65 / 184
64話 お手伝い
しおりを挟む
「じゃあ、行ってくるが……」
「いってらったい」
「ピィ」
手を振る私を見つめ、宿の出入り口に向かいかけたリトが足を止めて複雑な顔する。
「お前、本当に大丈夫だろうな?」
「りゅー、あむなくない。あむないのは、りと」
「いやまあ、そうかもしれねえけどよ」
中々出発しないリトに、首を傾げる。
こうしてうだうだと扉へ向かおうとしてはためらい、かれこれどのくらい経つだろうか。もうやべえ時間だと言って部屋を出て来たはずなのに、悠長にしていて大丈夫だろうか。
「お前、寝てろ。部屋でずっと寝てろ。俺が帰ってくるまで」
「りゅー、なない」
だってリトの帰りは、早くても夕方だと言っていたではないか。そりゃあ、ペンタの気配だって呆れたものになろうと言うもの。
そう、今日は私がお留守番をする日なのだ。
なんでも、知人からリトに応援要請が来たらしい。
こういうことがあるから、何年も同じ町には留まらないようにしているとぶつくさ言っていた。
本来は私も一緒に行きたかったのだけど、リトはともかく他の人が許さなかった。
ギルドで非難轟々のリトを見て、私も渋々察するしかなかった次第だ。
「あのな、知らねえ人に声かけられても――」
屈みこんだリトは、真剣な顔で話しているものの、それはもう5回は聞いた。おざなりに頷いて聞き流していたところで、宿の扉が思い切り開く。
「どこいった、リトぉ!! ……っているじゃねえか?! 何やってんだよお前ぇ!!」
「別に、置いて行ってくれていいんだが」
「主戦力置いて行けるかぁ!!」
顔を真っ赤にした体格の良い男が、大声で怒鳴ってずんずん近づいてくる。
がしりと首根っこを掴まえられ、リトは渋々立ち上がった。
この人は、リトが私を拾った時にも冒険者チームを引っ張っていたリーダーらしい。初めて会った時、ものすごく驚いて、リトを見て、また私を見て。そして、ものすごく笑った人だ。
「どんだけ過保護なんだよ?! いきなり子煩悩になるんじゃねえわ!」
「違うわ、お前こいつがどんだけ危ういか知らねえから――」
彼はリトを半ば引きずるような勢いで出て行こうとする。
手を振る私の後ろから、おかみさんの大きな声が響いた。振り返ると、包丁を振りながらけらけらと笑っている。
「心配症だねえ、リュウちゃんは気を付けておくよ!」
「頼む、飯食う時も目ぇ離さねえように――」
まだ何か言いながら、リトの声は扉の向こうに消えていったのだった。
手を拭き拭き厨房から出てきたおかみさんが、私の頭に手を置いて苦笑する。
「まったく、リュウちゃんはウチの悪ガキと違って、こんなに聞き分け良くて賢いのにねえ」
「りゅー、ちゃんと聞き分ける」
こくりと頷いて、完全に閉じてしまった扉を見つめた。大丈夫、リトはちゃんと帰ってくるから。
「本当にいい子だよ。リトさんは高ランクだからねえ、ここいらの魔物に遅れを取ったりしないよ」
もう一度、こくりと頷いた。
今回は中型魔物の討伐。少々数が多いので安全のためにリトが呼ばれたらしい。リーダーは主戦力、なんて言っていたけれど、万が一の用心棒みたいな意味合いだそうで、リトだけは一匹も魔物を倒さなくても収入がある。
『仕方ねえ、せめてもの餞別ってことにするか』
ほんの少し視線を下げて、リトはそう言った。
……私たちは、今週末にこの街を出る。誰にも、何にも言わずに出る。
リトが旅支度しているのは知られているけれど、いつどこに行くのか、誰も知らない。
それでいいのだろうか。
私はただ、ぽん、ぽんと頭を撫でる柔らかくて大きな手を感じていたのだった。
ーーおかみさんは、少しばかり不安そうな顔で私をのぞき込んだ。
「ちょっと重いけど、いけるかい? リュウちゃん」
こくり、力強く頷いて私は両手を差し出す。渡された盆を受け取ると、なるほどずしりと手が下がった。だけど大丈夫、このくらい運べる。
じっと盆に乗せられた料理を見つめ、慎重に足を踏み出した。前が見えないので、少しずつ、足で探るようにじりじりと進む。
いける、いける。わずかに視線を外して距離を測った3番テーブルは、もうすぐそこだ。さっきから私が運ぶのは3番と7番ばかり、厨房から一番近い席で助かっている。リトなら多分、二歩の距離だ。
息を詰めて少しずつテーブルに近づく私を、なぜだか周囲も固唾をのんで見つめている気がする。
「どーじょ」
無事に盆の端をテーブルに乗せたところで、ホッと安堵して失敗した。
ぐらり、と盆が傾いて、乗っていたサラダボウルが宙を――舞う寸前、お客が見事にそれを掴み取る。
「……ふう。ありがとうよ、ちっこいのに頑張ってんな」
周囲に張りつめていた緊張感が緩んで、脱力した面々が各々汗を拭ったりなどしている。その様子を不思議に思いつつ、ぺこりとおじぎをひとつ。
「ごゆっくい。しちゅれいしましゅ」
帰りはお盆しか持っていないので、颯爽と踵を返して駆け出し、見事にテーブルの脚に引っかかった。
「「「あああっ?!」」」
ガタガタっと一斉に物音がしたと同時に、私はびたーんとフロアに腹で着地していた。飛んで行ったお盆がくわんくわんと先に厨房まで帰って床で回っている。
「…………」
大丈夫、大して痛くはない。失敗したと思いつつ起き上がってぱんぱんと体を払った。さて、と顔を上げた時、席に座っていたはずの客たちがそろって腰を浮かせていることに気が付いた。
急に立ち上がった大人たちを不審に思って見まわすと、一斉に視線を逸らして着席する。
何事もなかったように再開された食事風景に首を傾げ、今度はトフトフ歩いてお盆を拾った。
「大丈夫かい、リュウちゃん。強い子だねえ! だけど無理しなくていいんだよ?」
おかみさんが眉尻を下げて屈みこみ、私の全身を確認した。
「りゅー、大丈夫。できる」
「そうかい? じゃあ、新しく来た人におしぼりを渡してもらおうかな」
宿のお昼は、案外忙しい。食堂の評判がいいらしく、宿泊客以外がたくさんやって来るのだ
私の食事はと言えば、リトが昼・夕と先に注文してあったから、席に座ればおかみさんが持って来てくれる手筈になっていた。
昼まで部屋でぼうっと過ごし、暇を持て余して早めの昼食を取っていた時、ふと思いついたのだ。
私はこうして大変退屈をしているから、忙しくなるなら手伝えばいいのではないかと。
最初は遠慮していたおかみさんたちも、私が重ねて手伝うと申し出れば、こうして少しずつ仕事を振ってくれるようになった。
最初は、椅子をテーブルに入れる仕事。次に、入って来る人にいらっしゃいませをする仕事。そして、さっき初めて食事を運んだ。
いつもサラダセットはメインとサラダが一緒に出される気がしたけれど、今日はサラダだけ先に渡すらしい。きちんと役目を果たせて、私は大変満足だ。
だけど段々客が増えてくると、配膳作業は力のあるおかみさんのものになってしまった。私はひたすら椅子を直し、いらっしゃいませを言い、おしぼりを渡す。おかみさん達に倣って、ありがとうございましたを言うことも覚えた。
つけてもらったエプロンのひもをひらひらさせ、狭いテーブルの間を忙しなく動き回っていた時、出て行った数人と入れ替わるように、またお客さんが入って来た。
「いやったいまてー!」
段々と適当になってきたいらっしゃいませを言いつつ、とてとて走ってそつなく人数分のおしぼりを渡す。
そのまま立ち去ろうとした時、おい、と呼び止められた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
いつも読んでいただきありがとうございます!
2作品2日起き更新が少々厳しいので、少し更新頻度落とすと思います……すみません!
