい。私が命じればあの暗殺者の命くらいどうとでもなってよ」
「そんなわけには参りません。シュヴァルツ殿下のお命を狙った人間を解放するなど――」
「アルベルト」
姫君は手綱を引き締め、馬首を巡らせました。ヒヒンと馬がいななき、鼻先がアルベルト老の眼前をかすめます。
「――私の命よ」
囁くような甘い声。甘美な毒を、垂らして落とすかのような……
老兵は口をつぐみました。苦渋の刻まれた顔にのぞくのは、経験からくる諦めのような色。
わたくしは震えました。姫はいつもこうやって、臣下を従わせているのでしょうか。
命ずればそれだけで。それが、王女というものでしょうか。
「―――」
目を閉じれば妹の姿が浮かびます。ああラケシス、今ここでうなずいてしまえばあなたの命は助かるのかもしれない。でも――
「そんな取引はお断りします」
何よりも姫の思い通りになることが。
恐ろしいことのように思えたから。
「騎士もラケシスも、わたくしにとってかけがえのない人です。天秤になどかけられません……!」
この大きな壁のような姫に、気持ちだけでも負けたくない。その一心で。
馬上から嘲笑が返りました。
「つまらない女だこと」
アルベルト、と姫は馬ごと臣下のほうへ体を向けました。
「あの暗殺者、さっさと殺してしまいなさいな。今はディアンが拘束していたしら? ディアンに命じなさい」
声にならない悲鳴が、わたくしの喉からほとばしりました。
アルベルト老の顔に疲労がにじみました。
「姫。しかしまだ調べることが――」
「調べたところで結果は同じよ、そうでしょう? 城に忍び入った時点であの女の処遇は決まっているのよ」
やめて。やめて――。
取引を拒絶したのは自分だと言うのに、狼狽するしかなかった。ああやっぱり、ただの考えなしだった? 姫に蔑まれても当然の。
話をうまく繋ぐことができたなら――もっといい道があったかもしれないのに。
「――やめて!」
耳をふさいで叫びました。
嘲弄の視線が、わたくしにまとわりついていました。
「いい気味ね。身の程をわきまえなさい、平民」
ふふと艶然とした微笑みを残して、姫君は手綱を引きました。
「さてと。アレクサンドル、すっかり忘れるところだったわ、民の不安を解消する方法を教えなさい」
その瞬間にはもう、わたくしは姫君の世界から消えてしまった。抗おうにも、もはや声が届かない――。
代わりに姫の注目を浴びた騎士のお父上は、ちらりとわたくしを横目で見て。
「残念ながら、姫。今回ばかりはあなたの思うようにはなりませんでしょう」
姫君が柳眉を寄せました。
お父上は決して揺らがぬ表情で、静かに言を継ぎます。
「この世の全ての人間にはそれぞれの思惑がございます。それ次第では……姫の命でも、成されぬこともある」
「何の話」
いらいらとした声が馬上から突き刺すように落ちても、お父上は平然としていました。
「なに、姫もそろそろ世間を知った方がよろしいというお話です。いや、世間というよりはむしろご家族をか――」
「だから、いったい何の話をしているの!」
「――ついでにもう一人、今回のことについては黙っておられぬ者がおります。ほら、やってきましたぞ」
どこからか――
馬の駆ける音が、聞こえてきました。
広場で肩を寄せ合っていた民衆が、ひとつの方向を見て歓声を上げました。
“見ろ、英雄だ”――
(英雄?)
