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ゲーム前
母の思い
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それは、主要貴族を招いて2人の王子をお披露目する夜会で起こった。
「まぁ、何と穢らわしい。まるで血を吸ったような禍々しい瞳だこと」
ヴィルヘルム殿下の赤い瞳を見た王妃が、不快そうに顔を歪ませ、誰の耳にも聞こえるように言い放ったその言葉に、周囲が固まる。
すぐに王がヴィルフェルム様を庇うように抱き寄せ、王妃の言葉など聞こえなかったかのように側に置いた。
カルマ様は、側室としての身をわきまえ、微動だにすることはなかったが、必死に唇を噛み締めて感情を耐えている様子であった。
それだけならば、王妃の悋気で済んだのだろうが、それだけでは終わらなかった。
王族の子どもに授ける祝福の言葉。
それを与えるアウレスの発言で騒然となったのだ。
「ヴィルフェルム殿下に近づく者は、皆不幸になるでしょう」
「何を馬鹿なことを!」
思わずといったように、カルマ様が声を上げる。
「神官長である私に意を唱えますか。私に意を唱えるということは、神に背くことも同じ。控えなさい」
ここで、既に確固たる地位を確立していたアウレスを表立って敵に回してしまったのも悪手の一つであったのであろう。
「まぁ、そのような者が王の近くにいるなど言語道断。早く下がらせなさい」
王の腕に抱かれてたいたヴィルフェルム殿下を震える腕で抱き締めたカルマ様は、一瞬だけ王と視線を合わせられたように見えた。
本の一瞬で、その視線で何が交わされたのか、分かりはしなかったが。
悲しみを抱えたまま、ヴィルフェルム様を抱いて退室するカルマ様を王は心配そうに見送るしかなかった。
この時、初めて王をかわいそうだと感じた。
本来であれば不敬であるが、それ以外の何を感じればよいと言うのか。
本当はカルマ様を追いかけて行きたいだろうに。
最愛の人を侮辱されても表立って庇えず、自分も一緒になって忌避する視線を耐えることさえできず、何よりも自分の感情を捨て去って、何食わぬ顔で立ち続けなければならない。
そして、周囲も何事もなかったかのようにーーー最初からカルマ様やヴィルフェルム殿下などいなかったかのようにーーー王妃の元へとお祝いを述べに列をなす貴族たち。
私も類に漏れずそれに参加したわけだが、とても祝いの言葉を告げる気になどなれず、ただ上辺だけの敬意を示すだけに止めた。
それを王は、何も咎めることなく頷いて返してきたので、不敬に問われることもなかった。
王妃は不満そうであったが。
「ルーベ」
立ち去ろうとした私の背中に、王から声がかかる。
振り返ると、王の確固たる意思を持った視線を投げつけられた。
それは、後を追えない自分の代わりに、カルマ様の様子を見に行けという無言の命令。
それに軽く頷き、足早に会場を後にしてサロンへと続く中庭に入った瞬間、漂ってきたむせ返る程の濃い血の臭いに、嫌な予感が沸き上がってくる。
「誰かそこにいるのか!?」
敢えて大きな声を出しながら、臭いが強くなる方へ焦る心そのままに足を早める。
そして、聞こえてくる赤子の小さな鳴き声。
ーーー嫌な予感はほとんど確信へと変わった。
ざっと枝木を掻き分けたそこには、ヴィルフェルム殿下を体の下に庇い、傷を負ったカルマ様。
そして、その血の量は素人目でも多いと分かった。
恐らく先程大きな声を出したために、犯人たちは逃げ去った後であったが、今はカルマ様の保護が優先される。
きっと、王もそうしたであろう。
近づくと体を固くしたカルマ様に、まだ敵が近くにいると思われていることに気づく。
「カルマ様、私です。ルーベです」
声をかけると明らかに安堵したようにカルマ様は深く息をついた。
「今、緊急事態の魔力を放出しました。直に治癒魔法の使い手が来ます。お気を確かに!」
その声に、カルマ様はうっすらと目を開けた。
「のう、先生…?生まれた場所で、こんなにも扱いが違うのだな…。憂いことよ…のぉ。どこに生まれても、皆平等に、幸せに、なれればいいのにの…」
「…申し訳ありません」
「ふふ、先生は…謝ってばっかりだのう」
弱々しく笑うと、カルマ様は急に魔力を練り始めた。
「っな!何をされているのですか!?この状況で魔力を使うなんて、あなたは馬鹿ですか!?」
驚いて止めようとする私を、傷と魔力を酷使する苦痛に顔を歪ませながら、カルマ様は視線一つで制した。
「ちょうど、媒介が多くあるからな…、この量だともう助かるまい」
カルマ様が言う媒介、それはつまり体から流れ出た己の血。
血を使うと、より強力なものとなる魔法。
それを苦しいはずなのに、流れるような動作で組んでいくカルマ様。
そして、緻密に練り上げられて大きく膨らんだ魔力は、吸い込まれるようにヴィルフェルム殿下へと流れ込んでいった。
「もう、妾が傍にいて、護ってやることも、できなくなってしまった、からな。これでも、かと、いうほど、加護を、与えて、やったわ」
誰もこの子を傷つけられまい、ととぎれとぎれに話すカルマ様は、満足そうに微笑んだ。
「カルマ!」
ざっと枝木を掻き分けて、王が走り込んできた。
きっと、私の発した魔力とカルマ様が発した魔力で何が起こったか向かう中で察していたのだろう。
カルマ様を呼ぶ声が震えていた。
「カルマ…」
崩れ落ちるようにカルマ様の隣に膝を付き、王は震える手でカルマ様の頬に触れた。
私は、未だ泣き続けるヴィルフェルム様を抱き上げ、枝木の向こうへ移動した。
ーーー恐らく、これが2人最期の時間になるだろうから…ーーー。
その短い時間で、2人が何を話したのかは分からない。
ただ、聞こえてきたのはカルマ様の穏やかな言葉。
「のぅ、シャル…、愛しい、人との、子は、ほんに、愛しい、のぉ…」
その言葉を最後に、途切れた話し声。
枝木の間から私が顔を出した時、王はカルマ様を抱き締めながら彼女の肩口に顔を埋めて泣いていた。
王の腕の中で看取られたカルマ様は、最期の言葉を体現するかのように、穏やかなお顔をされていた。
そうして、幸せな日々は唐突に終わりを告げたのだ…ーーー。
「まぁ、何と穢らわしい。まるで血を吸ったような禍々しい瞳だこと」
ヴィルヘルム殿下の赤い瞳を見た王妃が、不快そうに顔を歪ませ、誰の耳にも聞こえるように言い放ったその言葉に、周囲が固まる。
すぐに王がヴィルフェルム様を庇うように抱き寄せ、王妃の言葉など聞こえなかったかのように側に置いた。
カルマ様は、側室としての身をわきまえ、微動だにすることはなかったが、必死に唇を噛み締めて感情を耐えている様子であった。
それだけならば、王妃の悋気で済んだのだろうが、それだけでは終わらなかった。
王族の子どもに授ける祝福の言葉。
それを与えるアウレスの発言で騒然となったのだ。
「ヴィルフェルム殿下に近づく者は、皆不幸になるでしょう」
「何を馬鹿なことを!」
思わずといったように、カルマ様が声を上げる。
「神官長である私に意を唱えますか。私に意を唱えるということは、神に背くことも同じ。控えなさい」
ここで、既に確固たる地位を確立していたアウレスを表立って敵に回してしまったのも悪手の一つであったのであろう。
「まぁ、そのような者が王の近くにいるなど言語道断。早く下がらせなさい」
王の腕に抱かれてたいたヴィルフェルム殿下を震える腕で抱き締めたカルマ様は、一瞬だけ王と視線を合わせられたように見えた。
本の一瞬で、その視線で何が交わされたのか、分かりはしなかったが。
悲しみを抱えたまま、ヴィルフェルム様を抱いて退室するカルマ様を王は心配そうに見送るしかなかった。
この時、初めて王をかわいそうだと感じた。
本来であれば不敬であるが、それ以外の何を感じればよいと言うのか。
本当はカルマ様を追いかけて行きたいだろうに。
最愛の人を侮辱されても表立って庇えず、自分も一緒になって忌避する視線を耐えることさえできず、何よりも自分の感情を捨て去って、何食わぬ顔で立ち続けなければならない。
