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第八章 ダンジョンを攻略して女神様に会おう1
4、背徳のもふもふ! 念話習得☆プレゼントby女神様?
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60階のセーフティゾーンに戻る。ボクは、念話スキル習得の可能性について話した。その間は、この建物の中で皆が鍛錬を続ける事になる。
上階への階段がある部屋まで行くと、和弘さんが声を上げた。
「……部屋が増えてる!」
「「「……!」」」「「「……」」」
先ほど水の中にはいる迄は、この建物は二つの部屋しかなかった。階段を下りると30m四方くらいの大きな部屋に扉が一つだけあった。扉を開けると、やはり同じくらい広い部屋がありその向こうに水のエリアに続く扉があった。
そして現在では、それぞれの壁に扉が出来ている。
「これ、引き返して正解だったって事だよね?」
「ああ……、部屋の中を見てみようか」
水の中へ続く扉の部屋から戻り、左手の部屋から見ていく。部屋の中に二つの宝箱があった。
みんな何となく分かった。この宝箱は、ブランカさんとマリアさんに、用意されたモノであると……。
それぞれ宝箱を開けて、中身を見ると本が入っている。二人が手に取ると宝箱が消えていく。
「これは、付与魔法を得るための魔導書のようです」
「こちらも、魔導書です。風魔法が使える様になりますね」
ブランカさんとマリアさんが本を開くと、文字が輝いて光となって二人を包み込む。光が消えると魔導書もまた消えていた。
ブランカさんマリアさんが、こちらを見てニッと笑う。
「……そういえば、今まで宝箱を見ませんでしたね?」
「50階までに見なかったのは、階段から階段まで最短距離で移動してたからですね」
「そうそう、通路の行き止まりや、隠し部屋によく置いてありますよ」
ボクが疑問を口にすると、ダンジョン経験者のブランカさんマリアさんが答えてくれた。ぽちの鼻やうさ子の耳で、無駄なくダンジョンを攻略しすぎたかもしれない。
「地下50階からは、女神様の思し召しのまま……」
「……ですね」
女神様って……案外と暇なんだろうか? それぞれに対応する専用ダンジョンにプレゼント。力は凄いけど、友達いないのかも……。
中央の部屋に戻り、次の部屋へ入る。四つの宝箱がある。これは、空野家のために用意されたモノだと分かる。
今度も、どの宝箱が誰のモノなのか分かるらしく迷いなく、それぞれが宝箱の中身を手に取った。入っていたのは、やはり魔導書だった……。
「……実体化というスキルが得られるようだ」
「あれっ!同じだ」「こっちも」
「同じです」
「みんな別々のスキルなら、2~3年で家族みんな覚えられるのにね」
「……ん、女神様はお見通しなのかも」
四人ともブランカさんたち度同様に、魔導書を開き力を手に入れた。
効果や時間はレベルにもよるが、幻影魔法を実体化出来るようになったらしい。しかし、それ強過ぎないか……?
あと一部屋、期待が高まる。
部屋の奥に一つ、手前に少し小さめの三つの宝箱がある。ボク達に用意されたモノだ……。
『これが、ぽちの~』『たまのは、これ~』
『うさ子の~』
うん、ちゃんと自分のモノが分かるようだ。ボクが開けてあげると、三つとも綺麗な専用のネックレスだった。
それぞれ付けて上げる。と、しっかりと固定されて動かなくなる。
ボクにもネックレスの力が分かるようになった。それは、ヨロイの様なモノだった。見えない力場が体を覆い守ってくれる。
その強度は、魔力と使用MPで変化する。たぶん、超一級品と言って良いだろう。
最後に、ボクのために用意された宝箱を期待を込めて開けた。
「……なに、これ?」
いや、知ってるよ。ボクは同じものを持っているから……。でも、何これ? どういうこと。
宝箱の中身は、ブランドボールペンと換え芯だった。
花音ちゃんが言ってた……。(女神様は、お見通し)
うん、たしか……。ボクは、ダンジョン物だと言って売りさばいた覚えがある。
そのせいなのか?
でも、ちょっと女神様ひどくない? 絶対、会って一言いってやる。
ボクの念話は、守護者のジョブに付いている特殊スキルで念話が出来るのは、ぽち、たま、うさ子に限られている。
念話を覚えてもらうために、どうすればよいのか?
ボクは、リンクを強め感覚をより強く共有した状態を保つことにした。
その時の事である。
「たまさん、よろしいですか?」
「にゃ~?」
ブランカさんはモフリストとしてのレベルを上げていた。
撫で、撫で……、撫で、撫で~。
「にゃ~~、にゃ~ん」
たまが、リンクした感覚を送ってきた。ブランカさんの手が……。そして、ギュッとして、もにゅもにゅ……抱き上げられていた。
『ナ、ナイスだ。たま』
『うさ子もいく~』『ぽちも~!』
『えっ!』
うさ子がマリアさんの胸に飛び込んだ……。
「あら、うさ子さん。どうしました? はっ~、モフモフですね~」
先を越された、ぽちが何を血迷ったのか和弘さんの下へ。
『ちょっと待った~、ぽちストップ!』
ボクは慌てて、ぽちとのリンクを通常に戻す。ギリギリ間に合った……。
「……ん、ぽちくん。学者犬の芸を共に磨く気になってくれたのかな」
そう言うと和弘さんが、ぽちを撫で撫でしている。
ボクは、念話スキル習得に危険が伴う事を知る事になった。
『カイトと一緒にブランカのおっぱい、もにゅもにゅ~』
『マリアのちっぱい、ぷにゅぷにゅ~』
『……たま、うさ子!』
まずい、このままでは……ぽち、たま、うさ子が念話を覚えた時に、バレてしまう。不可抗力であって、偶然だから、狙ってないから~。
三匹に、言ってはダメな事を説明した。ボクの信用が、命が? かかっている。
何度も、何度も……。
繰り返し、説明し続けた。そして、……三匹は念話を覚えていた。
それぞれが、戦い方に新しいスキルを取り入れ鍛えていた。
ボク達は、念話の他にもエアウォークやテレポートを鍛えた。三匹は、今後の為にもお互いのスキルを覚える必要もある。
思った以上に早く、ぽち、たま、うさ子は、お互いのスキルを覚えていく……。
ある日の食事の時に花織さんが、言っていた言葉を思い出す。
「こうやって一緒に食事をしているのだから、もう私たちは家族みたいなものね」
もしかして、花織さんのスキル内助の功の影響だろうか?
三匹以外とも念話での会話の練習をした。そして簡単な合図を決める。ボク達は、やっと60階層に挑む準備が終わった。
上階への階段がある部屋まで行くと、和弘さんが声を上げた。
「……部屋が増えてる!」
「「「……!」」」「「「……」」」
先ほど水の中にはいる迄は、この建物は二つの部屋しかなかった。階段を下りると30m四方くらいの大きな部屋に扉が一つだけあった。扉を開けると、やはり同じくらい広い部屋がありその向こうに水のエリアに続く扉があった。
そして現在では、それぞれの壁に扉が出来ている。
「これ、引き返して正解だったって事だよね?」
「ああ……、部屋の中を見てみようか」
水の中へ続く扉の部屋から戻り、左手の部屋から見ていく。部屋の中に二つの宝箱があった。
みんな何となく分かった。この宝箱は、ブランカさんとマリアさんに、用意されたモノであると……。
それぞれ宝箱を開けて、中身を見ると本が入っている。二人が手に取ると宝箱が消えていく。
「これは、付与魔法を得るための魔導書のようです」
「こちらも、魔導書です。風魔法が使える様になりますね」
ブランカさんとマリアさんが本を開くと、文字が輝いて光となって二人を包み込む。光が消えると魔導書もまた消えていた。
ブランカさんマリアさんが、こちらを見てニッと笑う。
「……そういえば、今まで宝箱を見ませんでしたね?」
「50階までに見なかったのは、階段から階段まで最短距離で移動してたからですね」
「そうそう、通路の行き止まりや、隠し部屋によく置いてありますよ」
ボクが疑問を口にすると、ダンジョン経験者のブランカさんマリアさんが答えてくれた。ぽちの鼻やうさ子の耳で、無駄なくダンジョンを攻略しすぎたかもしれない。
「地下50階からは、女神様の思し召しのまま……」
「……ですね」
女神様って……案外と暇なんだろうか? それぞれに対応する専用ダンジョンにプレゼント。力は凄いけど、友達いないのかも……。
中央の部屋に戻り、次の部屋へ入る。四つの宝箱がある。これは、空野家のために用意されたモノだと分かる。
今度も、どの宝箱が誰のモノなのか分かるらしく迷いなく、それぞれが宝箱の中身を手に取った。入っていたのは、やはり魔導書だった……。
「……実体化というスキルが得られるようだ」
「あれっ!同じだ」「こっちも」
「同じです」
「みんな別々のスキルなら、2~3年で家族みんな覚えられるのにね」
「……ん、女神様はお見通しなのかも」
四人ともブランカさんたち度同様に、魔導書を開き力を手に入れた。
効果や時間はレベルにもよるが、幻影魔法を実体化出来るようになったらしい。しかし、それ強過ぎないか……?
あと一部屋、期待が高まる。
部屋の奥に一つ、手前に少し小さめの三つの宝箱がある。ボク達に用意されたモノだ……。
『これが、ぽちの~』『たまのは、これ~』
『うさ子の~』
うん、ちゃんと自分のモノが分かるようだ。ボクが開けてあげると、三つとも綺麗な専用のネックレスだった。
それぞれ付けて上げる。と、しっかりと固定されて動かなくなる。
ボクにもネックレスの力が分かるようになった。それは、ヨロイの様なモノだった。見えない力場が体を覆い守ってくれる。
その強度は、魔力と使用MPで変化する。たぶん、超一級品と言って良いだろう。
最後に、ボクのために用意された宝箱を期待を込めて開けた。
「……なに、これ?」
いや、知ってるよ。ボクは同じものを持っているから……。でも、何これ? どういうこと。
宝箱の中身は、ブランドボールペンと換え芯だった。
花音ちゃんが言ってた……。(女神様は、お見通し)
うん、たしか……。ボクは、ダンジョン物だと言って売りさばいた覚えがある。
そのせいなのか?
でも、ちょっと女神様ひどくない? 絶対、会って一言いってやる。
ボクの念話は、守護者のジョブに付いている特殊スキルで念話が出来るのは、ぽち、たま、うさ子に限られている。
念話を覚えてもらうために、どうすればよいのか?
ボクは、リンクを強め感覚をより強く共有した状態を保つことにした。
その時の事である。
「たまさん、よろしいですか?」
「にゃ~?」
ブランカさんはモフリストとしてのレベルを上げていた。
撫で、撫で……、撫で、撫で~。
「にゃ~~、にゃ~ん」
たまが、リンクした感覚を送ってきた。ブランカさんの手が……。そして、ギュッとして、もにゅもにゅ……抱き上げられていた。
『ナ、ナイスだ。たま』
『うさ子もいく~』『ぽちも~!』
『えっ!』
うさ子がマリアさんの胸に飛び込んだ……。
「あら、うさ子さん。どうしました? はっ~、モフモフですね~」
先を越された、ぽちが何を血迷ったのか和弘さんの下へ。
『ちょっと待った~、ぽちストップ!』
ボクは慌てて、ぽちとのリンクを通常に戻す。ギリギリ間に合った……。
「……ん、ぽちくん。学者犬の芸を共に磨く気になってくれたのかな」
そう言うと和弘さんが、ぽちを撫で撫でしている。
ボクは、念話スキル習得に危険が伴う事を知る事になった。
『カイトと一緒にブランカのおっぱい、もにゅもにゅ~』
『マリアのちっぱい、ぷにゅぷにゅ~』
『……たま、うさ子!』
まずい、このままでは……ぽち、たま、うさ子が念話を覚えた時に、バレてしまう。不可抗力であって、偶然だから、狙ってないから~。
三匹に、言ってはダメな事を説明した。ボクの信用が、命が? かかっている。
何度も、何度も……。
繰り返し、説明し続けた。そして、……三匹は念話を覚えていた。
それぞれが、戦い方に新しいスキルを取り入れ鍛えていた。
ボク達は、念話の他にもエアウォークやテレポートを鍛えた。三匹は、今後の為にもお互いのスキルを覚える必要もある。
思った以上に早く、ぽち、たま、うさ子は、お互いのスキルを覚えていく……。
ある日の食事の時に花織さんが、言っていた言葉を思い出す。
「こうやって一緒に食事をしているのだから、もう私たちは家族みたいなものね」
もしかして、花織さんのスキル内助の功の影響だろうか?
三匹以外とも念話での会話の練習をした。そして簡単な合図を決める。ボク達は、やっと60階層に挑む準備が終わった。
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