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第0話 プロローグ
①燃える町
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「義明、里緒、舞……私の大切な子どもたちを頼みましたよ」
それがマザーと交わした最後の言葉だった。
―。
――。
―――。
2025年1月、僕たちの育った孤児院の周りは真っ赤に染まった。
孤児院は人里から少し離れた森の中にあり、緑に囲まれ、空気の澄んだ――一言で言えば"穏やか"という言葉が非常に似合う子どもたちが健やかに育つ為にはうってつけの場所だった。
そんな閑静だった場所は今やかつての姿を失っていた。
誰かが周囲の森に火をつけたらしい。
どこまでも生い茂っていた"緑"は今となっては昔の話。
現在、孤児院に住む子どもたちの目の前に広がるは轟々と燃え盛る"赤"一色のみだった。
建物の中から外へ目を向けてみれば、燃え移ってない木を見つけることが難しいほど、辺り一面が火の海に染め上げられている。
森に一度でも点火したが最後、灯された炎は次々と木々を伝いながら面白いように燃え広がり、あっという間に大惨事に至ることは想像するに容易い。
まだ10歳になったばかりの僕の頭でも分かることだ。
現状は孤児院にまで火の手が届いていないという事実が奇跡に近い。
とは言えど、時間の問題だろうし、楽観視は出来ないだろう。
火が直接、建物に燃え移らずともその熱は大気を伝って僕達の身を蝕む。
――それだけではない。
森林大火災の渦中にいるという逃げ場のない恐怖が、身体だけでなく精神も汚染するのだ。
もう自分たちは助からないのだと、死の恐怖に怯え泣き出す子どもたちがぽつぽつと出始めた頃――。
「大丈夫ですよ、あなたたちは助かります」
――死と隣り合わせという不安に怯えた子供たちを宥めるようにマザーは力強く宣言した。
マザーは僕たちが暮らす"環|《たまき》孤児院"をたった一人で営んでいる"すごい"人で、身よりのなかった僕たちを女手一つでずっと育て続けてきた孤児院の子供たちにとってお母さんと呼ぶべき存在だった。
外見は中性的で整った顔立ちをしており、髪を後ろで団子にしてネットで覆った非常に清潔感のある容姿だ。
しかし女性にしては背が非常に高く、子供たちにとってはそれがとても頼もしい。
死が身近にあっても自分たちは助かるのだと、思わず安堵するぐらいにマザーへの信頼は厚かった。
「そうだよ、君たちは僕が守るよ。なんたって僕はみんなのお兄ちゃんだからね」
マザーの声に合わせて、根拠のない自信に満ちた声が建物内に響き渡る。
声がする方へ振り向くと、そこには満面の笑みを携えた里緒の姿があった。
彼は僕と同じ10歳だが、僕の生まれ月は11月で、彼は7月ということもあり、孤児院内では最年長であるという自負から来るものか……よく"お兄ちゃん面"をしたがる傾向にあった。
それでもみんな里緒を否定せずに慕っているのだから良いことなのだと思う。
現に小さな子供たちがマザーに守ってもらおうと、彼女の周囲に円を作っているが、そこに入りそびれた子どもたちは大半が里緒のところにいるのだ。
誰一人周りにいない僕よりは、大分お兄ちゃんをしている。
そして囲いを作ってる子がもう一人……。
廊下の陰から姿を見せた。
中心にいるのは僕たちと同年代の可愛い女の子で名前は"舞"と呼ばれていた。
その子は女の子を中心に何故かマザーよりも多い人数に囲まれている。
密かにファンクラブでもできていたのだろうか。
彼女たちは初めからマザーのところではなく舞と一緒に行動していたらしい。
「あんたのその根拠のない自信はいつか自分の身を滅ぼすわよ」
マザーよりも巨大な勢力を持つ彼女は、みんなと合流して早々に里緒に対して毒づいた。
「そんなきついこと言わないでよ、僕の理性がおかしくなりそうだ」
はぁはぁ、と息を荒げる里緒。
