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しおりを挟む「ねぇねぇレイさん。この世界の魔法の事を教えてよ~」
「魔法……ですか。」
よっこらせ、と椅子に座ったレイさんは真っ白な手袋を脱いで手を僕の方に向けた。
わくわくしながらその掌を見つめていると、掌に薄く赤く輝く魔法陣が浮かび炎がポッと浮かんだ。
すっごい!!!中二病心をくすぐられるねこれ!!!!!
「ねぇねぇそれ僕にも出来るのかな!!」
「ぁあ、スイ様にも膨大な魔力を感じるので出来ると思います。」
おおおおおー!!
「こう、気を手に集める感覚……わかりますかね……」
ごめん全く分からないよレイさん。
気を手に……気を手に……うーんと……
こうかな???
そう思いぐ、と力を込めた途端レイさんの座っているしたに大きな魔法陣が浮かんだ。
「……!?」
白く輝いてすぐに消えたが僕とレイさんはポカンと固まっていた。
やがてはっとしたレイさんが僕に掴みかかる。
「スイ様貴方様は……白属性をお持ちなのですね!?」
「白……属性??」
「ええ、白属性はこの世界で3人しかいないとされている最も希少価値の高い属性なのです。」
回復魔法など使えます!すごいです!と嬉しそうに言うレイさんにたじたじになってしまうが、いよいよ異世界って感じだ。
「回復魔法が使えますが残念な事に自身には使えないのです……ところでもう息の方は大丈夫ですか……?」
「え!あ、全然大丈夫です!心配をおかけしてごめんなさい……」
作り笑いを浮かべてぶんぶんと手を振るが実はまだ少し息がしにくい。だがそれだけなのだから大丈夫。いつもの事だ。
「…………いえ、やはり心配なのでカイル様にこの件報告しておきます。」
「え!!いいよ迷惑かけちゃう!!」
「もう連絡しまし「スイ!!!」……た……。」
え??!?!来るの早すぎじゃない???びっくりしたよ??
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