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【第二部】東の国アル・ハダール
90 栄養補給★(ダルガート)
ダルガートの頭を抱えるようにして顔を埋める。ああ、そうだ。この匂いだ。焼けた砂漠の乾いた砂みたいな、ダルガートの匂い。
無言でぎゅうぎゅうしがみつく僕に何も聞かず、ダルガートは僕を膝に乗せて抱きしめていてくれる。
しかしやっぱり僕は駄目な男だ。こないだあんなにももっと強い大人になって二人に頼りにされる人間になりたい、なんて思っていたばかりなのに。ぎゅって抱きしめてもらってこんなにも安心して、嬉しくて嬉しくてたまらなくなっちゃうなんてさあ。
ダルガートの肩口に顔を埋めてぼんやりしてると、あれ以来僕に突き刺さったままどうしても消せないあの言葉が蘇ってくる。
――――もしも皇帝カハルが彼の信念に適う王でなくなれば、また彼は裏切ることでしょう。己が君主として最も好ましいと思う者を頭上に戴くために。
ダルガートはそんな人じゃない。とあの時すぐに言い返せなかったのは、僕が今までまともに家族以外の大人と議論とか真面目な話をしたことがほとんどなくて、きちんと自分の意見を話せる度胸がないからだ。
それにほんの少しだけ、僕は心のどこかで思ってしまったのだ。僕が知ってるダルガートは彼のほんの表面の一部だけで、本当のところは何を考えてこの先どんなことをしようとしているのか、全然わかってないんじゃないか、って。
そう迷ってしまうくらい僕にとってダルガートはあまりにも『大人過ぎる』んだ。
実際の年齢の差だけじゃなくて、彼のこれまでの経験やそこから培ってきたものが一体どれほどのものなのか、僕には想像することさえできない。
そして今僕が一番怖がっているのは、彼が宰相さんの言う通りいつかカハル皇帝を裏切るかもしれないってことじゃなくて、彼がいつか僕を必要としなくなって、僕を置いてどこかに行ってしまうんじゃないか、ってことなんだ。
いかん。駄目だ。こんな勝手な想像でダルガートを悪い人みたいに考えて勝手に落ち込んでるなんて本当に馬鹿だし、ダルガートにだって失礼だ。
そう思いながらずび、と鼻をすすると、背中に回されたダルガートの腕に力が籠る。それがたまらなく嬉しかった。
「……ダルガート、好きだよ」
ダルガートに負けないくらい強くしがみついて言う。恥ずかしくて顔を見てはきっと言えないから今のこの体勢は願ったり叶ったりだ。
「ダルガートのこと、大好きだからね」
だから僕は絶対ダルガートのことを信じる。するとダルガートが僕のうなじを掴んで顔を離すと、じっと目を見てキスしてくれた。
「ん……っ、……っふ、ん……」
初めて会った時から見た目もやる事もすごく荒々しい印象が強いけど、こんな時彼はすごく静かだ。
お互いの唇をすり合わせて、優しく食んで、そして舌がそっと滑り込んでくる。大きな手のひらがゆっくり背中を撫でて、それだけで僕の心も身体ももっともっと、と期待して疼き始める。
欲しい。今すぐダルガートが欲しい。
めちゃくちゃにキスしてこのベッドに押し倒されて、あの熱くて重たくて潰されそうなほど大きな身体に圧し掛かられて、圧倒的な力で奥の奥まで奪って欲しい。
あの宰相さんの言葉も、政堂で騒いでた神官たちの不穏な空気も、さっきの領主や神殿長たちの嫌な目つきも全部忘れて、ただダルガートのことだけを考えていられるように。
でもさすがに壁一枚向こうにみんながいる状況ではどうしようもない。声だって押さえられる自信全然ないし。
そのくせ身体は我慢できなくて、ダルガートの膝の上でつい会陰をこすりつけるみたいにして腰を揺らしてしまう。
するとダルガートが低く笑って僕の腰を少し持ち上げると、夜着の裾から手を淹れて尻の谷間を行ったり来たりするように指先で撫でた。
「……っふ、ん……っ」
くすぐったいような奇妙な感覚がゾクゾクと這い上がって来る。そして太くてかさついた指が僕が一番ダルガートを欲しがってる場所に触れた時、すぐにひくひくと脈打って喜び迎え入れようとしてる自分の身体に顔を赤くした。
◇ ◇ ◇
「……んっ、んっ、……っ」
灯りのない、真っ暗な寝台でちゅくちゅくといやらしい濡れた音が僕の耳を犯してる。
僕は必死に夜着の裾を咥えて声を押し殺しながらナカをぬるぬると行き来する太い指の感触に身悶えていた。
ダルガートとなかなか会えなかった時にサイードさんが毎晩僕を抱いていたように、サイードさんが西へ行ってから時間の許す限りダルガートは僕のソコをいつも愛撫しては自分の形を教え込んできた。
「…………っ!」
サイードさんとダルガートに躾られ拓かれてきたその場所は、いとも容易く彼らを受け入れてすぐに達しそうになる。でもそのたびにダルガートは僕のペニスを握って堰き止めてしまった。
もうイきたい。お願いだからイかせて。
口が塞がってるから目で必死に訴える。いつもは僕がちゃんと言葉で言ったり、それか自分からダルガートにキスしたりダルガートのモノに触れたりしてねだらないとイかせてくれないけど、でも今日は場所が場所だからかすぐに僕を解放してくれた。
「~~~~~~ッ!!」
ナカの一番敏感なところを曲げた指の関節でぐりぐりえぐりながら、柔らかな布で僕のモノを包んで出させてくれる。
ナカのしこりを押される度にびゅくびゅくと吐き出される感覚に僕は声もなく悶絶した。するとダルガートが「よくできました」とばかりにぐったりとした僕の背中を撫で、口から唾液にまみれた夜着を引き出した。
「……ッ、……っは、っ、はっ、はっ」
絶え絶えに乱れる息をなんとか繰り返し、バクバクと暴れまわってる心臓を必死になだめる。するとダルガートがゆっくり僕をベッドに押し倒して、しっとりと汗ばんだ内腿の際どいところや、たった今まで彼の太い指を呑み込んでいた場所に口づけた。
「……っあ、や、やだソコ……っ」
ちゅ、ちゅ、と可愛らしい音をたてて焦らしたかと思うと、だしぬけにソコに濡れた舌が潜り込んでくる。
夜着に着替えた時にいくらダルガートが清めてくれたと言っても、やっぱりそんなところに深く顔を埋められるのは嫌で、なんとか這って逃げようとしたけど、いとも容易くうつ伏せにされて押さえ込まれてしまった。
「っ、ふっ、んっ、んっ」
必死に顔を敷布に押し付けて声を殺して、ゆるゆると後ろを責めたてる指や舌に思わず腰を揺らす。するとまた固く勃起したペニスや、さっき散々可愛がられてぷっくりと尖った胸の先端が寝台に擦れて悲鳴を上げそうになった。
「貴方をもっと奥深くまで愛して差し上げられないことが悔やまれますな」
そのままもう一度イかされてぐったりしている僕の耳元でダルガートが囁く。そしてひくひく震えてるソコに明らかに固く張っているモノを押し付けた。
「…………ねえ、僕にもさせてよ……」
ダルガートの手を借りて身体を起こすと、今度は僕がダルガートの足の間に跪いてずっしりと重たげなソコに触れる。そしてズボンの紐を緩めて取り出した逸物に心を込めてキスすると、できるだけ大きく口を開けてそれを咥え込んだ。
◇ ◇ ◇
気が付いたらもう朝で、外は嫌になるくらいいい天気だった。
思わず飛び起きた身体は綺麗に拭われていて、昨夜の淫らな交わりの痕跡はどこにもない。一瞬夢だったかと思うけど、でも腰の奥がずん、と重くて自分がダルガートの指と舌に三度もイかされたことを実感した。
またどこかに行ってるらしいダルガートの代わりにヤハルに手伝って貰って身支度をしながら僕は頭の中でこれからの計画を立てる。
昨日はちょっと気持ちが弱って『エロいことすれば雨が降るかも』なんて浅はかなことを考えてしまったけれど、さすがに世の中そう上手くいくもんじゃない。
でも昨日ダルガートにいっぱい甘えて、正直気恥ずかしいけどその分夢も見ないほどぐっすり眠れたしいろいろと補充できた気がする。
今日からまた心機一転、頑張ろう。なんとかこの乾いた土地に水を呼び戻さなきゃ。
とりあえず今日は本当に地図の通りどこにも川とか湧水とかないか行けそうなところまで見て回ろうか、と考えながらヤハルと部屋を出た途端、興奮の面持ちで飛び込んできたナルド神官の「神子様! 地下のカナートに水が戻りましてございます……!」の言葉に思わず「嘘だろ!?」と絶句してしまったのだった。
無言でぎゅうぎゅうしがみつく僕に何も聞かず、ダルガートは僕を膝に乗せて抱きしめていてくれる。
しかしやっぱり僕は駄目な男だ。こないだあんなにももっと強い大人になって二人に頼りにされる人間になりたい、なんて思っていたばかりなのに。ぎゅって抱きしめてもらってこんなにも安心して、嬉しくて嬉しくてたまらなくなっちゃうなんてさあ。
ダルガートの肩口に顔を埋めてぼんやりしてると、あれ以来僕に突き刺さったままどうしても消せないあの言葉が蘇ってくる。
――――もしも皇帝カハルが彼の信念に適う王でなくなれば、また彼は裏切ることでしょう。己が君主として最も好ましいと思う者を頭上に戴くために。
ダルガートはそんな人じゃない。とあの時すぐに言い返せなかったのは、僕が今までまともに家族以外の大人と議論とか真面目な話をしたことがほとんどなくて、きちんと自分の意見を話せる度胸がないからだ。
それにほんの少しだけ、僕は心のどこかで思ってしまったのだ。僕が知ってるダルガートは彼のほんの表面の一部だけで、本当のところは何を考えてこの先どんなことをしようとしているのか、全然わかってないんじゃないか、って。
そう迷ってしまうくらい僕にとってダルガートはあまりにも『大人過ぎる』んだ。
実際の年齢の差だけじゃなくて、彼のこれまでの経験やそこから培ってきたものが一体どれほどのものなのか、僕には想像することさえできない。
そして今僕が一番怖がっているのは、彼が宰相さんの言う通りいつかカハル皇帝を裏切るかもしれないってことじゃなくて、彼がいつか僕を必要としなくなって、僕を置いてどこかに行ってしまうんじゃないか、ってことなんだ。
いかん。駄目だ。こんな勝手な想像でダルガートを悪い人みたいに考えて勝手に落ち込んでるなんて本当に馬鹿だし、ダルガートにだって失礼だ。
そう思いながらずび、と鼻をすすると、背中に回されたダルガートの腕に力が籠る。それがたまらなく嬉しかった。
「……ダルガート、好きだよ」
ダルガートに負けないくらい強くしがみついて言う。恥ずかしくて顔を見てはきっと言えないから今のこの体勢は願ったり叶ったりだ。
「ダルガートのこと、大好きだからね」
だから僕は絶対ダルガートのことを信じる。するとダルガートが僕のうなじを掴んで顔を離すと、じっと目を見てキスしてくれた。
「ん……っ、……っふ、ん……」
初めて会った時から見た目もやる事もすごく荒々しい印象が強いけど、こんな時彼はすごく静かだ。
お互いの唇をすり合わせて、優しく食んで、そして舌がそっと滑り込んでくる。大きな手のひらがゆっくり背中を撫でて、それだけで僕の心も身体ももっともっと、と期待して疼き始める。
欲しい。今すぐダルガートが欲しい。
めちゃくちゃにキスしてこのベッドに押し倒されて、あの熱くて重たくて潰されそうなほど大きな身体に圧し掛かられて、圧倒的な力で奥の奥まで奪って欲しい。
あの宰相さんの言葉も、政堂で騒いでた神官たちの不穏な空気も、さっきの領主や神殿長たちの嫌な目つきも全部忘れて、ただダルガートのことだけを考えていられるように。
でもさすがに壁一枚向こうにみんながいる状況ではどうしようもない。声だって押さえられる自信全然ないし。
そのくせ身体は我慢できなくて、ダルガートの膝の上でつい会陰をこすりつけるみたいにして腰を揺らしてしまう。
するとダルガートが低く笑って僕の腰を少し持ち上げると、夜着の裾から手を淹れて尻の谷間を行ったり来たりするように指先で撫でた。
「……っふ、ん……っ」
くすぐったいような奇妙な感覚がゾクゾクと這い上がって来る。そして太くてかさついた指が僕が一番ダルガートを欲しがってる場所に触れた時、すぐにひくひくと脈打って喜び迎え入れようとしてる自分の身体に顔を赤くした。
◇ ◇ ◇
「……んっ、んっ、……っ」
灯りのない、真っ暗な寝台でちゅくちゅくといやらしい濡れた音が僕の耳を犯してる。
僕は必死に夜着の裾を咥えて声を押し殺しながらナカをぬるぬると行き来する太い指の感触に身悶えていた。
