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第1章。ナグマダ種族の台頭Vol-1-1。
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❤️天翔るリアの女王第4部Vol-1-1❤️
第1章。ナグマダ種族の台頭Vol-1-1。
AG4.3紀元631年8月1日。~AG4.3紀元631年8月23日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。
❣️ミロル・ラハム・リア。
ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
ラレン銀河連合帝国女王。
❣️リアナ・アンドライダ・ラハム副神聖女王。
❣️エヘフナ・アンドライダ・ラハム副神聖女王代理。
❣️マリエナ・アンドライダ・ラハム摂政。
❣️ティアラ・ラハム・リア摂政。
❣️キャメル・アンドライダ・ラハム副摂政。
❣️ロレイン・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊総統合司令長官。総統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️ホナミ・ラハム・リア。
科学技術部局生体脳・ライフトロン研究部主幹。
❣️エレーナ・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。統合大元帥。能力者。
❣️エリル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ副母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。副統合大元帥。歴史シュプラー能力者。有能な能力者。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。レーマー(統合大元帥)。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。能力者。
❣️ミレル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。能力者。
❣️ラレイル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊統轄大元帥。能力者。
❣️ナレロナ・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊第1軍大元帥。能力者。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
第1章。ナグマダ種族の台頭Vol-1-1。
ミロナ・ラハム・リア神聖女王は、AG4.3紀元631年8月1日午前9時00分。神聖リア帝国傘下の全ての帝国並びに連邦共和国に緊急警報を発令する。数秒後、其の詳細な情報を、極秘生体脳ネットワークで伝搬する。
リアナ・アンドライダ・ラハム副神聖女王が、生体脳ネットワークから報告を受け、事の重大さを認識する。
リアナ副神聖女王は副臣の一人で有るキャメル・アンドライダ・ラハム副摂政に命じ、ミロナ・ラハム・リア神聖女王の救援の為に最新鋭の超巨大船団を率いて救援に向かわせた。
キャメル・アンドライダ・ラハム副摂政は、自分の旗艦で有る直系50万キロメートルの最新鋭万能母船ギュラクシアン・メルで出撃して行く。だが、本国からミロダリアン超銀河団迄は10億距離が有る。7MD転送ネットワークでも、一気走破するのは危険が伴う。故に、最長でも1億光年が限度で有る。キャメルは安全を考慮して、20回の転移で走破する事にした。
クリスタルレーネの各種製造ラインで、次々と各種機器、兵器、バリアを日に何十万器も製造し、各種戦艦、母船等に艤装している。
超古代ダガロ種族の科学遺産で有る惑星生体脳カローラ、クリスタルレーネの生体脳と合体融合して、更なる進化を成し遂げる。
其の惑星生体脳カローラの全権を有する具象カローラ・リア・ダガロを誕生させる。カローラ第1具象は、生体脳カローラに命じ、バルグリアン銀河団に存在する極秘隠蔽7星系の封印を解除し、第1具象カローラ・リア・ダガロ総督の傘下に組み入れる。
合体生体脳カローラレーネは、カレン・リア・ダガロ第2具象を造り出し、封印解除されたダガロ種族の7星系に保存されているダガロ船団の統合大元帥に任命する。少し遅れて、其の星系を7MD封印をし、バルグリアン銀河団バダガル銀河ガバル星系と直結する様命じる。
第4エリア最北部バルグリアン銀河団制圧船団総統合司令のレヌラル・ラハム・アトリアルは、傘下の5大司令母船に無限分裂を命令し、既に50万個軍を越え、更に無限分裂を続行中で有る。強大なナグマダ種族船団が出没しても充分に対抗出来る。ミロナ神聖女王はそう考えていた。
AG4.3紀元631年8月3日に、7星系の7MD封印が完了しガバル星系と直結された。準備は確実に実行しているが、ナグマダ種族の動向は全く探知されていない。
先に発見した船団は、退化したナグマダ種族の1民族で何等問題が無いと判明している。
探査艦隊は全て生存可能星系の調査を完了している訳では無いので、油断は出来ないが此の銀河団には存在していないのではと言う考える様になっていた。
「ミロナ❗️此処では無く以外と第4エリア最西部に進出していたりするのでは無いかしら❗️」と、問い掛けるラブリナ。
「私も同じように考えていた」と、ミロナ神聖女王。
「此処は、レヌラル・ラハム・アトリアル総帥に託し、我々は第4エリア最西部に進出した方が良いわね」と、ミロルがミロナに話し掛ける。
最高幹部が話し合い、移動する事に決定する。ミロナは、レヌラル総帥に、此処を本拠地として制圧する様に命令し、総帥職を解任し、新たに総督に任命する。更に、部下となるアトリアル人を誕生させる様に命令する。
「承知致しましたレディマスター。サー❗️」
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
クリスタルレーネは、ガバル星系から7MDトンネルを抜けて数万光年離れた宙域にドロップダウンする。合体融合生体脳カローラレーネは、現在地の確認と方位探知を開始する。数分後。6300光年離れた第4エリア最西部に向かって発進する。
AG4.3紀元631年8月5日午前4時、ウェスタリアン銀河団と命名した銀河団から30万光年離れた宙域に、クリスタルレーネがドロップダウンして来た。
大標識塔7MDレヌラ・マスターは独自の判断で、Wタイプの司令母船5台の製造を開始する。
数時間後。レヌアル・ラハム・クリスリアを統合司令長官として、
1️⃣標識塔レヌラ・マスター・ゼロW。
2️⃣大巨神レヌラ・マスター・ゼロW。
3️⃣マダルリアン・レヌラ・マスター・ゼロW。
4️⃣軌道リングヘル・レヌラ・マスター・ゼロW。
5️⃣ゴッドホイヘンス・レヌラ・マスター・ゼロW。
を造り出した。
レヌアル・ラハム・クリスリア統合司令長官傘下の5大司令母船は、宇宙空間に転送され、無限分裂を開始する。
レヌアル・ラハム・クリスリア統合司令長官は、ウェスタリアン銀河団制圧船団の総督に任命される。数分後に、部下となるクリスリア人の培養を開始させる。
探査艦W1台は無限分裂を開始し、アッと言う間に数億台に増殖する。其の早さは、母船とは桁違いに容量が小さいが故に其の復元時間が短い。更に無限分裂は進行している。数時間後には、500億台に達していた。そして、680億台を越えた時点で、10億台単位で680銀河に向かって発進して行く。しかし❗️無限分裂は続行中で有る。更に10億台が、探知、通信ネットワークを構築する為に発進して行く。
最新鋭自立型ロボット探査艦アイ7MTD・Wは無限分裂を停止する。此の時点で、探査艦アイ7MTD・Wは30億台残っていた。標識塔レヌラ・マスター・ゼロWは、是等は30億台をウェスタリアン銀河団を取り囲む様に展開する指令を出した。
何事もなくAG4.3紀元631年8月6日の朝を迎える。10時を過ぎた直後。クリスタルレーネから30万キロメートル離れた宙域に、宇宙空間が割れて黄金色の巨大な球体が舞い降りて来る。
ミロナ等最高幹部等は、偶然に其れを探知して目撃する。其の直後、強烈な6次元エモシオ・メンタル思念波が届く。
「我は時の監視者アフロティナ・リア・ライフで有る。同時に、天空の女神の化身であり、リア人神代記の女神且つ、リア種族最初の統一女王でも有る。
我のゼロ時間フィールドを解除した者は、ミロナ・ラハム・リアと、ミロル・ラハム・リアの双子の姉妹で有るな❗️詳細は、大宇宙創成の女神ライフマザーから指示を受けている。
2人の思考から、種族存亡の危機が迫っている事は承知しています❗️だが、私の使命は宇宙存続に関わる重大な任務で有り、私一人では成就出来ません。従って、我が子孫達に協力を要請する❗️」と、脳内に語り掛けて来た。
ミロナは躊躇わず「お断りする❗️宇宙存亡の危機は、我々には何の係わりが無い。有るとすれば宇宙創成の女神ライフマザーで有り、我々では無い。今は、種族存亡の危機の方が最重要事項で有る❗️」と、強力な6次元エモシオ・メンタル思念波で答える。
いきなりアフロティナ・リア・ライフが目の前に実体化する。
「そう答えると考えていた❗️」と、ニッコリと微笑んで話し掛ける。3人を見比べると、良く似ている。
3人は、別室で対談開始する。先ず始めに、時の監視者アフロティナが話し始める。
「神代記後期頃に、現宇宙と未知の宇宙が衝突した。幸いに2つ宇宙は消滅は免れた物の、宇宙空間に超巨大な時空構造亀裂が発生し、Z次元(超高次元)から負の時間流(ネガティブ)が大量に流れ込みポジティブなライフファクターに甚大なる影響を及ぼし、負のライフファクター(ネガティブ)が誕生し、全生命体に影響を与えネガティブ種族の誕生を促したのです❗️此処まで聞いて多少は理解出来るだろう。詰まり、此の負の時間流を止めなければ、何れネガティブ種族だけの宇宙に変化する可能性が高い」と、説明する。
「では、我々と全く無関係とは言えない。現在、リアリアン超銀河団ゾーンの第2エリアと第3エリアの境目に封じ込めているのだから❗️」と、ミロナは答える。
「承知しています❗️では、もう一つ、重大な事実を伝えておきます。衝突したもう一つの宇宙が消滅する前に、其処に住んでいたネガティブ種族が我々の宇宙に逃れて来た。推測では、リアリアン超銀河団ゾーン第7エリア最外縁だと解っているが、残念ながら其の所在地は特定出来ていない。従って、災いは東方から訪れます❗️」と、告知する。
「では、我々は2つの災いに対処しなければならないと言う事ですね❗️」と、ミロナ。
「神聖リア帝国は超巨大な連合帝国です。人材も豊富で絶大なる力を秘めています。間違いなく対応可能です。そう信じる事が大事なのです。
ミロナとミロルは双子の姉妹。全く同じく7つの力を持っています❗️従って、ミロナは此処に残り、ミロルは私と共に第7エリア最東部に同行して欲しい❗️但し、此処で強大な戦力を補充してからになるが」と、時の監視者アフロティナが話す。
「事態の深刻さを考えれば同意するしか無いわね❗️」と、ミロナとミロルが同時に答える。
「大標識塔7MDレヌラ・マスターの第1具象、レヌラ・ラハム・クリスリアです❗️大標識塔レヌラ・マスターの分身と5大司令母船を復元し、の第2具象のレヌル・ラハム・クリスリアを総統合司令長官として同行させます。
復元後、
❣️レヌル・ラハム・クリスリア第2具象。総統合司令長官。
大標識塔レヌラ・マスター・2。
1️⃣標識塔レヌラ・ゼロ・2。
2️⃣大巨神レヌラ・ゼロ・2。
3️⃣マダルリアン・レヌラ・ゼロ・2。
4️⃣軌道リングヘル・レヌラ・ゼロ・2。
5️⃣ゴッドホイヘンス・レヌラ・ゼロ・2。
となります。
更に、ゴッドホイヘンス・レヌラ7MDゼロ・2を追加します。大標識塔レヌラ・マスター・2を覗いて、何れも無限分裂可能ですので戦力的には充分かと考えます。但し、未知宇宙からの進入者の科学力に対抗出来るかどうかでしょう❗️」と、説明する。
「未知者はリア人の科学力と同等、或いはそれ以上と考えられるでしょう❗️」と、答える。
「ダガロ種族の科学力は、我々リア人の科学力より数倍上回っています❗️其の兵器、バリアを全ての母船並びに各種戦艦に艤装中です。完了するまでかなりの時間が必要です❗️其までお待ち下さい❗️」と、話し掛けるミロナ。
探査アイ・ネットワークが、AG4.3紀元631年8月22日午後3時。強大な船団を探知する。其れがキャメル・アンドライダ・ラハム副摂政傘下の超巨大船団だと直ぐに判明した。
数秒後。3D通信スクリーンに、キャメル・アンドライダ・ラハム副摂政の映像が映し出される。
「ミロナ様❗️リアナ副神聖女王陛下の命を受け、来るべきナグマダ種族の進行に備えるべく、増援船団を率いて来ました」と、報告するキャメル副摂政。
「遠路遙々御苦労で有る。今、7MDトンネルを開通させ、直接クリスタルレーネ格納エリアに誘導する」と、ミロナ。
「承知しました❗️」
数時間後。全船団が超巨大な格納エリアに着陸する。キャメル副摂政は、転送機で統合司令センターに移動、ミロナ等最高幹部等と対面し、久々の再開に敬愛の挨拶を交わす。
最後に、ミロナ様に似たお方はどちら様ですか❗️と、ミロナに問い掛ける。
「天空の女神の化身で有り、リア人神代記の女神且つ、リア種族最初の統一女王で有る時の監視者アフロティナ・リア・ライフです❗️」と、紹介する。
「アフロティナ陛下、サー❗️私は副摂政のキャメル・アンドライダ・ラハムです。長きに渡りミロナ神聖女王陛下をお守りしていました」と、自己紹介する。
時の監視者は微笑んで「承知している❗️」と、答える。
ミロルから説明を聞いたキャメルは納得して「ミロル様、其では、我々に取っては未曾有の危機ですね❗️リアナ副神聖女王陛下は御存知なのですか❗️」と、話し掛けるキャメル。
「極秘生体脳ネットワークを通じて通達する」と、答えるミロル。
新兵器の艤装が完了し、時の監視にとミロルは、時を駆ける船ライフタイムラーに移乗しクリスタルレーネから離れて行き、時の流れに吸い込まれて行った。
ミロナとミロルは、時間、空間、次元等に関係なく、Z次元時空連続帯で繋がっている。何処に居てもコンタクトが出来る。只、2人は此の事実を知らなかった。
探査艦アイ7MTD・Wから次々と報告が届き始める。数分後、正確な3D宇宙座標を表示して行く。
「探知センターです❗️一星系内に超巨大な弾丸タイプの宇宙船を探知しました。其の映像を表示します❗️」と、報告が届く。
探知スクリーンを見たミロナは「あれは銀河渡航母船ライフリアンだわ❗️」瞬時に悟った。
「直ちに銀河座標データを」と、エレーナ・ラハム・リア母船長が探知センターに指示する。
「調査隊を派遣しましょうか❗️」と、エリル・ラハム・リア副母船長。
「エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官とコンタクトをして、調査団を派遣する様伝えよ❗️但し、無謀なコンタクト等は避ける様に」と、指示するミロナ。
1時間後。調査団が出発する。総司令はバルデラン長官で有る。相変わらず好奇心が強く、先頭に立つ性分で有る。
調査団を見送った後、ミロナはナレロナ・ラハム・リア親衛部隊第1軍に出撃命令を出し、密やかに警護する様命じる。
親衛部隊第1軍を見送り「何事も無ければ良いが❗️」と、ラブリナに話し掛ける。
エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官の母船サイレンスが、ブリアラント銀河外縁にドロップダウンする。滞空しながら3D銀河座標で確認する。
「目標星系迄は4万6千光年ね、1回の転移でこなせるわね❗️」母船長に話し掛ける。
「7MDバリアを展開して、目標星系外縁に転移。其処から遠隔探知器で詳細な調査をすれば探知される事無く調査可能です❗️」と、答える。
AG4.3紀元631年8月23日。直径5万8千キロメートル、最外縁直径7万8千キロメートルの科学調査団の母船サイレンスが目標星系外縁にドロップダウンして来る。
遠隔探知リサーチャーで、星系内の探知作業を開始する。其の情報が次々と標示されて行く。就いてエネルギー探知を開始する。
「6次元エネルギーを探知。超高度な文明で有ると推測されます❗️」探知センターから報告が届く。
「通信センターです❗️6次元通常通信を探知。録画内容を再生します❗️」
「(バレン執政官、北部方向の超銀河団から、此方に飛来する未知船団を探知した。目的並びに目標は不明だが、最大限の用心と迎撃体制を整えよ。ライフリアン連合帝国フロラティル・ラハム・リア女王から命令です❗️)
(総督閣下、承知致しました。6次元バリアを展開し封印処置を実行させます)
(連絡等はどう致しますか❗️)
(緊急事態以外は通信規制をする。以上だ❗️)
以上です❗️」
「通信センター❗️直ちにクリスタルレーネのミロナ様に報告を」と、エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官。母船長と同じ名前なので、俗称エルで呼ばれている。
数分後「エル❗️全ての情報を受け取った。嫌な予感がします。直ちに帰還なさい」と、命令するミロナ。
「解りました❗️」素直に受け入れる。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
時の監視者とミロル傘下の船団は、ミロダリアン超銀河団ゾーン最東部近辺に現実時空間に出現する。ミロル・ラハム・リア神聖女王代理は、大標識塔7MDレヌラ・マスター・ゼロ2に移乗し、傘下の5大司令母船と共に宇宙空間に転移する。
ミロナは6次元エモシオ・メンタル思念波で、ララハン銀河連合帝国フィシス・ラハム・アンドライダ女王に呼び掛ける。
返答は直ぐに届いた。
「此れはミロル神聖女王代理陛下❗️一体何事でしょう」
「詳細な情報は、クリスタルレーネから生体脳ネットワークで伝達されますが、種族存亡の危機が最東部外縁から迫っています❗️私が時の監視者と共に、其の災いに対処する為に来ました。従ってエリア・シックス。東部から最東部全域に緊急戒厳令を発令します❗️全帝国並びに連邦共和国は私の元に統轄される。尚、本国にはミロナ神聖女王が通知します❗️」と、伝える。
「承知致しました。では、ララハン銀河連合帝国グフ銀河連邦共和国ノーラ・ラハム・アンドライダ摂政に通達します。リアリアン超銀河団ラダル銀河第3惑星グフを出撃拠点として下さい。我々は全力を挙げて対応致します❗️」
「有難う❗️」と、伝えてコンタクトを切る。
「レヌル、リアリアン超銀河団ラダル銀河ダル星系第3惑星グフへ❗️」と、命じる。
大標識塔7MDレヌラ・マスター・ゼロ2傘下の5大司令母船は、次々と7MD転送ネットワークでダル星系内にドロップダウンする。最後に、時を駆ける船ライフタイムラーがドロップダウンして来た。
「ミロル神聖女王代理陛下❗️フィシス女王から詳細を聞いています。神聖女王代理陛下の為に全を尽くします」と、ノーラ・ラハム・アンドライダ摂政。
第1章。ナグマダ種族の台頭Vol-1-1。
AG4.3紀元631年8月1日。~AG4.3紀元631年8月23日。
(登場人物)
❣️ミロナ・ラハム・リア。
神聖リア帝国神聖女王。
❣️ミロル・ラハム・リア。
ミロナ・ラハム・リアの双子の妹。
ラレン銀河連合帝国女王。
❣️リアナ・アンドライダ・ラハム副神聖女王。
❣️エヘフナ・アンドライダ・ラハム副神聖女王代理。
❣️マリエナ・アンドライダ・ラハム摂政。
❣️ティアラ・ラハム・リア摂政。
❣️キャメル・アンドライダ・ラハム副摂政。
❣️ロレイン・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。
❣️ラブリナ・ラハム・リア。
リア帝国艦隊総統合司令長官。総統合大元帥。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️フランソファ・ラハム・リア。
天才マルチ物理学者。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。副摂政。
❣️ホナミ・ラハム・リア。
科学技術部局生体脳・ライフトロン研究部主幹。
❣️エレーナ・ラハム・リア。
クリスタルレーネ母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。統合大元帥。能力者。
❣️エリル・ラハム・リア。
クリスタルレーネ副母船長件リア帝国艦隊副統合司令長官。副統合大元帥。歴史シュプラー能力者。有能な能力者。
❣️ララ・ラハム・リア。
神聖リア帝国副摂政。レーマー(統合大元帥)。ミロナ・ラハム・リア神聖女王の従妹。ミロナ神聖女王親衛部隊統合司令長官。能力者。
❣️ミレル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊副統合司令長官。能力者。
❣️ラレイル・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊統轄大元帥。能力者。
❣️ナレロナ・ラハム・リア。
ミロナ神聖女王親衛部隊第1軍大元帥。能力者。
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第1章。ナグマダ種族の台頭Vol-1-1。
ミロナ・ラハム・リア神聖女王は、AG4.3紀元631年8月1日午前9時00分。神聖リア帝国傘下の全ての帝国並びに連邦共和国に緊急警報を発令する。数秒後、其の詳細な情報を、極秘生体脳ネットワークで伝搬する。
リアナ・アンドライダ・ラハム副神聖女王が、生体脳ネットワークから報告を受け、事の重大さを認識する。
リアナ副神聖女王は副臣の一人で有るキャメル・アンドライダ・ラハム副摂政に命じ、ミロナ・ラハム・リア神聖女王の救援の為に最新鋭の超巨大船団を率いて救援に向かわせた。
キャメル・アンドライダ・ラハム副摂政は、自分の旗艦で有る直系50万キロメートルの最新鋭万能母船ギュラクシアン・メルで出撃して行く。だが、本国からミロダリアン超銀河団迄は10億距離が有る。7MD転送ネットワークでも、一気走破するのは危険が伴う。故に、最長でも1億光年が限度で有る。キャメルは安全を考慮して、20回の転移で走破する事にした。
クリスタルレーネの各種製造ラインで、次々と各種機器、兵器、バリアを日に何十万器も製造し、各種戦艦、母船等に艤装している。
超古代ダガロ種族の科学遺産で有る惑星生体脳カローラ、クリスタルレーネの生体脳と合体融合して、更なる進化を成し遂げる。
其の惑星生体脳カローラの全権を有する具象カローラ・リア・ダガロを誕生させる。カローラ第1具象は、生体脳カローラに命じ、バルグリアン銀河団に存在する極秘隠蔽7星系の封印を解除し、第1具象カローラ・リア・ダガロ総督の傘下に組み入れる。
合体生体脳カローラレーネは、カレン・リア・ダガロ第2具象を造り出し、封印解除されたダガロ種族の7星系に保存されているダガロ船団の統合大元帥に任命する。少し遅れて、其の星系を7MD封印をし、バルグリアン銀河団バダガル銀河ガバル星系と直結する様命じる。
第4エリア最北部バルグリアン銀河団制圧船団総統合司令のレヌラル・ラハム・アトリアルは、傘下の5大司令母船に無限分裂を命令し、既に50万個軍を越え、更に無限分裂を続行中で有る。強大なナグマダ種族船団が出没しても充分に対抗出来る。ミロナ神聖女王はそう考えていた。
AG4.3紀元631年8月3日に、7星系の7MD封印が完了しガバル星系と直結された。準備は確実に実行しているが、ナグマダ種族の動向は全く探知されていない。
先に発見した船団は、退化したナグマダ種族の1民族で何等問題が無いと判明している。
探査艦隊は全て生存可能星系の調査を完了している訳では無いので、油断は出来ないが此の銀河団には存在していないのではと言う考える様になっていた。
「ミロナ❗️此処では無く以外と第4エリア最西部に進出していたりするのでは無いかしら❗️」と、問い掛けるラブリナ。
「私も同じように考えていた」と、ミロナ神聖女王。
「此処は、レヌラル・ラハム・アトリアル総帥に託し、我々は第4エリア最西部に進出した方が良いわね」と、ミロルがミロナに話し掛ける。
最高幹部が話し合い、移動する事に決定する。ミロナは、レヌラル総帥に、此処を本拠地として制圧する様に命令し、総帥職を解任し、新たに総督に任命する。更に、部下となるアトリアル人を誕生させる様に命令する。
「承知致しましたレディマスター。サー❗️」
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クリスタルレーネは、ガバル星系から7MDトンネルを抜けて数万光年離れた宙域にドロップダウンする。合体融合生体脳カローラレーネは、現在地の確認と方位探知を開始する。数分後。6300光年離れた第4エリア最西部に向かって発進する。
AG4.3紀元631年8月5日午前4時、ウェスタリアン銀河団と命名した銀河団から30万光年離れた宙域に、クリスタルレーネがドロップダウンして来た。
大標識塔7MDレヌラ・マスターは独自の判断で、Wタイプの司令母船5台の製造を開始する。
数時間後。レヌアル・ラハム・クリスリアを統合司令長官として、
1️⃣標識塔レヌラ・マスター・ゼロW。
2️⃣大巨神レヌラ・マスター・ゼロW。
3️⃣マダルリアン・レヌラ・マスター・ゼロW。
4️⃣軌道リングヘル・レヌラ・マスター・ゼロW。
5️⃣ゴッドホイヘンス・レヌラ・マスター・ゼロW。
を造り出した。
レヌアル・ラハム・クリスリア統合司令長官傘下の5大司令母船は、宇宙空間に転送され、無限分裂を開始する。
レヌアル・ラハム・クリスリア統合司令長官は、ウェスタリアン銀河団制圧船団の総督に任命される。数分後に、部下となるクリスリア人の培養を開始させる。
探査艦W1台は無限分裂を開始し、アッと言う間に数億台に増殖する。其の早さは、母船とは桁違いに容量が小さいが故に其の復元時間が短い。更に無限分裂は進行している。数時間後には、500億台に達していた。そして、680億台を越えた時点で、10億台単位で680銀河に向かって発進して行く。しかし❗️無限分裂は続行中で有る。更に10億台が、探知、通信ネットワークを構築する為に発進して行く。
最新鋭自立型ロボット探査艦アイ7MTD・Wは無限分裂を停止する。此の時点で、探査艦アイ7MTD・Wは30億台残っていた。標識塔レヌラ・マスター・ゼロWは、是等は30億台をウェスタリアン銀河団を取り囲む様に展開する指令を出した。
何事もなくAG4.3紀元631年8月6日の朝を迎える。10時を過ぎた直後。クリスタルレーネから30万キロメートル離れた宙域に、宇宙空間が割れて黄金色の巨大な球体が舞い降りて来る。
ミロナ等最高幹部等は、偶然に其れを探知して目撃する。其の直後、強烈な6次元エモシオ・メンタル思念波が届く。
「我は時の監視者アフロティナ・リア・ライフで有る。同時に、天空の女神の化身であり、リア人神代記の女神且つ、リア種族最初の統一女王でも有る。
我のゼロ時間フィールドを解除した者は、ミロナ・ラハム・リアと、ミロル・ラハム・リアの双子の姉妹で有るな❗️詳細は、大宇宙創成の女神ライフマザーから指示を受けている。
2人の思考から、種族存亡の危機が迫っている事は承知しています❗️だが、私の使命は宇宙存続に関わる重大な任務で有り、私一人では成就出来ません。従って、我が子孫達に協力を要請する❗️」と、脳内に語り掛けて来た。
ミロナは躊躇わず「お断りする❗️宇宙存亡の危機は、我々には何の係わりが無い。有るとすれば宇宙創成の女神ライフマザーで有り、我々では無い。今は、種族存亡の危機の方が最重要事項で有る❗️」と、強力な6次元エモシオ・メンタル思念波で答える。
いきなりアフロティナ・リア・ライフが目の前に実体化する。
「そう答えると考えていた❗️」と、ニッコリと微笑んで話し掛ける。3人を見比べると、良く似ている。
3人は、別室で対談開始する。先ず始めに、時の監視者アフロティナが話し始める。
「神代記後期頃に、現宇宙と未知の宇宙が衝突した。幸いに2つ宇宙は消滅は免れた物の、宇宙空間に超巨大な時空構造亀裂が発生し、Z次元(超高次元)から負の時間流(ネガティブ)が大量に流れ込みポジティブなライフファクターに甚大なる影響を及ぼし、負のライフファクター(ネガティブ)が誕生し、全生命体に影響を与えネガティブ種族の誕生を促したのです❗️此処まで聞いて多少は理解出来るだろう。詰まり、此の負の時間流を止めなければ、何れネガティブ種族だけの宇宙に変化する可能性が高い」と、説明する。
「では、我々と全く無関係とは言えない。現在、リアリアン超銀河団ゾーンの第2エリアと第3エリアの境目に封じ込めているのだから❗️」と、ミロナは答える。
「承知しています❗️では、もう一つ、重大な事実を伝えておきます。衝突したもう一つの宇宙が消滅する前に、其処に住んでいたネガティブ種族が我々の宇宙に逃れて来た。推測では、リアリアン超銀河団ゾーン第7エリア最外縁だと解っているが、残念ながら其の所在地は特定出来ていない。従って、災いは東方から訪れます❗️」と、告知する。
「では、我々は2つの災いに対処しなければならないと言う事ですね❗️」と、ミロナ。
「神聖リア帝国は超巨大な連合帝国です。人材も豊富で絶大なる力を秘めています。間違いなく対応可能です。そう信じる事が大事なのです。
ミロナとミロルは双子の姉妹。全く同じく7つの力を持っています❗️従って、ミロナは此処に残り、ミロルは私と共に第7エリア最東部に同行して欲しい❗️但し、此処で強大な戦力を補充してからになるが」と、時の監視者アフロティナが話す。
「事態の深刻さを考えれば同意するしか無いわね❗️」と、ミロナとミロルが同時に答える。
「大標識塔7MDレヌラ・マスターの第1具象、レヌラ・ラハム・クリスリアです❗️大標識塔レヌラ・マスターの分身と5大司令母船を復元し、の第2具象のレヌル・ラハム・クリスリアを総統合司令長官として同行させます。
復元後、
❣️レヌル・ラハム・クリスリア第2具象。総統合司令長官。
大標識塔レヌラ・マスター・2。
1️⃣標識塔レヌラ・ゼロ・2。
2️⃣大巨神レヌラ・ゼロ・2。
3️⃣マダルリアン・レヌラ・ゼロ・2。
4️⃣軌道リングヘル・レヌラ・ゼロ・2。
5️⃣ゴッドホイヘンス・レヌラ・ゼロ・2。
となります。
更に、ゴッドホイヘンス・レヌラ7MDゼロ・2を追加します。大標識塔レヌラ・マスター・2を覗いて、何れも無限分裂可能ですので戦力的には充分かと考えます。但し、未知宇宙からの進入者の科学力に対抗出来るかどうかでしょう❗️」と、説明する。
「未知者はリア人の科学力と同等、或いはそれ以上と考えられるでしょう❗️」と、答える。
「ダガロ種族の科学力は、我々リア人の科学力より数倍上回っています❗️其の兵器、バリアを全ての母船並びに各種戦艦に艤装中です。完了するまでかなりの時間が必要です❗️其までお待ち下さい❗️」と、話し掛けるミロナ。
探査アイ・ネットワークが、AG4.3紀元631年8月22日午後3時。強大な船団を探知する。其れがキャメル・アンドライダ・ラハム副摂政傘下の超巨大船団だと直ぐに判明した。
数秒後。3D通信スクリーンに、キャメル・アンドライダ・ラハム副摂政の映像が映し出される。
「ミロナ様❗️リアナ副神聖女王陛下の命を受け、来るべきナグマダ種族の進行に備えるべく、増援船団を率いて来ました」と、報告するキャメル副摂政。
「遠路遙々御苦労で有る。今、7MDトンネルを開通させ、直接クリスタルレーネ格納エリアに誘導する」と、ミロナ。
「承知しました❗️」
数時間後。全船団が超巨大な格納エリアに着陸する。キャメル副摂政は、転送機で統合司令センターに移動、ミロナ等最高幹部等と対面し、久々の再開に敬愛の挨拶を交わす。
最後に、ミロナ様に似たお方はどちら様ですか❗️と、ミロナに問い掛ける。
「天空の女神の化身で有り、リア人神代記の女神且つ、リア種族最初の統一女王で有る時の監視者アフロティナ・リア・ライフです❗️」と、紹介する。
「アフロティナ陛下、サー❗️私は副摂政のキャメル・アンドライダ・ラハムです。長きに渡りミロナ神聖女王陛下をお守りしていました」と、自己紹介する。
時の監視者は微笑んで「承知している❗️」と、答える。
ミロルから説明を聞いたキャメルは納得して「ミロル様、其では、我々に取っては未曾有の危機ですね❗️リアナ副神聖女王陛下は御存知なのですか❗️」と、話し掛けるキャメル。
「極秘生体脳ネットワークを通じて通達する」と、答えるミロル。
新兵器の艤装が完了し、時の監視にとミロルは、時を駆ける船ライフタイムラーに移乗しクリスタルレーネから離れて行き、時の流れに吸い込まれて行った。
ミロナとミロルは、時間、空間、次元等に関係なく、Z次元時空連続帯で繋がっている。何処に居てもコンタクトが出来る。只、2人は此の事実を知らなかった。
探査艦アイ7MTD・Wから次々と報告が届き始める。数分後、正確な3D宇宙座標を表示して行く。
「探知センターです❗️一星系内に超巨大な弾丸タイプの宇宙船を探知しました。其の映像を表示します❗️」と、報告が届く。
探知スクリーンを見たミロナは「あれは銀河渡航母船ライフリアンだわ❗️」瞬時に悟った。
「直ちに銀河座標データを」と、エレーナ・ラハム・リア母船長が探知センターに指示する。
「調査隊を派遣しましょうか❗️」と、エリル・ラハム・リア副母船長。
「エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官とコンタクトをして、調査団を派遣する様伝えよ❗️但し、無謀なコンタクト等は避ける様に」と、指示するミロナ。
1時間後。調査団が出発する。総司令はバルデラン長官で有る。相変わらず好奇心が強く、先頭に立つ性分で有る。
調査団を見送った後、ミロナはナレロナ・ラハム・リア親衛部隊第1軍に出撃命令を出し、密やかに警護する様命じる。
親衛部隊第1軍を見送り「何事も無ければ良いが❗️」と、ラブリナに話し掛ける。
エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官の母船サイレンスが、ブリアラント銀河外縁にドロップダウンする。滞空しながら3D銀河座標で確認する。
「目標星系迄は4万6千光年ね、1回の転移でこなせるわね❗️」母船長に話し掛ける。
「7MDバリアを展開して、目標星系外縁に転移。其処から遠隔探知器で詳細な調査をすれば探知される事無く調査可能です❗️」と、答える。
AG4.3紀元631年8月23日。直径5万8千キロメートル、最外縁直径7万8千キロメートルの科学調査団の母船サイレンスが目標星系外縁にドロップダウンして来る。
遠隔探知リサーチャーで、星系内の探知作業を開始する。其の情報が次々と標示されて行く。就いてエネルギー探知を開始する。
「6次元エネルギーを探知。超高度な文明で有ると推測されます❗️」探知センターから報告が届く。
「通信センターです❗️6次元通常通信を探知。録画内容を再生します❗️」
「(バレン執政官、北部方向の超銀河団から、此方に飛来する未知船団を探知した。目的並びに目標は不明だが、最大限の用心と迎撃体制を整えよ。ライフリアン連合帝国フロラティル・ラハム・リア女王から命令です❗️)
(総督閣下、承知致しました。6次元バリアを展開し封印処置を実行させます)
(連絡等はどう致しますか❗️)
(緊急事態以外は通信規制をする。以上だ❗️)
以上です❗️」
「通信センター❗️直ちにクリスタルレーネのミロナ様に報告を」と、エリル・ラハム・バルデラン科学技術庁長官。母船長と同じ名前なので、俗称エルで呼ばれている。
数分後「エル❗️全ての情報を受け取った。嫌な予感がします。直ちに帰還なさい」と、命令するミロナ。
「解りました❗️」素直に受け入れる。
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
時の監視者とミロル傘下の船団は、ミロダリアン超銀河団ゾーン最東部近辺に現実時空間に出現する。ミロル・ラハム・リア神聖女王代理は、大標識塔7MDレヌラ・マスター・ゼロ2に移乗し、傘下の5大司令母船と共に宇宙空間に転移する。
ミロナは6次元エモシオ・メンタル思念波で、ララハン銀河連合帝国フィシス・ラハム・アンドライダ女王に呼び掛ける。
返答は直ぐに届いた。
「此れはミロル神聖女王代理陛下❗️一体何事でしょう」
「詳細な情報は、クリスタルレーネから生体脳ネットワークで伝達されますが、種族存亡の危機が最東部外縁から迫っています❗️私が時の監視者と共に、其の災いに対処する為に来ました。従ってエリア・シックス。東部から最東部全域に緊急戒厳令を発令します❗️全帝国並びに連邦共和国は私の元に統轄される。尚、本国にはミロナ神聖女王が通知します❗️」と、伝える。
「承知致しました。では、ララハン銀河連合帝国グフ銀河連邦共和国ノーラ・ラハム・アンドライダ摂政に通達します。リアリアン超銀河団ラダル銀河第3惑星グフを出撃拠点として下さい。我々は全力を挙げて対応致します❗️」
「有難う❗️」と、伝えてコンタクトを切る。
「レヌル、リアリアン超銀河団ラダル銀河ダル星系第3惑星グフへ❗️」と、命じる。
大標識塔7MDレヌラ・マスター・ゼロ2傘下の5大司令母船は、次々と7MD転送ネットワークでダル星系内にドロップダウンする。最後に、時を駆ける船ライフタイムラーがドロップダウンして来た。
「ミロル神聖女王代理陛下❗️フィシス女王から詳細を聞いています。神聖女王代理陛下の為に全を尽くします」と、ノーラ・ラハム・アンドライダ摂政。
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