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本編
エピローグ
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「……っ」
ロザリアが目をさますと、部屋の中は爽やかな朝の光で満ちていた。小鳥がチュンチュンと鳴き、外からは元気な生徒たちの声が聞こえて来る。
ロザリアは額にかいた汗を拭い、見ていた夢のことを考えた。
自分はどうやら、かなりの巻き込まれ体質らしい。
あの夢がただの夢でないことくらい、ロザリアももうわかっている。
きっとこれから、また何かトラブルがやってくるのだろう。
「もう……」
ロザリアはため息を吐いて、起き上がった。
けれど不思議と、悪い気分はしなかった。
以前までなら、朝起きるのが億劫だったのに。
「やるなら、やってやるわ」
私は、あの王子とも対決したのよ。
……なんてロザリアはつぶやいて、自分で笑ってしまった。随分と強気になったものだ。
「ん」
ロザリアはぐうっと伸びをして、ベッドから起き上がった。
窓を開けて、朝日を体にめいいっぱい浴びる。
今日は休日だ。
休みの日の朝というのは、なんだか穏やかな空気が流れているような気がするのは、ロザリアだけだろうか。
けれどふと、休日、という単語に、ロザリアはぎょっとしてしまった。
「あっ! しまった!」
それから時計を見て、慌てて着替える。
「今日、バイトなんだった!」
ロザリアは今、アリスと一緒に喫茶店でバイトをしている。
父である公爵に金銭的に頼らずにすむように、そして少しでも自分を変えられるように。
まだまだ失敗続きで慣れないことも多いが、労働は案外楽しかった。
働いてみて初めて気づいたことだが、意外な発見だった。
ロザリアは荷物をもって、慌てて寮を飛び出した。
「おーい、ロザリアちゃーん!」
学園の門の前で、アリスが手を振っていた。
足元には真白がいて、しっぽを振り回している。
「早く早く! 遅刻しちゃうよ!」
「きゅぅううん!」
「ご、ごめんっ!」
アリスはロザリアが来るのを待って、校門を飛び出す。
二人は並んで、笑いながら駆け出した。
空は青く、雲ひとつないいい天気だった。
ロザリアの真っ白な髪が、風になびく。
ロザリアはなんだか、今日もいい日になりそうだと思った。
END.
これにて一旦完結とさせていただきます!最後までお読みいただきましてありがとうございました!
転生もふもふ九尾、もふもふメイドなど、他にも連載させていただいておりますので、お時間があれば是非どうぞ(*≧∀≦*)
ロザリアが目をさますと、部屋の中は爽やかな朝の光で満ちていた。小鳥がチュンチュンと鳴き、外からは元気な生徒たちの声が聞こえて来る。
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自分はどうやら、かなりの巻き込まれ体質らしい。
あの夢がただの夢でないことくらい、ロザリアももうわかっている。
きっとこれから、また何かトラブルがやってくるのだろう。
「もう……」
ロザリアはため息を吐いて、起き上がった。
けれど不思議と、悪い気分はしなかった。
以前までなら、朝起きるのが億劫だったのに。
「やるなら、やってやるわ」
私は、あの王子とも対決したのよ。
……なんてロザリアはつぶやいて、自分で笑ってしまった。随分と強気になったものだ。
「ん」
ロザリアはぐうっと伸びをして、ベッドから起き上がった。
窓を開けて、朝日を体にめいいっぱい浴びる。
今日は休日だ。
休みの日の朝というのは、なんだか穏やかな空気が流れているような気がするのは、ロザリアだけだろうか。
けれどふと、休日、という単語に、ロザリアはぎょっとしてしまった。
「あっ! しまった!」
それから時計を見て、慌てて着替える。
「今日、バイトなんだった!」
ロザリアは今、アリスと一緒に喫茶店でバイトをしている。
父である公爵に金銭的に頼らずにすむように、そして少しでも自分を変えられるように。
まだまだ失敗続きで慣れないことも多いが、労働は案外楽しかった。
働いてみて初めて気づいたことだが、意外な発見だった。
ロザリアは荷物をもって、慌てて寮を飛び出した。
「おーい、ロザリアちゃーん!」
学園の門の前で、アリスが手を振っていた。
足元には真白がいて、しっぽを振り回している。
「早く早く! 遅刻しちゃうよ!」
「きゅぅううん!」
「ご、ごめんっ!」
アリスはロザリアが来るのを待って、校門を飛び出す。
二人は並んで、笑いながら駆け出した。
空は青く、雲ひとつないいい天気だった。
ロザリアの真っ白な髪が、風になびく。
ロザリアはなんだか、今日もいい日になりそうだと思った。
END.
これにて一旦完結とさせていただきます!最後までお読みいただきましてありがとうございました!
転生もふもふ九尾、もふもふメイドなど、他にも連載させていただいておりますので、お時間があれば是非どうぞ(*≧∀≦*)
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