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4話 エリュシアの信託に現場に入った技術者
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夜明け前、王都に急報が走った。
「至急、王と諸侯、ギルド長らに伝えよ。女神エリュシアより、本日夜明けに大聖堂にて神託が下されるとの兆しが現れた!」
暗黒の空がほんのりと群青にかわる頃、神殿の大神官が天に七色の光柱が立つのを見て、聖堂の鐘を鳴らした。
この鐘は「神託の召集」を意味する特別なもの。
王宮にも使いの鳥と共に報せが届き、王自ら貴族院とギルドに招集を命じた。
民衆の間にもその噂はすぐに広がる。
「ねぇねぇ、女神様が神殿で神託をするんだってよ!」
「ほんとかよ、こんな時に……魔獣と病気でてんやわんやだってのに!」
そんなざわめきの中――王家、貴族院、神殿、ギルドの主だった者たちは荘厳な大聖堂へと集ったのだった。
荘厳な鐘の音が鳴り響く中、天井に七色の光が集まり、女神エリュシアの幻影が現れる。
「――この国の民たちよ、聞きなさい」
柔らかくも威厳に満ちた声が、聖堂全体に響き渡る。
「いま国は、魔獣の脅威に晒されています。しかし、その影に潜むもっと深い問題があります。それは、“病”です」
一同がざわめく。
「病は人々の命を奪い、兵も衰弱し、戦う力を失いつつあります。このままでは、この国はいかなる勇者が現れようとも滅びの運命を避けられません」
その言葉に王は眉をひそめ、老貴族たちは顔を見合わせた。
「ゆえに私は、高次元の神々に願い出て、異なる世界より“高次元の魂”をお借りいたしました。彼らは貴族でも戦士でもありません。しかし、その知識と技術は神々をも唸らせるものです」
「国を挙げて病を克服する努力を怠ってはなりません。そして、これから降り立つ方々を、決して侮らず、尊敬の心を持って迎えなさい」
一瞬、間を置いて、声の調子が低くなる。
「……皆さん? もし、彼らの働きを妨げたり、軽んじたりすれば――私はもう知りませんよ?」
幻影が消え、聖堂は沈黙に包まれた。
その頃、民衆の間でも神託の噂が広まっていた。
「病? トイレ?バカヤロー
魔獣が襲ってくるんだ!そんなこと知るか!」
「水だのトイレだの!魔獣やらなきゃやられんだよ」
「貴族の遊びについてつられるか!」
怒号と不安が渦巻く中――。
王城前の広場に、一筋の光が降り注いだ。
「来るぞ……」
国王が静かに言った。
光が地面に触れた瞬間、そこに二つの人影が立っていた。
作業着姿の中年男性、田中清。ヘルメットをかぶった穏やかな女性、山田真理子。
二人は周囲を見渡す。兵士たちが緊張の面持ちで警戒しているのが目に入った。遠くから魔獣の咆哮も聞こえてくる。
そして――鼻をつく強烈な悪臭が漂ってきた。
「……これ、まずは安全確保が先だろ」
田中が呟く。
「でも……臭いわね」
真理子が顔をしかめて言った。
「うん。尿や汚物の臭いが街じゅうにこびりついてる。これはまず空気から何とかしないと、病気がどんどん広がるぞ」
「この力……街全体を覆う障壁にできそうね。魔法で強化硝子が作れるなら、天蓋も造れるはずよ」
真理子が即座に提案する。
「賛成。街ごと囲って病気の蔓延も止めなきゃな」
二人は手のひらに現れた魔法アイコンを確認する。
【耐震強化】【防臭結界】【害虫バリア】【瞬間配管】【強化ガラス生成】――。
「よし、やれる」
二人はすぐさま行動を開始。
田中は街の周囲に配管のラインを瞬時に張り巡らせ、【強化ガラス生成】で透明な壁を立ち上げていく。
真理子は【耐震強化】と【防臭結界】を組み合わせ、空気の浄化と構造の安定を施した。
光のラインが街の周囲を駆け巡り、透明なドーム状の防壁が次第に形を成していく。
「な、なんだあれは……!」
民衆が息を呑む。
魔獣の飛翔攻撃がドームにぶつかり、弾かれた。
病の蔓延を防ぐため、浄化された空気がドーム内に満ちていく。
「……これが、高次元の魂の力……」
王は静かに呟いた。
二人の職人は顔を見合わせて頷く。
「さて、水とトイレ、次はそれだな」
「うん、現場はまだ始まったばかりだよ」
王都の空に、祝福の虹がかかった――。
透明なドームが王都を包み込んで数刻。
魔獣の襲撃は防がれ、病を広げる悪しき空気は清浄なものへと入れ替わっていた。
王城では、再び緊急の会議が開かれていた。
「……あの技術、見ましたか」
「たった二人で……城塞を超える防壁を」
「神託は……本物だったのか」
貴族院の面々はざわめきながらも、まだ半信半疑の者が多かった。
一方、国王レオン・アルスティアは静かに席を立つ。
「私が直接迎える。あの方々は今や我が国の最も尊い賓客だ」
重い扉が開かれ、王は広場へと降り立った。
そこには配管図を浮かべ、次の作業に取り掛かろうとしている田中と真理子の姿があった。
「お二人とも……」
王は深々と頭を下げた。
「我が国を、我が民を救ってくださったこと、心より感謝いたします」
「え、いや……やれることやっただけですから」
田中が頭を掻く。
「でも、まだこれからですよ? 水道網がボロボロ、トイレは衛生基準以前の問題」
真理子が即座に現状を指摘した。
