異世界に来たんだから自分の欲望に忠実に生きる!

修ですが

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64話 凌辱のラミア

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 ブルブルと震えるエミリオを落ち着かせようと優しく抱きしめてながら声を掛ける。
 「もう大丈夫、もう心配いらないよ」
 鼻血と涙でクシャクシャの顔を拭き取りエミリオに水を飲ませる。
 
 「落ち着いた?」
 震えが和らいだので確認の意味を込めて聞いた。

 「……はい」
 まだ完全に平静には戻れてないが何時までも此処に居る訳にもいかない。

 「エミリオ……これを着けて」
 全裸のエミリオに真っ赤なビキニアーマーを手渡す。
 「えっ?これは」
 「魔法の防具だよ」
 防御力+300%補正の魔道具。
  
 カァァと顔が紅く染まるが気にせず続ける。
 「恥ずかしい?今は安全を優先して」

 早く着けるように促す。

 「見ま……した?」
 「ああ……見たよ、全身隈無く。」
 仕方ないのだ、エロスが先行した訳じゃない。鼻血が垂れていたせいで上半身は血だらけだったし。鼻血以外にも出血してるかどうか調べるために。

 「そうで……すか」
 恥ずかしそうにしているエミリオ。
 短期集中セックスを経験したのに今更裸を見られた位どうだと言うのか。
 
 週間80発超えとか普通経験出来ないよ?
 マチルダでもどうだろう?無理じゃないかな、次にゴブオに会ったら聞いてみよう。回数をメモってる人って居るのかね。
 
 それとも“あたしは安い女じゃない”アピールかな?安いと思われるよりは高い価値があると思わせた方が得だろう。
 
 恥ずかしい演技で俺の保護欲を掻き立てる積もりなのか?もう遅いけどピンクを知ってしまった後では。
 もう俺の中ではどう自然な形で行為に及ぶか其れしか頭にない。
 その前に片付け無ければいけない問題がある。

 ラミアだ。

 裏切られた訳ではない勝手な俺の思い込み。自分の命を守る為に進んで股を開いただけ。あの嬉しそうな表情も演技だと信じたいが。
 もう抱けない!価値が下がってしまったのだ。
 俺の身勝手な独り善がりな考え方だが、もう無理なんだ。
 
 始末しなくては。
 エミリオとヤルにはもう邪魔な存在でしかない。存在自体が罪なのだ。
 
 俺はエミリオが着替え終わるのを待ちラミアを助けに行くと言う。
 1人で此処に置いて行くのも危険なので身を潜めれる場所を探す。
 少し離れた場所に巨大な木を見つけた、樹齢何百年と言われても納得出来る程の巨木だ。
 木の上にエミリオを引き上げ毛布を手渡す。
 「なるべく早く戻るが今日は戻って来れないかも知れない」
 エミリオに小さいマジックポーチを渡す。
 「中に食料と水が入っている」
 これで暫く我慢して欲しいと告げ他の魔物や獣が容易に木に登ってこれないように枝を打ち払う。

 「心配するな、必ず戻るから」
 後顧の憂いを絶つ為にはラミアを始末しなくては安心して行為を楽しめない。
 俺の欲望の為にも必要な行いなのだ。

 木から飛び降りスキルを使いラミアの元へ走りだす。
 まだ同じ場所に居るとは限らないが滝を目指しながら走る。
 
 滝が見えてきたので『忍び足』に集中して慎重に進む。『気配察知』にはまだ反応がない。
 滝がある水場にラミア達の姿は無かった、場所を替えたようだ。
 焚き火の近くにあったエミリオとラミアの着替えをマジックバックに仕舞う。
 あの時「ファイヤーアロー」に太股と腹に刺さったオークは生き延びたようだ、死体がない。
 俺が投擲で殺したオークのみが倒れている。食料は充分過ぎる程持っているがオークの死体もマジックバックに仕舞う。

 「お土産」には丁度良い。
 オークの血だと思われる血痕を辿りながら先を進む。

 「見つけた!」
 2匹のオークの傷が深い為か其れほど動いてはいなかった。
 反応は5個あるので殺されてはいないようだ。正直、オーク達の手に掛かっていた方が手間が省けて良かったのに。
 
 ラミアはまだオークの1匹と行為に及んでいる。ラミアには決定権がないのだから仕方ない事だが。
 この世界の女性はダブルマチルダとラミアとエミリオしか知らないが連続での性行為に耐性が備わっているのだろうか?
 娯楽の少ない世界だしセックスが最高の娯楽なのは間違いない。
 
 エミリオを1人で待たせているので行動を起こす事にする。
 血を流し横になっているオークは無視してラミアに腰を振っている個体から狙う。
 勿論、背後からの投擲だ。正義の味方ではない俺の攻撃は卑怯、騙し討ちが多い。
 第三者が見てれば攻撃方々も変えていくかも知れないが此処には誰も居ない。
 安心確実一方的な攻撃手段を選択するのは当然だ。
 背後に回り込み小刀を全力で投擲する。狙うは後頭部。声を出させずに殺傷出来れば理想だが。
 「ピギャァァァァァ!」
 オークが絶叫し挿入したままラミア共々倒れる。
 人生最後のセックスは楽しめたのだろうか?出すまで待ってあげれば良かったかな?
 再度俺は小刀を取り出して残りのオーク達を狩りにいく。
 オーク達は反撃する事も出来ずに血溜まりに沈んだ。
 
 『気配察知』にはラミアの反応しかないのでラミアに駆け寄り声を掛けようとしたが躊躇した。

 ラミアは自分から進んで行為に及んだはずなのだが全身が赤黒く腫れている。暴力を振るわれたようだ。
 顔は腫れ上がり俺の記憶にあるラミアの面影は全くない。
 髪の毛に全身にオーク達精子が付着して乾燥しきっているものもある。
 
 「大丈夫?もう大丈夫だよ!」
 この姿を見て大丈夫かと思う奴は居ないが他に掛けられる言葉が思いつかない。
 ラミアに意識があれば言っただろう、「大丈夫な訳がない!」と

 俺は辺りに転がっているオーク達の死体を仕舞いラミアには回復魔法を掛ける。

 「ヒール」
 「ヒール」
 「ヒール」
 何回かヒールを唱えたがラミアが目を覚ます事は無かったので全裸のまま運ぶ。

 「死ねなよ!」
 ラミア、死なないでくれ!と叫びながら抱き上げて走る。
 「あと少しだからな」

 目的の場所はそんなに離れてないはずだと逸る気持ちを抑えて今は走った。

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