アーテ王女の冒険における奇跡をおこなう国 すなわち「人間」・大学・企業および社会システム 社会システムの一般放送関係批判1

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第二部第一章 港町について

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 港町について

 茶分、茶分。
 ちゃぷん、ちゃぷん。

 何だろう。
 アーテ王女はおもった。
 何か、音が聞こえる。

 茶分、茶分。
 ちゃぷん、ちゃぷん。

 水の音だろうか?
 それとも・・・・・・。
 しかし、その思考は停止した。とめた。
 そのあとアーテ王女がおもったのは、ここはどこかということだった。
 そういえば。
 思った。
 思った?
 自分は思うことができるようになったのだ。
 さっき、思考を失って、そうして。
 アーテ王女は今までの経緯を思い出していた。
 自分は、確か・・・・・。
 かがみを見つけた。
 それはお城の物置にあったかがみであって・・・・・・。
 その後はどうしただろう。
 不思議なかがみの部屋に、自分はいた。
 かがみは不思議な雰囲気を漂わせる、水鏡であって・・・・・・。
 そうして光に包まれた。
 それは、何か、心地よい、懐かしい思いをさせる光であって・・・・・・。
 王女?
 そういえば。
 自分は本当の王女かどうか、水のかがみは問題にした。
 王女。
 果たして自分は本当の王女なのだろうか。
 しかし、アーテ王女はその思考も停止した。
 それ以上に、今、問題にすべき、問題がある。
 ここはどこなのか。
 それである。
 不思議な空間であるし、また、どこか見慣れた光景でもあった。
 ベッドの上に、自分はいる。
 アーテ王女がみると、白いシーツと、枕の上にいて、その上に、なにやら厚めのふとんがかぶせられていた。
 おきてみた。
 しかし、すぐに、それより大きく頭を上げられないことに気がついた。
 上に、何やら板があり、そうしてアーテ王女の頭の上昇を邪魔していた。
 何だろう。
 アーテ王女は思った。
「なんだい、お嬢さん。何をそんなに不思議そうにしている?」
 声が聞こえたのは、そのときだった。
 アーテ王女が、頭を上げようとした、そのとき、声は起こった。
「お嬢さん、どうしてあんたはそんなに不思議そうにしているんだい?」
 アーテ王女がみると、その方向に、なにやら耳が上に伸びた人間が、パイプのようなものをくわえているのが見えた。
 耳の大きなパイプをくわえた男は、言葉を続けた。
「何をそんなに不思議そうな顔をしているというんだよ、いったい自分が何なのか、わからなくって、不思議そうにしている様子をしているぞ、どうしたんだね、君は。ところで、なんだいといっても、難題のことじゃないよ。いや、どうでもいいけどね、君が不思議に思ったらいけないと思ってね、そういったのだよ」
 耳の大きな男は、そういうと、タバコをおいしそうに吸い込むと、また、吐き出した。
 何を言っているのだろう。
 この人は。
 アーテ王女はおもった。
「何、ただね、ちょっとお前さんが不思議な顔をしているので、そのように聞いただけだ。別にいいよ、答えたくないのなら、答えは、あんたの胸ひとつに抑えておくことだ」
「・・・・・・・・・・・・」
 アーテ王女は沈黙した。
「何を言っているのだ、無責任だぞ、ウサギ」
 アーテ王女が黙っていると、なにやら今度は上から声がした。
 いったいどういう構造なのだろう。
 この場所は。
 それにウサギ?
 目の前にいる、パイプをすっている人物のこと?
 そういえばウサギと呼ばれた男の耳は、高く区上へと伸びて、そうしてそれは、確かにウサギを思わせた。
 しかし、ウサギはしゃべった。
ウサギが言葉を発することなどあるのだろうか。
読んだ話では、ウサギは鳴き声も発しない。
 しかし、アーテ王女の疑問をよそに、アーテ王女の上にいるらしい男らしい人物は、言葉を続けた。
「何を言っているんだ、ウサギ、無責任だぞ。もしかしたら、この子は記憶喪失で、そうして自分が誰であるかもわからず、困っているのかも知れないじゃないか。それなのに、何を無責任なことを言っているんだ?」
「何?」
 ウサギと呼ばれた男は、疑問を、投げつけた。
「わからない? 自分が誰なのか、そうだったのか。それは悪いことをした。それならそうと、いえばいいのに。どうして黙ってたんだ。わたしはまた、あんたが極度に人見知りで、そうしてしゃべることができないのかと、思ったよ。どうだい? あんたは、自身記憶喪失なのかい? この、あんたの上のベッドにいる、かかしの言うように」
 ベッド?
 そうだったのか。
 アーテ王女は思った。
 ここはベッドの上で、そうして上にもベッドがある。
 ここはダブルベッドのある部屋か?
 そうなると、ウサギと呼ばれた男の上にある、ベッドにも、人がいるのだろうか?
 アーテ王女は思った。
 すると、
「ちょっとお前さんたち」
 なるほど、アーテ王女が思ったとおり、ウサギと呼ばれた男の上にいる人物は声を発した。
 しかし、その声がおかしい。妙に、小さいのである。
「あんたたち、何をそんなにあせっているんだ。今一度、考えてみることだ、あんたたちは結論をあまりに急ぎすぎている。記憶喪失? 記憶喪失にも、なろうよ、あんたたちがそんなに結論をあせっちゃ、この子もそりゃあ困るだろう。なあ、あんた、あんたはいったい本当に記憶喪失なのかい?」
 声の小さい男? は、話をやめた。
 いったいどんな人物なのだろう。
 アーテ王女は思った。
「・・・・・・・・・・・・」
 しかし同時に、アーテ王女は、不思議な疑問を投げつけられて、答えに詰まって、黙った。
 記憶喪失?
 いったい何をもって、そういっているのだろう、彼らは。
「やっぱりそうだ」
 ウサギと呼ばれた男はいった。
「自身が記憶喪失かどうかわからないのなら、この子はきっと記憶喪失だろうよ」
 どう、三人の会話に、答えていいのかわからず、アーテ王女が黙っていた。
 代わりにアーテ王女が思っていたのは、ここはベッドが四つすえつけられた部屋、四人部屋のコンパートメントなのだろうと、いうことだった。
 小さい声の男が向こう側にいて、そうしてその下にいるのがウサギ。そうしてまた、かかしと命名された男が、アーテ王女の上のベッドにいる。
 問題は、果たしてここがどこのコンパートメントなのかということだろうか、ということだった。
ちゃぷん、ちゃぷん。
 その音は?
「待って」
 アーテ王女が黙っていると、かかしと呼ばれた男が、声を上げた。
「そうだ、わたしにいい考えがある。わたしはいつも、いい考えを思いつくのがうまいんだ。その、わたしのいい考えによると、どうやらわたしらは、この子が記憶喪失かどうか知るために、ひとつ、何かの質問をするといいと、言うことになる。何か、簡単な誰でも答えられる」
 すると、ウサギが答えた。
「それはいい考えだ」
「・・・・・・・・・・・・」
 アーテ王女は沈黙。
「ようし」
 ウサギがいった。
「それじゃあ、聞いてみよう、いったいどういう質問がいいだろう」
 三人は、しばらく黙ったままだったが、やがて、
「そうだ」
 と、かかしが答えた。
「どうだろう、こういう質問をしてみたら」
「なんだい?」
 ウサギがたずねた。
「いや、何、たいしたことじゃない。果たしていったい、この子がどのようにして、この船に乗り込んできたのか、聞いてみよう。もしもこの子が記憶喪失ではないのなら、そのことを、よくしっていると思うよ。つまり、自分が自分の足で乗り込んできたということだから、知ってはいないはずがない」
 と、かかしがいった。
 しかし、アーテ王女の関心事は、そんなところにはなく・・・・・・。
 船?
 ここは、というと、船の中?
 アーテ王女はおもった。
「それはいい考えだ」
 ウサギが答えた。
「どうだい? お前さん、いったいどこからここにやってきたんだ? わたしらはみんな、はじめのトロンボンの港から乗り込んできて、お前さんがいたときは、それよりも後ということになる。一体お前さんは、どこから乗り込んできたんだい?」
 ウサギは言葉を切った。
 アーテ王女は答えに詰まった。
 どこからのりこんできた?
 それに対してどのように答えたらいいのだろう。
 わからない。
 しかし、かかしと、ウサギと、もう一人の小さな声の男は、三人とも、アーテ王女を凝視して、その答えを待っている様子であった。
「さあ、どうしなさった。お答えなさい。答えによってはあんたは記憶喪失ということになる、いったいあんたはどこから乗り込んだんだい? いってごらん」
 アーテ王女はしかし、やはり黙ったままだった。
 わからない。
 光の中にいて、そうして気がついたらここにいた。
 そのように答えようか。
 しかし。
 アーテ王女は黙っていた。
 そうしていると、もう一人の男が、口を開いた。
「そういえば、この子は、わたしが乗り込んできたときにはいなかった。その後乗ってきたのではないかね」
 かかしが言った。
「そうだ、そうだね。そうすると、この子はトロンボンの後の港、だから、どうだろう、トロンボンの港のあとには『かがみの港』がある。あんたはそうすると、『かがみの港』から、乗ってきたことになる」
 アーテ王女はそれを聞いて、少し記憶を思い出した。
 そういえば、さっきも考えていた。
 かがみ。かがみの中から、自分はその中にはいってきた。
 そうして気がつくと、自分はここにいて・・・・・・。
 しかし、それを話すことは、アーテ王女は思いとどまった。
 そんな、ありえない話をしたら、自分がまた、馬鹿な人間だと思われそうだし、何より記憶喪失患者だと、思われる。そうなると、どういう扱いを受けるかわからない。
 かがみの港?
 そういえば、そういった。
 それでは、そういうことにして、それで話を合わせよう、と、アーテ王女は思った。
「そうか、そうか」
 ウサギはいった。
「あんたは『かがみの港』から乗り込んできたのか。それで、わたしらが寝ているうちに、その、コンパートメントに入ったと、そういうことか」
 そういった。
「『かがみの港』といえば・・・・・・」
 と、かかしが身を乗り出して、アーテ王女にいった。
 なんだろう。
 かかし。
「あんた、不思議なかがみのことを耳にしなかったかね。何か、その地方には、昔から伝わる、伝説的な、不思議なかがみがあるということなんだ。何か、こう、普通のかがみに見えるんだがね、見た目には。しかし、それは、見る人に、見る人が持っている真実を映し出すという代物なんだそうだ、そのかがみの話を・・・・・・」
 かかしの話が途中で切られた。