わたくしは顔を上げ、あっと声上げました。
「まあ、いいタイミング。たまには役に立つのね、リリ」
「本当に。たまにいいところを見せるのがきっとコツなのよ、ミミ」
栗毛の馬を操りまっすぐ広場へとやってくる姿。白日の下、彼の金色の髪は神秘的なほど美しく輝いていて――
「騎士!」
「巫女! 無事か!」
栗毛の馬がいななき、姫様一行の横を回り込むようにしてわたくしたちの元で止まりました。
騎士はすぐさま馬を飛び降り、片手で手綱を、片手でわたくしの肩を持ちました。
顔色が真っ青です。彼がそんな顔をしているのを見るのは初めてのような気がします。よほど心配してくれたのでしょうか。
「ヴァイス!」
姫が嬉しそうな声を上げました。
けれど騎士は、一切姫のほうを向こうとはしませんでした。
「大丈夫か? 無体なことはされなかったか」
「い、いえ――」
同じ目の高さでいられないのなら、せめて。
――同じ想いを抱く者だと知ってほしかった。
「なんですって」
剣呑な響きが、姫の声にとげを生みました。
「お前、何なの。たかが平民の分際で、英雄ヴァイスにつりあうと思って?」
そんな馬鹿なことを言うのは二人目よ――エリシャヴェーラ様は吐き捨てるように言いました。
「あの、くだらない託宣を下した巫女と同じ! ヴァイスの華々しさを知っているの。そのみすぼらしい姿を自分で見たことはあるの。不相応にもほどがあってよ!」
「――身分も立場も関係ありません。わたくしは個人として彼を愛しました。姫だって、『王女だから』彼を好きになったわけではないのでしょう?」
「………」
再び、爪を噛む仕草。視線だけで呪われてしまいそうなほど、姫の威圧感はすさまじいものでした。
けれどそれは、姫がたしかにわたくしを見ているからで――
姫の怒号が飛びました。広場を囲む民草の視線など、まるで意に介さずに。
「平民風情が、私と分を競おうというの。思い上がらないことね、お前になど最初からその資格もない!」
姫様の猛烈な怒気を、
「ところが、そうでもないんですなあ……姫」
ふいに場違いなほどにのんびりとした声が、断ち切りました。
姫様は不機嫌に背後をにらみました。
「何なのアルベルト。何が言いたいの」
そこにいたのは、勇者像に花輪を添えていた老兵。
「……?」
彼の姿が、かすかにわたくしの記憶を揺り動かします。しかし、もやもやとした影ははっきりとした形になってくれません。
アルベルトと呼ばれた老人は――老人といっても大層かくしゃくとした人物でしたが――姫君の横までやってくると、
「この女性には、姫と戦う権利があるのですよ。そうですな、アルテナ・リリーフォンス様?」
「――!?」
わたくしは声にならない悲鳴を上げました。誰、この人はいったい――!
一歩退いたわたくしのそばで、「おやおや」とアレクサンドル様が眉をつり上げました。
「よくお分かりですなアルベルト・シーラッハ殿。アルテナさんと面識がおありでしたか」
「はは、忘れていてくださったほうが嬉しいのだが。いつぞやはスライムをけしかけて申し訳なかった」
丁重に頭を下げたその姿に、何かが重なりました。声が、耳の奥でひとつの言葉となって反響します。
『あまり簡単に人を信用してはいかんよ』
「あっ――」
思い出した。足がさらに一歩退きました。
スライムに襲われたあの日――酔って倒れていた老人。
わたくしに魔物の好む匂いをまとわせた張本人。
わたくしの顔を間近で見た人。わたくしの声を知っている人――。
「覚えておられましたか。ひどい人間だと思っておられましょう」
アルベルト老は沈痛に眉尻を下げました。改めて見ても、あまり兵服が似合うとも思えない、本当に好々爺然とした人物です。
けれど、彼は姫君の従者。わたくしの命をも狙った人……
「アルテナ・リリーフォンス……ですって」
姫が瞠目していました。まじまじとわたくしを見――「だって、顔が」うろたえた声がこぼれ落ちます。
アルベルト老が愉快そうに肩を揺らして笑いました。
「女性というのは化粧ひとつで大変身するものですな。いやはや驚きです」
お気持ちお察し致します――胸に手を当て、簡略な敬礼の仕草をして。
「……今のあなたのお立場。こうしてあっさりと明かしてしまったことも深謝したく思う」
「詫びれば済む話ではありませんな、アルベルト殿。彼女や友人たちの努力が台無しだ」
「分かっておる。しかし私は姫の側近ゆえ、姫に恥はかかせられぬ」
アルベルト老はちらりと馬上の主人を見上げました。
突然の展開にたじろいでいた姫様は、しかし側近の視線を受けてすぐに息を吹き返しました。
「そうよ! いいことを思いついたわ――アルテナ! アルテナ・リリーフォンス!」
遊ぶようにわたくしの名を呼んだ姫は、馬上で背をそらしました。
「ラケシス・リリーフォンスはあなたの妹だそうね? ふふ、暗殺者を妹に持つだなんて立派な巫女だこと!」
わたくしは唇を噛みました。アルベルト老が眉をひそめて、
「姫。人を蔑むような言動は慎みなされ」
「蔑む? 事実を言ったまでよ。ふふ――ねえアルテナ」
まるで親しい友人のように呼びかけながら、姫はあくまで馬上から。
決して、対等にはならぬ位置から。
「ヴァイスを諦めなさい。そうしたら、妹を無事に返してあげてもいいわ」
姫は。
無邪気な子どもの顔で、たしかにそう言ったのです――。
*
「あらあら。驚きの展開よ、リリ」
「まあまあ。楽しすぎる展開ね、ミミ」
双子が手を取り合って喜んでいます。そんな彼女たちの通常営業が、何だかありがたく思えるほど……
わたくしは凍りついていました。目に見えるものすべてが動きを止めて、固まってしまったかのよう。時間の動きが分かりません。
「姫。何と言うことを……」
アルベルト老が額に手を当ててため息をつきました。
「あら、構わないでしょうそれくらい。私が命じればあの暗殺者の命くらいどうとでもなってよ」
「そんなわけには参りません。シュヴァルツ殿下のお命を狙った人間を解放するなど――」
「アルベルト」
姫君は手綱を引き締め、馬首を巡らせました。ヒヒンと馬がいななき、鼻先がアルベルト老の眼前をかすめます。
「――私の命よ」
囁くような甘い声。甘美な毒を、垂らして落とすかのような……
老兵は口をつぐみました。苦渋の刻まれた顔にのぞくのは、経験からくる諦めのような色。
わたくしは震えました。姫はいつもこうやって、臣下を従わせているのでしょうか。
命ずればそれだけで。それが、王女というものでしょうか。
「―――」
目を閉じれば妹の姿が浮かびます。ああラケシス、今ここでうなずいてしまえばあなたの命は助かるのかもしれない。でも――
「そんな取引はお断りします」
何よりも姫の思い通りになることが。
恐ろしいことのように思えたから。
「騎士もラケシスも、わたくしにとってかけがえのない人です。天秤になどかけられません……!」
この大きな壁のような姫に、気持ちだけでも負けたくない。その一心で。
馬上から嘲笑が返りました。
「つまらない女だこと」
アルベルト、と姫は馬ごと臣下のほうへ体を向けました。
「あの暗殺者、さっさと殺してしまいなさいな。今はディアンが拘束していたしら? ディアンに命じなさい」
声にならない悲鳴が、わたくしの喉からほとばしりました。
アルベルト老の顔に疲労がにじみました。
「姫。しかしまだ調べることが――」
「調べたところで結果は同じよ、そうでしょう? 城に忍び入った時点であの女の処遇は決まっているのよ」
やめて。やめて――。
取引を拒絶したのは自分だと言うのに、狼狽するしかなかった。ああやっぱり、ただの考えなしだった? 姫に蔑まれても当然の。
話をうまく繋ぐことができたなら――もっといい道があったかもしれないのに。
「――やめて!」
耳をふさいで叫びました。
嘲弄の視線が、わたくしにまとわりついていました。
「いい気味ね。身の程をわきまえなさい、平民」
ふふと艶然とした微笑みを残して、姫君は手綱を引きました。
「さてと。アレクサンドル、すっかり忘れるところだったわ、民の不安を解消する方法を教えなさい」
その瞬間にはもう、わたくしは姫君の世界から消えてしまった。抗おうにも、もはや声が届かない――。
代わりに姫の注目を浴びた騎士のお父上は、ちらりとわたくしを横目で見て。
「残念ながら、姫。今回ばかりはあなたの思うようにはなりませんでしょう」
姫君が柳眉を寄せました。
お父上は決して揺らがぬ表情で、静かに言を継ぎます。
「この世の全ての人間にはそれぞれの思惑がございます。それ次第では……姫の命でも、成されぬこともある」
「何の話」
いらいらとした声が馬上から突き刺すように落ちても、お父上は平然としていました。
「なに、姫もそろそろ世間を知った方がよろしいというお話です。いや、世間というよりはむしろご家族をか――」
「だから、いったい何の話をしているの!」
「――ついでにもう一人、今回のことについては黙っておられぬ者がおります。ほら、やってきましたぞ」
どこからか――
馬の駆ける音が、聞こえてきました。
広場で肩を寄せ合っていた民衆が、ひとつの方向を見て歓声を上げました。
“見ろ、英雄だ”――
(英雄?)
わたくしは顔を上げ、あっと声上げました。
「まあ、いいタイミング。たまには役に立つのね、リリ」
「本当に。たまにいいところを見せるのがきっとコツなのよ、ミミ」
栗毛の馬を操りまっすぐ広場へとやってくる姿。白日の下、彼の金色の髪は神秘的なほど美しく輝いていて――
「騎士!」
「巫女! 無事か!」
栗毛の馬がいななき、姫様一行の横を回り込むようにしてわたくしたちの元で止まりました。
騎士はすぐさま馬を飛び降り、片手で手綱を、片手でわたくしの肩を持ちました。
顔色が真っ青です。彼がそんな顔をしているのを見るのは初めてのような気がします。よほど心配してくれたのでしょうか。
「ヴァイス!」
姫が嬉しそうな声を上げました。
けれど騎士は、一切姫のほうを向こうとはしませんでした。
「大丈夫か? 無体なことはされなかったか」
「い、いえ――」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる