46 / 152
岩小人の町
赤
しおりを挟む
「そろそろ海のものが食べたいな……」
街道の傍らに座り込んだまま、ミーケルはぼんやりとそんなことを考える。
海のものが美味しいといえば、やはり“水路の町”か。
あそこは交通の要所でもあるから、いろいろなものが集まってくる。次の目的地としては申し分ないだろう。
川沿いに出たことだし、そのまま河口まで下っていけば水路の町だ。
「ミケ! 見ろ! すごいだろう!」
「あー、うん、わかった。すごいすごい」
このあたりは陸路よりも川を使うから、街道の整備は今ひとつだ。
ゆえに、こうやって亜人の追い剥ぎなんてものも出没する。
もっとも、豚鼻三人程度なら敵ではないようで、エルヴィラが高笑いとともにあっという間に叩きのめしてしまったが。
おざなりな返事をしながら、ミーケルはよっこらしょと立ち上がる。
「くくく、新生エルヴィラ・カーリスの力を思い知れ! 名匠の武具にふさわしい戦いぶりを見せてくれようではないか!」
「はいはい強い強い。あともう豚鼻には聞こえてないし、騒ぐのはそのくらいにしてこっち手伝ってくれるかな」
「なに!」
むうっと剥れたエルヴィラは、「もうおしまいなんて、こいつら弱過ぎるぞ!」とやっぱり騒いでいる。
やれやれと嘆息混じりに無視すると、ミーケルは豚鼻たちの荷物を漁り始めた。わかっちゃいたが、たいしたものを持っていない。
武器は取り上げて川に捨て、適当な木に縛りつけて……運があれば仲間が助けに来るだろう。本当なら、息の根を止めるなり近場の町の警備に突き出すなりするべきだが、あいにく、ミーケルはそこまで暇でも親切でもなかった。
殺したら殺したで死体の始末は手間だし、かといって、こんなの引っ張りながら半日歩くのは、もっと面倒くさい。
ようやく騒ぐのをやめたエルヴィラが、縛り付けるのを手伝い始めた。
手伝いながらミーケルを振り返って、「こいつら、ほんとにこのままほっといていいのか?」と尋ねる。
「いいよ。通りすがりの聖騎士様とかが適当に片付けてくれるさ」
「聖騎士なんて通るのか?」
「さあね。神のみぞ知る、だよ」
今ひとつ納得いかない顔のエルヴィラを促して、ミーケルはまた歩き出す。
「ミケ、ミケ、私の戦いぶりはどうだった? 感動しただろう? 立派な女騎士の歌にしてもいいんだからな!」
「あのねえ……豚鼻三人程度を相手にしたくらいで、なんで歌にしてもらえるなんて思うんだよ」
「なんでだ? 私の剣さばきはすごかったろう」
「無理。話にならない」
「むう……」
エルヴィラは口を尖らせて、不満だという顔になる。ミーケルは呆れ顔で「だからさ」と肩を竦めた。
「たしかに、君の働き次第では歌にしてあげてもいいと言ったよ? でも、まさか何でもかんでも歌にできると思ってるわけじゃないよね?」
「だって、すごくかっこよく戦えたと思ったんだ」
「かっこよくって……」
やっぱり馬鹿だ。頭の中まで筋肉が詰まってる馬鹿だ。
――と、ミーケルは溜息を吐く。
「だったらせめて、空を舞う赤竜相手に一騎打ちを仕掛けるくらいのことはやってもらわなきゃ。少なくとも、軍勢でもない豚鼻相手じゃ、どれだけ盛っても歌いようがないね。君だって、豚鼻退治の英雄とか呼ばれたところでうれしくないだろう?」
「う……」
だって、歌になれば兄上に強くなったなって褒められると思ったんだ……などとこぼすエルヴィラには呆れ返るばかりだ。そもそも、ミーケルの詩人としての腕をそこまで安く見るなんて、失礼にも程がある。
ミーケルは手を伸ばすと、エルヴィラの頭を揺すり始めた。
片手でがっちり掴んでぐらぐら揺すりながら、耳をそばだてる。
「なっ、何をするんだ!」
「この中、何が入ってるのかなと思って」
「やめろ! 気持ち悪くなるじゃないか! 頭の中には脳味噌が入ってるものだって、知らないのか!」
たちまちわあわあ騒ぎ出すエルヴィラをふんと笑うと、今度はがっちり両手で掴んで思い切り揺すり立てる。
「きみの頭に詰まってるのは筋肉だとばかり考えてたけど、もしかしたら違うのかなと思ってさ。小石がカラカラ鳴ったりするのか、とね」
「なんだと!」
掴んで押さえ込む手から逃れようと、エルヴィラは思い切り振り払った。
ミーケルの手に当たった髪留めがはずれて、色鮮やかなオレンジ色の赤毛がばさりと広がる。
「あーあ、解けちゃった」
「あーあってなんだ。お前がやったくせに」
ミーケルの手から髪留めを取って留め直そうとするけれど、鎧が邪魔でうまく腕が回らない。
「あーあ、こんなに縺れて」
「だから、お前のせいじゃないか! 鎧を着てる時はちゃんと留めとかないと、引っかかって切れて痛いんだからな!」
エルヴィラの言葉が聞こえているのかどうか、ミーケルはエルヴィラの頭を見つめている。パサパサだった髪は、最初の頃に比べるとずいぶん艶も増して、今は輝くように鮮やかで明るいオレンジ色だ。
エルヴィラは、とうとう元どおりにまとめるのは諦めたのか、横に集めて三つ編みにし始めた。
「君、がさつなくせに、なんでこんなに長く伸ばそうと思ったのさ」
「知らないのか、戦場は目立ったもの勝ちなんだぞ。この赤毛はうちの家系の特徴で、すごく目立つんだ」
「――そういう基準なんだ?」
ミーケルは、雑に編まれた太い毛束を手に取って、しみじみと眺める。
「けど、君の髪は猛きものの赤っていうより、夕焼け……いや、秋を迎えて鮮やかに染まった森の色だと思うよ」
「そうか?」
「陽に透かした秋の楓の色だね」
「ふうん?」
言われて毛先を陽に透かしてみたけれど、エルヴィラにはいまひとつピンとこなかった。
*****
岩小人の町
World of WarcraftというMMO世界のIronforgeというドワーフの都市、あるいは、指輪物語のモリアの坑道とか、DQ3のネクロゴンドの洞窟最後の階層――そんな地下都市に普通の町がくっついたようなイメージの町。
巌窟内のレストランは、ザルツブルクにある岩山を掘ったシュティフツケラーがベースだけど、名物は、ドイツのデュッセルドルフにある「シューマッハ」という醸造所直営店のアルトビアと料理が元。
料理もビールもほんとにおいしくて、またいつか行きたい店。
アルトビア、最近は日本でもよく見るようになった。
上面発酵という方法で醸造している、ドイツ、デュッセルドルフあたりで作られるビールで、同じ製法のケルンのケルシュビアとはかなり味が違ってる。
(発酵方法で何がどう変わるのかは知らない)
ケルシュはわりと淡白であっさりだけど、こっちはもっと香ばしくて濃い感じ。
ちなみに、飲み終わるとグラスの上にコースター置いてストップかけるまで、コースターにチェック付けながら、ウェイターさんがどんどん新しいグラスに変えていく。
つまりサーブがわんこビール方式で、止め時のわからないまま気づいたらすごい数飲んでたりしてしまい、とてもやばい。
やばいしか出てこないくらい美味い。
街道の傍らに座り込んだまま、ミーケルはぼんやりとそんなことを考える。
海のものが美味しいといえば、やはり“水路の町”か。
あそこは交通の要所でもあるから、いろいろなものが集まってくる。次の目的地としては申し分ないだろう。
川沿いに出たことだし、そのまま河口まで下っていけば水路の町だ。
「ミケ! 見ろ! すごいだろう!」
「あー、うん、わかった。すごいすごい」
このあたりは陸路よりも川を使うから、街道の整備は今ひとつだ。
ゆえに、こうやって亜人の追い剥ぎなんてものも出没する。
もっとも、豚鼻三人程度なら敵ではないようで、エルヴィラが高笑いとともにあっという間に叩きのめしてしまったが。
おざなりな返事をしながら、ミーケルはよっこらしょと立ち上がる。
「くくく、新生エルヴィラ・カーリスの力を思い知れ! 名匠の武具にふさわしい戦いぶりを見せてくれようではないか!」
「はいはい強い強い。あともう豚鼻には聞こえてないし、騒ぐのはそのくらいにしてこっち手伝ってくれるかな」
「なに!」
むうっと剥れたエルヴィラは、「もうおしまいなんて、こいつら弱過ぎるぞ!」とやっぱり騒いでいる。
やれやれと嘆息混じりに無視すると、ミーケルは豚鼻たちの荷物を漁り始めた。わかっちゃいたが、たいしたものを持っていない。
武器は取り上げて川に捨て、適当な木に縛りつけて……運があれば仲間が助けに来るだろう。本当なら、息の根を止めるなり近場の町の警備に突き出すなりするべきだが、あいにく、ミーケルはそこまで暇でも親切でもなかった。
殺したら殺したで死体の始末は手間だし、かといって、こんなの引っ張りながら半日歩くのは、もっと面倒くさい。
ようやく騒ぐのをやめたエルヴィラが、縛り付けるのを手伝い始めた。
手伝いながらミーケルを振り返って、「こいつら、ほんとにこのままほっといていいのか?」と尋ねる。
「いいよ。通りすがりの聖騎士様とかが適当に片付けてくれるさ」
「聖騎士なんて通るのか?」
「さあね。神のみぞ知る、だよ」
今ひとつ納得いかない顔のエルヴィラを促して、ミーケルはまた歩き出す。
「ミケ、ミケ、私の戦いぶりはどうだった? 感動しただろう? 立派な女騎士の歌にしてもいいんだからな!」
「あのねえ……豚鼻三人程度を相手にしたくらいで、なんで歌にしてもらえるなんて思うんだよ」
