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第1章。コスモラーナVol-1-1。
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❤️コスモラーナ帝国❤️
第1章。コスモラーナVol-1-1。
2256年11月3日。~2262
年1月25日。
(登場人物)
(テラ連邦共和国)
💚バロン・ダッカル。
テラ連邦共和国大執政官。
❣️シャーミン・レムル・ムア。
コスモラーナ帝国女王。テラ連邦共和国国防総省最高位司令長官。
❣️ラレイナ・レムル・ムア。
コスモラーナ副総統轄摂政。テラ連邦共和国執政官。
💚近江正美。
(アラン・レムル・レム)レム人名。
レム銀河連合帝国統轄女王直系の子孫。コスモラーナ帝国皇帝。コスモラーナの総裁。キングマスター。
❣️キャリル・タリアラン・コスモレルナー。
アランの側近、アランの親衛隊司令官兼王族警護部隊司令。
(アラン総合研究センター)
💚アラン・レムル・レム。
アラン総合研究センター総合長。
❣️ミレイナ・レムル・レム。
総合物理学研究所総長。
❣️ラレイナ・レムル・レム。
高次元研究所所長。
❣️カナレル・レムル・レム。
高エネルギー研究所所長。
💚マドン・レムル・レム。
素粒子研究所所長。
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第2章。コスモラーナVol-1-1。
レムル銀河連邦帝国シャルルクル・レムル・レム統轄女王の直系500億キロメートルの種族保存母船シャルルレムリアンと巨大船団が、グレートウォールを出発してから、銀河系を含む局部銀河郡まで後り4600万光年の宙域迄接近していた。其の宙域に滞空し座標確認と包囲探知を開始する。
シャルルクル・レムル・レム統轄女王は、先に疎開させた直系50億キロメートルのコスモドーム・マザーと、直系5億キロメートルの銀河渡航船コスモドリアンが強大な帝国を建国していると期待していた。早く合流したいと気持ちで一杯になるが、全ての母船のメンテナンスをしなければ残りの行程をこなせない。
此れ程の超巨大船団で有る。メンテナンスには数10年から数100年は必要で有るが、真正レム種族に取っては僅かな時間で有る。
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海底基地レムリアンの統轄司令で有るラレイナ・レムル・ムアが派遣した連絡艦で、2256年11月3日に到着した。
報告を聞いたシャーミンは、先ずアラン・レムル・レムに報告する。
「では、携帯ドラン転送機と携帯バブルバリア発生装置を装備した特殊部隊を派遣しよう。お土産にドラン転送機と、バブルバリア発生装置を持たせて❗️」と、話し掛ける。
「アラン様❗️テラの解放はしないのですか」と、問い掛けるシャーミン。
「何れダレン・レムル・ムア皇帝は太陽系から消えるだろう❗️」と、答えるアラン・レムル・レム。
「其の根拠は有るのですか❗️」
「中央部円盤コスモドーム・シャルメリアを目撃したからさ❗️彼等は間違いなく本拠地星系を此の辺に建設したと予測出来る」と、何気無く答える。
「なるほど。納得しました❗️」と、シャーミン。続けて「ラロット・レムル・ムア第1摂政傘下の1個軍団をテラ奪還に差し向けましょう❗️軍事訓練を兼ねまして」と、提案する。
「軍事的な事には余り興味が無いので、そう言う事はシャーミンに託す❗️」と、アラン・レムル・レム。
「承知しました❗️直ちに手配します」と、シャーミン。
シャーミン総統轄摂政から命令を受けたラロット・レムル・ムア第1摂政は、直属の第1軍団長に「統合大元帥、我が軍団がシャーミン総統轄摂政から火星並びにテラを奪還せよとの命令を受けた。奪還後に我々は火星オウリオウル基地に常駐し太陽系の防衛を担うものとする。心して発進せよ❗️」と、号令を出す。
中央部円盤コスモドーム・シャルメリアの巨大格納庫から、第1軍団が次々と発進して行く。
アラン・レムル・レムは不老不死者達を、レム人の最高レベル迄知能のレベルアップする為にヒュプノ教育を開始する。数時間後。ヒュプノ教育が終了する。
「タリアナル、気分は如何かな❗️」と、問い掛ける近江正美。
「アラン、大丈夫よ❗️」と、答えるタリアナル・バルダラ・ルダン王女。
アラン・レムル・レムは1人づつ声を掛けて安否を確認する。
「全員何事も無くよかった❗️」全員優しく声を掛けるアラン・レムル・レム。
「アラン様❗️軍人希望者が殺到していると報告が有りました」と、ナタリル・バルダラ・ルダン女王が話し掛ける。
「其れは良い事てすね」と、答えるアラン・レムル・レム。
「殿下❗️応募数が多すぎて対応出来ないと言う事なのですが」と、ナタラル・バルダラ・ルダン統合大元帥。
「アッ❗️そう言う事か。では、コスモドームに受け入れて訓練させよう。で、男女の比率は」と、問い掛けるアラン。
「ほぼ半数です❗️」と、答えるナタラル・バルダラ・ルダン統合大元帥。
「ナタリロ、女性の訓練は頼む❗️」と、アラン。
「承知致しました殿下❗️」と、ナタリロ・バルダラ・ルダン統轄大元帥。
「男子の訓練はナグダ大元帥❗️」
「承知致しました殿下❗️」と、ナグダ・バルダラ・ダレル大元帥。
「此れで良いかな❗️後はシャーミンが手を打つだろう。私は第4惑星バルダンの開発と、新たな高次元の研究で忙しい」と、答えるアラン。
「私も高エネルギー学者、高次元学者ですので協力しますわ」と、タリアナル・バルダラ・ルダン王女。
「アラッ❗️タリアナル、何時から高エネルギー学者になったの」と、問い掛けるナタリア・バルダラ・ルダン統轄女王。
「ヒュプノ教育を受けてからよ❗️アランにお願いしたの」と、答える。
「アラッ、そうなの❗️」と、半ば呆れている。
「私の高次元理論では、ゼロ次元から10次元迄階層的に存在すると言うものよ❗️」と、タリアナル王女。
「私もタリアナルと同じ考えてです。只、我々には知覚も探知も出来ないだけでは無いかと考えています❗️」と、アラン。
「私には全く解らないわ❗️でも、アランがそう言うならば存在するのでしょうね」と、ナタリア統轄女王。
「アラン、第4惑星バルダンの開発は惑星開発部に任せて、私達は上位次元の研究をしましょう❗️」と、話し掛けるタリアナル王女。
「フム、そうだな。全てを1人では出来ないからね。得意の研究に没頭するか」と、答えるアラン。
2人は総合物理学研究所に戻った。此処でメインに研究しているのは、高次元エネルギーと高次元空間で有る。アランは、此の2学問は切り離せないと考えている。其所から更に5次元の上位次元で有る6次元を定義付ける。
アランは、5次元の定義は4次元空間に、マイナス時間軸を加えた次元だと考えている。更に6次元空間は、5次元空間に、マイナス(反)空間を加えた次元で有ると考えていた。だが、未だに実証されていない。
総合物理学研究所ミレイナ・レムル・レム総長が2人を迎える。
アランは右手を上げて「ミレイナ❗️研究は進展してるかな」と、問い掛ける。
「アランのマイナス空間理論は正しいと私も考えていますけど、未だに確証出来ないわね❗️何か未知の要素が抜けいるのかもね」と、答えるミレイナ総長。
「恐らくメンタル的な未知エネルギーの流れかしら❗️」と、タリアナル王女。
2人同時に「其れだ❗️」と、叫ぶ。「有難うタリアナル❗️君は私以上の天才物理学者」
「えっ❗️そうかしら。だって思念は全ての次元、空間、時間を超越していますもの」と、答えるタリアナル王女。続けて「2人共考え過ぎなのよ❗️」
2人は苦笑い。「頭の中をリラックスさせて柔軟さ持たせなければならないな❗️」と、アランがぼやく。
超能力研究所のパレル・レムル・レム総長とタリルナ・レムル・レム思念波研究所所長とコンタクトを付ける。
「アラン総合長❗️いきなり連絡とはどの様な用件かしら❗️」と、話し掛けるパレル・レムル・レム総長。
「2人に私の研究の共同研究者になって欲しい❗️」と、要望する。
「思念波の研究が役に立つのですか❗️」と、問い掛けるタリルナ・レムル・レム思念波研究所所長。
「勿論だ。成功すれば歴史上最大級大発明となる」自信を込めて話し掛ける。
「解りました」と答えるタリルナ。
こうして新たな研究チームが活動を開始する。
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テラ奪還船団に同行したテラ連邦共和国大執政官バロン・ダッカルは200台を引率している。
其のテラ奪還船団が2256年11月7日。太陽系に到着する。
「大執政官閣下❗️戦闘に巻き込まれない様に、最後部にいて下さい。我々が先陣を切ってオウリエイト帝国軍と戦います」と、話し掛けるラロット・レムル・ムア第1摂政。
「承知した」と、答える大執政官。
ラロット・レムル・ムア第1摂政は、太陽系内を遠隔リサーチする様命じる。
「太陽系内に航行する宇宙船は存在しません。高エネルギー反応は火星と地球だけです」と、探知センターから報告が届く。
「承知した。全船団火星と木星の中間地点迄進撃せよ❗️」と、号令を出す。
数時間後。第1摂政傘下の第1軍団が火星近く迄進行する。
「火星から発進する戦艦は皆無。まるで無人の様です」
「油断するな。罠かもしれない。無人探査艦を火星と地球に派遣させよ❗️」用心深い。
火星に派遣した無人探査艦は、オウリオウル基地が無人だと確認し、報告する。
「全船団を火星に着陸させよ❗️私は地球に向かう」嫌な予感がする。
地球の周回軌道に乗り、地上をリサーチして驚く。
「裏切り者の偽ダレン皇帝め❗️此の様な非人道的な虐殺を実行するとは。見付け次第抹殺してやるわ」怒りが込み上げる。
「海底基地レムリアンのラレイナ・レムル・ムア副摂政とコンタクトが付きました」と、統合司令センターに声が広がる。
「コスモラーナの第1摂政のラロット・レムル・ムアです。シャーミン閣下の命令で地球奪還を成し遂げましたが、裏切り者の偽ダレン皇帝が撤退する前に、地上の大都市を全て破壊した様です。我々は火星基地オウリオウルに常駐しますが、此の事実をキングマスターと、シャーミン閣下に報告します。同時に我々は地上の民の救済と大都市の再建に尽くします。ラレイナ副摂政にも協力を依頼する❗️」と、伝える。
「承知致しました第1摂政閣下❗️では、地球全土にテラは解放されたと発表します❗️」と、ラレイナ副摂政。続けて、通信回線を切り替えて「私は海底基地レムリアンのラレイナ・レムル・ムアです。コスモラーナのラロット・レムル・ムア第1摂政傘下の第1軍団が火星並びに地球を解放しました❗️」と、地球全土に向けて放送する。回線を切り替えて「第1摂政閣下❗️一言地球に向けてメッセージを」と、要望する。
要望に答えて「私はコスモラーナのラレイナ・レムル・ムアです。オウリエイト帝国皇帝のダレン・レムル・ムアは、太陽系から撤退する前に地上の大都市を徹底的破壊した。我々は、火星オウリオウル基地に常駐し、地球の民の救済と、大都市の再建に取り組みます❗️」と、話し終える。
次にラレイナ副摂政は、バロン・ダッカル大執政官と、コンタクトを付ける。
「大執政官閣下❗️ニック・バラデン副大執政官が裏切り、海底都市アトランティスを制圧されました。我々は連絡チューブを閉鎖して閉じ込めています。我々としては、多くの人々の安全を優先せざるを得ないので、強行突入は出来ません❗️」と、報告するラレイナ副摂政。
「承知した。後は私が何等かの手を打つ❗️」と、答える大執政官。
「大執政官閣下の艦隊は、中央アジアの旧オウリエイト帝国の帝都オウリエルの宇宙空港に着陸して下さい」と、話し掛ける。
「承知した。では後ほど」と、答えてコンタクトを切る。
ラロット・レムル・ムア第1摂政傘下の、直系60キロメートル小型戦闘母船コスモシャルゼン100万台と、最新鋭浮揚戦艦空母コスモスバル1億が次々と大気圏内に突入して行く。
高度1万6千メートル上空で広く散会し、コスモシャルゼン1台とコスモスバル500台単位で大都市に向かって行く。
残っているコスモシャルゼンは火星基地オウリオウルに戻り、とコスモバルは中央アジアゴビ砂漠の旧帝都オウリエルの軍事宇宙空港に戻って行く。
ラロット・レムル・ムア第1摂政は、2256年11月8日に旧帝都オウリエルをレムリアと改名し、コスモラーナ帝国傘下のテラ連邦共和国と宣言し、テラ連邦共和国は無制限の自治国家とした。
人命の救助は順調に進行しているが、テラの再建再建は思う様に進行していない。瓦礫に埋もれている死体が多く、回収するのに時間が掛かり大規模な瓦礫の撤去が出来ないからで有る。其れとは逆に、火星の改造と、新帝都レムリアの建設は想定以上に進行している。
特に火星は、オウリエイト帝国のメイヤ・レムル・ムア摂政が、重力、質量、大気、自転、傾き等、地球と全く同じ様に改造していたため、地上で人が住める様になっていた。其れが故に、火星に移住希望者が増加している。
ラロット・レムル・ムア第1摂政はオウリエイト山の東側の裾野に、火星の帝都シャルレロンの建設と、住宅街の建設を開始させる。
海底都市アトランティスの解放は、2256年11月10日早朝、バロン・ダッカル大執政官が直接指揮を取り特殊部隊1個軍と供にアトランティスに進入する。
副指揮官のニック・ロダン元帥は、ダッカル大執政官の身辺警護を部下に命じて自分が事実上指揮を取っている。
全隊員は、近江正美(アラン・レムル・レム)が発明開発した携帯ドラン転送機、携帯バブルバリア発生装置、ダブル銃(麻痺銃と熱核粒子銃を1つにした銃)を装備している。その上、テラ連邦共和国軍の正式宇宙戦闘服を着用しているので自己防護は完璧で有る。対して敵対している反乱軍の装備はテラの科学力での装備で有る。其の差は天と地位の差がある。にも関わらず慎重に進行しているのは人質がいるからで有る。
海底都市アトランティスが反乱者に制圧されていると知ったラロット・レムル・ムア第1摂政は、特殊部隊10万人を派遣して早急に解放する事にした。
ムア人特殊部隊10万人は、正攻法で、2万人編成で5方向からドーム内に進入し、中央部を目指して行く。叛乱ぐんは、其の5方向からの進軍に注意を削がれテラ連邦共和国軍特殊部隊の存在を完璧に見過ごしていた。
ニック・ロダン元帥傘下の特殊部隊は、反乱軍と遭遇する事無く中央部に進入する。
「大執政官閣下❗️理由は解りませんが、我々は反乱軍から忘れられている様な気がします」と、話し掛けるニック・ロダン元帥。
「確かに、運が良いだけでは無さそうだ。チャンスと捉え、反乱軍の首謀者で有るバラデン副大執政官を逮捕拘束すれば反乱は終焉する。特攻隊員を派遣して居場所を突き止めよ❗️」と、元帥に指示する。
「承知しました❗️大執政官閣下」と、答えてロダン元帥。
元帥は大佐に指示を出す。
「承知しました。元帥❗️」
大佐は部下に命令を出す。将兵50人が、携帯ドラン転送機で瞬時に消える。大佐の指示でランダムに中心部に移動し副大執政官の居場所を探す。
小一時間後、1将兵から居場所を確認したと報告が届いた。
「大執政官閣下、反逆者バラデンの居場所が判明しました。我々も移動します❗️」と、ニック・ロダン元帥。
先に移動していた将兵等が、ニック・バラデン副大執政官を逮捕拘束して大執政官等を出迎える。
ムア人の特殊部隊は反乱軍を制圧して、全員を拘束していた。報告を受けた大執政官は、此れで反乱は制圧したと受け止めて大執政府に戻った。
ラロット・レムル・ムア第1摂政は、国家反逆罪は本来なら極刑で有るが、恩情で反逆者全員を永久流罪の刑とした。更に、テラ連邦共和国大執政官に実刑を依頼する。
大執政官は「テラ連邦共和国はコスモラーナ帝国の法に準じるものであり、テラ連邦共和国の法でも極刑です。が、死刑制度は有りませんので、第1摂政閣下の降した永久流罪とします❗️」と、答える。
「承知した。では、反逆罪全員を永久流罪とし、流刑星系に移送する」と、答えるラロット第1摂政。続けて、「中央アジアゴビ砂漠の旧オウリエイトをレムリアと改名して大々的に改造中です。完了し次第移動するが良い。無論、移動せずとも良い。其れはバラデン大執政官の自由だ❗️
話しは変わるが、破壊された地上の大都市の再建は非常に遅れている。と、言うのも反逆者のダレン偽皇帝が地上の大都市を無差別の破壊をしたせいで、倒れた遺体が多すぎからで有る。其所で、大執政官閣下に手助けをお願いしたい」と、話し掛ける。
「我々人類の為に甚大なる心遣い感謝します。当然ながら全力で協力致します。いや、我々の義務ですから」と、ダッカル大執政官。
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2年後の2258年8月12日。テラ連邦共和国帝都レムリアは、超一流のレム人仕様の巨大都市になる。遅延していた破壊された大都市の再建もようやく順調に進み出している。
海底都市と地上への出入りは、無数に配備されている転送機と、東京湾に建設された軌道エレベーターと海底都市間を結ぶ連絡チューブを接続する事に依り、大勢の出入りが可能になる。
海底都市の人口と地上の人口は、此処2年で出産率数100倍になり、総人口が300億人を超える。地上の民は火星に移住する人々が増え続け、50億人を超える。
軍事力も増強を続け、テラ連邦共和国独自の宇宙艦隊は50個軍になり、更に増強されている。
テラ連邦共和国最大のコスモドーム社の提供に依り、住居等は全て無料化される。更に、テラの経済を支えているコスモドーム社の計らいで、国税は収入比例させており、国民の最低限の生活が保証されている。故に、貧富の差が減少している。
日本共和国は、コスモラーナ帝国の直轄地と、テラ連邦共和国とは別格の国家として存在している。故に、科学、医学、建築学等全てが超一流のレム人仕様になっている。
近江財団の親会社で有るコスモドーム社がエネルギーと通信と建設をほぼ独占し、更に衣食住と交通、各種製造業を独占している。
教育関連では、近江小、中、高校、近江大学、近江大学院が世界一の学校になり、医学部門でも世界一で有る。と言うのも、レムの知識レベル仕様だからである。
平穏な時は流れ、5年後の2261年8月12日現在。日本共和国並びにテラ連邦共和国は、想定以上に発展し続け超一流の星系に変貌している。
火星の帝都シャルレロンは発展を続け、人口は6000万人を超えている。火星全体の人口は60億人に達している。ムア人と地球人の比率は、ムア人が40億人で地球人が20億人で有る。火星オウリオウル軍事基地も更に拡張され、有りとあらゆる軍事工場と宇宙空港が火星の地上の半分以上に広がっている。正に、火星は超一流の軍事惑星として生まれ変わっている。
ラロット・レムル・ムア第1摂政はオウリエイト山の東側の裾野の火星の帝都シャルレロンと、住宅街の建設は完了し移住が終わっているが、人口増加が続いているので、第2期の建設と第2都市の建設を開始させる。
軍事力も5年前の50倍になり、1帝国以上の戦力になっている。にもかかわらず更なる軍事力の強化を続行している。ラロット・レムル・ムア第1摂政は、オウリエイト帝国艦隊が来襲するかも知れないと危惧しているからである。
テラ連邦共和国バロン・ダッカル大執政官が帝都レムリアに常駐してから、帝都レムリアは発展を続け、人口も1億人を超すテラ第2の巨大都市に成長している。だが、来年の春には任期が終了するので、大執政官選挙が行われる。
現在の人気順位は、第1位がラロット・レムル・ムア第1摂政。第2位がラレイナ・レムル・ムア副摂政で、第3位はバロン・ダッカル大執政官。第4位が近江正道と言う順位で有る。
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第4惑星バルダンの開発は想定以上に進行し、5年後の2261年8月15日には第3惑星バルダラと同じ様な環境に改造されて、超一流の軍事惑星に改造された。
第3惑星バルダラ衛星軌道上に気象コントロール衛星を周回させて、モスロ大陸中央部モラダン砂漠を緑化させる。緑化後、砂漠に西端の山脈の麓に、新たな巨大な宮殿3棟と、後方に後宮が1棟。其の左右にアラン・レムル・レム皇帝の親衛隊で有るコスモ・ダイレクト・フリート(CDF)の本部棟と、女王パレスが聳え建っている。
宮殿の正面には摂政府ビルが宮殿をコの字に囲む様に建っている。
正面ゲートの前に、南北に走る道路が有り、ゲート正面から南北道路に直交する東側に走る道路が有る。其の左右には宮殿前北広場と、南広場が有る。
東側に走る道路を2キロメートルで十字路になり、左側に執政府ビル。右側に評議会ビルが、建っている。道路を挟んで前面が、コスモドーム(CD社)社バルダン本社ビルと、CD社関連企業が建ち並んでいる。
2キロメートル単位で碁盤の目の様に道路が数10キロメートル伸びている。
砂漠の東端の山脈の麓には国防総省ビルが有り、其の周囲は広大な広場になっている。広大な砂漠の地下100メートルから5000メートル迄数階層に交通網、工場、都市が建設されている。
アラン・レムル・レム等の研究チームは、5年の間に数々の発明、開発を成し遂げていた。其の中で最高の発明は、6次元空間を経由して、距離に関係無く瞬時に移動出来る推進機関で有るタリアナル推進機(6次元推進機関)で有る。
6次元理論を確立した事で、6次元エネルギーを利用した転送機、通信機、バリア等を発明した。更に、生体金属ゴーストタリアを発明した事で限り無く人間に近い生体ドールを造り上げて、キャリル・ドール・コスモを新しく造り直した。其れに伴い、キャリル・タリアラン・コスモレルナーと改名する。
是等とは別に、アラン専用として、直系18、000メートルの特別戦艦アラタリアンを完成させる。
特別戦艦アラタリアンは、タリアナル推進機(6次元推進機関)を搭載した、最新鋭戦艦で有る。此のアラタリアンには、時間転送機、タリアナル通信機(6次元通信機)、タリアナル転送機(6次元ドラン転送機)、アラドロン復元機、テレネパス・バリア(6次元バリア)等を備えた最新鋭戦艦で有る。特に優れているのは、全てが生体金属ゴーストタリアで製造されている為に、金属反応として探知されない。と言う優れもので有る。
アランは、直系18、000メートルのアラタリアン型超弩級型戦艦を先行して12台製造する様に指示を出す。内3台をテラのラロット・レムル・ムア総統轄摂政、ラレイナ・レムル・ムア副総統轄摂政、ロナルレナ・レムル・ムア統轄摂政の旗艦とさせる為である。
残りの9台は、バルダン連邦共和国の王族7人。残りの2台は、シャーミン女王とキャリル・タリアラン・コスモレルナー摂政の2人で有る。
アランは、続行して5000台製造する様指示する。シャーミン女王は、コスモラーナ帝国の正規艦隊を創設する計画をアランに報告し、承認を得る。