「お言葉、真摯に受け止めます。どうか、我が国の特別技術顧問として、お力をお貸しいただけますか?」
二人は顔を見合わせて頷いた。
「至急、王と諸侯、ギルド長らに伝えよ。女神エリュシアより、本日夜明けに大聖堂にて神託が下されるとの兆しが現れた!」
暗黒の空がほんのりと群青にかわる頃、神殿の大神官が天に七色の光柱が立つのを見て、聖堂の鐘を鳴らした。
この鐘は「神託の召集」を意味する特別なもの。
王宮にも使いの鳥と共に報せが届き、王自ら貴族院とギルドに招集を命じた。
民衆の間にもその噂はすぐに広がる。
「ねぇねぇ、女神様が神殿で神託をするんだってよ!」
「ほんとかよ、こんな時に……魔獣と病気でてんやわんやだってのに!」
そんなざわめきの中――王家、貴族院、神殿、ギルドの主だった者たちは荘厳な大聖堂へと集ったのだった。
荘厳な鐘の音が鳴り響く中、天井に七色の光が集まり、女神エリュシアの幻影が現れる。
「――この国の民たちよ、聞きなさい」
柔らかくも威厳に満ちた声が、聖堂全体に響き渡る。
「いま国は、魔獣の脅威に晒されています。しかし、その影に潜むもっと深い問題があります。それは、“病”です」
一同がざわめく。
「病は人々の命を奪い、兵も衰弱し、戦う力を失いつつあります。このままでは、この国はいかなる勇者が現れようとも滅びの運命を避けられません」
その言葉に王は眉をひそめ、老貴族たちは顔を見合わせた。
「ゆえに私は、高次元の神々に願い出て、異なる世界より“高次元の魂”をお借りいたしました。彼らは貴族でも戦士でもありません。しかし、その知識と技術は神々をも唸らせるものです」
「国を挙げて病を克服する努力を怠ってはなりません。そして、これから降り立つ方々を、決して侮らず、尊敬の心を持って迎えなさい」
一瞬、間を置いて、声の調子が低くなる。
「……皆さん? もし、彼らの働きを妨げたり、軽んじたりすれば――私はもう知りませんよ?」
幻影が消え、聖堂は沈黙に包まれた。
その頃、民衆の間でも神託の噂が広まっていた。
「病? トイレ?バカヤロー
魔獣が襲ってくるんだ!そんなこと知るか!」
「水だのトイレだの!魔獣やらなきゃやられんだよ」
「貴族の遊びについてつられるか!」
怒号と不安が渦巻く中――。
王城前の広場に、一筋の光が降り注いだ。
「来るぞ……」
国王が静かに言った。
光が地面に触れた瞬間、そこに二つの人影が立っていた。
作業着姿の中年男性、田中清。ヘルメットをかぶった穏やかな女性、山田真理子。
二人は周囲を見渡す。兵士たちが緊張の面持ちで警戒しているのが目に入った。遠くから魔獣の咆哮も聞こえてくる。
そして――鼻をつく強烈な悪臭が漂ってきた。
「……これ、まずは安全確保が先だろ」
田中が呟く。
「でも……臭いわね」
真理子が顔をしかめて言った。
「うん。尿や汚物の臭いが街じゅうにこびりついてる。これはまず空気から何とかしないと、病気がどんどん広がるぞ」
「この力……街全体を覆う障壁にできそうね。魔法で強化硝子が作れるなら、天蓋も造れるはずよ」
真理子が即座に提案する。
「賛成。街ごと囲って病気の蔓延も止めなきゃな」
二人は手のひらに現れた魔法アイコンを確認する。
【耐震強化】【防臭結界】【害虫バリア】【瞬間配管】【強化ガラス生成】――。
「よし、やれる」
二人はすぐさま行動を開始。
田中は街の周囲に配管のラインを瞬時に張り巡らせ、【強化ガラス生成】で透明な壁を立ち上げていく。
真理子は【耐震強化】と【防臭結界】を組み合わせ、空気の浄化と構造の安定を施した。
光のラインが街の周囲を駆け巡り、透明なドーム状の防壁が次第に形を成していく。
「な、なんだあれは……!」
民衆が息を呑む。
魔獣の飛翔攻撃がドームにぶつかり、弾かれた。
病の蔓延を防ぐため、浄化された空気がドーム内に満ちていく。
「……これが、高次元の魂の力……」
王は静かに呟いた。
二人の職人は顔を見合わせて頷く。
「さて、水とトイレ、次はそれだな」
「うん、現場はまだ始まったばかりだよ」
王都の空に、祝福の虹がかかった――。
透明なドームが王都を包み込んで数刻。
魔獣の襲撃は防がれ、病を広げる悪しき空気は清浄なものへと入れ替わっていた。
王城では、再び緊急の会議が開かれていた。
「……あの技術、見ましたか」
「たった二人で……城塞を超える防壁を」
「神託は……本物だったのか」
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一方、国王レオン・アルスティアは静かに席を立つ。
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「お二人とも……」
王は深々と頭を下げた。
「我が国を、我が民を救ってくださったこと、心より感謝いたします」
「え、いや……やれることやっただけですから」
田中が頭を掻く。
「でも、まだこれからですよ? 水道網がボロボロ、トイレは衛生基準以前の問題」
真理子が即座に現状を指摘した。
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二人は顔を見合わせて頷いた。
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