「なんでだ? 私の剣さばきはすごかったろう」
「無理。話にならない」
「むう……」
エルヴィラは口を尖らせて、不満だという顔になる。ミーケルは呆れ顔で「だからさ」と肩を竦めた。
「たしかに、君の働き次第では歌にしてあげてもいいと言ったよ? でも、まさか何でもかんでも歌にできると思ってるわけじゃないよね?」
「だって、すごくかっこよく戦えたと思ったんだ」
「かっこよくって……」
やっぱり馬鹿だ。頭の中まで筋肉が詰まってる馬鹿だ。
――と、ミーケルは溜息を吐く。
「だったらせめて、空を舞う赤竜相手に一騎打ちを仕掛けるくらいのことはやってもらわなきゃ。少なくとも、軍勢でもない豚鼻相手じゃ、どれだけ盛っても歌いようがないね。君だって、豚鼻退治の英雄とか呼ばれたところでうれしくないだろう?」
「う……」
だって、歌になれば兄上に強くなったなって褒められると思ったんだ……などとこぼすエルヴィラには呆れ返るばかりだ。そもそも、ミーケルの詩人としての腕をそこまで安く見るなんて、失礼にも程がある。
ミーケルは手を伸ばすと、エルヴィラの頭を揺すり始めた。
片手でがっちり掴んでぐらぐら揺すりながら、耳をそばだてる。
「なっ、何をするんだ!」
「この中、何が入ってるのかなと思って」
「やめろ! 気持ち悪くなるじゃないか! 頭の中には脳味噌が入ってるものだって、知らないのか!」
たちまちわあわあ騒ぎ出すエルヴィラをふんと笑うと、今度はがっちり両手で掴んで思い切り揺すり立てる。
「きみの頭に詰まってるのは筋肉だとばかり考えてたけど、もしかしたら違うのかなと思ってさ。小石がカラカラ鳴ったりするのか、とね」
「なんだと!」
掴んで押さえ込む手から逃れようと、エルヴィラは思い切り振り払った。
ミーケルの手に当たった髪留めがはずれて、色鮮やかなオレンジ色の赤毛がばさりと広がる。
「あーあ、解けちゃった」
「あーあってなんだ。お前がやったくせに」
ミーケルの手から髪留めを取って留め直そうとするけれど、鎧が邪魔でうまく腕が回らない。
「あーあ、こんなに縺れて」
「だから、お前のせいじゃないか! 鎧を着てる時はちゃんと留めとかないと、引っかかって切れて痛いんだからな!」
エルヴィラの言葉が聞こえているのかどうか、ミーケルはエルヴィラの頭を見つめている。パサパサだった髪は、最初の頃に比べるとずいぶん艶も増して、今は輝くように鮮やかで明るいオレンジ色だ。
エルヴィラは、とうとう元どおりにまとめるのは諦めたのか、横に集めて三つ編みにし始めた。
「君、がさつなくせに、なんでこんなに長く伸ばそうと思ったのさ」
「知らないのか、戦場は目立ったもの勝ちなんだぞ。この赤毛はうちの家系の特徴で、すごく目立つんだ」
「――そういう基準なんだ?」
ミーケルは、雑に編まれた太い毛束を手に取って、しみじみと眺める。
「けど、君の髪は猛きものの赤っていうより、夕焼け……いや、秋を迎えて鮮やかに染まった森の色だと思うよ」
「そうか?」
「陽に透かした秋の楓の色だね」
「ふうん?」
言われて毛先を陽に透かしてみたけれど、エルヴィラにはいまひとつピンとこなかった。
*****
岩小人の町
World of WarcraftというMMO世界のIronforgeというドワーフの都市、あるいは、指輪物語のモリアの坑道とか、DQ3のネクロゴンドの洞窟最後の階層――そんな地下都市に普通の町がくっついたようなイメージの町。
巌窟内のレストランは、ザルツブルクにある岩山を掘ったシュティフツケラーがベースだけど、名物は、ドイツのデュッセルドルフにある「シューマッハ」という醸造所直営店のアルトビアと料理が元。
料理もビールもほんとにおいしくて、またいつか行きたい店。
アルトビア、最近は日本でもよく見るようになった。
上面発酵という方法で醸造している、ドイツ、デュッセルドルフあたりで作られるビールで、同じ製法のケルンのケルシュビアとはかなり味が違ってる。
(発酵方法で何がどう変わるのかは知らない)
ケルシュはわりと淡白であっさりだけど、こっちはもっと香ばしくて濃い感じ。
ちなみに、飲み終わるとグラスの上にコースター置いてストップかけるまで、コースターにチェック付けながら、ウェイターさんがどんどん新しいグラスに変えていく。
つまりサーブがわんこビール方式で、止め時のわからないまま気づいたらすごい数飲んでたりしてしまい、とてもやばい。
やばいしか出てこないくらい美味い。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる