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堕落女神は乙女ゲームの異世界へ
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「キィィィィィィ羨ましい羨ましい羨ましいいいいいいいいいい!!!」
天界にある女神・エレンの神殿内に叫び声が響く。
その声を発した主は、現在神殿の床に寝かせた身体を絶賛ローリング中である。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
そして、約1kmほどのローリングを終えた女神・エレンはとある決心をする。
「っしゃあああ!やってやるわ!私、乙女ゲームの世界、いっきまーーーーす!」
そしてエレンは、天界からその姿を消した。
*
はーい♪
私エレン、超偉い女神様よ!
私はちょー暇な天界の生活に飽き飽きしてたんだけど、なんと!
地球にはゲームっていうちょー面白いものがあるじゃない?
暇な私はすぐにそれを超素晴らしい女神の力でパパっと取り寄せて遊んだわけよ!
最初は配管工のおっさんを操るゲームとかを遊んでたんだけど、今の私のトレンドはコレ!
じゃじゃーん!恋愛ゲームよ!
このゲームはね!
貴族の学園に通う、特待生の平民の少女を操って、イケメンをゲットするゲームなのよ!
イケメンっていうのも凄い数がいてね。
王子様、宰相の息子、将軍の息子、勇者、剣聖、賢者、教師、教頭、学園長、用務員、魔王、ヴァンパイア、オーガ、コボルト、オーク・・・(中略)・・・幽霊、犬、猫、馬、鼠、蟻・・・
もう訳わかんないくらい攻略対象のイケメンがいるのよ!
すごくない!?
幅広い需要に対応しすぎてるわよね。
そんでそのゲームやってるんだけど、もう主人公のメスがクッソうらやましいのよ!
なんでかって何してもどっかでイケメンのフラグが立っていい感じになるのよね。
風が吹けば桶屋が儲かるって言葉があるじゃない?
そんな感じで、主人公が座って本読んだり、くしゃみしたりするだけでどっかのイケメンのフラグが立ったりするのよ!
そんな現実ありえねーよ!
って思いつつも私は、すっごく羨ましいのよ!
で、前置きが長くなったけど
その結果が冒頭のローリングからの乙女世界へのワープな訳よ。
そして今私は!
主人公のメスの身体に憑依してイケメンとの青春ラブコメを満喫しようって目論見な訳よ!
とりあえず、私の女神パワーを使ってこの身体を強化するわよ!
このゲームには課金アイテムがいくつもあってね。
ゲームをより簡単に、更にはよりグレードアップした内容にできるのよ!
イケメン達とのキャッキャウフフをより強化できる訳ね。
それを女神パワーを使って全部の課金アイテムを購入します!
合計8桁のお金を女神パワーで充当したわ!
そんで買った結果、アルティメットなフルパワーを手に入れたのよ!
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
私は今、地上から高さ100mのところに顔があるわ。
なぜかって?
課金装備を全部付けたら、とんでもなく大きくなっちゃったのよ!
もうね、ラスボスみたいなのよ。
サーカスのテントみたいな大きさの超でかいドレス着てるし、羽根は生えてるし、頭には100mくらいのでかい帽子というかティアラみたいなのもあるし。
サ〇コか!
そんで、両肩にはコンテナ付いててミサイルとかバズーカとか出せるし、ドレスにはでかい砲身や、なんでも跳ね返すバリアの発生装置もくっついてるのよ。
デンド〇ビウムか!
とりあえず、戦闘の時は無敵なんだけど、普段の生活では邪魔なだけだから全部アイテムイベントりに収納したわ。
そしたらね、一人のイケメンが私に近づいてきたのよ!
第一イケメン発見!
「やぁ君、さっきはすごい恰好をしていたね、邪神が降臨したのかと思ってびっくりしちゃったよ」
「いやですわぁ、ただのお洋服ですのよ。ちょっと派手だったので脱ぎましたの♪」
うっし!違和感のないスムーズな返事ができたわ!
「そうなんだ。おっと!自己紹介が遅れたね、僕はこの学園の書記をしているビリーだよ、年は16だ」
「まぁ、そうでしたの!私はエレンと申しますの。私も同い年ですわ♪」
下二桁がね♪
本当は年齢は100億16歳ですけどね。
年の差の恋愛というはすごく燃えるものでしょ?
だから100億歳も年の差があったら、超やばいわよね。
そんな感じで仲良くなったビリーとおしゃべりをしてたら、なんと彼、つい先ほど婚約者から婚約破棄を言い渡されて落ち込んでいるそうなの。
これは彼を元気づけて差し上げないとね!
「ビリー、私と鬼ごっこしましょう!」
「え?うん。わかったよ」
そして私達はお花畑にワープして一緒に走り回ったの。
アハハー
マテマテー
これぞまさに青春!
ラブコメって感じよね!
ビリーも汗を流して吹っ切れたようで、私達は楽しくお花畑を駆けまわったのよ。
*
女神エレンが乙女ゲーム内で走っていた頃、天界では全知全能の大神によってある決断がなされた。
「女神エレン、クビ!」
そしてエレンは女神ではなくなり、乙女ゲームの中で永遠の時をループし、イケメン達とキャッキャウフフしたのでした。
めでたしめでたし。
天界にある女神・エレンの神殿内に叫び声が響く。
その声を発した主は、現在神殿の床に寝かせた身体を絶賛ローリング中である。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
そして、約1kmほどのローリングを終えた女神・エレンはとある決心をする。
「っしゃあああ!やってやるわ!私、乙女ゲームの世界、いっきまーーーーす!」
そしてエレンは、天界からその姿を消した。
*
はーい♪
私エレン、超偉い女神様よ!
私はちょー暇な天界の生活に飽き飽きしてたんだけど、なんと!
地球にはゲームっていうちょー面白いものがあるじゃない?
暇な私はすぐにそれを超素晴らしい女神の力でパパっと取り寄せて遊んだわけよ!
最初は配管工のおっさんを操るゲームとかを遊んでたんだけど、今の私のトレンドはコレ!
じゃじゃーん!恋愛ゲームよ!
このゲームはね!
貴族の学園に通う、特待生の平民の少女を操って、イケメンをゲットするゲームなのよ!
イケメンっていうのも凄い数がいてね。
王子様、宰相の息子、将軍の息子、勇者、剣聖、賢者、教師、教頭、学園長、用務員、魔王、ヴァンパイア、オーガ、コボルト、オーク・・・(中略)・・・幽霊、犬、猫、馬、鼠、蟻・・・
もう訳わかんないくらい攻略対象のイケメンがいるのよ!
すごくない!?
幅広い需要に対応しすぎてるわよね。
そんでそのゲームやってるんだけど、もう主人公のメスがクッソうらやましいのよ!
なんでかって何してもどっかでイケメンのフラグが立っていい感じになるのよね。
風が吹けば桶屋が儲かるって言葉があるじゃない?
そんな感じで、主人公が座って本読んだり、くしゃみしたりするだけでどっかのイケメンのフラグが立ったりするのよ!
そんな現実ありえねーよ!
って思いつつも私は、すっごく羨ましいのよ!
で、前置きが長くなったけど
その結果が冒頭のローリングからの乙女世界へのワープな訳よ。
そして今私は!
主人公のメスの身体に憑依してイケメンとの青春ラブコメを満喫しようって目論見な訳よ!
とりあえず、私の女神パワーを使ってこの身体を強化するわよ!
このゲームには課金アイテムがいくつもあってね。
ゲームをより簡単に、更にはよりグレードアップした内容にできるのよ!
イケメン達とのキャッキャウフフをより強化できる訳ね。
それを女神パワーを使って全部の課金アイテムを購入します!
合計8桁のお金を女神パワーで充当したわ!
そんで買った結果、アルティメットなフルパワーを手に入れたのよ!
ゴゴゴゴゴゴ・・・!
私は今、地上から高さ100mのところに顔があるわ。
なぜかって?
課金装備を全部付けたら、とんでもなく大きくなっちゃったのよ!
もうね、ラスボスみたいなのよ。
サーカスのテントみたいな大きさの超でかいドレス着てるし、羽根は生えてるし、頭には100mくらいのでかい帽子というかティアラみたいなのもあるし。
サ〇コか!
そんで、両肩にはコンテナ付いててミサイルとかバズーカとか出せるし、ドレスにはでかい砲身や、なんでも跳ね返すバリアの発生装置もくっついてるのよ。
デンド〇ビウムか!
とりあえず、戦闘の時は無敵なんだけど、普段の生活では邪魔なだけだから全部アイテムイベントりに収納したわ。
そしたらね、一人のイケメンが私に近づいてきたのよ!
第一イケメン発見!
「やぁ君、さっきはすごい恰好をしていたね、邪神が降臨したのかと思ってびっくりしちゃったよ」
「いやですわぁ、ただのお洋服ですのよ。ちょっと派手だったので脱ぎましたの♪」
うっし!違和感のないスムーズな返事ができたわ!
「そうなんだ。おっと!自己紹介が遅れたね、僕はこの学園の書記をしているビリーだよ、年は16だ」
「まぁ、そうでしたの!私はエレンと申しますの。私も同い年ですわ♪」
下二桁がね♪
本当は年齢は100億16歳ですけどね。
年の差の恋愛というはすごく燃えるものでしょ?
だから100億歳も年の差があったら、超やばいわよね。
そんな感じで仲良くなったビリーとおしゃべりをしてたら、なんと彼、つい先ほど婚約者から婚約破棄を言い渡されて落ち込んでいるそうなの。
これは彼を元気づけて差し上げないとね!
「ビリー、私と鬼ごっこしましょう!」
「え?うん。わかったよ」
そして私達はお花畑にワープして一緒に走り回ったの。
アハハー
マテマテー
これぞまさに青春!
ラブコメって感じよね!
ビリーも汗を流して吹っ切れたようで、私達は楽しくお花畑を駆けまわったのよ。
*
女神エレンが乙女ゲーム内で走っていた頃、天界では全知全能の大神によってある決断がなされた。
「女神エレン、クビ!」
そしてエレンは女神ではなくなり、乙女ゲームの中で永遠の時をループし、イケメン達とキャッキャウフフしたのでした。
めでたしめでたし。
応援ありがとうございます!
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