猫と聖女と、異世界カフェと~誤召喚されたけど、美味しい生活始めます!~

タライ和治

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24.梅酒と儀式とエビフライ

 新店舗に移転してからお馴染みとなった光景が二つある。

 一つ目は愛猫である黒猫のラテと妖精たちとの心温まる交流で、毎日のように朝食を済ませた後、テーブルの上に腰を落ち着かせたラテを囲んでは、話に花を咲かせているのだ。

「にゃー、にゃにゃにゃ。にゃー!」
「ふふふ、ら、ラテさんったら、冗談が上手いんだから」

 ラテの言葉にキキをはじめとする妖精たちは、笑いの泡をはじけさせていて、見ているこちらとしても微笑ましい。できれば談笑の輪に加わりたいところだけど、邪魔をするのもなんだしなと、そっと見守るだけに留めているのだ。

 ……もっとも、置かれている状況としては見守るのも結構大変なわけなのだが……。

「なあ~、透ぅ。ええやろぉ、酒飲ませてくれやぁ」

 俺の襟口を掴んでは激しく揺らし、女神クローディアは駄々をこねている。お馴染みとなった光景の二つ目がこれだ。

 毎日やってきては酒をねだる駄女神の相手をしなければならないのである。ぶっちゃけ、微笑ましさの欠片もないよね。

 というかね、女神を信仰する人が多いんでしょ、この地域。店に通っているうちに素の姿がバレやしないかなと心配になるわけですよ。

 ハイエルフやダークエルフはこの駄女神状態を知っているみたいなので大丈夫だとは思うけれど、人間たちはそうはいかないだろうと。ミーナとか「清楚で品があって」とか絶賛してたもんなあ? 

 アルコール混じりの吐息、眠そうな糸目、ボリボリとお腹をかく仕草……。神聖さとは対極にあるクローディアを見て、女神信仰を止めようとか言い出しかねないぞ?

 と、いらぬお節介と承知の上で心配しているのだが、この女神は大丈夫大丈夫とケラケラ声を立てて笑い、

「何百年、猫の皮を被って過ごしている思てんの? そんな簡単に素をさらけ出すわけないやんか」

 と、一蹴してみせるのだった。

「その割には、俺の前ではすぐに素の姿をさらけ出してたじゃないですか」
「透は特別やんか。酒とアテを用意してくれる大事な人も~ん。肩肘張らずにいたいやん?」

 はあ、そうですかと気のない返事をしながら、ため息を漏らす。仕方ない、ワインでも出そうかなとキッチン奥へ足を向けた瞬間、クローディアは呟いた。

「あ、今日はワインはええよ」
「? ワインはいいって、ワインぐらいしかお酒ありませんけど」
「もう、透ってば、そんなこというて。隠し事が上手いなあ、自分」
「????」
「う・め・しゅ」
「あー……」
「あるやないの、ほかにもお酒が。なあ?」

 そうきましたか。どこから漏れたんだろうなあ? キキあたりが話しちゃったかなあ?

