魔法少女シリーズ

黒兎milk♂

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魔法少女佐々木君

僕とあそぼ?/比率:0男:0女:2不問

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登場人物紹介

比率:0男:0女:2不問

佐々木  男の子
佐々木。普通の五歳児。
魔法少女ではない。サイコパス。【男女不問】
男性も大歓迎。やってくれ。

アビス 男性
アビス。妖精。厨二のあれ。
眼帯した生き物。【男女不問】

母  女性  アビス役の人が兼ね
母。普通の専業主婦。
好きな物はブランドバッグ。【男女不問】

先生  アビス役の人が兼ね
先生。幼稚園の先生。一言だけ登場。
酒が大好き。【男女不問】

10分程度の台本です。
共演者が不快にならない程度のアドリブはOKです。
楽しく声劇♪

―ここから本編です―


佐々木:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)

アビス:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)





母:「あっくん、早く準備しなさい」

佐々木:「は~い」

―帽子を被る佐々木

アビス:「少年……我と《楽しい音楽隊》(グランド・マーチ)しないか?」

佐々木:「………」

アビス:「《蝶々の囁き》(ボイス・エレガント!)」

佐々木:「日本語話せよ」



アビス:「ん?」

佐々木:「だから日本語話せよ。なんだよ、グランドマーチって」

アビス:「少年…」

佐々木:「なんだよ」

母:「あっくん!!」

佐々木:「は~い!あと五分!」

アビス:「……。少年……我と《楽しい音楽隊》(グランド・マーチ)しないか?」

佐々木:「だから日本語話せよ、何度も言わせんな」





佐々木:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)

アビス:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)



―間



アビス:「《冷たい円舞曲》(コールド・ワルツ!)……ぎゃ!!」

―佐々木…アビスの頭を持つ

佐々木:「四度目は無いぞ」

アビス:「ソーリー」

佐々木:「あ?」 

アビス:「あ、あの、ごめんなさい」(怯え)





アビス:「少年ホントに五歳児か?」

佐々木:「ママ!今日は退屈しなさそうだよ!」

母:「あっくん良かったわね!」

佐々木:「うん!新しいおもちゃ見つけたから!」

アビスM:少年を魔法少女に誘えるか…。頑張れアビス!やればできる子!





佐々木:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)

アビス:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)



―間



佐々木:「お~い、変態ぬいぐるみー!」

アビス:「流石に幼稚園まで出向くわけにはいかない」

佐々木:「ちっ」

先生:「どうしたの?」

佐々木:「なんでもないです!」

佐々木M:新しいおもちゃ見つけたと思ったのに…





佐々木:「ただいまー!」

アビス:「少年…ぎゃー!!しっぽ掴むでない!!」

佐々木:「どこに居た?」

アビス:「ず、ずっと少年を陰から見ていたっ!」

佐々木:「お前が居なくて…僕、退屈だったんだ…」

アビス:「な、何をする!!??ひっ!!!」

佐々木:「ふふふ…」

アビスM:あ…アビス絶体絶命!!

佐々木:「あ!忘れてた!!あれ…持ってくるから、大人しくしてろよ?」





佐々木:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)

アビス:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)



―間



アビス:「逃げなくては!」

佐々木:「ママ!!」

アビスM:少年は今親に気を取られている!!今だ!!《影の死者達》(シャドー・ゴースト!!)

佐々木:「はは…おまたせ」



アビス:「少年…あの子を魔法少女にしなくて良かった…」



佐々木:「あれ?…動かなくなった…。ママー!!またおもちゃ動かなくなっちゃったー!!」





佐々木:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)

アビス:「魔法少女佐々木君!!」(同時に)



―間



佐々木:「おわり!!」(同時に)

アビス:「おわり!!」(同時に)

―ぼふんっ

佐々木:「あれ?消えた」

アビス:「我のコピーよ…よく役目を果たした…くっ」(ちょっと泣く)


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