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77話 魔族侵攻
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鼻歌を歌いながら歩き出して暫くすると『気配察知』に反応が出たので反応の方へと歩き出す。
「多いな」
最初、少し大きな反応は3個だったのでオークかな?焼肉焼肉と言いながら軽い気持ちで居たが近寄るにつれ反応する数がドンドン増えていく。
「これはちょっとヤバイでしょ」
これは不味いヤバイと頭の中の警報が鳴りっ放しだ、反応の正体を確認次第急いで戻ろう。
近くまで寄ったので『忍び足』を使い慎重に進み反応の正体を確認した。
「人間だよね?」
『遠見』を使い反応の様子を窺う。
その人の集団は全員が黒い装備を身に着けて黒髪黒目の男女、年齢は今の俺より少し上位だろう。
肌の色は黒人よりは薄い黒色だ。
「ここで何をしてるんだ?」
①王女救出部隊
②王女襲撃部隊
③第3勢力部隊
①について救助が来ると知っていたら俺からの無茶な要求を呑むはずがない。
王女が最初から約束を反故にするつもりだった可能性もあるが。
②が1番ありそうで怖い。王女を守りながら脱出出来る数ではない。今すぐアリアだけ連れて逃げ出したい。この人数差で戦えるのは只の馬鹿だけだ。真面な人は逃げの一手だ。生き残ってこそ汚名をそそぐ機会が訪れるのだから。
③は最悪パターン。
他国の可能性だ。この国境線が何処なのか解らないがこの場所が国境近くなら可能性はある。あるが国境を越えて来た軍隊は当然軍隊だろう。襲撃部隊よりも質が悪い。
「戻ろう、考えるのは彼奴らだ」
俺は戻ろうとした時に新たな反応が現れる、空から。
「翼?」
人間だと思われる集団に合流してきたのは背中に翼を生やした人間ぽい人達。
「異世界だから翼があるの?」
流石は異世界だ、翼人間がいるとは。
種族なのか限られた一族なのか解らないが自由に空を飛べるようだ。
これまで出会った人達は割と普通の人達だったから余計驚いたが魔法があるこの世界なら翼が生えてる人間も居るのだろうと無理矢理納得して帰る事にした。
戻る最中も気付かれないように木々の下を這うように移動して『気配察知』の反応が無くなるまではゆっくりと進む。
『気配察知』の反応範囲から抜け出してようやく全力で走った。
レベルアップのお陰か俺の走る速度は自動車並みのスピードだ景色の流れが普通じゃない。
拠点に戻ると出発の準備が始まっておりアリアと護衛兵が立ち話をしていたので先程見たことを伝えた。
「「何処だ!何処で見た?」」
アリアと護衛兵の顔色が変わり詰問してきたのでこの先の森の中だと言った。
アリアは直ぐに王女の元に向かい護衛兵は仲間の元へ走っていく。
1人残された俺は①②③のどれが正解かなと呑気に考えていて①かな、①であって欲しいなとブツブツと独りごちる。
「田村殿!こちらへ」
アリアが俺を王女のテントに手招きするので一緒に中に入った。
「そなたが見たのは真か?」
王女は挨拶もさせずに顔を見るなり言ってきた。
「はい、翼が生えてる個体は3人だけですがこの目で見ました」
「数は全部でどれ位だ?」
確認出来ただけで300は越えておりましたと答えるが反応範囲には数え切れない個体が居たがそれは伝えない。スキルのことは出来るだけ秘匿したいので。
「遂にきたか」
王女は俯き顔色が悪い、寝不足かな。
「アリア、今すぐ出発する」
「動けない者達がおりますが……」
「置いていく……」
「了解しました、直ぐに手配致します」
俺は意味が解らないので聞いた、雰囲気的に今しか聞けないと感じたからだ。
俺は返答を待つ瞬間、①だよね?①以外ならやだなあと祈った。
正解は④だった。
「魔族侵攻だ!」
「多いな」
最初、少し大きな反応は3個だったのでオークかな?焼肉焼肉と言いながら軽い気持ちで居たが近寄るにつれ反応する数がドンドン増えていく。
「これはちょっとヤバイでしょ」
これは不味いヤバイと頭の中の警報が鳴りっ放しだ、反応の正体を確認次第急いで戻ろう。
近くまで寄ったので『忍び足』を使い慎重に進み反応の正体を確認した。
「人間だよね?」
『遠見』を使い反応の様子を窺う。
その人の集団は全員が黒い装備を身に着けて黒髪黒目の男女、年齢は今の俺より少し上位だろう。
肌の色は黒人よりは薄い黒色だ。
「ここで何をしてるんだ?」
①王女救出部隊
②王女襲撃部隊
③第3勢力部隊
①について救助が来ると知っていたら俺からの無茶な要求を呑むはずがない。
王女が最初から約束を反故にするつもりだった可能性もあるが。
②が1番ありそうで怖い。王女を守りながら脱出出来る数ではない。今すぐアリアだけ連れて逃げ出したい。この人数差で戦えるのは只の馬鹿だけだ。真面な人は逃げの一手だ。生き残ってこそ汚名をそそぐ機会が訪れるのだから。
③は最悪パターン。
他国の可能性だ。この国境線が何処なのか解らないがこの場所が国境近くなら可能性はある。あるが国境を越えて来た軍隊は当然軍隊だろう。襲撃部隊よりも質が悪い。
「戻ろう、考えるのは彼奴らだ」
俺は戻ろうとした時に新たな反応が現れる、空から。
「翼?」
人間だと思われる集団に合流してきたのは背中に翼を生やした人間ぽい人達。
「異世界だから翼があるの?」
流石は異世界だ、翼人間がいるとは。
種族なのか限られた一族なのか解らないが自由に空を飛べるようだ。
これまで出会った人達は割と普通の人達だったから余計驚いたが魔法があるこの世界なら翼が生えてる人間も居るのだろうと無理矢理納得して帰る事にした。
戻る最中も気付かれないように木々の下を這うように移動して『気配察知』の反応が無くなるまではゆっくりと進む。
『気配察知』の反応範囲から抜け出してようやく全力で走った。
レベルアップのお陰か俺の走る速度は自動車並みのスピードだ景色の流れが普通じゃない。
拠点に戻ると出発の準備が始まっておりアリアと護衛兵が立ち話をしていたので先程見たことを伝えた。
「「何処だ!何処で見た?」」
アリアと護衛兵の顔色が変わり詰問してきたのでこの先の森の中だと言った。
アリアは直ぐに王女の元に向かい護衛兵は仲間の元へ走っていく。
1人残された俺は①②③のどれが正解かなと呑気に考えていて①かな、①であって欲しいなとブツブツと独りごちる。
「田村殿!こちらへ」
アリアが俺を王女のテントに手招きするので一緒に中に入った。
「そなたが見たのは真か?」
王女は挨拶もさせずに顔を見るなり言ってきた。
「はい、翼が生えてる個体は3人だけですがこの目で見ました」
「数は全部でどれ位だ?」
確認出来ただけで300は越えておりましたと答えるが反応範囲には数え切れない個体が居たがそれは伝えない。スキルのことは出来るだけ秘匿したいので。
「遂にきたか」
王女は俯き顔色が悪い、寝不足かな。
「アリア、今すぐ出発する」
「動けない者達がおりますが……」
「置いていく……」
「了解しました、直ぐに手配致します」
俺は意味が解らないので聞いた、雰囲気的に今しか聞けないと感じたからだ。
俺は返答を待つ瞬間、①だよね?①以外ならやだなあと祈った。
正解は④だった。
「魔族侵攻だ!」
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