12 / 64
第二話
第二話 パラダイム・シフト その3
しおりを挟む
大型ショッピングモールの一角に設置されたアパレルショップのさらに奥、
フィッティングルームの前で鈴鹿キョーコは悩んでいた。
右の手にはカジュアル系、左の手にはコンサバ系、両の手にした服を交互に見ながら唸る。
「う~ん、どっちも似合うな~」
そんなキョーコに、フィッティングルームのカーテンの隙間から顔を出した乙女が声をかける。
「言われた通り、着てみましたけど……」
「お!見せて見せて?」
「いや、でもコレ、ちょっと恥ずかしいっていうか……」
モジモジと戸惑う乙女に構わず、
「いいからいいから」
キョーコがバッとカーテンを開く。
するとそこにはホットパンツに丈の短いTシャツ姿の乙女の姿が!
ビシバシと食い込むホットパンツに縛り付けられた大きな腰から伸びる太ももが、さらに存在感をまし、
体にぴったりとフィットしたTシャツからは大きなバストが、今にもはちきれそうだ。
セクシースタイル定番のダブルコンボは流石の破壊力を持ったエロさ加減を発揮していた。
「いや~ん」というセリフを口にしていたら完璧だったろうが
さすがにそれは言わなかったのが残念でしょうがない。
「おお~!それも似合う~」
顔を赤らめ体を隠す乙女。
しかしムンムンと発揮される魅惑のフェロモンは隠せない。
「いや、この格好やっぱり恥ずかしいんですけど!
おヘソ出ちゃうし!お尻とかちょっとはみ出してるし!」
「それがいいんだって!エロかわエロかわ!」
恥じらう乙女の姿がキョーコのイタズラ心を刺激する。
「よし!これにしよう!店員さーん、これも買いマース!」
「え?!ま、マジで?!」
「当然!」
「え?え?で、でも……そ、そうだ、他にも服をいろいろプレゼントしてもらったし、
これ以上はさすがに申し訳ないから!」
そんな乙女の必死の言い訳にもキョーコはしれっと答える。
「あ、私お年玉貯金とか結構いっぱいあるから心配しないで」
「で、でも悪いよ!」
焦る乙女。
だが、キョーコは意にも介さず店員と交渉する。
「このまま着ていくんで、お会計お願いしまーす!」
「はい!お買い上げありがとうございま~す」
「うぉーい?!僕のお話きいてください~!」
乙女の抗議もどこ吹く風、キョーコは会計を済ませると荷物を入れた袋を手に
乙女の手を取り、店員の声に見送られ店の外へ意気揚々と歩き出す。
「ありがとうございました~」
笑顔の店員に見送られながら、あれよあれよという間に大通りへ連れて行かれた乙女に周囲の視線が集まると、
当然のことながら乙女はモジモジと戸惑う。
その仕草がさらに周囲の注目を引様は、まさに蟻地獄、エロスのスパイラル状態といえよう。
だが、キョーコはそんな乙女の様子にも、我関せずといった面持ちでスタスタと歩を進めて先を行く。
乙女はたまらず、体を隠すようにしながらキョーコに追いすがった。
「待って待って!キョーコ、ほんとにこのまま行くの?!」
「当然!」
「無理無理無理!無理だって!恥ずかしくて死んじゃう!」
「なんで?すっごくエロ可愛いんだから自信持たなきゃ!それに女体での生活にもなれとかなきゃでしょ?」
「いやいやいや、それで何故エロい格好しなきゃならないのか、意味わからんですよ?!」
「大丈夫!今時それぐらいの露出は当然だから!私は着ないけど。恥ずかしいから」
「それを僕に着せる?!」
「はいはい、ごちゃごちゃ言わず覚悟を決める!さあ!次の目的地へ!レッツらゴー!」
「ふええええええええ、おヘソが、お尻がぁ……」
道行く人々の注目を浴び、
哀れ、乙女は情けなくも色っぽい声を上げ、キョーコに強引に連れて行かれるのであった。
フィッティングルームの前で鈴鹿キョーコは悩んでいた。
右の手にはカジュアル系、左の手にはコンサバ系、両の手にした服を交互に見ながら唸る。
「う~ん、どっちも似合うな~」
そんなキョーコに、フィッティングルームのカーテンの隙間から顔を出した乙女が声をかける。
「言われた通り、着てみましたけど……」
「お!見せて見せて?」
「いや、でもコレ、ちょっと恥ずかしいっていうか……」
モジモジと戸惑う乙女に構わず、
「いいからいいから」
キョーコがバッとカーテンを開く。
するとそこにはホットパンツに丈の短いTシャツ姿の乙女の姿が!
ビシバシと食い込むホットパンツに縛り付けられた大きな腰から伸びる太ももが、さらに存在感をまし、
体にぴったりとフィットしたTシャツからは大きなバストが、今にもはちきれそうだ。
セクシースタイル定番のダブルコンボは流石の破壊力を持ったエロさ加減を発揮していた。
「いや~ん」というセリフを口にしていたら完璧だったろうが
さすがにそれは言わなかったのが残念でしょうがない。
「おお~!それも似合う~」
顔を赤らめ体を隠す乙女。
しかしムンムンと発揮される魅惑のフェロモンは隠せない。
「いや、この格好やっぱり恥ずかしいんですけど!
おヘソ出ちゃうし!お尻とかちょっとはみ出してるし!」
「それがいいんだって!エロかわエロかわ!」
恥じらう乙女の姿がキョーコのイタズラ心を刺激する。
「よし!これにしよう!店員さーん、これも買いマース!」
「え?!ま、マジで?!」
「当然!」
「え?え?で、でも……そ、そうだ、他にも服をいろいろプレゼントしてもらったし、
これ以上はさすがに申し訳ないから!」
そんな乙女の必死の言い訳にもキョーコはしれっと答える。
「あ、私お年玉貯金とか結構いっぱいあるから心配しないで」
「で、でも悪いよ!」
焦る乙女。
だが、キョーコは意にも介さず店員と交渉する。
「このまま着ていくんで、お会計お願いしまーす!」
「はい!お買い上げありがとうございま~す」
「うぉーい?!僕のお話きいてください~!」
乙女の抗議もどこ吹く風、キョーコは会計を済ませると荷物を入れた袋を手に
乙女の手を取り、店員の声に見送られ店の外へ意気揚々と歩き出す。
「ありがとうございました~」
笑顔の店員に見送られながら、あれよあれよという間に大通りへ連れて行かれた乙女に周囲の視線が集まると、
当然のことながら乙女はモジモジと戸惑う。
その仕草がさらに周囲の注目を引様は、まさに蟻地獄、エロスのスパイラル状態といえよう。
だが、キョーコはそんな乙女の様子にも、我関せずといった面持ちでスタスタと歩を進めて先を行く。
乙女はたまらず、体を隠すようにしながらキョーコに追いすがった。
「待って待って!キョーコ、ほんとにこのまま行くの?!」
「当然!」
「無理無理無理!無理だって!恥ずかしくて死んじゃう!」
「なんで?すっごくエロ可愛いんだから自信持たなきゃ!それに女体での生活にもなれとかなきゃでしょ?」
「いやいやいや、それで何故エロい格好しなきゃならないのか、意味わからんですよ?!」
「大丈夫!今時それぐらいの露出は当然だから!私は着ないけど。恥ずかしいから」
「それを僕に着せる?!」
「はいはい、ごちゃごちゃ言わず覚悟を決める!さあ!次の目的地へ!レッツらゴー!」
「ふええええええええ、おヘソが、お尻がぁ……」
道行く人々の注目を浴び、
哀れ、乙女は情けなくも色っぽい声を上げ、キョーコに強引に連れて行かれるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる