54 / 194
53話 野営
「お、おお……?! こんなに採ったのか? これマジで全部薬草なのか??」
「ちゃんと、薬草」
1本たりとも間違ってないと、自信満々にカゴを差し出した。
このカゴ1杯で、どのくらいになるのだろう。宿代くらいにはなるだろうか。
「すげえな、お前採りつくしそうじゃねえか。採取場所考えねえと恨まれるわ」
「採っただめ?」
「いいぞ、薬草はお前が採りつくしてなくなるほどヤワじゃねえから。けど、町の近くだと他のちび冒険者たちの収入源だからなあ……ここみてえに離れた場所で採らねえとな!」
そうか、私のように戦えない冒険者もいるのだ。私にはリトがいるから、譲ってあげなくてはいけない。
こくりと頷くと、リトが笑って頭を撫でた。
「よし。じゃあ、飯にするか! 野営にも慣れねえとな」
「やえー? ……きゃんぷ?!」
ぱっと目を輝かせた私に、リトは不思議そうな顔をする。
「野営だぞ? 何も面白いことはねえよ。けど、嫌でもしなきゃいけねえからな」
嫌なんだろうか? キャンプというのは、娯楽の一種じゃなかったろうか。いや、それは私の世界の話でしかなかったかもしれない。
少し森から離れ、やや小高くなった場所に陣取ると、リトは剣を一振りして周辺の草を払った。今、剣には鞘がついていたと思うのだけど、どうして草はなくなったのだろうか。
そういう仕様なのだろうかと、私も草を相手に木剣を振り回してみる。
がさり、がさり、なぎ倒される様はなかなか面白いけれど、草はいつまでたってもそこにある。
「危ねえから剣はしまってろ。火ぃ使うぞ」
ぶん、と勢いよく振り回したはずの切っ先が、軽くつままれてむくれた。私は、剣を使うのがどうも上手くないらしい。
大人しく指定された場所にちょこりと座ると、リトが収納袋から何かを取り出した。
四角い箱のようなものを2つ、しっかり地面に据えると、片方には小鍋が乗せられる。もしやこれは、コンロだろうか。
「たきぎ、しない?」
「たきぎじゃねえだろ、たき火な。長時間の野営じゃなきゃ、面倒だからな。魔道具使った方が早いだろ」
それはそうなのだけど。キャンプはたき火あってこそだと期待していたので、少しがっかりだ。
小鍋には水筒から水が注がれ、箱の飾りに手を触れると、ボッと火が付いた。イメージしていたガスコンロより、普通の火だ。規則正しい円形になっているわけでもなく、青くもなく、ただゆらゆら揺らめく火が出現している。
「じゃあ、俺は解体してくるから――しまった、こいつ置いていけねえ」
次いで立ち上がったリトが、がりがりと頭を掻いた。
置いていかれては困ったことになるだろう。なんせ、針なしの餌だから。
「しょうがねえな……お前、平気そうだったし一緒に解体するか。無理なら目ぇつむってろ。飯が食えなくなるぞ」
「りゅー、らいじょうぶ」
むしろ、私に解体を見せないつもりだったのか。書籍には解剖図があまり掲載されていないのだ。めったとない機会だというのに。
いそいそとついていくと、リトは少し離れた大きな岩へ獲物を置いた。
いつの間に獲物をとっていたんだろう。
その獲物はグラビーというらしい。何に似ているわけでもないけれど、敢えて言うなら……2足で跳ねる兎だろうか。あまり愛らしい顔ではないし、額に角が1本あるけれど。
「……切るぞ。目つむってろ」
なぜ。私はむしろ何も見逃すまいと目を皿のようにした。
正中を大胆に上から下まで切開し、頭と皮を除く。途端に、お店に並んでいるお肉の雰囲気になった。
そこから内臓を除いて洗えば、あとは切り分けるだけらしい。
リトがさっさとやってしまうので、肝心の体のつくりがはっきりしない。かろうじて、私の世界での哺乳類とそう変わらないであろうことは分かった。
私の内臓も、きっと私が知っている範囲で理解できるのではないだろうか。
「全然平気じゃねえか。どうなってんだお前」
「どうもない。かんさちゅしたいから」
せめて内臓を手に取って……と思ったのに、リトに汚いからダメだと言われてしまった。
汚いはずはないだろう、今まで体内にあったのだから、取り出すまでほぼ無菌のはずだ。私の方がよほど汚い。
「とりあえず、焼いて食うぞ。あとは保存食だな」
切り分けた獲物を無造作に串に刺し、コンロにかざすように並べると、リトは小さな袋を取り出した。
ザラザラ、と器に入れられたのは、穀物だろうか。
「一応、このままでも食えるっちゃ食えるけどな」
「……食れべない」
口に突っ込まれたそれを咀嚼しようと試みたものの、硬い。生じゃないのだろうか。
眉間にしわを寄せていると、リトがひとつまみ口に入れ、バリバリ噛んでみせた。むしろ歯が折れないか心配になる。
「ま、硬けりゃしばらく口ん中入れてろ、そのうち食える」
どうやら、干し飯のようなものらしい。いわれるまま、もむもむとしゃぶっていると、リトは取り出した干し飯を鍋の中へ入れた。なるほど、こうして戻せば食べられそうだ。
「垂れてんぞ」
ぐい、と指で口元を拭われ、慌てて口の中いっぱいになった唾液を飲み下す。だって、しゃぶっていると唾液がどんどん溢れてくるから仕方ない。
小鍋の蓋が、コトコト音をたてて踊っている。
リトが様子を見ながら串の向きを変え、赤みがかった部分がどんどん褐色へ変わっていく。
じうじう音が鳴って、リトが触った拍子に白い煙が上がった。
お世辞にも瑞々しい照りなど見当たらないけれど、その光景は私の小さな胸を躍らせるには十分だった。
「ちゃんと、薬草」
1本たりとも間違ってないと、自信満々にカゴを差し出した。
このカゴ1杯で、どのくらいになるのだろう。宿代くらいにはなるだろうか。
「すげえな、お前採りつくしそうじゃねえか。採取場所考えねえと恨まれるわ」
「採っただめ?」
「いいぞ、薬草はお前が採りつくしてなくなるほどヤワじゃねえから。けど、町の近くだと他のちび冒険者たちの収入源だからなあ……ここみてえに離れた場所で採らねえとな!」
そうか、私のように戦えない冒険者もいるのだ。私にはリトがいるから、譲ってあげなくてはいけない。
こくりと頷くと、リトが笑って頭を撫でた。
「よし。じゃあ、飯にするか! 野営にも慣れねえとな」
「やえー? ……きゃんぷ?!」
ぱっと目を輝かせた私に、リトは不思議そうな顔をする。
「野営だぞ? 何も面白いことはねえよ。けど、嫌でもしなきゃいけねえからな」
嫌なんだろうか? キャンプというのは、娯楽の一種じゃなかったろうか。いや、それは私の世界の話でしかなかったかもしれない。
少し森から離れ、やや小高くなった場所に陣取ると、リトは剣を一振りして周辺の草を払った。今、剣には鞘がついていたと思うのだけど、どうして草はなくなったのだろうか。
そういう仕様なのだろうかと、私も草を相手に木剣を振り回してみる。
がさり、がさり、なぎ倒される様はなかなか面白いけれど、草はいつまでたってもそこにある。
「危ねえから剣はしまってろ。火ぃ使うぞ」
ぶん、と勢いよく振り回したはずの切っ先が、軽くつままれてむくれた。私は、剣を使うのがどうも上手くないらしい。
大人しく指定された場所にちょこりと座ると、リトが収納袋から何かを取り出した。
四角い箱のようなものを2つ、しっかり地面に据えると、片方には小鍋が乗せられる。もしやこれは、コンロだろうか。
「たきぎ、しない?」
「たきぎじゃねえだろ、たき火な。長時間の野営じゃなきゃ、面倒だからな。魔道具使った方が早いだろ」
それはそうなのだけど。キャンプはたき火あってこそだと期待していたので、少しがっかりだ。
小鍋には水筒から水が注がれ、箱の飾りに手を触れると、ボッと火が付いた。イメージしていたガスコンロより、普通の火だ。規則正しい円形になっているわけでもなく、青くもなく、ただゆらゆら揺らめく火が出現している。
「じゃあ、俺は解体してくるから――しまった、こいつ置いていけねえ」
次いで立ち上がったリトが、がりがりと頭を掻いた。
置いていかれては困ったことになるだろう。なんせ、針なしの餌だから。
「しょうがねえな……お前、平気そうだったし一緒に解体するか。無理なら目ぇつむってろ。飯が食えなくなるぞ」
「りゅー、らいじょうぶ」
むしろ、私に解体を見せないつもりだったのか。書籍には解剖図があまり掲載されていないのだ。めったとない機会だというのに。
いそいそとついていくと、リトは少し離れた大きな岩へ獲物を置いた。
いつの間に獲物をとっていたんだろう。
その獲物はグラビーというらしい。何に似ているわけでもないけれど、敢えて言うなら……2足で跳ねる兎だろうか。あまり愛らしい顔ではないし、額に角が1本あるけれど。
「……切るぞ。目つむってろ」
なぜ。私はむしろ何も見逃すまいと目を皿のようにした。
正中を大胆に上から下まで切開し、頭と皮を除く。途端に、お店に並んでいるお肉の雰囲気になった。
そこから内臓を除いて洗えば、あとは切り分けるだけらしい。
リトがさっさとやってしまうので、肝心の体のつくりがはっきりしない。かろうじて、私の世界での哺乳類とそう変わらないであろうことは分かった。
私の内臓も、きっと私が知っている範囲で理解できるのではないだろうか。
「全然平気じゃねえか。どうなってんだお前」
「どうもない。かんさちゅしたいから」
せめて内臓を手に取って……と思ったのに、リトに汚いからダメだと言われてしまった。
汚いはずはないだろう、今まで体内にあったのだから、取り出すまでほぼ無菌のはずだ。私の方がよほど汚い。
「とりあえず、焼いて食うぞ。あとは保存食だな」