 ボー、ボー。

 何かの汽笛のような音が、部屋の中に届いたからである。
 何があったのだろうか。
 アーテ王女が黙って音に、気をとられていると、ウサギがいった。
「そうだ。ついたらしい。わたしらの目的地、バンズの港に着いた」
「何? もうかい?」
 小さな声の男がいった。
「わたしらが、よく寝ているうちに、船はどうやらよく進んでいたようだ」
「では、どうする? 降りるかい?」
「何を言っているんだ。目的地に着いたんだから、降りるに決まっているだろう。何を、馬鹿なことを言っているんだ。あんた、またぞろ、酒でも飲んだのかね。いかんね、酒は、あんた酒さえ飲まなきゃいいやつだと、いわれたことないかい? だめだよ、酒は、あれは人の正気をなくさせる効果を持っている・・・・・・」
「まあいいだろう」
 かかしが言った。
「とにかく今は降りることだ、早くしないと、また、定期船が、元の港に戻ってしまうぞ。いいかい、みんな、『ここでは』時間は待ってはくれないんだ」
「?」
 ここでは?
 アーテ王女はおもったが、しかし、その答えはわからなかった。
 そういうと、三人は、それぞれに身支度をし始めた。
「あんたはどうするんだ、お嬢さん」
 ウサギがいった。
「降りるのかい? それとももっと先までいくのかい?」
 すると、かかしがそれに異議を唱えた。
「馬鹿な、だからお前さんは、いつまで経っても、足の遅いウサギだというんだよ」
「なぜだい?」
 と、ウサギ。
「ここがどこだと思っている。この船の終点、どこだと思っている。この船は、トロンボンから、バンズ行きの客船だよ」
 この後は、誰もが誰も、どんどんしゃべって、誰が何を言ったのか、アーテ王女にはよくわからなかった。
「そうだったか、それじゃあ、あんたも降りるのかい?」
「あんた、バンズの港なんかに何のようがあるの?」
「ここは『奇跡を行う国』がある、港だけど、あんた、それにようがあるわけ?」
 と、声の小さな男はいった。
 そうして、アーテ王女が聞いてもいないことをいった。
「まあ、いい。とにかくあんたも、そこにようがあるんだろう。『奇跡を行う国』。わたし? わたしは小人の商人でね、『奇跡を行う国』へ、今から荷物を運んで、売ろうということなのさ」
 小人?
 だから声が小さかったのか、と、アーテ王女は思った。
「さあ、降りよう、あんたもおりるんだろう?」
 そういうと、三人はそそくさと、また、下船の準備を始めた。
 アーテ王女はどうしようかと悩んだ。
『奇跡を行う国』?
 そんな国、長橋国にいたころには聞いたことも、本で読んだこともなかった。
 やっぱりここは、かがみの中の世界。不思議な国なのだろうか?
『奇跡を行う国』。
 そのようだった。
 かがみの中にはいってやってきたのだから、たぶんそうだった。
 降りるか。
 それとも?
 しかし、バンズという港が、船の終着地だとしたら、降りるしかないだろうと、思われた。
 降りる。
 アーテ王女は三人がベッドから降りるのを見ると、自身も船から降りる準備をした。
 といっても、アーテ王女はそれほどの荷物を持っているわけではない。
 身一つで、かがみの中にはいってきた。
 アーテ王女はふとんを自分の上からはがすと、ベッドから、下に降りた。
 そうすると、三人は、コンパートメントの外に出て行くようすだった。
 狭い。
 みんな、ぶつかりながら、ドアの外へと向かっていった。
 アーテ王女も蹴られた。
 しかし、アーテ王女は、先に部屋を出て行く、三人の後に続いた。
 下船?
 アーテ王女がそうっと、部屋の外を、三人の後に続いて外を見ると、がらりとした光景が、そこには広がっていた。
 何もない、電灯が垂れただけの空間。
 ただ、木と釘で作られた、船の空間である。
 がらんとし、薄暗く、点々とした照明が、それをてらしていた。
 船の廊下?
 向こうの方は、たぶんライトが照らしているだろうが、アーテ王女のいるところからは、暗くて見えなかった。
 三人の旅人たちは、部屋をでて、右側に通路を住んでいる。

