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私は普通です!
その後、夜の訓練にハルトムートとガストンが加わるようになった。
レヴィアの結界だけでは、ガストンには隠しきれないというのだから仕方ない。
またハルトムートに「ズルい」と言われてしまったが、今度の「ズルい」が一人で訓練していたことに対するものなのは、間違いないだろう。
ナハトの存在も、バレてしまった。
訓練にナハトだけ除け者にするわけにはいかなかったからだ。
ナハトを紹介し、ナハトは妖精ではなく魔獣なのだと言い訳するミナを、ハルトムートが「そういう問題じゃない!」と怒鳴りつける。
ではどういう問題なのかと聞き返したいのだが、絶対怒られることは確実だ。
これ以上ハルトムートを怒らせたくないミナは、不承不承諦める。
一緒に訓練することに、今さら抵抗はないのだが、それでもミナは、夜の訓練を突然はじめたハルトムートが体調を崩すのではないかと心配になった。
「ムリはしないでくださいね」
「お前もやっていることだろう。ムリでなどあるものか!」
ムッとするハルトムートと、それでも心配なミナ。
二人を見かねたガストンは、自分がハルトムートに回復魔法をかけると提案してくれる。
「あなたは、とても主を心配してくださっているのですね。レヴィアを従えているというのでどんな方かと思いましたが……優しいレディで安心いたしました」
落ち着いた笑みを浮かべてミナに語りかけてくるガストン。
さり気なくレヴィアをデスっているあたり、彼もなかなかくせ者のようだ。
「私が主と決めたのだ。心身共に一流であることは必然だろう。……まあ、かなり“規格外れ”ではあるがな」
デスられていることは気にならないのか、レヴィアはそんなことを言い出す。
“規格外れ”とは、どういう意味だろう?
「……たしかに、こいつが“規格外れ”であることは否定できないな」
ミナはわからないのに、ハルトムートがレヴィアに同意した。
「貴公の主なのだ。“規格外れ”でなければ務まらないのだろうよ」
どうやらガストンにも、ミナは“規格外れ”だと認定されてしまったようだ。
まったくもって不本意である。
「私は、普通です! 勝手に納得しないでください」
声を大にして主張するのだが、何故か三人から呆れたような視線を向けられてしまった。
「我らを強く惹き寄せるほどのモノを作り出しておいて、普通とは――――」
「こいつは規格外の上、常識外れだからな」
仲が悪いはずのガストンとレヴィアが頷き合う。
「お前が普通なら世の中に普通の奴はいなくなる!」
ハルトムートは、また怒りだしてしまった。
「ヒドいわ! ナハト、ナハトなら私に賛成してくれるわよね?」
「ニ? ……ニヤァ~……」
最後の頼みとばかりにナハトにすがりついたのだが、賢い魔獣は顔を背け、困ったような鳴き声をあげる。
「……私は、普通よ!」
ミナの叫び声が、むなしく空に響いていった。
そんなこんなではじまったハルトムートの夜間訓練だが、その成果はすぐに現れる。
(さすがラスボスや。レヴィアやガストンの指導もすぐに理解して自分のものにするんやもん! ……あたしも負けてられへんで!!)
ミナは密かに闘士を燃やす。
学園でも、ハルトムートの変化は著しかった。
実戦訓練の授業で、頭ひとつ飛び抜けていたミナに、猛然と追いついてきたのである。
「なんか、メキメキ頭角を現してきたよね。やっぱりさすが王子さまなのかなぁ」
授業の終了間近、ミナの隣に並んできたルーノが、少し悔しそうに話しかけてくる。
希少な二属性持ちのルーノだが、ハルトムートとの力の差は歴然だ。
「ルーノだって、最初の頃よりうんと強くなったじゃない」
「まあ、ミナの家でずいぶん鍛えてもらっているからね」
ルージュと一緒にエストマン伯爵邸を訪れて以降、ルーノは放課後ほぼ毎日のようにミナたちと一緒に訓練をしている。
当然強くなっているのだが、夜の訓練をしない分、ハルトムートに及ばない。
少し落ち込んでいるルーノに、ミナは声をかけた。
「……うちに就職してくれる話、前向きに考えていてくれる?」
今は孤児院にいるルーノだが、いつまでもそういうわけにはいかない。
ミナはルーノに自分の家に来ないかと前から誘っているのだ。
もちろん妹のローズも一緒にだ。
名目上は住み込みの使用人になるが、ミナは友人として遇するつもりでいる。
「……うん。ありがとう。俺にはもったいないような話だよ。ローズもミナと一緒に暮らせるって喜んでいるけれど……でも、本当に俺なんかでいいのかな?」
「もちろんよ! お父さまにも、もう許可はいただいているのよ。きちんと調査して、ルーノだったら大丈夫だって、太鼓判も押してもらっているの! 学園にも一緒に通えるし、安心してきてちょうだい!」
ミナの誘いを受けて、ルーノは面映ゆそうに笑う。
親バカなエストマン伯爵の調査が、かなり甘いものであっただろうことは想像できないわけではないが、それでも認められたのだと思えば嬉しくないわけがないのだろう。
「……うん。ローズともう一度よく話し合って、できればお願いしたいと思っているよ」
ルーノのその答えに、ミナは嬉しくなった。
「絶対よ!」
ルーノはコクリと頷いた。
(よっしゃぁ~っ! これでいざという時にハルトムートをふん縛る助っ人ゲットや! ……お父さまにめっちゃ怒られたけど、孤児院訪問を打ちあけておいてよかった。ルーノの孤児院は、エストマン伯爵家の援助を受けてもう全然心配ないようになっているし、きっとルーノもローズも、うちに来てくれるわ!)