切り分けた獲物を無造作に串に刺し、コンロにかざすように並べると、リトは小さな袋を取り出した。
ザラザラ、と器に入れられたのは、穀物だろうか。
「一応、このままでも食えるっちゃ食えるけどな」
「……食れべない」
口に突っ込まれたそれを咀嚼しようと試みたものの、硬い。生じゃないのだろうか。
眉間にしわを寄せていると、リトがひとつまみ口に入れ、バリバリ噛んでみせた。むしろ歯が折れないか心配になる。
「ま、硬けりゃしばらく口ん中入れてろ、そのうち食える」
どうやら、干し飯のようなものらしい。いわれるまま、もむもむとしゃぶっていると、リトは取り出した干し飯を鍋の中へ入れた。なるほど、こうして戻せば食べられそうだ。
「垂れてんぞ」
ぐい、と指で口元を拭われ、慌てて口の中いっぱいになった唾液を飲み下す。だって、しゃぶっていると唾液がどんどん溢れてくるから仕方ない。
小鍋の蓋が、コトコト音をたてて踊っている。
リトが様子を見ながら串の向きを変え、赤みがかった部分がどんどん褐色へ変わっていく。
じうじう音が鳴って、リトが触った拍子に白い煙が上がった。
お世辞にも瑞々しい照りなど見当たらないけれど、その光景は私の小さな胸を躍らせるには十分だった。
あなたにおすすめの小説
転生ちびっ子の魔物研究所〜ほのぼの家族に溢れんばかりの愛情を受けスローライフを送っていたら規格外の子どもに育っていました〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
高校生の涼太は交通事故で死んでしまったところを優しい神様達に助けられて、異世界に転生させて貰える事になった。
辺境伯家の末っ子のアクシアに転生した彼は色々な人に愛されながら、そこに住む色々な魔物や植物に興味を抱き、研究する気ままな生活を送る事になる。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
即席異世界転移して薬草師になった
黒密
ファンタジー
ある日、学校から帰ってきて机を見たら即席異世界転移と書かれたカップ麺みたいな容器が置いてある事に気がついた普通の高校生、華崎 秦(かざき しん)
秦は興味本位でその容器にお湯と中に入っていた粉を入れて三分待ち、封を開けたら異世界に転移した。
そして気がつくと異世界の大半を管理している存在、ユーリ・ストラスに秦は元の世界に帰れない事を知った。
色々考えた結果、秦は異世界で生きることを決めてユーリから六枚のカードからスキルを選んだ。
秦はその選んだスキル、薬草師で異世界を生きる事になる。
神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~
幸せのオムライス
ファンタジー
★HOTランキング1位感謝!(2026.1.23) カクヨムコン異世界ファンタジー女性主人公部門 週間ランキング4位! 小説家になろう四半期ランクイン中!(異世界転生/ファンタジー/連載中) ★
山根ことり、28歳OL。私の平凡な毎日は、上から降ってきた神様の植木鉢が頭に直撃したことで、あっけなく幕を閉じた。
神様の100%過失による事故死ということで、お詫びにもらったのは3つのチート能力。
①通販サイトや検索が使える【異世界インターネット接続】
②もふもふ動物と話せる【もふもふテイマー&翻訳】
③戦闘はできないけど生活は最強な【生活魔法 Lv.99】
私の願いはただ一つ。働かずに、可愛いペットともふもふしながら快適なスローライフを送ること!
のはずが、転生先は森のど真ん中。おまけに保護された先の孤児院は、ご飯はまずいしお風呂もない劣悪環境!?
「私の安眠のため、改革します!」
チート能力を駆使して、ボロ屋敷がピカピカに大変身!
現代知識と通販調味料で絶品ごはんを振る舞えば、心を閉ざした子供たちも次々と懐いてきて……?
気づけばギルドに登録し、薬草採取で荒稼ぎ。謎の天才少女として街の注目株に!?
あれ、私のスローライフはどこへ?
これは、うっかりチートで快適な生活基盤を整えすぎた元OLが、最強神獣もふもふや仲間たちとのんびり暮らすために、ついでに周りも幸せにしちゃう、そんな物語。
【今後のストーリー構想(全11章完結予定)】
第1章 森の生活と孤児院改革(完結済)
第2章 ヤマネコ商会、爆誕!(連載中)
第3章 ようこそ、ヤマネコ冒険部へ!
第4章 王都は誘惑の香り
第5章 救国のセラピー
第6章 戦場のロジスティクス・イノベーション
第7章 領主様はスローライフをご所望です
第8章 プロジェクト・コトリランド
第9章 ヤマネコ式教育改革
第10章 魔王対策は役員会にて
第11章 魔王城、買収しました(完結予定)