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01.大出世?
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「マイリス・エルヴェラム、本日より近衛隊第二隊に配属となりました。よろしくお願いします」
「ああ。お前が、噂の“麗しの騎士”か」
「は……あの、その呼び名は」
「いや、そういう二つ名がついているんだろう?」
からかうような近衛騎士団長の口調に、マイリスの眉がわずかに寄る。
たしかに、それは事実だ。
王国騎士団所属の時、鍛錬場を見学に訪れる貴婦人たちから、そう呼ばれて差入れされたことも一度や二度ではない。
近衛騎士団へ移ってまで、その呼び名で呼ばれるとは思わなかったが。
エルヴェラム伯爵家は、先祖代々武門の家系だ。男子はほぼ全員が騎士となり、王国騎士団へと入る。継嗣はさすがに途中で退団するが、第二子第三子はそのまま騎士として王家に仕えるのが常だ。
時折ではあるが、娘の中からも騎士となるものが出るし、騎士とはならなかった娘も、同じく武門として名高い他家に嫁ぐことが多い。
マイリスはエルヴェラム家の長女であり第二子である。つまり、次代のエルヴェラム伯爵はマイリスの兄が継ぐはずだ。
このまま、兄の健康に問題がなければ、だが。
――マイリスの兄、イングヴァールは虚弱である。
季節の変わり目や外を長く出歩いた翌日には必ず熱を出し、数日寝込むことはザラだった。幼い頃、成人は難しいと診断されたほど、すぐに熱を出す。
癒しを司る太陽神の教会に多くの寄進をして“健康の加護”の護符を手に入れていなければ、その診立てどおりになっていたのではないかと今でも言われているほどに、弱い。
長じてからはいくらか体力もついて、昔のように寝込むことは少なくなってはいる。だが、それでもあまり無理はきかない。
それに対して、マイリスはまるで兄の分の体力まで持って産まれてしまったかのような丈夫さだった。幼い頃、「イングヴァールが忘れてきたものを拾って産まれてきたのね」と母がこぼしていたくらいには。
剣を習い始めてすぐ、そこらの男が叶わないほどの腕になったし、足も速い。乗馬だって得意だ。
おまけに、父に似た涼やかな顔立ちに、よく伸びた身長とほどよい筋肉のおかげで、どちらかと言えば「凛々しい」と言われるようにもなった。
騎士団にもつつがなく入団できた。
その後、社交に出るようになってからは、騎士の礼装を纏って、貴婦人たちを相手にまるで男の騎士のように振る舞っている。
「ぼくとマイリスが逆なら、ちょうどよかったのにね」
などと、兄に苦笑されてしまうほどに、見事な騎士っぷりだった。
以前ほどではないにしろ、兄は相変わらず弱いままだ。未だに、季節の変わり目になると数日寝込んでしまう。
その代わりになのか、兄の頭の出来はかなり良い。体力に問題さえなければ、魔術師か司祭になれたのではと言われるほどに。
領地の管理や運営は、兄に任せれば間違い無い。だからマイリスは、体力が必要なことはすべて自分が請け負うことで兄を支えて行こうと考えていた。
それに、いかに伯爵家の令嬢とはいえ、まるで男のような見目の、背の高すぎるドレスさばきも覚束ないような女を好んで娶ろうという男はいない。
政略ならあるかもしれないが、それにしたってエルヴェラムより良い家など腐る程転がってる。それに、マイリスの下にはあとふたりも妹がいるのだ。
マイリスが無理をする必要はない。
このまま騎士として出世して、エルヴェラムと兄の役に立てればいい。
マイリスはますます剣に励んだ。
社交に出る時にはいつも騎士の礼装を纏ったことから、歳頃の令嬢たちには“麗しの騎士様”と呼ばれるようになっていた。夜会ではダンスの相手をと令嬢たちが列を為すほどだったし、無礼な男に困った令嬢に請われ、決闘をしたことも二度や三度では済まず……。
だが、どんなにもてはやされたところで、結局は男装の似合う女騎士という物珍しさや、若くて恋を知らない令嬢たちの一時の熱病めいた戯れに過ぎない。