彼は時々よく分からない言動をすることがあり、そういう時は決まって無視をするのが得策だということを、僕は学んでいた。
「みんな揃ったわね、これで安心だわ」
マザーがホッと安心したように呟く。
そこへ"意義あり"とばかりに勢いよく手を挙げた人物が一人――。
「全員じゃないわよ、"シロ"がいないわ」
不機嫌さを隠さぬ声音で発言したのは舞だった。
舞がいないと言った"シロ"とは人ではなく犬の名前だ。
犬の正確な種類は分からないが、真っ白で綺麗な毛並みを靡かせていたから"シロ"と名付けられた。
シロは少し前に孤児院に迷い込んだ野良犬で、しかし野良犬とは思えぬほど整った鬣を持っており、世間をあまり知らない孤児院の児童にとっては物珍しさも相まって、舞を中心にみんなで可愛がっていた。
いつも食事時になると、必ずふらふらっとどこからともなく現れて、食事の後はいつの間にか去っていく……生態で言えば犬というよりもむしろ猫に近い子犬だったと思う。
「あんたたちだって可愛がってたじゃないッ、心配じゃないの!?」
確かに今日は誰も"シロ"に餌を与えていない。
野良とはいえど"シロ"はまだ子犬だ。
普段の活動場所で何かあったと考えても不思議ではないし……。
付け加えて、森がこんな状況となると心配するのも当然だった。
「確かにな……だったら僕が――」
「私が探しに行きましょう」
僕が"シロ"の捜索に名乗りを挙げようとしたその時、横からマザーが僕の挙手を制止した。
「私はこれからシロを探しに外へ出ます……そして助けも呼びます。私が帰ってくるまで大人しくしていること。くれぐれもここから出てはなりませんよ、良いですね?」
マザーは何を言っているのだろう。
みんな言葉は分かっているはずなのに、マザーの言葉を理解したくないと言わんばかりの不安げな様子で彼女を見上げている。
「そんな顔をしないで、大丈夫よ。ここには頼れるお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるわ。頼みましたよ、里緒、義明、舞」
「任せてよ、マザー。僕が必ずみんなを守るから」
だから無事に帰ってきてね、と里緒は最後に付け足した。
彼も内心では不安でいっぱいなのだろう。
付け加えた言葉は珍しく弱々しい声音だった。
そんな里緒の頭にマザーは手のひらを優しく載せて――。
「義明、里緒、舞……私の大切な子供たちを頼みましたよ」
――そう言い残し、彼女は一人で正面玄関から外に出て行った。
その後の出来事は、と聞かれれば……。
火事がまるで何事もなかったかのように鎮火したことと……。
マザーが帰ってこなかったことだけ……。
そう、結局マザーは帰ってこなかった。
マザーが孤児院を飛び出してから数時間が経過した頃。
何故マザーは帰ってこないのか、と子供たちが泣き出し、
マザーは僕たちに嘘をついたのだ、と悲哀を奏で始めた。
マザーは身を呈して自分たちを守ってくれたのだ、と語り出す孤児もいれば。
命が惜しくなって自分だけ逃げたのだ、と宣う子どもも現れ始めて、今や十人十色の説が飛び交っている。
僕はと言えば、どの説でもないような気がして、そのうちきっとまた何事もなかったかのように姿を見せてくれるのではないかと期待していた。
いいや、もし大変な目に遭っていたらその時は僕が助けてあげよう。
マザーの言いつけを守らなかったことはその後で怒られればいい。
「……」
僕が里緒の方を盗み見る。
そんな僕の視線に気づいた里緒は全てを察したかのように――。
「しょうがないなぁ。僕はみんなのお兄ちゃんだから、義明は自分のやりたいようにやればいいよ。尻拭いは僕がしてあげるから……監督不行き届きで怒られるのは僕の役目だ」
――任せてよ、と胸を張る里緒が、この時ばかりはとても頼もしく思えて、やっぱりみんなのお兄ちゃんだなと一人納得してから――。
「ありがとうな、里緒。帰ってきたら一緒に怒られてやるから。僕はマザーを探しに行ってくるよ」
未だにギャーギャー泣いて叫んでを繰り返す弟たちを背に、僕は炭っぽく黒ずんだドアを勢いよく開けて、暗い夜の外へと飛び出したのだった。
それがマザーと交わした最後の言葉だった。
―。
――。
―――。
2025年1月、僕たちの育った孤児院の周りは真っ赤に染まった。
孤児院は人里から少し離れた森の中にあり、緑に囲まれ、空気の澄んだ――一言で言えば"穏やか"という言葉が非常に似合う子どもたちが健やかに育つ為にはうってつけの場所だった。
そんな閑静だった場所は今やかつての姿を失っていた。
誰かが周囲の森に火をつけたらしい。
どこまでも生い茂っていた"緑"は今となっては昔の話。
現在、孤児院に住む子どもたちの目の前に広がるは轟々と燃え盛る"赤"一色のみだった。
建物の中から外へ目を向けてみれば、燃え移ってない木を見つけることが難しいほど、辺り一面が火の海に染め上げられている。
森に一度でも点火したが最後、灯された炎は次々と木々を伝いながら面白いように燃え広がり、あっという間に大惨事に至ることは想像するに容易い。
まだ10歳になったばかりの僕の頭でも分かることだ。
現状は孤児院にまで火の手が届いていないという事実が奇跡に近い。
とは言えど、時間の問題だろうし、楽観視は出来ないだろう。
火が直接、建物に燃え移らずともその熱は大気を伝って僕達の身を蝕む。
――それだけではない。
森林大火災の渦中にいるという逃げ場のない恐怖が、身体だけでなく精神も汚染するのだ。
もう自分たちは助からないのだと、死の恐怖に怯え泣き出す子どもたちがぽつぽつと出始めた頃――。
「大丈夫ですよ、あなたたちは助かります」
――死と隣り合わせという不安に怯えた子供たちを宥めるようにマザーは力強く宣言した。
マザーは僕たちが暮らす"環|《たまき》孤児院"をたった一人で営んでいる"すごい"人で、身よりのなかった僕たちを女手一つでずっと育て続けてきた孤児院の子供たちにとってお母さんと呼ぶべき存在だった。
外見は中性的で整った顔立ちをしており、髪を後ろで団子にしてネットで覆った非常に清潔感のある容姿だ。
しかし女性にしては背が非常に高く、子供たちにとってはそれがとても頼もしい。
死が身近にあっても自分たちは助かるのだと、思わず安堵するぐらいにマザーへの信頼は厚かった。
「そうだよ、君たちは僕が守るよ。なんたって僕はみんなのお兄ちゃんだからね」
マザーの声に合わせて、根拠のない自信に満ちた声が建物内に響き渡る。
声がする方へ振り向くと、そこには満面の笑みを携えた里緒の姿があった。
彼は僕と同じ10歳だが、僕の生まれ月は11月で、彼は7月ということもあり、孤児院内では最年長であるという自負から来るものか……よく"お兄ちゃん面"をしたがる傾向にあった。
それでもみんな里緒を否定せずに慕っているのだから良いことなのだと思う。
現に小さな子供たちがマザーに守ってもらおうと、彼女の周囲に円を作っているが、そこに入りそびれた子どもたちは大半が里緒のところにいるのだ。
誰一人周りにいない僕よりは、大分お兄ちゃんをしている。
そして囲いを作ってる子がもう一人……。
廊下の陰から姿を見せた。
中心にいるのは僕たちと同年代の可愛い女の子で名前は"舞"と呼ばれていた。
その子は女の子を中心に何故かマザーよりも多い人数に囲まれている。
密かにファンクラブでもできていたのだろうか。
彼女たちは初めからマザーのところではなく舞と一緒に行動していたらしい。
「あんたのその根拠のない自信はいつか自分の身を滅ぼすわよ」
マザーよりも巨大な勢力を持つ彼女は、みんなと合流して早々に里緒に対して毒づいた。
「そんなきついこと言わないでよ、僕の理性がおかしくなりそうだ」
はぁはぁ、と息を荒げる里緒。
彼は時々よく分からない言動をすることがあり、そういう時は決まって無視をするのが得策だということを、僕は学んでいた。
「みんな揃ったわね、これで安心だわ」
マザーがホッと安心したように呟く。
そこへ"意義あり"とばかりに勢いよく手を挙げた人物が一人――。
「全員じゃないわよ、"シロ"がいないわ」
不機嫌さを隠さぬ声音で発言したのは舞だった。
舞がいないと言った"シロ"とは人ではなく犬の名前だ。
犬の正確な種類は分からないが、真っ白で綺麗な毛並みを靡かせていたから"シロ"と名付けられた。
シロは少し前に孤児院に迷い込んだ野良犬で、しかし野良犬とは思えぬほど整った鬣を持っており、世間をあまり知らない孤児院の児童にとっては物珍しさも相まって、舞を中心にみんなで可愛がっていた。
いつも食事時になると、必ずふらふらっとどこからともなく現れて、食事の後はいつの間にか去っていく……生態で言えば犬というよりもむしろ猫に近い子犬だったと思う。
「あんたたちだって可愛がってたじゃないッ、心配じゃないの!?」
確かに今日は誰も"シロ"に餌を与えていない。
野良とはいえど"シロ"はまだ子犬だ。
普段の活動場所で何かあったと考えても不思議ではないし……。
付け加えて、森がこんな状況となると心配するのも当然だった。
「確かにな……だったら僕が――」
「私が探しに行きましょう」
僕が"シロ"の捜索に名乗りを挙げようとしたその時、横からマザーが僕の挙手を制止した。
「私はこれからシロを探しに外へ出ます……そして助けも呼びます。私が帰ってくるまで大人しくしていること。くれぐれもここから出てはなりませんよ、良いですね?」
マザーは何を言っているのだろう。
みんな言葉は分かっているはずなのに、マザーの言葉を理解したくないと言わんばかりの不安げな様子で彼女を見上げている。
「そんな顔をしないで、大丈夫よ。ここには頼れるお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるわ。頼みましたよ、里緒、義明、舞」
「任せてよ、マザー。僕が必ずみんなを守るから」
だから無事に帰ってきてね、と里緒は最後に付け足した。
彼も内心では不安でいっぱいなのだろう。
付け加えた言葉は珍しく弱々しい声音だった。
そんな里緒の頭にマザーは手のひらを優しく載せて――。
「義明、里緒、舞……私の大切な子供たちを頼みましたよ」
――そう言い残し、彼女は一人で正面玄関から外に出て行った。
その後の出来事は、と聞かれれば……。
火事がまるで何事もなかったかのように鎮火したことと……。
マザーが帰ってこなかったことだけ……。
そう、結局マザーは帰ってこなかった。
マザーが孤児院を飛び出してから数時間が経過した頃。
何故マザーは帰ってこないのか、と子供たちが泣き出し、
マザーは僕たちに嘘をついたのだ、と悲哀を奏で始めた。
マザーは身を呈して自分たちを守ってくれたのだ、と語り出す孤児もいれば。
命が惜しくなって自分だけ逃げたのだ、と宣う子どもも現れ始めて、今や十人十色の説が飛び交っている。
僕はと言えば、どの説でもないような気がして、そのうちきっとまた何事もなかったかのように姿を見せてくれるのではないかと期待していた。
いいや、もし大変な目に遭っていたらその時は僕が助けてあげよう。
マザーの言いつけを守らなかったことはその後で怒られればいい。
「……」
僕が里緒の方を盗み見る。
そんな僕の視線に気づいた里緒は全てを察したかのように――。
「しょうがないなぁ。僕はみんなのお兄ちゃんだから、義明は自分のやりたいようにやればいいよ。尻拭いは僕がしてあげるから……監督不行き届きで怒られるのは僕の役目だ」
――任せてよ、と胸を張る里緒が、この時ばかりはとても頼もしく思えて、やっぱりみんなのお兄ちゃんだなと一人納得してから――。
「ありがとうな、里緒。帰ってきたら一緒に怒られてやるから。僕はマザーを探しに行ってくるよ」
未だにギャーギャー泣いて叫んでを繰り返す弟たちを背に、僕は炭っぽく黒ずんだドアを勢いよく開けて、暗い夜の外へと飛び出したのだった。
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