エストマン伯爵は、大切な愛娘が自分に隠れて孤児院を援助していたことに、かなり怒った。
それでも最後はミナの訴えを聞いてくれたのだ。話のわかる父親で良かったとミナは心から思う。
(……ああ、でも最近のハルトムートの成長ぶりを見ていると、もう少し助っ人がほしいんやけどなぁ~)
ミナがそう思った、丁度その時、
「――――ヴィルヘルミナさま」
ミナの背後から、声がかかった。
振り向いたミナの視界に、真紅の髪が飛び込む。
そこには、どこか思い詰めたような表情をしたルージュが立っていた。
「……ルージュさん?」
ルージュとは、先日エストマン伯爵邸で怒らせてしまって以降、気まずいままだ。
クラスで一緒になっても必要最低限の会話しかしないし、視線も合わない。
(別に、あたしは普通にしているつもりなんやけど……徹底的に避けられているんよね)
何か用があって一緒に行動することになっても、終わればさっさと背中を向ける。
これで避けられていないと思えるほど、ミナは脳天気ではない。
そんなルージュが自分からミナに声をかけてきたのだ。
何事だろうと、ミナは身構える。
「……ハルトムート殿下に、いったい何をしたのですか?」
ルージュの口から出たのは、そんな問いかけだった。
「何を……って?」
「最近の殿下の強さは、尋常ではありません! きっと何か特別な特訓をしたのでしょう!? そうでなければ、こんなに急に強くなられるはずがないですもの!! ……だったら、お願い! その特訓方法を、私にも教えてください!!」
ルージュはそう言って勢いよく頭を下げた。
ミナは困ってしまう。
(いや、たしかに“何か”したって言えばしたんやけど――――)
ハルトムートが強くなったのは、間違いなく夜間特訓のせいだ。
そして彼が夜間訓練に参加するようになったのは、ガストンという妖精闘士を得たせいで、その原因は、ミナが作ったビーズアクセサリー。
“何もしなかった”とは言えないミナだ。
しかし、その方法は万人に可能かと言えば、そうではない。
(レヴィア、あなたとガストンくらい強い妖精は、他にいるの?)
心の中でミナはレヴィアに問いかける。
即座に不機嫌そうな声が返ってきた。
(ガストンなどと私を並べて比するのは止めてもらおうか。私ほど美しく強い存在はいないのだと、何度言えばお前は理解するのだ? ガストンなどは、ちょっと力が強いだけの脳筋でしかないのだからな! ……まあ、それでも他の妖精に比べれば、強いと言えないわけではないが――――)
(ハイハイ。それで結局、いるの? いないの?)
(――――いない)
ブスッとした声でレヴィアは答えた。
(お前は! 私が一番美しく強いのだということを、本当に理解していないだろう?!)
続けて不満そうな声が聞こえるが、それは軽く聞き流す。
要は、これからミナがどんなに美しいビーズアクセサリーを作っても、レヴィアやガストンのような強い妖精が宿ることはないということが重要なのだ。
ハルトムートの急成長がガストンを得たことに起因しているとすれば、ルージュはそこまで強くなることはできない。
(一緒に夜間訓練をすることは可能やもしれへんけど……でも、妖精の加護なしに、あの特訓に加わるのは難しいわよね?)
妖精の中でも妖精女王に次ぐといわれるレヴィアやガストン、そして魔獣ナハトを加えた特訓が、かなりハードであることは言うまでもないことだ。
(教えてもムダなら、言わない方がいいのかも)
そう思ったミナは、断ろうと思いルージュを見る。
(……っ、うっわ!)
そして――――息をのんだ!
