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後日譚・取り違えたその後の二人
097 一緒にお風呂に入りたい ①
「ジュリエッタ。お願いがあるんだけど」
夕食後、リカルドが神妙な面持ちで訊ねてくる。
「明日、一日俺にください! 家で過ごしたい!」
明日リカルドは一日休み。これまで、休みのたびに外出してたから、明日もそうかと思ってた。
「うん。別にいいけど。どうしたの? 疲れてる?」
「…………その……普段できないエッチなこと、いっぱいしたい……」
「ええっ!」
まさかそんなこと言われると思わなかったから、すごくびっくりした。私、今きっと、真っ赤だ。
「ジュリエッタとするの、気持ちよすぎて、普段、俺、すぐイッちゃうけど、ほんとはジュリエッタもイカせたいし、いろんな体位試したいし、回数もしたいけど、夜は短すぎて、全然足りない……」
「リ、リカルド! 恥ずかしい!」
の、脳内ダダ漏れてる! こんな直接的に言われたの、初めてかもしれない。
「……やっぱ、だめ?」
リカルドがしょんぼりした顔になってしまった。
「だ、だめじゃないけど……その……今まで、不満だったの?」
「不満っていうんじゃないけど、もっとしたいけど明日仕事朝早いな、とか、もっとしたいけどもうジュリエッタ眠そう、とか、俺のしたいことよりすべきことを優先させてたら、なんか、我慢できなくなってきた……」
リカルドはいつも人のことばっかり優先しちゃうもんなあ、となんだか納得する。もしかして、お願いするのも、すごく勇気がいったのかも。
ちょっとうつむいてしまったリカルドの頭を、抱きしめるように胸に引き寄せる。
「もちろん、いいよ。ごめんね、いっぱい我慢させて。明日と言わずに、今夜から、しよ?」
「ジュリエッタ……」
頭をなでると、リカルドは気持ちよさそうに吐息した。
ああ、これ、セックスがしたいというより、甘えたいんだ、たぶん。
「遠慮しなくていいのに」
「……え?」
リカルドがびっくりしたような声を上げる。
「我慢しないで。好きなだけ甘えてよ。夫婦なんだし」
「……その……」
「リカルドを甘えさせられるのは、私だけの特権じゃない」
いつも人のことばっかりなリカルドが、少しでもリラックスできるなら。それはすごく嬉しい。
「……ええと。じゃあ、お言葉に甘えて……」
夕食後、リカルドが神妙な面持ちで訊ねてくる。
「明日、一日俺にください! 家で過ごしたい!」
明日リカルドは一日休み。これまで、休みのたびに外出してたから、明日もそうかと思ってた。
「うん。別にいいけど。どうしたの? 疲れてる?」
「…………その……普段できないエッチなこと、いっぱいしたい……」
「ええっ!」
まさかそんなこと言われると思わなかったから、すごくびっくりした。私、今きっと、真っ赤だ。
「ジュリエッタとするの、気持ちよすぎて、普段、俺、すぐイッちゃうけど、ほんとはジュリエッタもイカせたいし、いろんな体位試したいし、回数もしたいけど、夜は短すぎて、全然足りない……」
「リ、リカルド! 恥ずかしい!」
の、脳内ダダ漏れてる! こんな直接的に言われたの、初めてかもしれない。
「……やっぱ、だめ?」
リカルドがしょんぼりした顔になってしまった。
「だ、だめじゃないけど……その……今まで、不満だったの?」
「不満っていうんじゃないけど、もっとしたいけど明日仕事朝早いな、とか、もっとしたいけどもうジュリエッタ眠そう、とか、俺のしたいことよりすべきことを優先させてたら、なんか、我慢できなくなってきた……」
リカルドはいつも人のことばっかり優先しちゃうもんなあ、となんだか納得する。もしかして、お願いするのも、すごく勇気がいったのかも。
ちょっとうつむいてしまったリカルドの頭を、抱きしめるように胸に引き寄せる。
「もちろん、いいよ。ごめんね、いっぱい我慢させて。明日と言わずに、今夜から、しよ?」
「ジュリエッタ……」
頭をなでると、リカルドは気持ちよさそうに吐息した。
ああ、これ、セックスがしたいというより、甘えたいんだ、たぶん。
「遠慮しなくていいのに」
「……え?」
リカルドがびっくりしたような声を上げる。
「我慢しないで。好きなだけ甘えてよ。夫婦なんだし」
「……その……」
「リカルドを甘えさせられるのは、私だけの特権じゃない」
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「……ええと。じゃあ、お言葉に甘えて……」
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