ダルガートとなかなか会えなかった時にサイードさんが毎晩僕を抱いていたように、サイードさんが西へ行ってから時間の許す限りダルガートは僕のソコをいつも愛撫しては自分の形を教え込んできた。
「…………っ!」
サイードさんとダルガートに躾られ拓かれてきたその場所は、いとも容易く彼らを受け入れてすぐに達しそうになる。でもそのたびにダルガートは僕のペニスを握って堰き止めてしまった。
もうイきたい。お願いだからイかせて。
口が塞がってるから目で必死に訴える。いつもは僕がちゃんと言葉で言ったり、それか自分からダルガートにキスしたりダルガートのモノに触れたりしてねだらないとイかせてくれないけど、でも今日は場所が場所だからかすぐに僕を解放してくれた。
「~~~~~~ッ!!」
ナカの一番敏感なところを曲げた指の関節でぐりぐりえぐりながら、柔らかな布で僕のモノを包んで出させてくれる。
ナカのしこりを押される度にびゅくびゅくと吐き出される感覚に僕は声もなく悶絶した。するとダルガートが「よくできました」とばかりにぐったりとした僕の背中を撫で、口から唾液にまみれた夜着を引き出した。
「……ッ、……っは、っ、はっ、はっ」
絶え絶えに乱れる息をなんとか繰り返し、バクバクと暴れまわってる心臓を必死になだめる。するとダルガートがゆっくり僕をベッドに押し倒して、しっとりと汗ばんだ内腿の際どいところや、たった今まで彼の太い指を呑み込んでいた場所に口づけた。
「……っあ、や、やだソコ……っ」
ちゅ、ちゅ、と可愛らしい音をたてて焦らしたかと思うと、だしぬけにソコに濡れた舌が潜り込んでくる。
夜着に着替えた時にいくらダルガートが清めてくれたと言っても、やっぱりそんなところに深く顔を埋められるのは嫌で、なんとか這って逃げようとしたけど、いとも容易くうつ伏せにされて押さえ込まれてしまった。
「っ、ふっ、んっ、んっ」
必死に顔を敷布に押し付けて声を殺して、ゆるゆると後ろを責めたてる指や舌に思わず腰を揺らす。するとまた固く勃起したペニスや、さっき散々可愛がられてぷっくりと尖った胸の先端が寝台に擦れて悲鳴を上げそうになった。
「貴方をもっと奥深くまで愛して差し上げられないことが悔やまれますな」
そのままもう一度イかされてぐったりしている僕の耳元でダルガートが囁く。そしてひくひく震えてるソコに明らかに固く張っているモノを押し付けた。
「…………ねえ、僕にもさせてよ……」
ダルガートの手を借りて身体を起こすと、今度は僕がダルガートの足の間に跪いてずっしりと重たげなソコに触れる。そしてズボンの紐を緩めて取り出した逸物に心を込めてキスすると、できるだけ大きく口を開けてそれを咥え込んだ。
◇ ◇ ◇
気が付いたらもう朝で、外は嫌になるくらいいい天気だった。
思わず飛び起きた身体は綺麗に拭われていて、昨夜の淫らな交わりの痕跡はどこにもない。一瞬夢だったかと思うけど、でも腰の奥がずん、と重くて自分がダルガートの指と舌に三度もイかされたことを実感した。
またどこかに行ってるらしいダルガートの代わりにヤハルに手伝って貰って身支度をしながら僕は頭の中でこれからの計画を立てる。
昨日はちょっと気持ちが弱って『エロいことすれば雨が降るかも』なんて浅はかなことを考えてしまったけれど、さすがに世の中そう上手くいくもんじゃない。
でも昨日ダルガートにいっぱい甘えて、正直気恥ずかしいけどその分夢も見ないほどぐっすり眠れたしいろいろと補充できた気がする。
今日からまた心機一転、頑張ろう。なんとかこの乾いた土地に水を呼び戻さなきゃ。
とりあえず今日は本当に地図の通りどこにも川とか湧水とかないか行けそうなところまで見て回ろうか、と考えながらヤハルと部屋を出た途端、興奮の面持ちで飛び込んできたナルド神官の「神子様! 地下のカナートに水が戻りましてございます……!」の言葉に思わず「嘘だろ!?」と絶句してしまったのだった。
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