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1 明日葉明日香との遭遇
第2話
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店内に入った瞬間、僕の体は冷気に包まれ、体温が下がっていく感覚に襲われる。そこには『暑い』という言葉が似合う場所はどこにも見あたらない。ひたすら涼しい。今の僕にとって、ここはまさに天国のようだった。
「あれ、君、この前の!」
奥から一人の男が近寄ってきた。黒縁の眼鏡を掛けて、口の周りに濃い髭を生やしている。この店の店長である。
彼は僕の横に立っているAさんを一瞥すると、僕の耳元で声を潜めて言って来た。
「……この前のあの人は?」
「一緒じゃないですから安心してください」
穏やかにそう告げると、ほっとしたように息を吐いて、店長はにこやかな表情で僕たちに頭を下げる。どうぞごゆっくりとだけ残し、店の奥に消えていった。
横を見ると、Aさんが不思議そうな顔で僕の方を見ていた。
「お知り合いなんですか?」
「まあ、そんな感じですかね」
曖昧な返事でお茶を濁す。彼女は首を傾げていたが、すぐに席を探して歩き始めた。僕もそれに着いていく。
店長とは、この店に初めて来たときに起きたある出来事がきっかけで知り合った。しかし、あの時のことを僕はあまり思い出したくない。まあ、その出来事というのは連れの友人が一人で起こしたことなのだが……。
窓際の適当なテーブルに二人で向かい合って座った。ウエイトレスさんが注文をとりに来る。彼女がアイスコーヒーをすぐに注文したので、何故か僕も同じものにしてしまい、二秒後に激しく後悔した。
その後運ばれてきた水を飲み干すのには、三秒とかからなかった。水をここまで美味しいと思ったのは、これが初めてだ。水資源の大切さを身に染みて感じた瞬間である。守ろう、資源。
「あの、名前をまだ聞いていませんでしたね」
そろそろ何か話そうかと思ったとき、ベストタイミングで彼女がそう訊いてきた。どうやら彼女には本気で人の心を読む力があるらしいな、と懲りずに考える自分がいた。
「そういえばそうでしたか。僕は、山城零と言います。数字の0の漢字です」
「おー、なんか、かっこいいですね! 憧れちゃいます。私は明日葉明日香(あしたばあすか)です。明日っていう字が苗字と名前、どっちにも入ってるんですよ。変わってますよね」
「いえ、個性があっていいと思いますよ」
無駄なお世辞を言い合っているところに、二人分のコーヒーが来た。付いていた砂糖とクリームを入れて少し飲んでみたが、まだ十分苦い。一方彼女は、それらを入れずにブラックで飲んでいた。どうせなら砂糖とクリームを貰おうかと思ったが、さすがにやめておいた。
ここで、彼女――明日葉明日香のことを改めてよく見てみる。
服装は、どこかでみたことあるような絵柄がプリントされた白いTシャツに膝までの丈の青いスカートと、特に目立つものはないように見える。しかし、腰まで伸びたストレートの黒髪に、すらりと整った目鼻立ち、それを強調するかのような長いまつげ。おそらく、これが世間一般で言うところの美人という概念の手本なのではないかとも思えるくらいの美しさ。……正直、自分でも何言ってるのかよくわからないが、とりあえず僕の知る限りでは一番の美人であることは間違いないだろう。
苦くて熱いコーヒーと格闘しながら、僕は彼女と話す。実際には彼女が一方的にしゃべり続け、僕はたまに相づちを打っているだけなのだが。
それにしても、目の前のこの人は本当によくしゃべる人だ。初対面にも関わらず、自分の年やここに来た経緯などを詳しく僕に教えてくれた。本音を言えばあまり興味はなかったが、とりあえず微笑んでおく。最低限のマナーであろう。
「へぇ。じゃあ僕たち、同い年なんですね」
「え、そうだったんですか? それは奇遇です! よろしくお願いします」
そう言って片手を差し伸べてくる彼女。おそらく彼女はこういったことに慣れていて、普通のことなのだろうが、僕にとってはかなり意外というか、考えもしなかったというか。まあ、こういった状況に慣れてないわけで。
僕はおそるおそる手を伸ばして、彼女の手に軽く触れると、すぐに手を引っ込めた。彼女は不思議そうにこちらを見ていたが、数秒してくすっと笑った。というか今更思ったのだが、何をよろしくお願いするのだろう。別に社交事例だとは思うが、少し気になる所である。
「あの、それなら、こういう堅苦しいのはやめにしません?」
何の話だろうと首をひねる僕。
「言葉遣いですよ。私、敬語使うのとか結構苦手で……同い年なんだし、普通に話しませんか?」
先ほどから流暢に話しまくっていたのに何を言い出すんだろうかこの人は、とは思ったが、僕も同世代に敬語を使うのはあまり得意ではない方なので、どちらかというと助かりはした。しかし、会ってまだ数十分だというのに、よくそんな提案を できるものだ。感心に値する。
「んじゃ、やめましょうか」
「よかった。じゃあ、よろしくね、零君!」
彼女は満面の笑みを浮かべる。不意を突かれた僕は、思わず彼女から目を逸らしてしまった。いきなり名前で呼んでくるとは、不意打ちにも程がある……。
僕はなんとか平静を装いつつ、彼女に負けじとこちらも満面の笑みで向き直った。まあ、レベル的にはこちらの方が200くらい下なのだろうが。
「こちらこそ、えっと……」
「私のことは明日香でいいよ」
「あ、明日香……さん」
こういう場合、僕はへたれということになるのだろうか。しかし、いくらなんでもいきなり呼び捨てというのは無理がある。僕にはそんな度胸はない。
当の彼女はまったく気にしていないらしく、もう一度笑みで返すと、別の話をし始めた。
「私、この街の近くには住んでるだけど、この辺に来たのは初めてなの。友人からこのお店のこと聞いて、暇だから行こうかなと思ったんだけど……」
「道に迷ってしまった、と」
「方向音痴なのよね、私って」
苦笑を浮かべながら、彼女はコーヒーを一口飲む。何故ブラックで飲めるのだろう、という思いがまだ心の中に残っていた。僕にはとても真似できない。
パンフレットまで貰って迷うとは……方向音痴にもほどがあるのではないだろうか。でも、僕も財布を落とすというドジを踏んでいるので、彼女のことを馬鹿に出来る立場ではない。馬鹿にするつもりも更々ない。
「零君は、どうしてここへ?」
「今日は……暇だったから、ぶらぶらしようと思ってただけかな」
「じゃあ私たち、大体目的も同じなんだね」
「そうなるね」
とりあえず笑っておくが、よく考えると今の僕の現状は笑い事ではない。財布を落として一文無し。帰りの電車賃も携帯電話も電話代もない。つまり帰れない。
そして見ず知らずの人に奢って貰っているという状況。完璧な乞食である。なんという情けないことなのだろう。そう思うと、なんだか泣きたくなってきたが、無論顔には出さない。
「これからどうするつもり?」
「えーっと……」
彼女にとって日常的な質問も、今の僕にとっては答えるのが苦しいものとなる。これからって言ったって、お金がないから何も出来ない。これを彼女に伝えて、何か効果はあるだろうか。
僕が答えるのに躊躇していると、彼女は何かを閃いたような顔で言ってきた。
「あのさ、もし何もすることないのなら、ちょっと私に付き合ってくれない?」
彼女の発言は、毎回僕の予想の遥か斜め上を行くようだ。呆気に取られたような表情の僕は、どれほど間抜けに見えただろうか。
「ど、どこに?」
しどろもどろに訊く。内心、かなり動揺していた。
「見たい映画があるの。ほら、一人で映画見るのって、なんか寂しいじゃない?」
相変わらずの調子で彼女は話す。というか、タメ口になってから、かなり遠慮がなくなってきているきがする。別に気にはならないが、順応の早さに驚くばかりだ。僕なんかまだこの状況に結構緊張しているというのに。
「映画って、どんなの?」
「えっとね、悪い宇宙人が攻めてきて、それを頑張って倒すって感じ」
「……えらくアバウトだね」
「ごめん、私、説明とか苦手なの」
舌を出してはにかむ彼女を見て、美人は何をやらせても美人なんだな、とぼんやりと思う。
しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。美人から映画に誘われているというこの状況。一般男子からすれば最高に喜ばしいことなのかもしれないが、今の僕にとっては単純に喜ぶわけにはいかない。なんせ、一緒に見ようにも、こちらには金がないのだ。家に帰ることさえ出来ない人間に、どうして映画が見れようか。
こうなったら、もう、財布を落としたということを彼女に伝えるしかない。男には、プライドやら何やらを捨てなければいけないときがある。それがきっと今だろう。このまま無一文なことを隠しても、彼女に申し訳ない。
覚悟を決めて、口を開こうとした時だった。
「あ、お金のことだったら心配しなくていいよ。私、その映画のチケット二枚持ってるから」
やはり、彼女は人の思考を読むことができるらしい。本日四回目の思いだったが、本当にそうなのではないかと信じてしまえそうなくらい、その言葉のタイミングは絶妙だった。
「あれ、君、この前の!」
奥から一人の男が近寄ってきた。黒縁の眼鏡を掛けて、口の周りに濃い髭を生やしている。この店の店長である。
彼は僕の横に立っているAさんを一瞥すると、僕の耳元で声を潜めて言って来た。
「……この前のあの人は?」
「一緒じゃないですから安心してください」
穏やかにそう告げると、ほっとしたように息を吐いて、店長はにこやかな表情で僕たちに頭を下げる。どうぞごゆっくりとだけ残し、店の奥に消えていった。
横を見ると、Aさんが不思議そうな顔で僕の方を見ていた。
「お知り合いなんですか?」
「まあ、そんな感じですかね」
曖昧な返事でお茶を濁す。彼女は首を傾げていたが、すぐに席を探して歩き始めた。僕もそれに着いていく。
店長とは、この店に初めて来たときに起きたある出来事がきっかけで知り合った。しかし、あの時のことを僕はあまり思い出したくない。まあ、その出来事というのは連れの友人が一人で起こしたことなのだが……。
窓際の適当なテーブルに二人で向かい合って座った。ウエイトレスさんが注文をとりに来る。彼女がアイスコーヒーをすぐに注文したので、何故か僕も同じものにしてしまい、二秒後に激しく後悔した。
その後運ばれてきた水を飲み干すのには、三秒とかからなかった。水をここまで美味しいと思ったのは、これが初めてだ。水資源の大切さを身に染みて感じた瞬間である。守ろう、資源。
「あの、名前をまだ聞いていませんでしたね」
そろそろ何か話そうかと思ったとき、ベストタイミングで彼女がそう訊いてきた。どうやら彼女には本気で人の心を読む力があるらしいな、と懲りずに考える自分がいた。
「そういえばそうでしたか。僕は、山城零と言います。数字の0の漢字です」
「おー、なんか、かっこいいですね! 憧れちゃいます。私は明日葉明日香(あしたばあすか)です。明日っていう字が苗字と名前、どっちにも入ってるんですよ。変わってますよね」
「いえ、個性があっていいと思いますよ」
無駄なお世辞を言い合っているところに、二人分のコーヒーが来た。付いていた砂糖とクリームを入れて少し飲んでみたが、まだ十分苦い。一方彼女は、それらを入れずにブラックで飲んでいた。どうせなら砂糖とクリームを貰おうかと思ったが、さすがにやめておいた。
ここで、彼女――明日葉明日香のことを改めてよく見てみる。
服装は、どこかでみたことあるような絵柄がプリントされた白いTシャツに膝までの丈の青いスカートと、特に目立つものはないように見える。しかし、腰まで伸びたストレートの黒髪に、すらりと整った目鼻立ち、それを強調するかのような長いまつげ。おそらく、これが世間一般で言うところの美人という概念の手本なのではないかとも思えるくらいの美しさ。……正直、自分でも何言ってるのかよくわからないが、とりあえず僕の知る限りでは一番の美人であることは間違いないだろう。
苦くて熱いコーヒーと格闘しながら、僕は彼女と話す。実際には彼女が一方的にしゃべり続け、僕はたまに相づちを打っているだけなのだが。
それにしても、目の前のこの人は本当によくしゃべる人だ。初対面にも関わらず、自分の年やここに来た経緯などを詳しく僕に教えてくれた。本音を言えばあまり興味はなかったが、とりあえず微笑んでおく。最低限のマナーであろう。
「へぇ。じゃあ僕たち、同い年なんですね」
「え、そうだったんですか? それは奇遇です! よろしくお願いします」
そう言って片手を差し伸べてくる彼女。おそらく彼女はこういったことに慣れていて、普通のことなのだろうが、僕にとってはかなり意外というか、考えもしなかったというか。まあ、こういった状況に慣れてないわけで。
僕はおそるおそる手を伸ばして、彼女の手に軽く触れると、すぐに手を引っ込めた。彼女は不思議そうにこちらを見ていたが、数秒してくすっと笑った。というか今更思ったのだが、何をよろしくお願いするのだろう。別に社交事例だとは思うが、少し気になる所である。
「あの、それなら、こういう堅苦しいのはやめにしません?」
何の話だろうと首をひねる僕。
「言葉遣いですよ。私、敬語使うのとか結構苦手で……同い年なんだし、普通に話しませんか?」
先ほどから流暢に話しまくっていたのに何を言い出すんだろうかこの人は、とは思ったが、僕も同世代に敬語を使うのはあまり得意ではない方なので、どちらかというと助かりはした。しかし、会ってまだ数十分だというのに、よくそんな提案を できるものだ。感心に値する。
「んじゃ、やめましょうか」
「よかった。じゃあ、よろしくね、零君!」
彼女は満面の笑みを浮かべる。不意を突かれた僕は、思わず彼女から目を逸らしてしまった。いきなり名前で呼んでくるとは、不意打ちにも程がある……。
僕はなんとか平静を装いつつ、彼女に負けじとこちらも満面の笑みで向き直った。まあ、レベル的にはこちらの方が200くらい下なのだろうが。
「こちらこそ、えっと……」
「私のことは明日香でいいよ」
「あ、明日香……さん」
こういう場合、僕はへたれということになるのだろうか。しかし、いくらなんでもいきなり呼び捨てというのは無理がある。僕にはそんな度胸はない。
当の彼女はまったく気にしていないらしく、もう一度笑みで返すと、別の話をし始めた。
「私、この街の近くには住んでるだけど、この辺に来たのは初めてなの。友人からこのお店のこと聞いて、暇だから行こうかなと思ったんだけど……」
「道に迷ってしまった、と」
「方向音痴なのよね、私って」
苦笑を浮かべながら、彼女はコーヒーを一口飲む。何故ブラックで飲めるのだろう、という思いがまだ心の中に残っていた。僕にはとても真似できない。
パンフレットまで貰って迷うとは……方向音痴にもほどがあるのではないだろうか。でも、僕も財布を落とすというドジを踏んでいるので、彼女のことを馬鹿に出来る立場ではない。馬鹿にするつもりも更々ない。
「零君は、どうしてここへ?」
「今日は……暇だったから、ぶらぶらしようと思ってただけかな」
「じゃあ私たち、大体目的も同じなんだね」
「そうなるね」
とりあえず笑っておくが、よく考えると今の僕の現状は笑い事ではない。財布を落として一文無し。帰りの電車賃も携帯電話も電話代もない。つまり帰れない。
そして見ず知らずの人に奢って貰っているという状況。完璧な乞食である。なんという情けないことなのだろう。そう思うと、なんだか泣きたくなってきたが、無論顔には出さない。
「これからどうするつもり?」
「えーっと……」
彼女にとって日常的な質問も、今の僕にとっては答えるのが苦しいものとなる。これからって言ったって、お金がないから何も出来ない。これを彼女に伝えて、何か効果はあるだろうか。
僕が答えるのに躊躇していると、彼女は何かを閃いたような顔で言ってきた。
「あのさ、もし何もすることないのなら、ちょっと私に付き合ってくれない?」
彼女の発言は、毎回僕の予想の遥か斜め上を行くようだ。呆気に取られたような表情の僕は、どれほど間抜けに見えただろうか。
「ど、どこに?」
しどろもどろに訊く。内心、かなり動揺していた。
「見たい映画があるの。ほら、一人で映画見るのって、なんか寂しいじゃない?」
相変わらずの調子で彼女は話す。というか、タメ口になってから、かなり遠慮がなくなってきているきがする。別に気にはならないが、順応の早さに驚くばかりだ。僕なんかまだこの状況に結構緊張しているというのに。
「映画って、どんなの?」
「えっとね、悪い宇宙人が攻めてきて、それを頑張って倒すって感じ」
「……えらくアバウトだね」
「ごめん、私、説明とか苦手なの」
舌を出してはにかむ彼女を見て、美人は何をやらせても美人なんだな、とぼんやりと思う。
しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。美人から映画に誘われているというこの状況。一般男子からすれば最高に喜ばしいことなのかもしれないが、今の僕にとっては単純に喜ぶわけにはいかない。なんせ、一緒に見ようにも、こちらには金がないのだ。家に帰ることさえ出来ない人間に、どうして映画が見れようか。
こうなったら、もう、財布を落としたということを彼女に伝えるしかない。男には、プライドやら何やらを捨てなければいけないときがある。それがきっと今だろう。このまま無一文なことを隠しても、彼女に申し訳ない。
覚悟を決めて、口を開こうとした時だった。
「あ、お金のことだったら心配しなくていいよ。私、その映画のチケット二枚持ってるから」
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