ヘーゼル色の二つの目が、食らいつくような勢いでミナを見つめている。
必死の形相が、ミナの断りの言葉を舌の上で凍りつかせる。
(……いや、そんな死に物狂いで見られても)
ミナは、困って逡巡する。
――――結局。
「もう一度、我が家に来る?」
ミナはそうたずねていた。
レヴィアの結界だけでは、ガストンには隠しきれないというのだから仕方ない。
またハルトムートに「ズルい」と言われてしまったが、今度の「ズルい」が一人で訓練していたことに対するものなのは、間違いないだろう。
ナハトの存在も、バレてしまった。
訓練にナハトだけ除け者にするわけにはいかなかったからだ。
ナハトを紹介し、ナハトは妖精ではなく魔獣なのだと言い訳するミナを、ハルトムートが「そういう問題じゃない!」と怒鳴りつける。
ではどういう問題なのかと聞き返したいのだが、絶対怒られることは確実だ。
これ以上ハルトムートを怒らせたくないミナは、不承不承諦める。
一緒に訓練することに、今さら抵抗はないのだが、それでもミナは、夜の訓練を突然はじめたハルトムートが体調を崩すのではないかと心配になった。
「ムリはしないでくださいね」
「お前もやっていることだろう。ムリでなどあるものか!」
ムッとするハルトムートと、それでも心配なミナ。
二人を見かねたガストンは、自分がハルトムートに回復魔法をかけると提案してくれる。
「あなたは、とても主を心配してくださっているのですね。レヴィアを従えているというのでどんな方かと思いましたが……優しいレディで安心いたしました」
落ち着いた笑みを浮かべてミナに語りかけてくるガストン。
さり気なくレヴィアをデスっているあたり、彼もなかなかくせ者のようだ。
「私が主と決めたのだ。心身共に一流であることは必然だろう。……まあ、かなり“規格外れ”ではあるがな」
デスられていることは気にならないのか、レヴィアはそんなことを言い出す。
“規格外れ”とは、どういう意味だろう?
「……たしかに、こいつが“規格外れ”であることは否定できないな」
ミナはわからないのに、ハルトムートがレヴィアに同意した。
「貴公の主なのだ。“規格外れ”でなければ務まらないのだろうよ」
どうやらガストンにも、ミナは“規格外れ”だと認定されてしまったようだ。
まったくもって不本意である。
「私は、普通です! 勝手に納得しないでください」
声を大にして主張するのだが、何故か三人から呆れたような視線を向けられてしまった。
「我らを強く惹き寄せるほどのモノを作り出しておいて、普通とは――――」
「こいつは規格外の上、常識外れだからな」
仲が悪いはずのガストンとレヴィアが頷き合う。
「お前が普通なら世の中に普通の奴はいなくなる!」
ハルトムートは、また怒りだしてしまった。
「ヒドいわ! ナハト、ナハトなら私に賛成してくれるわよね?」
「ニ? ……ニヤァ~……」
最後の頼みとばかりにナハトにすがりついたのだが、賢い魔獣は顔を背け、困ったような鳴き声をあげる。
「……私は、普通よ!」
ミナの叫び声が、むなしく空に響いていった。
そんなこんなではじまったハルトムートの夜間訓練だが、その成果はすぐに現れる。
(さすがラスボスや。レヴィアやガストンの指導もすぐに理解して自分のものにするんやもん! ……あたしも負けてられへんで!!)
ミナは密かに闘士を燃やす。
学園でも、ハルトムートの変化は著しかった。
実戦訓練の授業で、頭ひとつ飛び抜けていたミナに、猛然と追いついてきたのである。
「なんか、メキメキ頭角を現してきたよね。やっぱりさすが王子さまなのかなぁ」
授業の終了間近、ミナの隣に並んできたルーノが、少し悔しそうに話しかけてくる。
希少な二属性持ちのルーノだが、ハルトムートとの力の差は歴然だ。
「ルーノだって、最初の頃よりうんと強くなったじゃない」
「まあ、ミナの家でずいぶん鍛えてもらっているからね」
ルージュと一緒にエストマン伯爵邸を訪れて以降、ルーノは放課後ほぼ毎日のようにミナたちと一緒に訓練をしている。
当然強くなっているのだが、夜の訓練をしない分、ハルトムートに及ばない。
少し落ち込んでいるルーノに、ミナは声をかけた。
「……うちに就職してくれる話、前向きに考えていてくれる?」
今は孤児院にいるルーノだが、いつまでもそういうわけにはいかない。
ミナはルーノに自分の家に来ないかと前から誘っているのだ。
もちろん妹のローズも一緒にだ。
名目上は住み込みの使用人になるが、ミナは友人として遇するつもりでいる。
「……うん。ありがとう。俺にはもったいないような話だよ。ローズもミナと一緒に暮らせるって喜んでいるけれど……でも、本当に俺なんかでいいのかな?」
「もちろんよ! お父さまにも、もう許可はいただいているのよ。きちんと調査して、ルーノだったら大丈夫だって、太鼓判も押してもらっているの! 学園にも一緒に通えるし、安心してきてちょうだい!」
ミナの誘いを受けて、ルーノは面映ゆそうに笑う。
親バカなエストマン伯爵の調査が、かなり甘いものであっただろうことは想像できないわけではないが、それでも認められたのだと思えば嬉しくないわけがないのだろう。
「……うん。ローズともう一度よく話し合って、できればお願いしたいと思っているよ」
ルーノのその答えに、ミナは嬉しくなった。
「絶対よ!」
ルーノはコクリと頷いた。
(よっしゃぁ~っ! これでいざという時にハルトムートをふん縛る助っ人ゲットや! ……お父さまにめっちゃ怒られたけど、孤児院訪問を打ちあけておいてよかった。ルーノの孤児院は、エストマン伯爵家の援助を受けてもう全然心配ないようになっているし、きっとルーノもローズも、うちに来てくれるわ!)
エストマン伯爵は、大切な愛娘が自分に隠れて孤児院を援助していたことに、かなり怒った。
それでも最後はミナの訴えを聞いてくれたのだ。話のわかる父親で良かったとミナは心から思う。
(……ああ、でも最近のハルトムートの成長ぶりを見ていると、もう少し助っ人がほしいんやけどなぁ~)
ミナがそう思った、丁度その時、
「――――ヴィルヘルミナさま」
ミナの背後から、声がかかった。
振り向いたミナの視界に、真紅の髪が飛び込む。
そこには、どこか思い詰めたような表情をしたルージュが立っていた。
「……ルージュさん?」
ルージュとは、先日エストマン伯爵邸で怒らせてしまって以降、気まずいままだ。
クラスで一緒になっても必要最低限の会話しかしないし、視線も合わない。
(別に、あたしは普通にしているつもりなんやけど……徹底的に避けられているんよね)
何か用があって一緒に行動することになっても、終わればさっさと背中を向ける。
これで避けられていないと思えるほど、ミナは脳天気ではない。
そんなルージュが自分からミナに声をかけてきたのだ。
何事だろうと、ミナは身構える。
「……ハルトムート殿下に、いったい何をしたのですか?」
ルージュの口から出たのは、そんな問いかけだった。
「何を……って?」
「最近の殿下の強さは、尋常ではありません! きっと何か特別な特訓をしたのでしょう!? そうでなければ、こんなに急に強くなられるはずがないですもの!! ……だったら、お願い! その特訓方法を、私にも教えてください!!」
ルージュはそう言って勢いよく頭を下げた。
ミナは困ってしまう。
(いや、たしかに“何か”したって言えばしたんやけど――――)
ハルトムートが強くなったのは、間違いなく夜間特訓のせいだ。
そして彼が夜間訓練に参加するようになったのは、ガストンという妖精闘士を得たせいで、その原因は、ミナが作ったビーズアクセサリー。
“何もしなかった”とは言えないミナだ。
しかし、その方法は万人に可能かと言えば、そうではない。
(レヴィア、あなたとガストンくらい強い妖精は、他にいるの?)
心の中でミナはレヴィアに問いかける。
即座に不機嫌そうな声が返ってきた。
(ガストンなどと私を並べて比するのは止めてもらおうか。私ほど美しく強い存在はいないのだと、何度言えばお前は理解するのだ? ガストンなどは、ちょっと力が強いだけの脳筋でしかないのだからな! ……まあ、それでも他の妖精に比べれば、強いと言えないわけではないが――――)
(ハイハイ。それで結局、いるの? いないの?)
(――――いない)
ブスッとした声でレヴィアは答えた。
(お前は! 私が一番美しく強いのだということを、本当に理解していないだろう?!)
続けて不満そうな声が聞こえるが、それは軽く聞き流す。
要は、これからミナがどんなに美しいビーズアクセサリーを作っても、レヴィアやガストンのような強い妖精が宿ることはないということが重要なのだ。
ハルトムートの急成長がガストンを得たことに起因しているとすれば、ルージュはそこまで強くなることはできない。
(一緒に夜間訓練をすることは可能やもしれへんけど……でも、妖精の加護なしに、あの特訓に加わるのは難しいわよね?)
妖精の中でも妖精女王に次ぐといわれるレヴィアやガストン、そして魔獣ナハトを加えた特訓が、かなりハードであることは言うまでもないことだ。
(教えてもムダなら、言わない方がいいのかも)
そう思ったミナは、断ろうと思いルージュを見る。
(……っ、うっわ!)
そして――――息をのんだ!
ヘーゼル色の二つの目が、食らいつくような勢いでミナを見つめている。
必死の形相が、ミナの断りの言葉を舌の上で凍りつかせる。
(……いや、そんな死に物狂いで見られても)
ミナは、困って逡巡する。
――――結局。
「もう一度、我が家に来る?」
ミナはそうたずねていた。
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