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5 幸せのかたち
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それから私は家に帰り家族にこの事を伝えました。
意図的ではなかったとはいえ、王族のヘンリー殿下をはじめ高位貴族の令息たちを大勢の前で貶めたのですから何か罪に問われるかもしれません。もしかすると爵位の取り上げやお家断絶になるかもしれません。その前に私と縁を切ってください。
そう言って私は自分の不甲斐なさに泣き謝りました。
「ルチア。お前が謝ることはなにもない。よく我慢していたね。私たちこそ気づかずにすまなかった。
もう我慢はしなくていい。お家断絶になったら家族で国を出よう」
そう言って家族は慰めてくれました。
翌々日、国王陛下から私と両親に呼び出しがありました。
謁見の間ではなく小さな個室で緊張して待っていると国王陛下が入ってこられ開口一番に謝ってくださいました。
王族が頭を下げるなんてびっくりです。ですが、国王陛下は王族としてではなく、ヘンリー殿下の父親として謝られたのだそうです。その為の個室で謁見の間では国王と臣下の者とのやり取りになるそうです。
そしてヘンリー殿下と取り巻きと思われていた高位貴族の令息たちを再教育させるとお約束してくださいました。
それから私の学園退学は無かったことになりました。
「ルチア嬢。良かったら今日一緒にお昼ご飯を食べないか?」
そう誘ってくださるのは生徒会長のジルバルト様です。
「お誘いありがとうございます。ですが、本日は友人と約束しております。」
「そうか、残念。では明日一緒にどうだろう?」
「明日は予定が入ってませんから是非。お誘い嬉しいです。」
ダメだと分かるとさっと引いてくださる。そして負担にならないように次の約束を結ぼうとしてくださる。あの方達とは違う。
勿論他の方もお誘いしてくださるが、殿下達のように強引な方はもういない。
「そう。じゃあ、明日の昼食を一緒にしよう。それと、何か困ったことはない?1人で我慢しないでね。」
会うたび困ったことがないか気にしてくださるお優しいジルバルト様にどんどん惹かれていった。
そして何度も一緒に食事をして交流を深めその後ジルバルト様から婚約の打診がありました。
私をきちんと1人の人間として見てくださるジルバルトさまに惹かれていました。
私はジルバルト様と婚約を結び。卒業後すぐに結婚する予定です。
意図的ではなかったとはいえ、王族のヘンリー殿下をはじめ高位貴族の令息たちを大勢の前で貶めたのですから何か罪に問われるかもしれません。もしかすると爵位の取り上げやお家断絶になるかもしれません。その前に私と縁を切ってください。
そう言って私は自分の不甲斐なさに泣き謝りました。
「ルチア。お前が謝ることはなにもない。よく我慢していたね。私たちこそ気づかずにすまなかった。
もう我慢はしなくていい。お家断絶になったら家族で国を出よう」
そう言って家族は慰めてくれました。
翌々日、国王陛下から私と両親に呼び出しがありました。
謁見の間ではなく小さな個室で緊張して待っていると国王陛下が入ってこられ開口一番に謝ってくださいました。
王族が頭を下げるなんてびっくりです。ですが、国王陛下は王族としてではなく、ヘンリー殿下の父親として謝られたのだそうです。その為の個室で謁見の間では国王と臣下の者とのやり取りになるそうです。
そしてヘンリー殿下と取り巻きと思われていた高位貴族の令息たちを再教育させるとお約束してくださいました。
それから私の学園退学は無かったことになりました。
「ルチア嬢。良かったら今日一緒にお昼ご飯を食べないか?」
そう誘ってくださるのは生徒会長のジルバルト様です。
「お誘いありがとうございます。ですが、本日は友人と約束しております。」
「そうか、残念。では明日一緒にどうだろう?」
「明日は予定が入ってませんから是非。お誘い嬉しいです。」
ダメだと分かるとさっと引いてくださる。そして負担にならないように次の約束を結ぼうとしてくださる。あの方達とは違う。
勿論他の方もお誘いしてくださるが、殿下達のように強引な方はもういない。
「そう。じゃあ、明日の昼食を一緒にしよう。それと、何か困ったことはない?1人で我慢しないでね。」
会うたび困ったことがないか気にしてくださるお優しいジルバルト様にどんどん惹かれていった。
そして何度も一緒に食事をして交流を深めその後ジルバルト様から婚約の打診がありました。
私をきちんと1人の人間として見てくださるジルバルトさまに惹かれていました。
私はジルバルト様と婚約を結び。卒業後すぐに結婚する予定です。
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