そして、周囲も何事もなかったかのようにーーー最初からカルマ様やヴィルフェルム殿下などいなかったかのようにーーー王妃の元へとお祝いを述べに列をなす貴族たち。
私も類に漏れずそれに参加したわけだが、とても祝いの言葉を告げる気になどなれず、ただ上辺だけの敬意を示すだけに止めた。
それを王は、何も咎めることなく頷いて返してきたので、不敬に問われることもなかった。
王妃は不満そうであったが。
「ルーベ」
立ち去ろうとした私の背中に、王から声がかかる。
振り返ると、王の確固たる意思を持った視線を投げつけられた。
それは、後を追えない自分の代わりに、カルマ様の様子を見に行けという無言の命令。
それに軽く頷き、足早に会場を後にしてサロンへと続く中庭に入った瞬間、漂ってきたむせ返る程の濃い血の臭いに、嫌な予感が沸き上がってくる。
「誰かそこにいるのか!?」
敢えて大きな声を出しながら、臭いが強くなる方へ焦る心そのままに足を早める。
そして、聞こえてくる赤子の小さな鳴き声。
ーーー嫌な予感はほとんど確信へと変わった。
ざっと枝木を掻き分けたそこには、ヴィルフェルム殿下を体の下に庇い、傷を負ったカルマ様。
そして、その血の量は素人目でも多いと分かった。
恐らく先程大きな声を出したために、犯人たちは逃げ去った後であったが、今はカルマ様の保護が優先される。
きっと、王もそうしたであろう。
近づくと体を固くしたカルマ様に、まだ敵が近くにいると思われていることに気づく。
「カルマ様、私です。ルーベです」
声をかけると明らかに安堵したようにカルマ様は深く息をついた。
「今、緊急事態の魔力を放出しました。直に治癒魔法の使い手が来ます。お気を確かに!」
その声に、カルマ様はうっすらと目を開けた。
「のう、先生…?生まれた場所で、こんなにも扱いが違うのだな…。憂いことよ…のぉ。どこに生まれても、皆平等に、幸せに、なれればいいのにの…」
「…申し訳ありません」
「ふふ、先生は…謝ってばっかりだのう」
弱々しく笑うと、カルマ様は急に魔力を練り始めた。
「っな!何をされているのですか!?この状況で魔力を使うなんて、あなたは馬鹿ですか!?」
驚いて止めようとする私を、傷と魔力を酷使する苦痛に顔を歪ませながら、カルマ様は視線一つで制した。
「ちょうど、媒介が多くあるからな…、この量だともう助かるまい」
カルマ様が言う媒介、それはつまり体から流れ出た己の血。
血を使うと、より強力なものとなる魔法。
それを苦しいはずなのに、流れるような動作で組んでいくカルマ様。
そして、緻密に練り上げられて大きく膨らんだ魔力は、吸い込まれるようにヴィルフェルム殿下へと流れ込んでいった。
「もう、妾が傍にいて、護ってやることも、できなくなってしまった、からな。これでも、かと、いうほど、加護を、与えて、やったわ」
誰もこの子を傷つけられまい、ととぎれとぎれに話すカルマ様は、満足そうに微笑んだ。
「カルマ!」
ざっと枝木を掻き分けて、王が走り込んできた。
きっと、私の発した魔力とカルマ様が発した魔力で何が起こったか向かう中で察していたのだろう。
カルマ様を呼ぶ声が震えていた。
「カルマ…」
崩れ落ちるようにカルマ様の隣に膝を付き、王は震える手でカルマ様の頬に触れた。
私は、未だ泣き続けるヴィルフェルム様を抱き上げ、枝木の向こうへ移動した。
ーーー恐らく、これが2人最期の時間になるだろうから…ーーー。
その短い時間で、2人が何を話したのかは分からない。
ただ、聞こえてきたのはカルマ様の穏やかな言葉。
「のぅ、シャル…、愛しい、人との、子は、ほんに、愛しい、のぉ…」
その言葉を最後に、途切れた話し声。
枝木の間から私が顔を出した時、王はカルマ様を抱き締めながら彼女の肩口に顔を埋めて泣いていた。
王の腕の中で看取られたカルマ様は、最期の言葉を体現するかのように、穏やかなお顔をされていた。
そうして、幸せな日々は唐突に終わりを告げたのだ…ーーー。
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