男装姿がどんなにさまになったところで、女と本気でどうこうなろうという令嬢はいない。男性たちも、マイリスが相手である限り浮気の心配もないと考えているのか、たいていは微笑ましげに眺めているだけだ。
そんなマイリスも、王国騎士となって五年目、晴れて近衛騎士へと異動が決まった。今年はマイリスのみ、ただ一名だけの異動である。
大出世だ。
近衛騎士は、心技体、そして容姿と家柄に教養など、多岐に渡る条件を満たさなければ就くことのできない要職である。
一番の役目はもちろん、王に仕え、身辺の警護を担うことだ。だが、剣以外の素養も問われるのは、他国からの賓客の目につくことも多いためだろう。
つまり、常に王近くに侍る、この“嵐の国”の顔としての立場を求められてもいる、ということなのだ。
「では、さっそくだがこの後、竜王陛下に謁見となる。とはいえ、陛下への面通しといったところだからあまり気負わなくていい」
「はい」
「ああ、そうだ、エルヴェラム」
ふと思いついたように呼ばれて、マイリスは首を捻りながら顔を上げる。
「陛下が妃を娶られることになれば、妃の護衛がお前の仕事となるはずだ」
「はい、承知しております」
「だがな……」
慇懃に腰を折るマイリスに、騎士団長は肩を竦めた。
「なんだが……どうにも、陛下にその気がない」
「――その気がない、というのは?」
たしかに、国王は未だ独身だ。
妃どころか側室すらひとりも持っていないし、どこぞの女に手を出したなどという噂もまったく聞かない。
庶子の存在など、影すらもない。
「お前も知ってのとおり、陛下は守護竜殿……つまり青銅竜のお子だ。陛下も、頑固で一途な性質を受け継いでおられる。
ゆえに、この世界に数多いる中からただひとりをこれぞという相手として見出し、一度伴侶と定めれば生涯揺るがない絆となるというのだが……どうにも、陛下にはそのようなお相手がいらっしゃらない」
「はい」
「なので、このままいけば、お前も他の近衛同様に王の身辺を護ることになるだろう」
「それに何か問題があるのですか?」
どうにも話が掴めず、マイリスは内心首を捻る。近衛となったからには、王とその家族の身辺を誠心誠意護るのは当たり前だ。
かといって、新人に対する訓示というわけでもないようで、なぜ、団長がわざわざそんな話を今ここでするのか、よくわからない。
「……ひとつあるとすれば、お前の近衛への異動が、宰相閣下がいよいよ本気を出しにかかったと示していることだな」
「本気を、ですか?」
「最近の宰相閣下は、妃には子供さえ産める女であるなら種族も問わないと言い出しているくらいには本気だ」
「種族も、ですか?」
「ああ。たとえ相手が豚鼻の雌であろうと、今の閣下なら受け入れかねない。
陛下の見合いのために、どこぞで雌の竜を見繕って来ようか、などとすら言い始めているくらいだ」
マイリスは大きく目を見開く。
国王の見合いのために雌竜なんて、いったいどこでどうやって見繕うのか。
「ともかく、陛下になんとしても相手を定めさせ、即結婚していただこうと考えているんだろう。そのためのお前の異動だ。妃となるべき女性が定まったなら、できるだけ速やかに、即、王宮へと迎え入れて囲い込めるようにという、準備の一環というわけだ」
「――私は王に仕えるために騎士となったのですから、どのような使命でも誠心誠意尽くさせていただく所存です」
「よろしく頼む。それと、お前の女友達を王宮へ呼んでも構わないと、宰相閣下から言葉をいただいている。誰でもというわけにはいかないし、呼ぶ者を調査する日数は必要になるが、なるべく多くの独身女をここへ呼べ。いいな? その際は、王宮のサロンを利用していいという許可もいただいている」
「はい……命令とあらば」
「よし。ついでにもうひとつだ。これからは、お前も祈れよ」
「は?」
「大地の女神でも愛の女神でも幸運の女神でも、とにかくなんでもいい。陛下にこれぞという伴侶が現れることを、真摯に祈れ。毎日だ」
「はあ……」
お時間です、と侍従が迎えに現れ、話はここまでだと打ち切られた。
「では、行こうか」
侍従の後に付いた団長の、さらに後に続いてマイリスは歩き出す。
大出世だと少し浮かれていたが、どうにも考えていたのとは違いそうだな、と、やっぱり内心で首を捻りながら。
「ああ。お前が、噂の“麗しの騎士”か」
「は……あの、その呼び名は」
「いや、そういう二つ名がついているんだろう?」
からかうような近衛騎士団長の口調に、マイリスの眉がわずかに寄る。
たしかに、それは事実だ。
王国騎士団所属の時、鍛錬場を見学に訪れる貴婦人たちから、そう呼ばれて差入れされたことも一度や二度ではない。
近衛騎士団へ移ってまで、その呼び名で呼ばれるとは思わなかったが。
エルヴェラム伯爵家は、先祖代々武門の家系だ。男子はほぼ全員が騎士となり、王国騎士団へと入る。継嗣はさすがに途中で退団するが、第二子第三子はそのまま騎士として王家に仕えるのが常だ。
時折ではあるが、娘の中からも騎士となるものが出るし、騎士とはならなかった娘も、同じく武門として名高い他家に嫁ぐことが多い。
マイリスはエルヴェラム家の長女であり第二子である。つまり、次代のエルヴェラム伯爵はマイリスの兄が継ぐはずだ。
このまま、兄の健康に問題がなければ、だが。
――マイリスの兄、イングヴァールは虚弱である。
季節の変わり目や外を長く出歩いた翌日には必ず熱を出し、数日寝込むことはザラだった。幼い頃、成人は難しいと診断されたほど、すぐに熱を出す。
癒しを司る太陽神の教会に多くの寄進をして“健康の加護”の護符を手に入れていなければ、その診立てどおりになっていたのではないかと今でも言われているほどに、弱い。
長じてからはいくらか体力もついて、昔のように寝込むことは少なくなってはいる。だが、それでもあまり無理はきかない。
それに対して、マイリスはまるで兄の分の体力まで持って産まれてしまったかのような丈夫さだった。幼い頃、「イングヴァールが忘れてきたものを拾って産まれてきたのね」と母がこぼしていたくらいには。
剣を習い始めてすぐ、そこらの男が叶わないほどの腕になったし、足も速い。乗馬だって得意だ。
おまけに、父に似た涼やかな顔立ちに、よく伸びた身長とほどよい筋肉のおかげで、どちらかと言えば「凛々しい」と言われるようにもなった。
騎士団にもつつがなく入団できた。
その後、社交に出るようになってからは、騎士の礼装を纏って、貴婦人たちを相手にまるで男の騎士のように振る舞っている。
「ぼくとマイリスが逆なら、ちょうどよかったのにね」
などと、兄に苦笑されてしまうほどに、見事な騎士っぷりだった。
以前ほどではないにしろ、兄は相変わらず弱いままだ。未だに、季節の変わり目になると数日寝込んでしまう。
その代わりになのか、兄の頭の出来はかなり良い。体力に問題さえなければ、魔術師か司祭になれたのではと言われるほどに。
領地の管理や運営は、兄に任せれば間違い無い。だからマイリスは、体力が必要なことはすべて自分が請け負うことで兄を支えて行こうと考えていた。
それに、いかに伯爵家の令嬢とはいえ、まるで男のような見目の、背の高すぎるドレスさばきも覚束ないような女を好んで娶ろうという男はいない。
政略ならあるかもしれないが、それにしたってエルヴェラムより良い家など腐る程転がってる。それに、マイリスの下にはあとふたりも妹がいるのだ。
マイリスが無理をする必要はない。
このまま騎士として出世して、エルヴェラムと兄の役に立てればいい。
マイリスはますます剣に励んだ。
社交に出る時にはいつも騎士の礼装を纏ったことから、歳頃の令嬢たちには“麗しの騎士様”と呼ばれるようになっていた。夜会ではダンスの相手をと令嬢たちが列を為すほどだったし、無礼な男に困った令嬢に請われ、決闘をしたことも二度や三度では済まず……。
だが、どんなにもてはやされたところで、結局は男装の似合う女騎士という物珍しさや、若くて恋を知らない令嬢たちの一時の熱病めいた戯れに過ぎない。
男装姿がどんなにさまになったところで、女と本気でどうこうなろうという令嬢はいない。男性たちも、マイリスが相手である限り浮気の心配もないと考えているのか、たいていは微笑ましげに眺めているだけだ。
そんなマイリスも、王国騎士となって五年目、晴れて近衛騎士へと異動が決まった。今年はマイリスのみ、ただ一名だけの異動である。
大出世だ。
近衛騎士は、心技体、そして容姿と家柄に教養など、多岐に渡る条件を満たさなければ就くことのできない要職である。
一番の役目はもちろん、王に仕え、身辺の警護を担うことだ。だが、剣以外の素養も問われるのは、他国からの賓客の目につくことも多いためだろう。
つまり、常に王近くに侍る、この“嵐の国”の顔としての立場を求められてもいる、ということなのだ。
「では、さっそくだがこの後、竜王陛下に謁見となる。とはいえ、陛下への面通しといったところだからあまり気負わなくていい」
「はい」
「ああ、そうだ、エルヴェラム」
ふと思いついたように呼ばれて、マイリスは首を捻りながら顔を上げる。
「陛下が妃を娶られることになれば、妃の護衛がお前の仕事となるはずだ」
「はい、承知しております」
「だがな……」
慇懃に腰を折るマイリスに、騎士団長は肩を竦めた。
「なんだが……どうにも、陛下にその気がない」
「――その気がない、というのは?」
たしかに、国王は未だ独身だ。
妃どころか側室すらひとりも持っていないし、どこぞの女に手を出したなどという噂もまったく聞かない。
庶子の存在など、影すらもない。
「お前も知ってのとおり、陛下は守護竜殿……つまり青銅竜のお子だ。陛下も、頑固で一途な性質を受け継いでおられる。
ゆえに、この世界に数多いる中からただひとりをこれぞという相手として見出し、一度伴侶と定めれば生涯揺るがない絆となるというのだが……どうにも、陛下にはそのようなお相手がいらっしゃらない」
「はい」
「なので、このままいけば、お前も他の近衛同様に王の身辺を護ることになるだろう」
「それに何か問題があるのですか?」
どうにも話が掴めず、マイリスは内心首を捻る。近衛となったからには、王とその家族の身辺を誠心誠意護るのは当たり前だ。
かといって、新人に対する訓示というわけでもないようで、なぜ、団長がわざわざそんな話を今ここでするのか、よくわからない。
「……ひとつあるとすれば、お前の近衛への異動が、宰相閣下がいよいよ本気を出しにかかったと示していることだな」
「本気を、ですか?」
「最近の宰相閣下は、妃には子供さえ産める女であるなら種族も問わないと言い出しているくらいには本気だ」
「種族も、ですか?」
「ああ。たとえ相手が豚鼻の雌であろうと、今の閣下なら受け入れかねない。
陛下の見合いのために、どこぞで雌の竜を見繕って来ようか、などとすら言い始めているくらいだ」
マイリスは大きく目を見開く。
国王の見合いのために雌竜なんて、いったいどこでどうやって見繕うのか。
「ともかく、陛下になんとしても相手を定めさせ、即結婚していただこうと考えているんだろう。そのためのお前の異動だ。妃となるべき女性が定まったなら、できるだけ速やかに、即、王宮へと迎え入れて囲い込めるようにという、準備の一環というわけだ」
「――私は王に仕えるために騎士となったのですから、どのような使命でも誠心誠意尽くさせていただく所存です」
「よろしく頼む。それと、お前の女友達を王宮へ呼んでも構わないと、宰相閣下から言葉をいただいている。誰でもというわけにはいかないし、呼ぶ者を調査する日数は必要になるが、なるべく多くの独身女をここへ呼べ。いいな? その際は、王宮のサロンを利用していいという許可もいただいている」
「はい……命令とあらば」
「よし。ついでにもうひとつだ。これからは、お前も祈れよ」
「は?」
「大地の女神でも愛の女神でも幸運の女神でも、とにかくなんでもいい。陛下にこれぞという伴侶が現れることを、真摯に祈れ。毎日だ」
「はあ……」
お時間です、と侍従が迎えに現れ、話はここまでだと打ち切られた。
「では、行こうか」
侍従の後に付いた団長の、さらに後に続いてマイリスは歩き出す。
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