「いやいや、まだ飲めませんよ? 熟成が進んでいないものを出すにはちょっと……」

 と、“とある魔法”の存在について忘れたふりを決め込もうと思っていたのだが、先手を打つようにクローディアは俺の話を遮って続けた。

「そんなん、ウチの時間魔法使えば、熟成なんか一瞬で終わるで?」

 ほらな? 言い出すと思ったんだよ。わかる、わかるよ? 時間魔法が便利だってことは。

 でもほら、実際に過ごした月日だけ、ありがたみとかが加味されるわけでさ、そういった情緒も大事にしたいわけですよ、俺としては。

「アホやな。酒に情緒もとめてどないするんや。飲めば、酔う。それだけやんか」

 一刀両断である。それでも女神か? もっと風情とか風流とか大事にしましょうよ……。

 まあ、言ったところで聞かないだろうから、奥の方に隠しておいた梅酒の瓶を取り出したわけなんだけどさ。

 クローディアといえば、うほほーいと奇妙な笑い声を発しながら、酒瓶に手をかざし、ブツブツとなにかと呟き始める。

 間もなく酒瓶はまばゆく光り輝き、それが収まった後、透明な瓶の中身は琥珀色の液体に変わるのだった。

「はーい、できあがりぃ」
「……反則過ぎやしませんかねえ?」
「美味しく飲めたらそれでええやん。ホレホレ、開けてみ」

 促されるように蓋を開ける。すると、中からはなんとも言えないフルーティな香りが広がり、鼻腔をくすぐった。

 俺は小さなコップを二つ用意すると、琥珀色の液体を注ぎ、一杯は自分用に、もう一杯をクローディアへと差し出した。

「うんうん、ええ香りやね。いままでにない果実酒の香りというか、爽やかさがあるなあ」

 ええええ、そうでしょうとも。梅酒はそういうものですからねと思いつつ、俺は梅酒を口に運んだ。

 クローディアの視線を感じながら、琥珀色の液体を喉に流し込む。やがて期待に満ちた表情で、女神は尋ねるのだった。

「ほんで? ほんで? 味はどう?」
「……くやしいことに、めちゃくちゃ美味しいです……」
「ほんま!? それならウチもさっそく……」

 勢いよく梅酒を流し込んだクローディアは、瞳をぱちくりさせた後、感嘆の声を漏らすのだった。

「え、めっちゃ美味いやん……。なにこれ……」
「そうなんですよ、寝かせた梅酒は美味しいんですよ」
「まろやかさとか、とろみもあって、それでいて濃厚で……。ええー!? 透、こんなん隠してたん!? めちゃくちゃずるいやん!」

 いや、どちらかといえば、ずるいのは時間魔法が使えるクローディアのほうだとおもうんだけど……。

 一瞬で長期間熟成した梅酒ができあがるとか、常識外れにもほどがある。あるいはこれが女神のなせるわざなのだろうかと思いながら、しみじみと梅酒を眺めていると、すっかり機嫌の良くなったクローディアはこんなことを言い出した。

「よっしゃ! 梅酒もあることやし、今夜は嬢ちゃんらも交えてぱーっとやろうやないの! 透も一緒にとことん飲もうや」

 まったく、いい酒があるとわかった途端にこれだからなあ。しかしまあ、残念ながら今夜は先約がありましてね。

「ええ~! 透、どっか出かけるんか?」
「いや、出かけるというより、来てもらうと言いますか」

 首をかしげる女神に、俺は打ち明けた。

「今日は『魂の晩餐』の儀式があるんですよ」

***

 新店舗で催される『魂の晩餐』は今回が初となる。

 とはいえ、やることは変わらない。こちらは料理と酒を振る舞い、エリーたちが魂の浄化に努め、レオノーラは警備を担当するのだ。

 唯一異なるのは、店舗内に結界を張り巡らさないという点で、エリー曰く「女神様の聖なる力が満たされていることもあり、結界がなくても大丈夫ですよ」とのことである。

 聖なる力、ねえ? 普段、飲んだくれている姿しか見ていないから、いまだにギャップに戸惑うんだよなあ。

 ちなみに、本日の『魂の晩餐』は通常どおりに執り行うらしく、前回のような悪しき魂を呼び寄せるといった、危険な真似はしないとのことだ。

 できれば今後もそうあって欲しいと願っていると、神官たちがそれぞれ配置につきはじめた。どうやら間もなく始まるらしい。

 供えられた料理に不備がないか確認して回っている。今回もいつものようにパンとアヒージョ、それにワインを用意したのだが、おまけとして小さなグラスに梅酒を注ぎ、ワインの横に添えてみた。

 過程はどうであれ、美味しくできた梅酒である。魂が喜ぶかどうかわからないけれど、少しぐらいはお裾分けしてもいいだろう。女神の反則魔法があれば量産もできることだしね。

 と、そんなことを考えているうちに儀式は始まった。ここからは料理のおかわりを用意するぐらいで特に出番は無い。

 青白い球体がふわふわと漂いながら、導かれるように店内に集まっていく。やがて人の形となって席に座り、それにエリーたちが寄り添っては会話を交わすのだ。

 相変わらず、幻想的な光景だなあと思いながら、俺はラテを抱きかかえた。賢い猫なので、いたずらとかの心配は無いけれど、儀式の間はそばにいたほうが良いだろう。

 程なくして、人型の青白い光がこちらに近づいてくるのがわかった。俺の前で立ち止まると、青白い光は一礼してみせる。以前にも見た記憶がある光景で、その時と同じように俺はつられて頭を下げるのだった。

 そして頭を上げた時には無人の空間が広がっている。やがて足元には透明なビー玉を思わせる『聖魂せいこん結晶』が転がって……いなかった。

 ……あれ? おかしいな? 前と同じだったらなにかしら残していくんじゃないかと思いつつ、それとも単にお礼を言いにきてくれたのかなとか思い直していた矢先、

「にゃ、にゃにゃにゃ」

 ラテがなにかに気付いたのか、目線を足元に落として鳴き声を上げている。暗闇の中、ようく目をこらした先には、水滴形をした白い種が二粒落ちていて、木の実にしては見たことのない形状の物体を、俺はまじまじと観察するように見やった。

「なんだろ? なにかの種だと思うんだけど」
「にゃ~……、にゃにゃ」
「いやあ、このままじゃ食べられないんじゃないか、さすがに」

 興味津々といった感じでくんくんと鼻を近づけるラテが、間違って食べないよう、とりあえず種は遠ざけておく。

 もしかすると、これも聖なるなんとかとかいう貴重な物かもしれないし、エリーやレオノーラに確かめたほうがいいだろう。

 そう考えた俺は、種のことは一旦保留にしておいて、魂の晩餐に意識を集中させた。料理が切れてはもてなしもできない。滞りなく儀式が進むよう、注意を払わないとな。

***

 翌日。

 じゃまするでという陽気な声とともにクローディアが現れた。それもめずらしく、手土産持参で。

「いや、梅酒美味しかったやん? これで梅酒に合うアテ作れへんかなと思うて、持ってきたんよ」

 そう言って差し出された袋の中には、体長二十センチを超える大型のエビがたくさん入っていて、俺はこちらの世界で初めて目にする甲殻類に興奮を抑えきれず、どこで手に入れたのかを尋ねるのだった。

「んあ? レイクシュリンプやったら、湖にぎょうさんいるやんか」

 レイクシュリンプ。文字通り湖に生息するこのエビは、全身が七色に変色するのが特徴で、味もきわめて良いそうだ。

「そんなに美味しい物、なんでみんな放っておくんです?」
「湖のめっちゃ深いところで暮らしとるんよ。人が採るのは難しいと違うんかなあ?」

 なるほど、ずいぶんと立派な姿としていると思っていたけれど、採られる心配がない分、栄養を蓄えて成長できるのかと納得。

 ちなみにエリーやレオノーラもレイクシュリンプは初めて目にするそうで、

「話には聞いていたけれど、まさか実在するとはな……」
「私、エビなんて食べたことありません。美味しいんですか?」

 と、それぞれに感想を口にするのだった。いやー、そうか、エビの美味しさを知らないか。

 そりゃあ、もう、堪能してもらう以外にないでしょうと、女神クローディアが「梅酒に合うアテ」というリクエストを出してくれたのにも関わらず、俺はそれを無視して調理に取りかかるのだった。

***

 エビは頭の部分を残しつつ、身体の部分の殻を剥いてから、背わたを取り除く。あらかじめ作っておいたバッター液にくぐらせ、パン粉をまぶし、油で揚げるのだ。

 中まで火を通すように、からりときつね色になるまで揚げたら、油を切っておく。この間にタルタルソースを作ろう。

 異世界ラノベでお馴染みのマヨネーズは簡単に作れる。卵黄、油、塩、酢を混ぜていけばいいのだ。クリーム状になるまで混ぜ合わせたら、細かく刻んだピクルスと、同じく刻んだ茹で卵を加えてさらに混ぜ合わせる。

 タルタルソースと一緒に皿に盛り付けて、洋食の定番エビフライが完成だ!

***

 頬張ると、ざくざくっという心地の良い音が口の中で広がると同時に、はじけるようなぷりっぷりの食感が楽しめる。そこに追い打ちをかけるのは濃厚な味わいのタルタルソースだ。ジューシーなエビフライと一緒に食べたら、まさに最強といっても過言ではない。

「美味しいっ……!」
「美味い、美味いぞ、透!」
「なんやこれ、なんやこれ! めちゃくちゃ美味いやんか!!!」

 そうでしょうとも、そうでしょうとも。エビフライはね、本当に感動するほど美味しいんですよ。それだけ大型の物なんて滅多にお目にかかれないしね。カクテルシュリンプとか、一瞬、考えないでもなかったけど、ここは定番のエビフライを選択して正解だったと思いたいね。

「この白いソースがいいですね。繊細なエビの味を際立たせるというか」

 エリーはタルタルソースに興味を惹かれたようで、ほかにも合う料理はないのですかと口にした。

「う~ん……。魚のフライとかかな?」
「む、それなら私が釣りをしてこよう。釣った魚でもこのソースを試したいぞ」
「あと、パンに挟んでも美味しいよ」
「あ、それはいいですね。今度作り方を教えてください」

 盛り上がっている最中、輪に交わらなかった人物がいる。女神クローディアだ。腕組みをし、なにやら思案顔を浮かべては、小声でブツブツとなにかを呟いていて、どうかしたのかなと声を掛けてみると、

「アカン、透……」
「なにがです?」
「エビフライ、多分やけど、梅酒とは合わへん……。これは白ワインの出番やで……」

 ……と、どうやら合わないのを承知で梅酒を飲むべきか、白ワインとのマリアージュを楽しむべきかで真剣に悩んでいたらしい。

「いや、ここはいったん白ワインいっとこう。ほんで、あとからデザートとして梅酒楽しめばええやんか」
「ええやんか、じゃないですよ。飲み過ぎて身体壊しても知りませんからね」
「ウチ女神やも~ん。酒がむしろエネルギーっていうかあ」
「なんだ、透。梅酒ができたのか? 私も飲みたいぞ」
「私も、ご相伴にあずかっていいでしょうか?」

 で、なんだかんだと梅酒お披露目パーティが始まり、その後はいつものように騒がしい夜が過ぎていったわけだ。

 ……例の水滴形をした白い種の存在を忘れたままで。
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