コスモラーナ帝国軍正規艦隊はムア人のみとし、2次正規艦隊はルダン人。3次正規艦隊は、其れ以外の植民星出身者とする。当然ながら、1次、2次、3次正規艦隊の差別は無く、命令系統にも差別無しである。そして、1次正規艦隊は、キングマスターの親衛隊とし、2次正規艦隊と3次正規艦隊がコスモラーナ帝国の主要正規艦隊とする。別な言い方をすれば、大1軍団、第2軍団、第3軍団で有る。以後、そう言う呼び方になる。
最近アランには不可思議な能力が芽生えつつあった。其の事を妻のタリアナル・バルダラ・ルダンに話す。
「タリアナル❗️最近、何故だか理由は解らないが、不可思議な能力が芽生えつつ有る様なのだ」
「アラッ❗️どの様な事なのかしら」
「当然未来が見える❗️」
「素敵じゃあ無い。私は人の心が解るの❗️」
「えっ❗️テレパス(思念波)能力。何時からだい」
「最近よ❗️ゴースト・エッグか、ヒュプノ教育に依る急激な知能のレベルアップのせいなのかな。或いは其の両方なのか。聞き取り調査せねば❗️」
「なら、超能力研究所のパレル・レムル・レム総長に相談したら」
「そうするか」
小一時間後。超能力研究所内の会議室で、対談する。
「なるほど。興味有る事例だわ❗️」と、パレル・レムル・レム総長。
「そう言う事なので、パレルに聞き取り調査を依頼したい」と、要望するアラン。
「アランとタリアナルは私の重要な調査サンプルね❗️」と、タリルナ・レムル・レム思念波研究所所長。
「タリルナ、私達は実験動物かい❗️」と、アラン。
タリルナは微笑んで「医学的には其の通りね❗️でも、其れ以上に大事な研究チームの一員ですわ」と、答えるタリルナ。
「マアッ、良い。サンプルになるよ」と、遣り返すアラン。
ニコニコして「有難うアラン❗️」と、答えるタリルナ・レムル・レム思念波研究所所長。
翌日の2261年8月16日の午前中に聞き取り調査を終えて、午後2時から超能力研究所の会議室で報告を聞く。
「アラン、興味深い結果が出たわ❗️異常を訴えは人は、アランとルダン人だけだったわ。当事者の脳を3Dスキャンした結果、急激な知能のレベルアップに依り、今まで使用されていなかった領域迄活性化されて秘めていた能力が具現化したと判明したわ❗️」と、パレル・レムル・レム超能力研究所総長。
「なるほど。そう言う事か、予測した通りだ❗️では、エスパー部隊を創設出来るな」と、アラン。軽い冗談だったが、数ヶ月後エスパー部隊が誕生する事になる。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2262年1月22日。アランは地球に向けて連絡艦と、完成したばかりの数々の発明品を貨物輸送船コスモトラクター10台に満載してテラに送り出した。其の連絡艦とコスモトラクター船団が、2262年1月24日にテラに到着する。
小一時間後、テラのコスモラーナ要人に、シャーミン統轄女王からの命令が伝達される。
連絡艦に搭乗している技術部工作部隊が、先ず最初に海底都市レムリアン
と、火星基地オウリオウルにタリアナル通信機と、タリアナル転送機を設置し稼働させる。
動作確認の為、タリアナル通信機とタリアナル転送機を稼働させる。アイドリングをして安定させる為に小一時間待機する。タリアナル通信機とタリアナル転送機が同時にグリーンのランプが灯る。
タリアナル通信機の起動スイッチを押し、アラン総合研究センターとコンタクトをつける。瞬時にアラン・レムル・レム総合長の上半身が映し出される。
アランは微笑んで「私が新たに発明したタリアナル通信(6次元通信機)だ。此れでテラとダイレクトにコンタクトが可能になった。もう1つがタリアナル転送機。科学的名称は6次元ドラン転送機と言う。此れも優れもので、中継無しでダイレクトに転送が可能になる。他にもアラドロン復元機、テレネパス・バリア(6次元バリア)等を貨物輸送船コスモトラクター10台に満載して届けた。其等は火星基地オウリオウルのラロット・レムル・ムアに届けた」と、アランが伝える。
通信スクリーンが3分割されて、ラロットとシャーミンの上半身が映し出される。
「キングマスター、現在荷降ろし中です❗️」と、報告するラロット。
「ラロット❗️キングマスターは止めてくれ。此れからはアランで良い」と、話し掛ける。
「承知致しました、アラン様❗️」と、答えるラロット。
「近々、コスモラーナ帝国は政治、経済、軍事、人事等の大幅な政策変更が実施される。其れに伴い、テラ連邦共和国の人事は全てムア人に入れ替える。何故なら人間は精神的に未熟過ぎて手放しに放置出来ないからで有る。決定したら改めて通達する」と、シャーミンが話し掛ける。
「承知致しましたシャーミン閣下❗️」と、返答するラロット。
「此れで実験は終わりにする。命令書に従ってテラに送った各種機器を設置追えたら報告を頼む❗️」と、アラン。
2262年1月25日。大執政官の選挙は、ラロット・レムル・ムア総統轄摂政が辞退したので、2番人気であったラレイナ・レムル・ムア統轄摂政が圧倒的な票を獲得して当選する。
ラレイナは大執政官として始めて全地球に向けて話し始める。「我々ムア人は、キングマスター事、近江正美の命令に依り、我が命を賭けてオウリエイト帝国ダレン・レムル・ムア皇帝軍と戦い、地球人を守り、更に破壊された大都市を再建して地球人の為に善行をして参りました。其の恩義を感じている大勢の応援が有り、私が当選したと思っています。誠に有難う御座います❗️」と、話し始めて、最後に「私は、近々地球の為に、地球人の未来の為に、大幅な政策を実行して地球人を一流の種族として宇宙に送り出したい」と、締め括る。
大執政府の執務室に戻り、タリアナル通信機でシャーミンとコンタクトを取る。
「シャーミン閣下❗️テラの大執政官に就任しました」と、報告するラレイナ。
「おめでとう、ラレイナ大執政官❗️コスモラーナ帝国として、統轄女王の称号を与えます」と、シャーミン副皇帝。
「有難う御座います副皇帝陛下❗️」と、ラレイナ大執政官兼統轄女王。
「ラレイナ大執政官、10年でテラナー(地球人)のレベルアップは可能か❗️」と、問い掛ける。
「正直に申し上げれば、地球人の3世代相当で300年は必要です❗️」と、答える。
「やはり、そうか。アラン様の見解通りだな」と、シャーミン。
「残念です❗️地球人は余りにも低レベル過ぎて、知識呑みレベルアップしても精神レベルが追い付きません。故に、憎しみ、嫉妬、裏切り等が平然と行われています❗️」と、答えるラレイナ。
「では、500年でテラナーをムア人並みに精神レベルを向上刺せよ❗️」と、命じる。
「承知致しました❗️」と、答えるラレイナ。
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オウリエイト帝国ダレン・レムル・ムア皇帝は、直系50億キロメートル、全高5億キロメートルの中央部円盤コスモドーム・シャルメリアを目撃して恐れ、本拠地を銀河中枢部を挟んで、地球(西部)と反対側宙域(東部)に新たに建設する為に、最低限の艦隊を残して、全船団を引率して銀河東部に向かう。
銀河東部に移動後。半径5000光年以内を詳細に調査して、最も適切な星系を2261年8月15日に発見する。其の星系と惑星を、オウリラル星系第3惑星オウリエルと命名する。
ダレン皇帝は、勢力的に惑星の開発を始め、同時に探知・通信ネットワークを構築を開始させる。
翌年の2262年1月25日現在。オウリエイト帝国の新本拠地星系は超一流の星系に成長し、勢力範囲もかなり広がった。更に、探知、通信ネットワークも広がり、銀河西側の旧本拠地とコンタクト出来る様になる。だが、ダレン皇帝は満足してなかった。コスモドームの勢力に対抗するには、東側全体を制圧して強大な帝国に成長させなければ勝てないと考えていた
根本的に足りないのは人口で有る。此ればかり直ぐには解決出来ない最大の難題で有る。故に、科学者等に命じて人造ドールの開発を命じる。更に、ムア型兵員ロボットの製造を増産する様命じる。
第1章。コスモラーナVol-1-1。
2256年11月3日。~2262
年1月25日。
(登場人物)
(テラ連邦共和国)
💚バロン・ダッカル。
テラ連邦共和国大執政官。
❣️シャーミン・レムル・ムア。
コスモラーナ帝国女王。テラ連邦共和国国防総省最高位司令長官。
❣️ラレイナ・レムル・ムア。
コスモラーナ副総統轄摂政。テラ連邦共和国執政官。
💚近江正美。
(アラン・レムル・レム)レム人名。
レム銀河連合帝国統轄女王直系の子孫。コスモラーナ帝国皇帝。コスモラーナの総裁。キングマスター。
❣️キャリル・タリアラン・コスモレルナー。
アランの側近、アランの親衛隊司令官兼王族警護部隊司令。
(アラン総合研究センター)
💚アラン・レムル・レム。
アラン総合研究センター総合長。
❣️ミレイナ・レムル・レム。
総合物理学研究所総長。
❣️ラレイナ・レムル・レム。
高次元研究所所長。
❣️カナレル・レムル・レム。
高エネルギー研究所所長。
💚マドン・レムル・レム。
素粒子研究所所長。
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第2章。コスモラーナVol-1-1。
レムル銀河連邦帝国シャルルクル・レムル・レム統轄女王の直系500億キロメートルの種族保存母船シャルルレムリアンと巨大船団が、グレートウォールを出発してから、銀河系を含む局部銀河郡まで後り4600万光年の宙域迄接近していた。其の宙域に滞空し座標確認と包囲探知を開始する。
シャルルクル・レムル・レム統轄女王は、先に疎開させた直系50億キロメートルのコスモドーム・マザーと、直系5億キロメートルの銀河渡航船コスモドリアンが強大な帝国を建国していると期待していた。早く合流したいと気持ちで一杯になるが、全ての母船のメンテナンスをしなければ残りの行程をこなせない。
此れ程の超巨大船団で有る。メンテナンスには数10年から数100年は必要で有るが、真正レム種族に取っては僅かな時間で有る。
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海底基地レムリアンの統轄司令で有るラレイナ・レムル・ムアが派遣した連絡艦で、2256年11月3日に到着した。
報告を聞いたシャーミンは、先ずアラン・レムル・レムに報告する。
「では、携帯ドラン転送機と携帯バブルバリア発生装置を装備した特殊部隊を派遣しよう。お土産にドラン転送機と、バブルバリア発生装置を持たせて❗️」と、話し掛ける。
「アラン様❗️テラの解放はしないのですか」と、問い掛けるシャーミン。
「何れダレン・レムル・ムア皇帝は太陽系から消えるだろう❗️」と、答えるアラン・レムル・レム。
「其の根拠は有るのですか❗️」
「中央部円盤コスモドーム・シャルメリアを目撃したからさ❗️彼等は間違いなく本拠地星系を此の辺に建設したと予測出来る」と、何気無く答える。
「なるほど。納得しました❗️」と、シャーミン。続けて「ラロット・レムル・ムア第1摂政傘下の1個軍団をテラ奪還に差し向けましょう❗️軍事訓練を兼ねまして」と、提案する。
「軍事的な事には余り興味が無いので、そう言う事はシャーミンに託す❗️」と、アラン・レムル・レム。
「承知しました❗️直ちに手配します」と、シャーミン。
シャーミン総統轄摂政から命令を受けたラロット・レムル・ムア第1摂政は、直属の第1軍団長に「統合大元帥、我が軍団がシャーミン総統轄摂政から火星並びにテラを奪還せよとの命令を受けた。奪還後に我々は火星オウリオウル基地に常駐し太陽系の防衛を担うものとする。心して発進せよ❗️」と、号令を出す。
中央部円盤コスモドーム・シャルメリアの巨大格納庫から、第1軍団が次々と発進して行く。
アラン・レムル・レムは不老不死者達を、レム人の最高レベル迄知能のレベルアップする為にヒュプノ教育を開始する。数時間後。ヒュプノ教育が終了する。
「タリアナル、気分は如何かな❗️」と、問い掛ける近江正美。
「アラン、大丈夫よ❗️」と、答えるタリアナル・バルダラ・ルダン王女。
アラン・レムル・レムは1人づつ声を掛けて安否を確認する。
「全員何事も無くよかった❗️」全員優しく声を掛けるアラン・レムル・レム。
「アラン様❗️軍人希望者が殺到していると報告が有りました」と、ナタリル・バルダラ・ルダン女王が話し掛ける。
「其れは良い事てすね」と、答えるアラン・レムル・レム。
「殿下❗️応募数が多すぎて対応出来ないと言う事なのですが」と、ナタラル・バルダラ・ルダン統合大元帥。
「アッ❗️そう言う事か。では、コスモドームに受け入れて訓練させよう。で、男女の比率は」と、問い掛けるアラン。
「ほぼ半数です❗️」と、答えるナタラル・バルダラ・ルダン統合大元帥。
「ナタリロ、女性の訓練は頼む❗️」と、アラン。
「承知致しました殿下❗️」と、ナタリロ・バルダラ・ルダン統轄大元帥。
「男子の訓練はナグダ大元帥❗️」
「承知致しました殿下❗️」と、ナグダ・バルダラ・ダレル大元帥。
「此れで良いかな❗️後はシャーミンが手を打つだろう。私は第4惑星バルダンの開発と、新たな高次元の研究で忙しい」と、答えるアラン。
「私も高エネルギー学者、高次元学者ですので協力しますわ」と、タリアナル・バルダラ・ルダン王女。
「アラッ❗️タリアナル、何時から高エネルギー学者になったの」と、問い掛けるナタリア・バルダラ・ルダン統轄女王。
「ヒュプノ教育を受けてからよ❗️アランにお願いしたの」と、答える。
「アラッ、そうなの❗️」と、半ば呆れている。
「私の高次元理論では、ゼロ次元から10次元迄階層的に存在すると言うものよ❗️」と、タリアナル王女。
「私もタリアナルと同じ考えてです。只、我々には知覚も探知も出来ないだけでは無いかと考えています❗️」と、アラン。
「私には全く解らないわ❗️でも、アランがそう言うならば存在するのでしょうね」と、ナタリア統轄女王。
「アラン、第4惑星バルダンの開発は惑星開発部に任せて、私達は上位次元の研究をしましょう❗️」と、話し掛けるタリアナル王女。
「フム、そうだな。全てを1人では出来ないからね。得意の研究に没頭するか」と、答えるアラン。
2人は総合物理学研究所に戻った。此処でメインに研究しているのは、高次元エネルギーと高次元空間で有る。アランは、此の2学問は切り離せないと考えている。其所から更に5次元の上位次元で有る6次元を定義付ける。
アランは、5次元の定義は4次元空間に、マイナス時間軸を加えた次元だと考えている。更に6次元空間は、5次元空間に、マイナス(反)空間を加えた次元で有ると考えていた。だが、未だに実証されていない。
総合物理学研究所ミレイナ・レムル・レム総長が2人を迎える。
アランは右手を上げて「ミレイナ❗️研究は進展してるかな」と、問い掛ける。
「アランのマイナス空間理論は正しいと私も考えていますけど、未だに確証出来ないわね❗️何か未知の要素が抜けいるのかもね」と、答えるミレイナ総長。
「恐らくメンタル的な未知エネルギーの流れかしら❗️」と、タリアナル王女。
2人同時に「其れだ❗️」と、叫ぶ。「有難うタリアナル❗️君は私以上の天才物理学者」
「えっ❗️そうかしら。だって思念は全ての次元、空間、時間を超越していますもの」と、答えるタリアナル王女。続けて「2人共考え過ぎなのよ❗️」
2人は苦笑い。「頭の中をリラックスさせて柔軟さ持たせなければならないな❗️」と、アランがぼやく。
超能力研究所のパレル・レムル・レム総長とタリルナ・レムル・レム思念波研究所所長とコンタクトを付ける。
「アラン総合長❗️いきなり連絡とはどの様な用件かしら❗️」と、話し掛けるパレル・レムル・レム総長。
「2人に私の研究の共同研究者になって欲しい❗️」と、要望する。
「思念波の研究が役に立つのですか❗️」と、問い掛けるタリルナ・レムル・レム思念波研究所所長。
「勿論だ。成功すれば歴史上最大級大発明となる」自信を込めて話し掛ける。
「解りました」と答えるタリルナ。
こうして新たな研究チームが活動を開始する。
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テラ奪還船団に同行したテラ連邦共和国大執政官バロン・ダッカルは200台を引率している。
其のテラ奪還船団が2256年11月7日。太陽系に到着する。
「大執政官閣下❗️戦闘に巻き込まれない様に、最後部にいて下さい。我々が先陣を切ってオウリエイト帝国軍と戦います」と、話し掛けるラロット・レムル・ムア第1摂政。
「承知した」と、答える大執政官。
ラロット・レムル・ムア第1摂政は、太陽系内を遠隔リサーチする様命じる。
「太陽系内に航行する宇宙船は存在しません。高エネルギー反応は火星と地球だけです」と、探知センターから報告が届く。
「承知した。全船団火星と木星の中間地点迄進撃せよ❗️」と、号令を出す。
数時間後。第1摂政傘下の第1軍団が火星近く迄進行する。
「火星から発進する戦艦は皆無。まるで無人の様です」
「油断するな。罠かもしれない。無人探査艦を火星と地球に派遣させよ❗️」用心深い。
火星に派遣した無人探査艦は、オウリオウル基地が無人だと確認し、報告する。
「全船団を火星に着陸させよ❗️私は地球に向かう」嫌な予感がする。
地球の周回軌道に乗り、地上をリサーチして驚く。
「裏切り者の偽ダレン皇帝め❗️此の様な非人道的な虐殺を実行するとは。見付け次第抹殺してやるわ」怒りが込み上げる。
「海底基地レムリアンのラレイナ・レムル・ムア副摂政とコンタクトが付きました」と、統合司令センターに声が広がる。
「コスモラーナの第1摂政のラロット・レムル・ムアです。シャーミン閣下の命令で地球奪還を成し遂げましたが、裏切り者の偽ダレン皇帝が撤退する前に、地上の大都市を全て破壊した様です。我々は火星基地オウリオウルに常駐しますが、此の事実をキングマスターと、シャーミン閣下に報告します。同時に我々は地上の民の救済と大都市の再建に尽くします。ラレイナ副摂政にも協力を依頼する❗️」と、伝える。
「承知致しました第1摂政閣下❗️では、地球全土にテラは解放されたと発表します❗️」と、ラレイナ副摂政。続けて、通信回線を切り替えて「私は海底基地レムリアンのラレイナ・レムル・ムアです。コスモラーナのラロット・レムル・ムア第1摂政傘下の第1軍団が火星並びに地球を解放しました❗️」と、地球全土に向けて放送する。回線を切り替えて「第1摂政閣下❗️一言地球に向けてメッセージを」と、要望する。
要望に答えて「私はコスモラーナのラレイナ・レムル・ムアです。オウリエイト帝国皇帝のダレン・レムル・ムアは、太陽系から撤退する前に地上の大都市を徹底的破壊した。我々は、火星オウリオウル基地に常駐し、地球の民の救済と、大都市の再建に取り組みます❗️」と、話し終える。
次にラレイナ副摂政は、バロン・ダッカル大執政官と、コンタクトを付ける。
「大執政官閣下❗️ニック・バラデン副大執政官が裏切り、海底都市アトランティスを制圧されました。我々は連絡チューブを閉鎖して閉じ込めています。我々としては、多くの人々の安全を優先せざるを得ないので、強行突入は出来ません❗️」と、報告するラレイナ副摂政。
「承知した。後は私が何等かの手を打つ❗️」と、答える大執政官。
「大執政官閣下の艦隊は、中央アジアの旧オウリエイト帝国の帝都オウリエルの宇宙空港に着陸して下さい」と、話し掛ける。
「承知した。では後ほど」と、答えてコンタクトを切る。
ラロット・レムル・ムア第1摂政傘下の、直系60キロメートル小型戦闘母船コスモシャルゼン100万台と、最新鋭浮揚戦艦空母コスモスバル1億が次々と大気圏内に突入して行く。
高度1万6千メートル上空で広く散会し、コスモシャルゼン1台とコスモスバル500台単位で大都市に向かって行く。
残っているコスモシャルゼンは火星基地オウリオウルに戻り、とコスモバルは中央アジアゴビ砂漠の旧帝都オウリエルの軍事宇宙空港に戻って行く。
ラロット・レムル・ムア第1摂政は、2256年11月8日に旧帝都オウリエルをレムリアと改名し、コスモラーナ帝国傘下のテラ連邦共和国と宣言し、テラ連邦共和国は無制限の自治国家とした。
人命の救助は順調に進行しているが、テラの再建再建は思う様に進行していない。瓦礫に埋もれている死体が多く、回収するのに時間が掛かり大規模な瓦礫の撤去が出来ないからで有る。其れとは逆に、火星の改造と、新帝都レムリアの建設は想定以上に進行している。
特に火星は、オウリエイト帝国のメイヤ・レムル・ムア摂政が、重力、質量、大気、自転、傾き等、地球と全く同じ様に改造していたため、地上で人が住める様になっていた。其れが故に、火星に移住希望者が増加している。
ラロット・レムル・ムア第1摂政はオウリエイト山の東側の裾野に、火星の帝都シャルレロンの建設と、住宅街の建設を開始させる。
海底都市アトランティスの解放は、2256年11月10日早朝、バロン・ダッカル大執政官が直接指揮を取り特殊部隊1個軍と供にアトランティスに進入する。
副指揮官のニック・ロダン元帥は、ダッカル大執政官の身辺警護を部下に命じて自分が事実上指揮を取っている。
全隊員は、近江正美(アラン・レムル・レム)が発明開発した携帯ドラン転送機、携帯バブルバリア発生装置、ダブル銃(麻痺銃と熱核粒子銃を1つにした銃)を装備している。その上、テラ連邦共和国軍の正式宇宙戦闘服を着用しているので自己防護は完璧で有る。対して敵対している反乱軍の装備はテラの科学力での装備で有る。其の差は天と地位の差がある。にも関わらず慎重に進行しているのは人質がいるからで有る。
海底都市アトランティスが反乱者に制圧されていると知ったラロット・レムル・ムア第1摂政は、特殊部隊10万人を派遣して早急に解放する事にした。
ムア人特殊部隊10万人は、正攻法で、2万人編成で5方向からドーム内に進入し、中央部を目指して行く。叛乱ぐんは、其の5方向からの進軍に注意を削がれテラ連邦共和国軍特殊部隊の存在を完璧に見過ごしていた。
ニック・ロダン元帥傘下の特殊部隊は、反乱軍と遭遇する事無く中央部に進入する。
「大執政官閣下❗️理由は解りませんが、我々は反乱軍から忘れられている様な気がします」と、話し掛けるニック・ロダン元帥。
「確かに、運が良いだけでは無さそうだ。チャンスと捉え、反乱軍の首謀者で有るバラデン副大執政官を逮捕拘束すれば反乱は終焉する。特攻隊員を派遣して居場所を突き止めよ❗️」と、元帥に指示する。
「承知しました❗️大執政官閣下」と、答えてロダン元帥。
元帥は大佐に指示を出す。
「承知しました。元帥❗️」
大佐は部下に命令を出す。将兵50人が、携帯ドラン転送機で瞬時に消える。大佐の指示でランダムに中心部に移動し副大執政官の居場所を探す。
小一時間後、1将兵から居場所を確認したと報告が届いた。
「大執政官閣下、反逆者バラデンの居場所が判明しました。我々も移動します❗️」と、ニック・ロダン元帥。
先に移動していた将兵等が、ニック・バラデン副大執政官を逮捕拘束して大執政官等を出迎える。
ムア人の特殊部隊は反乱軍を制圧して、全員を拘束していた。報告を受けた大執政官は、此れで反乱は制圧したと受け止めて大執政府に戻った。
ラロット・レムル・ムア第1摂政は、国家反逆罪は本来なら極刑で有るが、恩情で反逆者全員を永久流罪の刑とした。更に、テラ連邦共和国大執政官に実刑を依頼する。
大執政官は「テラ連邦共和国はコスモラーナ帝国の法に準じるものであり、テラ連邦共和国の法でも極刑です。が、死刑制度は有りませんので、第1摂政閣下の降した永久流罪とします❗️」と、答える。
「承知した。では、反逆罪全員を永久流罪とし、流刑星系に移送する」と、答えるラロット第1摂政。続けて、「中央アジアゴビ砂漠の旧オウリエイトをレムリアと改名して大々的に改造中です。完了し次第移動するが良い。無論、移動せずとも良い。其れはバラデン大執政官の自由だ❗️
話しは変わるが、破壊された地上の大都市の再建は非常に遅れている。と、言うのも反逆者のダレン偽皇帝が地上の大都市を無差別の破壊をしたせいで、倒れた遺体が多すぎからで有る。其所で、大執政官閣下に手助けをお願いしたい」と、話し掛ける。
「我々人類の為に甚大なる心遣い感謝します。当然ながら全力で協力致します。いや、我々の義務ですから」と、ダッカル大執政官。
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2年後の2258年8月12日。テラ連邦共和国帝都レムリアは、超一流のレム人仕様の巨大都市になる。遅延していた破壊された大都市の再建もようやく順調に進み出している。
海底都市と地上への出入りは、無数に配備されている転送機と、東京湾に建設された軌道エレベーターと海底都市間を結ぶ連絡チューブを接続する事に依り、大勢の出入りが可能になる。
海底都市の人口と地上の人口は、此処2年で出産率数100倍になり、総人口が300億人を超える。地上の民は火星に移住する人々が増え続け、50億人を超える。
軍事力も増強を続け、テラ連邦共和国独自の宇宙艦隊は50個軍になり、更に増強されている。
テラ連邦共和国最大のコスモドーム社の提供に依り、住居等は全て無料化される。更に、テラの経済を支えているコスモドーム社の計らいで、国税は収入比例させており、国民の最低限の生活が保証されている。故に、貧富の差が減少している。
日本共和国は、コスモラーナ帝国の直轄地と、テラ連邦共和国とは別格の国家として存在している。故に、科学、医学、建築学等全てが超一流のレム人仕様になっている。
近江財団の親会社で有るコスモドーム社がエネルギーと通信と建設をほぼ独占し、更に衣食住と交通、各種製造業を独占している。
教育関連では、近江小、中、高校、近江大学、近江大学院が世界一の学校になり、医学部門でも世界一で有る。と言うのも、レムの知識レベル仕様だからである。
平穏な時は流れ、5年後の2261年8月12日現在。日本共和国並びにテラ連邦共和国は、想定以上に発展し続け超一流の星系に変貌している。
火星の帝都シャルレロンは発展を続け、人口は6000万人を超えている。火星全体の人口は60億人に達している。ムア人と地球人の比率は、ムア人が40億人で地球人が20億人で有る。火星オウリオウル軍事基地も更に拡張され、有りとあらゆる軍事工場と宇宙空港が火星の地上の半分以上に広がっている。正に、火星は超一流の軍事惑星として生まれ変わっている。
ラロット・レムル・ムア第1摂政はオウリエイト山の東側の裾野の火星の帝都シャルレロンと、住宅街の建設は完了し移住が終わっているが、人口増加が続いているので、第2期の建設と第2都市の建設を開始させる。
軍事力も5年前の50倍になり、1帝国以上の戦力になっている。にもかかわらず更なる軍事力の強化を続行している。ラロット・レムル・ムア第1摂政は、オウリエイト帝国艦隊が来襲するかも知れないと危惧しているからである。
テラ連邦共和国バロン・ダッカル大執政官が帝都レムリアに常駐してから、帝都レムリアは発展を続け、人口も1億人を超すテラ第2の巨大都市に成長している。だが、来年の春には任期が終了するので、大執政官選挙が行われる。
現在の人気順位は、第1位がラロット・レムル・ムア第1摂政。第2位がラレイナ・レムル・ムア副摂政で、第3位はバロン・ダッカル大執政官。第4位が近江正道と言う順位で有る。
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第4惑星バルダンの開発は想定以上に進行し、5年後の2261年8月15日には第3惑星バルダラと同じ様な環境に改造されて、超一流の軍事惑星に改造された。
第3惑星バルダラ衛星軌道上に気象コントロール衛星を周回させて、モスロ大陸中央部モラダン砂漠を緑化させる。緑化後、砂漠に西端の山脈の麓に、新たな巨大な宮殿3棟と、後方に後宮が1棟。其の左右にアラン・レムル・レム皇帝の親衛隊で有るコスモ・ダイレクト・フリート(CDF)の本部棟と、女王パレスが聳え建っている。
宮殿の正面には摂政府ビルが宮殿をコの字に囲む様に建っている。
正面ゲートの前に、南北に走る道路が有り、ゲート正面から南北道路に直交する東側に走る道路が有る。其の左右には宮殿前北広場と、南広場が有る。
東側に走る道路を2キロメートルで十字路になり、左側に執政府ビル。右側に評議会ビルが、建っている。道路を挟んで前面が、コスモドーム(CD社)社バルダン本社ビルと、CD社関連企業が建ち並んでいる。
2キロメートル単位で碁盤の目の様に道路が数10キロメートル伸びている。
砂漠の東端の山脈の麓には国防総省ビルが有り、其の周囲は広大な広場になっている。広大な砂漠の地下100メートルから5000メートル迄数階層に交通網、工場、都市が建設されている。
アラン・レムル・レム等の研究チームは、5年の間に数々の発明、開発を成し遂げていた。其の中で最高の発明は、6次元空間を経由して、距離に関係無く瞬時に移動出来る推進機関で有るタリアナル推進機(6次元推進機関)で有る。
6次元理論を確立した事で、6次元エネルギーを利用した転送機、通信機、バリア等を発明した。更に、生体金属ゴーストタリアを発明した事で限り無く人間に近い生体ドールを造り上げて、キャリル・ドール・コスモを新しく造り直した。其れに伴い、キャリル・タリアラン・コスモレルナーと改名する。
是等とは別に、アラン専用として、直系18、000メートルの特別戦艦アラタリアンを完成させる。
特別戦艦アラタリアンは、タリアナル推進機(6次元推進機関)を搭載した、最新鋭戦艦で有る。此のアラタリアンには、時間転送機、タリアナル通信機(6次元通信機)、タリアナル転送機(6次元ドラン転送機)、アラドロン復元機、テレネパス・バリア(6次元バリア)等を備えた最新鋭戦艦で有る。特に優れているのは、全てが生体金属ゴーストタリアで製造されている為に、金属反応として探知されない。と言う優れもので有る。
アランは、直系18、000メートルのアラタリアン型超弩級型戦艦を先行して12台製造する様に指示を出す。内3台をテラのラロット・レムル・ムア総統轄摂政、ラレイナ・レムル・ムア副総統轄摂政、ロナルレナ・レムル・ムア統轄摂政の旗艦とさせる為である。
残りの9台は、バルダン連邦共和国の王族7人。残りの2台は、シャーミン女王とキャリル・タリアラン・コスモレルナー摂政の2人で有る。
アランは、続行して5000台製造する様指示する。シャーミン女王は、コスモラーナ帝国の正規艦隊を創設する計画をアランに報告し、承認を得る。
コスモラーナ帝国軍正規艦隊はムア人のみとし、2次正規艦隊はルダン人。3次正規艦隊は、其れ以外の植民星出身者とする。当然ながら、1次、2次、3次正規艦隊の差別は無く、命令系統にも差別無しである。そして、1次正規艦隊は、キングマスターの親衛隊とし、2次正規艦隊と3次正規艦隊がコスモラーナ帝国の主要正規艦隊とする。別な言い方をすれば、大1軍団、第2軍団、第3軍団で有る。以後、そう言う呼び方になる。
最近アランには不可思議な能力が芽生えつつあった。其の事を妻のタリアナル・バルダラ・ルダンに話す。
「タリアナル❗️最近、何故だか理由は解らないが、不可思議な能力が芽生えつつ有る様なのだ」
「アラッ❗️どの様な事なのかしら」
「当然未来が見える❗️」
「素敵じゃあ無い。私は人の心が解るの❗️」
「えっ❗️テレパス(思念波)能力。何時からだい」
「最近よ❗️ゴースト・エッグか、ヒュプノ教育に依る急激な知能のレベルアップのせいなのかな。或いは其の両方なのか。聞き取り調査せねば❗️」
「なら、超能力研究所のパレル・レムル・レム総長に相談したら」
「そうするか」
小一時間後。超能力研究所内の会議室で、対談する。
「なるほど。興味有る事例だわ❗️」と、パレル・レムル・レム総長。
「そう言う事なので、パレルに聞き取り調査を依頼したい」と、要望するアラン。
「アランとタリアナルは私の重要な調査サンプルね❗️」と、タリルナ・レムル・レム思念波研究所所長。
「タリルナ、私達は実験動物かい❗️」と、アラン。
タリルナは微笑んで「医学的には其の通りね❗️でも、其れ以上に大事な研究チームの一員ですわ」と、答えるタリルナ。
「マアッ、良い。サンプルになるよ」と、遣り返すアラン。
ニコニコして「有難うアラン❗️」と、答えるタリルナ・レムル・レム思念波研究所所長。
翌日の2261年8月16日の午前中に聞き取り調査を終えて、午後2時から超能力研究所の会議室で報告を聞く。
「アラン、興味深い結果が出たわ❗️異常を訴えは人は、アランとルダン人だけだったわ。当事者の脳を3Dスキャンした結果、急激な知能のレベルアップに依り、今まで使用されていなかった領域迄活性化されて秘めていた能力が具現化したと判明したわ❗️」と、パレル・レムル・レム超能力研究所総長。
「なるほど。そう言う事か、予測した通りだ❗️では、エスパー部隊を創設出来るな」と、アラン。軽い冗談だったが、数ヶ月後エスパー部隊が誕生する事になる。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
2262年1月22日。アランは地球に向けて連絡艦と、完成したばかりの数々の発明品を貨物輸送船コスモトラクター10台に満載してテラに送り出した。其の連絡艦とコスモトラクター船団が、2262年1月24日にテラに到着する。
小一時間後、テラのコスモラーナ要人に、シャーミン統轄女王からの命令が伝達される。
連絡艦に搭乗している技術部工作部隊が、先ず最初に海底都市レムリアン
と、火星基地オウリオウルにタリアナル通信機と、タリアナル転送機を設置し稼働させる。
動作確認の為、タリアナル通信機とタリアナル転送機を稼働させる。アイドリングをして安定させる為に小一時間待機する。タリアナル通信機とタリアナル転送機が同時にグリーンのランプが灯る。
タリアナル通信機の起動スイッチを押し、アラン総合研究センターとコンタクトをつける。瞬時にアラン・レムル・レム総合長の上半身が映し出される。
アランは微笑んで「私が新たに発明したタリアナル通信(6次元通信機)だ。此れでテラとダイレクトにコンタクトが可能になった。もう1つがタリアナル転送機。科学的名称は6次元ドラン転送機と言う。此れも優れもので、中継無しでダイレクトに転送が可能になる。他にもアラドロン復元機、テレネパス・バリア(6次元バリア)等を貨物輸送船コスモトラクター10台に満載して届けた。其等は火星基地オウリオウルのラロット・レムル・ムアに届けた」と、アランが伝える。
通信スクリーンが3分割されて、ラロットとシャーミンの上半身が映し出される。
「キングマスター、現在荷降ろし中です❗️」と、報告するラロット。
「ラロット❗️キングマスターは止めてくれ。此れからはアランで良い」と、話し掛ける。
「承知致しました、アラン様❗️」と、答えるラロット。
「近々、コスモラーナ帝国は政治、経済、軍事、人事等の大幅な政策変更が実施される。其れに伴い、テラ連邦共和国の人事は全てムア人に入れ替える。何故なら人間は精神的に未熟過ぎて手放しに放置出来ないからで有る。決定したら改めて通達する」と、シャーミンが話し掛ける。
「承知致しましたシャーミン閣下❗️」と、返答するラロット。
「此れで実験は終わりにする。命令書に従ってテラに送った各種機器を設置追えたら報告を頼む❗️」と、アラン。
2262年1月25日。大執政官の選挙は、ラロット・レムル・ムア総統轄摂政が辞退したので、2番人気であったラレイナ・レムル・ムア統轄摂政が圧倒的な票を獲得して当選する。
ラレイナは大執政官として始めて全地球に向けて話し始める。「我々ムア人は、キングマスター事、近江正美の命令に依り、我が命を賭けてオウリエイト帝国ダレン・レムル・ムア皇帝軍と戦い、地球人を守り、更に破壊された大都市を再建して地球人の為に善行をして参りました。其の恩義を感じている大勢の応援が有り、私が当選したと思っています。誠に有難う御座います❗️」と、話し始めて、最後に「私は、近々地球の為に、地球人の未来の為に、大幅な政策を実行して地球人を一流の種族として宇宙に送り出したい」と、締め括る。
大執政府の執務室に戻り、タリアナル通信機でシャーミンとコンタクトを取る。
「シャーミン閣下❗️テラの大執政官に就任しました」と、報告するラレイナ。
「おめでとう、ラレイナ大執政官❗️コスモラーナ帝国として、統轄女王の称号を与えます」と、シャーミン副皇帝。
「有難う御座います副皇帝陛下❗️」と、ラレイナ大執政官兼統轄女王。
「ラレイナ大執政官、10年でテラナー(地球人)のレベルアップは可能か❗️」と、問い掛ける。
「正直に申し上げれば、地球人の3世代相当で300年は必要です❗️」と、答える。
「やはり、そうか。アラン様の見解通りだな」と、シャーミン。
「残念です❗️地球人は余りにも低レベル過ぎて、知識呑みレベルアップしても精神レベルが追い付きません。故に、憎しみ、嫉妬、裏切り等が平然と行われています❗️」と、答えるラレイナ。
「では、500年でテラナーをムア人並みに精神レベルを向上刺せよ❗️」と、命じる。
「承知致しました❗️」と、答えるラレイナ。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
オウリエイト帝国ダレン・レムル・ムア皇帝は、直系50億キロメートル、全高5億キロメートルの中央部円盤コスモドーム・シャルメリアを目撃して恐れ、本拠地を銀河中枢部を挟んで、地球(西部)と反対側宙域(東部)に新たに建設する為に、最低限の艦隊を残して、全船団を引率して銀河東部に向かう。
銀河東部に移動後。半径5000光年以内を詳細に調査して、最も適切な星系を2261年8月15日に発見する。其の星系と惑星を、オウリラル星系第3惑星オウリエルと命名する。
ダレン皇帝は、勢力的に惑星の開発を始め、同時に探知・通信ネットワークを構築を開始させる。
翌年の2262年1月25日現在。オウリエイト帝国の新本拠地星系は超一流の星系に成長し、勢力範囲もかなり広がった。更に、探知、通信ネットワークも広がり、銀河西側の旧本拠地とコンタクト出来る様になる。だが、ダレン皇帝は満足してなかった。コスモドームの勢力に対抗するには、東側全体を制圧して強大な帝国に成長させなければ勝てないと考えていた
根本的に足りないのは人口で有る。此ればかり直ぐには解決出来ない最大の難題で有る。故に、科学者等に命じて人造ドールの開発を命じる。更に、ムア型兵員ロボットの製造を増産する様命じる。
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