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22.紅茶にミルク※
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「それで家庭教師を追い返してやったわけ」
「へー、やるわね、キャロライン」
マッサージの夜から数日経ったある日の午後、キャロラインが再び遊びに来た。
「これでまた自由の身よ。ねえ、マリアンヌ、明日の夜のパーティー一緒に行きましょうよ」
「そうねぇ……、どうしようかしら」
部屋のテーブルで談笑する私と彼女にスチュアートが丁寧に紅茶を淹れて差し出した。
「あら、スチュアート。私のお茶の好みを忘れたかしら? ミルクを入れてと言ってあるでしょう?」
ふっと微笑みながら言ってやる。お茶をする時に最近私がいつもするリクエストを彼が覚えていないはずがなかった。
「しかし、マリアンヌ様、……お客様の前で」
と彼は切れ長の目元を赤らめて視線を泳がせた。
彼の動揺ぶりにキャロラインとお付きのシーマが、何事かと首を傾げた。
「構わないわ。ほら、いつものを早く」
彼は眉間にしわを寄せて下唇を噛み少し躊躇った後、ズボンのファスナーを下ろして美しい桃色のペニスを取り出した。
まぁ、とキャロラインは巻き髪を揺らして上品に笑い、シーマは、
「えっ……」
と驚きの声を上げながらも、終始スチュアートから目を逸らせずにいた。
スチュアートは悔しそうな少し投げやりにも見える表情で、白い手袋をしたままの親指から順に三本の指を萎えたそれに添えてゆっくりと上下に刺激し始めた。
彼の床オナニーを見た翌日から私は午後のお茶の時間、彼にオナニーを強要した。
もちろん最初は彼も頑なに拒んだ。
「お嬢様の前でそのようなことは致しません」
数日前の夜にマッサージでとろけていた彼の姿は夢だったんじゃないかと思うほど憎たらしい顔で、
「品位に欠ける言動はお慎みくださいと何度も申しているではありませんか。わたくしを困らせないでください」
と説教した。
貞操帯をもう一度つけてやろうかという考えも浮かんだけど、
「ずいぶん偉そうね。誰が家令になろうと私にとってはどうでもいいってことを忘れない方がいいわよ」
と言ってやると、彼は急に静かになった。
「遊び歩かず家にいてほしいなら、ちゃんと私を楽しませなきゃ」
どうしても家令の座をエドワードに譲りたくないスチュアートにズボンと下着を下ろさせることは決して難しいことではないのだ。
指の動きが徐々に速くなるにつれ、彼は目を瞑って行為に集中していく。
私以外の誰かに見られてするのは初めてだから、いつもより興奮するのだろう。
クチ、クチ、と手の動きに合わせて濡れた音を立て、彼のものは見る見る大きく怒張していく。
つややかな亀頭は赤く色を変え、太い幹には血管を浮き上がらせた。
「……ぁっ、……はぁっ」
と半開きの口から切ない吐息が聞こえだした。
触り出してまだ十秒ほどだが、すでに限界が近そうだ。
股間の前へティーカップを差し出してやると、彼は体を震わせながらペニスの先をカップの中へ向け、
「んぅ……っ」
と声を漏らし、中身の紅茶をこぼさないように丁寧に吐精した。
紅く澄んだお茶の中で彼の精液がとろりと舞った。
私はそれをスチュアートの切れ長の目と視線を合わせたまま、うまそうに飲んでやる。
射精の余韻でピクピクと震える性器をしまってズボンの前を整えながら、彼が何か文句を言いたそうな表情で黙っている。
シーマは口をぽかっと開けて、うわ、飲んじゃった……。と頬を赤くして私の顔を見ていた。
「ふふ、厳しそうな執事だと思っていたのに、さすがマリアンヌね」
キャロラインの賛美に私はにっこり微笑んだ。
「夜遊びしない代わりに少しずつ彼を躾けて楽しんでいるのよ。それが彼との約束だから。悪いけど明日の夜のパーティーも私はパスさせてもらうわ」
「そういうことなら仕方ないわね」
「へー、やるわね、キャロライン」
マッサージの夜から数日経ったある日の午後、キャロラインが再び遊びに来た。
「これでまた自由の身よ。ねえ、マリアンヌ、明日の夜のパーティー一緒に行きましょうよ」
「そうねぇ……、どうしようかしら」
部屋のテーブルで談笑する私と彼女にスチュアートが丁寧に紅茶を淹れて差し出した。
「あら、スチュアート。私のお茶の好みを忘れたかしら? ミルクを入れてと言ってあるでしょう?」
ふっと微笑みながら言ってやる。お茶をする時に最近私がいつもするリクエストを彼が覚えていないはずがなかった。
「しかし、マリアンヌ様、……お客様の前で」
と彼は切れ長の目元を赤らめて視線を泳がせた。
彼の動揺ぶりにキャロラインとお付きのシーマが、何事かと首を傾げた。
「構わないわ。ほら、いつものを早く」
彼は眉間にしわを寄せて下唇を噛み少し躊躇った後、ズボンのファスナーを下ろして美しい桃色のペニスを取り出した。
まぁ、とキャロラインは巻き髪を揺らして上品に笑い、シーマは、
「えっ……」
と驚きの声を上げながらも、終始スチュアートから目を逸らせずにいた。
スチュアートは悔しそうな少し投げやりにも見える表情で、白い手袋をしたままの親指から順に三本の指を萎えたそれに添えてゆっくりと上下に刺激し始めた。
彼の床オナニーを見た翌日から私は午後のお茶の時間、彼にオナニーを強要した。
もちろん最初は彼も頑なに拒んだ。
「お嬢様の前でそのようなことは致しません」
数日前の夜にマッサージでとろけていた彼の姿は夢だったんじゃないかと思うほど憎たらしい顔で、
「品位に欠ける言動はお慎みくださいと何度も申しているではありませんか。わたくしを困らせないでください」
と説教した。
貞操帯をもう一度つけてやろうかという考えも浮かんだけど、
「ずいぶん偉そうね。誰が家令になろうと私にとってはどうでもいいってことを忘れない方がいいわよ」
と言ってやると、彼は急に静かになった。
「遊び歩かず家にいてほしいなら、ちゃんと私を楽しませなきゃ」
どうしても家令の座をエドワードに譲りたくないスチュアートにズボンと下着を下ろさせることは決して難しいことではないのだ。
指の動きが徐々に速くなるにつれ、彼は目を瞑って行為に集中していく。
私以外の誰かに見られてするのは初めてだから、いつもより興奮するのだろう。
クチ、クチ、と手の動きに合わせて濡れた音を立て、彼のものは見る見る大きく怒張していく。
つややかな亀頭は赤く色を変え、太い幹には血管を浮き上がらせた。
「……ぁっ、……はぁっ」
と半開きの口から切ない吐息が聞こえだした。
触り出してまだ十秒ほどだが、すでに限界が近そうだ。
股間の前へティーカップを差し出してやると、彼は体を震わせながらペニスの先をカップの中へ向け、
「んぅ……っ」
と声を漏らし、中身の紅茶をこぼさないように丁寧に吐精した。
紅く澄んだお茶の中で彼の精液がとろりと舞った。
私はそれをスチュアートの切れ長の目と視線を合わせたまま、うまそうに飲んでやる。
射精の余韻でピクピクと震える性器をしまってズボンの前を整えながら、彼が何か文句を言いたそうな表情で黙っている。
シーマは口をぽかっと開けて、うわ、飲んじゃった……。と頬を赤くして私の顔を見ていた。
「ふふ、厳しそうな執事だと思っていたのに、さすがマリアンヌね」
キャロラインの賛美に私はにっこり微笑んだ。
「夜遊びしない代わりに少しずつ彼を躾けて楽しんでいるのよ。それが彼との約束だから。悪いけど明日の夜のパーティーも私はパスさせてもらうわ」
「そういうことなら仕方ないわね」
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