 茶分、茶分。
 ちゃぷん、ちゃぷん。

 続くか。
 しかし、そうして、どうすればいいのだろう。
 降りる?
 わからない。
 しかし、アーテ王女はその三人の後についていくことにした。
 アーテ王女の物語の展開は、アーテ王女自身の思考を待ってはくれなかった。
(いいかね、お前さん、ここでは時間は待ってはくれないんだ。)
「・・・・・・・・・・・・」
 ウサギと、かかしと、商人の、三人の後に続いて後を歩いていくと、何度か階段を登った後で、船の甲板にたどり着いた。
 外に出てみると、ひどい霧である。
 もくもくとした、まるで雲のような霧が、アーテ王女から、周囲の視界を阻んでいた。
 いったいここはどこなのだろう。
『奇跡を行う国』?
 その疑問は、しかし、この、船上の霧と同じく、ぼんやりとしたままだった。
『奇跡を行う国』・・・・・・。
「さあ、何をぼんやりとしているんだ」
 アーテ王女が、外の、やや肌寒い霧に目を奪われていると、ウサギが声をかけてきた。
「船を降りるならこっちだ」
 しかし、アーテ王女は思った。
 自分は本当に降りられるのだろうか、ということだった。
第一乗船券を持っていないし、旅券も持ってはいなかった。
 それなのに、本当に船から降りることができるのだろうか。
 ポケットを方々探すと、やはり、何も入ってはいなかった。
 あるのは、長橋国を出るときに持ってきた、『金の鍵』だけ。
 それでは降りることはできないだろう。
 密航。
 アーテ王女は不安に思った。
 聞いたことがある。
 密航をしたものの、悲惨な最期を。
 しかし、三人の奇妙な一団につづいていくと、やがて甲板から、階段に続いている場所を見つけられた。
 この階段を伝って、下へ降りる?
 その前に、列があった。
 おそらく下船する一団だろう。
 その後ろに並ぶ。
 みんな『奇跡を行う国』に、行くのだろうか。
 わからない。
しかしそうらしかった。
なぜならかかしが、向かうとしたら、そこしかないといったから。
 大きな都市なのだろうか。
『奇跡を行う国』。
 そうして、どうしたら、そこへいくことができるのだろうか。
『奇跡を行う国』。
 その場所が、この、不思議な世界の終点なのだろうか。
『奇跡を行う国』。
 アーテ王女はその場所の持っている響きに、何か、好奇心をそそられた。
 何か、その、言葉の持つ含みが、アーテ王女をその場所へ向かわせた。
 いったいどんな国なのだろうか。
 アーテ王女は好奇心の旺盛な哲学者である。
 ここにきて、アーテ王女の発想は、せっかくやって来た鏡の中の不思議な世界を、思う存分楽しもうと、考えるにいたっていた。
『奇跡を行う国』を旅する。
 果たして、どういう冒険が、アーテ王女の前に待っているのだろうか。
 しかしそれをするには、まず、船を降りなければならない。
 それにはどうするのだろうか。
 列に並んだ。
 そうしていると、前のほうで、なにやら騒ぎが起こっているようだった。
 なんだろう。
 霧のせいで、はっきりとはわからなかったが、どうだろう。
 思ってみていると、降りるもの降りるもの、みんな、どういうわけか、下船階段から降りず、荷物を海に投げ込むと、そのまま岸壁へと向かって泳いでいる様子であった。
 どうしたのだろう。
 どうして桟橋を使わず、自力で泳いで岸へ向かっていくのだろうか。
 チケットがなかったのだろうか。
 そういうことは、アーテ王女も、泳いで岸に向かうことになるのだろうか。
 そうおもってみていると、順番が、アーテ王女一団のほうに回ってきた。
「乗船券を拝見します」
「これでいいのかね」
 ウサギがまずは、乗船券を係員に提示した。
「よろしゅうございます」
 係員はいった。
 しかし、係員は、そういっても、ウサギに階段を譲る様子はなく、黙って突っ立っていただけだった。
 どうしたのだろう。
 そうおもってアーテ王女がみていると、動いたのはウサギのほうだった。
 ウサギは、自分の旅行かばんを海のほうに投げ込むと、自身もそれに続いた。
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