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ラシードの事情
第15話
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政権を奪取したばかりの私達がこちらにいられるのはせいぜい3日。事後処理と強行軍させた兵士の休息が終われば直ちに帝都へ戻らなければならない。
ファラも一緒に連れて行きたいのだがさすがに無理がある。長も彼女の両親も何の準備もなしで彼女を送り出したくはないはずだ。
輿入れの準備が整うまではまたしばらく離れていなければならないと思うと、寂しさを覚える。腕の中にいるファラも同じことを思ったのか、私に縋る腕に力がこもった。
「ファラ……」
彼女の体をそっと寝台に降ろす。やはり緊張しているのか、ギュッと目を閉じ、心なしか手が震えている。そっと呼びかけると彼女は目を開けたが、視線が重なるとまた眼を閉じた。
「従兄様……」
とにかくファラの緊張を和らげようと軽く口づける。幾度か唇を合わせているうちに体から力が抜けてきたので、唇の間に舌が割り込ませてみる。彼女は驚いた様子で体を強張らせたが、それでも抵抗せずに私を受け入れてくれた。歯列をゆっくりとなぞり、舌を探り出して優しく絡める。彼女の咥内をじっくり堪能してから私はゆっくりと口を離した。
「ファラ、愛してる」
ファラの乱れた息が整うまでの間、私は寝具に広がった彼女の長い髪をたどり、彼女の頬に触れ、耳元をくすぐる。「あぁっ」というかわいい声が聞こえ、我慢ができなくなった私は首筋に顔をうずめて強く吸いついた。
「あ、あ……」
彼女が着ている部屋着の上から胸のふくらみをまさぐると、可愛らしい喘ぎ声が漏れ出てくる。もっとその声が聴きたくて手を動かすが、肌を隔てているものがだんだんもどかしくなってくる。
彼女にもっと感じてもらいたい。直接肌に触れていたい。その思いが強くなり、邪魔な部屋着を取り去ると、私も着ていたものを脱ぎ捨てた。
ファラは慌てて手で体を隠そうとする。その手を掴んでやめさせると、彼女は恥ずかしいのか目を逸らした。
「綺麗だよ」
初めて目にした彼女の体が美しすぎて目が離せない。思わずごくりと喉がなる。そのまま欲望のままに突き進みたくなるのをかろうじて残っていた理性で押しとどめた。
だが、完全に抑えることは困難で、唇を重ねるとすぐに舌を割り入れ、彼女の舌を探り出して執拗に絡めた。
「あぁっ」
胸のふくらみを揉む手も自然と荒々しくなっていく。快楽により淡く色づいてきた胸の尖りは誘われているようだ。愛撫するように舌で転がすと口に含んで吸い付いた。ファラの体がのけぞる。その反応が嬉しくて、私は両の胸を執拗なくらいに攻め立てた。
「かわいい、ファラ……」
両の胸を揉みながら耳元でささやく。耳たぶを軽く食むと、感じてくれているのかぴくぴくと反応している。
今度はその瑞々しい肌をなぞり、腰や腹を撫でて徐々に降ろしていく。尻、太ももをさわさわと撫でまわし、やがて体を起こすと彼女が痛めた右足を恭しく捧げて口づけた。
「まだ痛いかい?」
「大丈夫……」
愛おし気にもう一度口づけてから、優しく降ろす。そして残る左の足を手に取ると幾度も口づけ、舌を這わせていく。
「に、従兄様、足は……」
汚いよと言いたかったのかもしれないが、言葉が続かない。やがて踝からふくらはぎを経て太ももへと舌を這わせていく。
「あ……」
おもむろに両足を割り広げ、彼女の秘められた場所をさらけ出した。
ファラも一緒に連れて行きたいのだがさすがに無理がある。長も彼女の両親も何の準備もなしで彼女を送り出したくはないはずだ。
輿入れの準備が整うまではまたしばらく離れていなければならないと思うと、寂しさを覚える。腕の中にいるファラも同じことを思ったのか、私に縋る腕に力がこもった。
「ファラ……」
彼女の体をそっと寝台に降ろす。やはり緊張しているのか、ギュッと目を閉じ、心なしか手が震えている。そっと呼びかけると彼女は目を開けたが、視線が重なるとまた眼を閉じた。
「従兄様……」
とにかくファラの緊張を和らげようと軽く口づける。幾度か唇を合わせているうちに体から力が抜けてきたので、唇の間に舌が割り込ませてみる。彼女は驚いた様子で体を強張らせたが、それでも抵抗せずに私を受け入れてくれた。歯列をゆっくりとなぞり、舌を探り出して優しく絡める。彼女の咥内をじっくり堪能してから私はゆっくりと口を離した。
「ファラ、愛してる」
ファラの乱れた息が整うまでの間、私は寝具に広がった彼女の長い髪をたどり、彼女の頬に触れ、耳元をくすぐる。「あぁっ」というかわいい声が聞こえ、我慢ができなくなった私は首筋に顔をうずめて強く吸いついた。
「あ、あ……」
彼女が着ている部屋着の上から胸のふくらみをまさぐると、可愛らしい喘ぎ声が漏れ出てくる。もっとその声が聴きたくて手を動かすが、肌を隔てているものがだんだんもどかしくなってくる。
彼女にもっと感じてもらいたい。直接肌に触れていたい。その思いが強くなり、邪魔な部屋着を取り去ると、私も着ていたものを脱ぎ捨てた。
ファラは慌てて手で体を隠そうとする。その手を掴んでやめさせると、彼女は恥ずかしいのか目を逸らした。
「綺麗だよ」
初めて目にした彼女の体が美しすぎて目が離せない。思わずごくりと喉がなる。そのまま欲望のままに突き進みたくなるのをかろうじて残っていた理性で押しとどめた。
だが、完全に抑えることは困難で、唇を重ねるとすぐに舌を割り入れ、彼女の舌を探り出して執拗に絡めた。
「あぁっ」
胸のふくらみを揉む手も自然と荒々しくなっていく。快楽により淡く色づいてきた胸の尖りは誘われているようだ。愛撫するように舌で転がすと口に含んで吸い付いた。ファラの体がのけぞる。その反応が嬉しくて、私は両の胸を執拗なくらいに攻め立てた。
「かわいい、ファラ……」
両の胸を揉みながら耳元でささやく。耳たぶを軽く食むと、感じてくれているのかぴくぴくと反応している。
今度はその瑞々しい肌をなぞり、腰や腹を撫でて徐々に降ろしていく。尻、太ももをさわさわと撫でまわし、やがて体を起こすと彼女が痛めた右足を恭しく捧げて口づけた。
「まだ痛いかい?」
「大丈夫……」
愛おし気にもう一度口づけてから、優しく降ろす。そして残る左の足を手に取ると幾度も口づけ、舌を這わせていく。
「に、従兄様、足は……」
汚いよと言いたかったのかもしれないが、言葉が続かない。やがて踝からふくらはぎを経て太ももへと舌を這わせていく。
「あ……」
おもむろに両足を割り広げ、彼女の秘められた場所をさらけ出した。
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