「いってらったい」
「ピィ」
手を振る私を見つめ、宿の出入り口に向かいかけたリトが足を止めて複雑な顔する。
「お前、本当に大丈夫だろうな?」
「りゅー、あむなくない。あむないのは、りと」
「いやまあ、そうかもしれねえけどよ」
中々出発しないリトに、首を傾げる。
こうしてうだうだと扉へ向かおうとしてはためらい、かれこれどのくらい経つだろうか。もうやべえ時間だと言って部屋を出て来たはずなのに、悠長にしていて大丈夫だろうか。
「お前、寝てろ。部屋でずっと寝てろ。俺が帰ってくるまで」
「りゅー、なない」
だってリトの帰りは、早くても夕方だと言っていたではないか。そりゃあ、ペンタの気配だって呆れたものになろうと言うもの。
そう、今日は私がお留守番をする日なのだ。
なんでも、知人からリトに応援要請が来たらしい。
こういうことがあるから、何年も同じ町には留まらないようにしているとぶつくさ言っていた。
本来は私も一緒に行きたかったのだけど、リトはともかく他の人が許さなかった。
ギルドで非難轟々のリトを見て、私も渋々察するしかなかった次第だ。
「あのな、知らねえ人に声かけられても――」
屈みこんだリトは、真剣な顔で話しているものの、それはもう5回は聞いた。おざなりに頷いて聞き流していたところで、宿の扉が思い切り開く。
「どこいった、リトぉ!! ……っているじゃねえか?! 何やってんだよお前ぇ!!」
「別に、置いて行ってくれていいんだが」
「主戦力置いて行けるかぁ!!」
顔を真っ赤にした体格の良い男が、大声で怒鳴ってずんずん近づいてくる。
がしりと首根っこを掴まえられ、リトは渋々立ち上がった。
この人は、リトが私を拾った時にも冒険者チームを引っ張っていたリーダーらしい。初めて会った時、ものすごく驚いて、リトを見て、また私を見て。そして、ものすごく笑った人だ。
「どんだけ過保護なんだよ?! いきなり子煩悩になるんじゃねえわ!」
「違うわ、お前こいつがどんだけ危ういか知らねえから――」
彼はリトを半ば引きずるような勢いで出て行こうとする。
手を振る私の後ろから、おかみさんの大きな声が響いた。振り返ると、包丁を振りながらけらけらと笑っている。
「心配症だねえ、リュウちゃんは気を付けておくよ!」
「頼む、飯食う時も目ぇ離さねえように――」
まだ何か言いながら、リトの声は扉の向こうに消えていったのだった。
手を拭き拭き厨房から出てきたおかみさんが、私の頭に手を置いて苦笑する。
「まったく、リュウちゃんはウチの悪ガキと違って、こんなに聞き分け良くて賢いのにねえ」
「りゅー、ちゃんと聞き分ける」
こくりと頷いて、完全に閉じてしまった扉を見つめた。大丈夫、リトはちゃんと帰ってくるから。
「本当にいい子だよ。リトさんは高ランクだからねえ、ここいらの魔物に遅れを取ったりしないよ」
もう一度、こくりと頷いた。
今回は中型魔物の討伐。少々数が多いので安全のためにリトが呼ばれたらしい。リーダーは主戦力、なんて言っていたけれど、万が一の用心棒みたいな意味合いだそうで、リトだけは一匹も魔物を倒さなくても収入がある。
『仕方ねえ、せめてもの餞別ってことにするか』
ほんの少し視線を下げて、リトはそう言った。
……私たちは、今週末にこの街を出る。誰にも、何にも言わずに出る。
リトが旅支度しているのは知られているけれど、いつどこに行くのか、誰も知らない。
それでいいのだろうか。
私はただ、ぽん、ぽんと頭を撫でる柔らかくて大きな手を感じていたのだった。
ーーおかみさんは、少しばかり不安そうな顔で私をのぞき込んだ。
「ちょっと重いけど、いけるかい? リュウちゃん」
こくり、力強く頷いて私は両手を差し出す。渡された盆を受け取ると、なるほどずしりと手が下がった。だけど大丈夫、このくらい運べる。
じっと盆に乗せられた料理を見つめ、慎重に足を踏み出した。前が見えないので、少しずつ、足で探るようにじりじりと進む。
いける、いける。わずかに視線を外して距離を測った3番テーブルは、もうすぐそこだ。さっきから私が運ぶのは3番と7番ばかり、厨房から一番近い席で助かっている。リトなら多分、二歩の距離だ。
息を詰めて少しずつテーブルに近づく私を、なぜだか周囲も固唾をのんで見つめている気がする。
「どーじょ」
無事に盆の端をテーブルに乗せたところで、ホッと安堵して失敗した。
ぐらり、と盆が傾いて、乗っていたサラダボウルが宙を――舞う寸前、お客が見事にそれを掴み取る。
「……ふう。ありがとうよ、ちっこいのに頑張ってんな」
周囲に張りつめていた緊張感が緩んで、脱力した面々が各々汗を拭ったりなどしている。その様子を不思議に思いつつ、ぺこりとおじぎをひとつ。
「ごゆっくい。しちゅれいしましゅ」
帰りはお盆しか持っていないので、颯爽と踵を返して駆け出し、見事にテーブルの脚に引っかかった。
「「「あああっ?!」」」
ガタガタっと一斉に物音がしたと同時に、私はびたーんとフロアに腹で着地していた。飛んで行ったお盆がくわんくわんと先に厨房まで帰って床で回っている。
「…………」
大丈夫、大して痛くはない。失敗したと思いつつ起き上がってぱんぱんと体を払った。さて、と顔を上げた時、席に座っていたはずの客たちがそろって腰を浮かせていることに気が付いた。
急に立ち上がった大人たちを不審に思って見まわすと、一斉に視線を逸らして着席する。
何事もなかったように再開された食事風景に首を傾げ、今度はトフトフ歩いてお盆を拾った。
「大丈夫かい、リュウちゃん。強い子だねえ! だけど無理しなくていいんだよ?」
おかみさんが眉尻を下げて屈みこみ、私の全身を確認した。
「りゅー、大丈夫。できる」
「そうかい? じゃあ、新しく来た人におしぼりを渡してもらおうかな」
宿のお昼は、案外忙しい。食堂の評判がいいらしく、宿泊客以外がたくさんやって来るのだ
私の食事はと言えば、リトが昼・夕と先に注文してあったから、席に座ればおかみさんが持って来てくれる手筈になっていた。
昼まで部屋でぼうっと過ごし、暇を持て余して早めの昼食を取っていた時、ふと思いついたのだ。
私はこうして大変退屈をしているから、忙しくなるなら手伝えばいいのではないかと。
最初は遠慮していたおかみさんたちも、私が重ねて手伝うと申し出れば、こうして少しずつ仕事を振ってくれるようになった。
最初は、椅子をテーブルに入れる仕事。次に、入って来る人にいらっしゃいませをする仕事。そして、さっき初めて食事を運んだ。
いつもサラダセットはメインとサラダが一緒に出される気がしたけれど、今日はサラダだけ先に渡すらしい。きちんと役目を果たせて、私は大変満足だ。
だけど段々客が増えてくると、配膳作業は力のあるおかみさんのものになってしまった。私はひたすら椅子を直し、いらっしゃいませを言い、おしぼりを渡す。おかみさん達に倣って、ありがとうございましたを言うことも覚えた。
つけてもらったエプロンのひもをひらひらさせ、狭いテーブルの間を忙しなく動き回っていた時、出て行った数人と入れ替わるように、またお客さんが入って来た。
「いやったいまてー!」
段々と適当になってきたいらっしゃいませを言いつつ、とてとて走ってそつなく人数分のおしぼりを渡す。
そのまま立ち去ろうとした時、おい、と呼び止められた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
いつも読んでいただきありがとうございます!
2作品2日起き更新が少々厳しいので、少し更新頻度落とすと思います……すみません!
323
あなたにおすすめの小説
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる