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五章 王の呪い
五章十一話 『戦争の傷』
しおりを挟むクラーケンに船が襲われてから約二日。
船員達の修復のおかげで、沈む事なく船は目的地であるサルマにたどり着く事が出来た。
長い運河を抜け、見えてきた町並みに感動すら覚える。と、思いきや、
「なんだこれ、ボロボロじゃねぇか」
ルークが今まで見てきた普通の町並みとは違った。
傷一つない綺麗な建物も見えるが、ほとんどの建物がところどころ欠けており、布のような物が被せられている。
男達が足場を上り、今も修復中といった様子である。
「サルマは今も修復中なんですよ。前の戦争で受けた被害が、今もまだ刻まれているんです」
「大変なんだな」
「絶対にそんな事思ってないですよね?」
「当たり前だろ。ドンマイとしか言いようがねぇ」
とりあえずお世辞のつもりで口にした言葉も、そこそこの付き合いであるティアニーズに見抜かれてしまう。
揺れる船の上、舗装された手摺に体を預けながら、エリミアスは不安そうな顔つきで町を眺めていた。
「どうなさいましたか?」
「いえ、私、こうして実害を見るのは初めてなのです。だから、その……」
「姫様が思い込む必要はありませんよ。それに、この町の方々は前を向いています。だからこそ、ああやって汗水流して働いているんです」
「はい、分かっています。皆さん、辛くても前を向いていらっしゃるのですよね」
優しく微笑みかけるティアニーズ。
エリミアスは僅かに頬を緩めたが、全ての不安が消えた訳でもなさそうだ。
こうして、戦争の被害を目にするのはルークも初めてだ。とてもじゃないが、五大都市なんて大きな名前を冠している町には見えない。
今起きている騒ぎを除いたとしても、わざわざ船に乗って来ようとは思えないほどに。
五十年立った今でも、その傷痕は確かにこうして残っていた。
「……もうすぐ船着き場だ。お前らは直ぐ宿舎に向かうのか?」
「はい、一応そのつもりです。呪いの被害をこの目で見ておきたいですから」
「お前らな大丈夫だと思うか、正直言って酷いぞ。覚悟だけはしておけ」
「ヨルシアさんは見た事があるんですか?」
「一度だけな。乗る筈だった客が来ねぇから見に行った時に。その客は死んだよ、俺の目の前で」
「……すみません、嫌な事を思い出させてしまい」
「いや良いんだ。目を逸らしてるだけじゃなにも解決しねぇからな」
僅かに目を伏せ、ヨルシアは思い出すように呟く。
その表情を見るだけでどれだけの惨状が繰り広げれているのか、簡単に想像出来てしまった。それを抜きにしても、ルークは呪いで苦しむティアニーズを一度見ている。
そして、一人の男が命を失う瞬間も。
仮にあの時のティアニーズと同じ状態の人間が何人もいるとすれば、それはこの世の地獄のような光景なのだろう。
この国が、どれだけの窮地に立たされているか表すように。
「でもそれも終いだ。お前らがなんとかしてくれんだろ?」
「当然です。騎士団の名にかけて、必ずや呪いに苦しむ人達を救ってみせます」
「あぁ、その言葉が聞けて安心だ」
トワイルが言った事は、恐らくヨルシアに向けてではない。悲惨な町の状況を見て、自分に誓いを立てるよう呟いた。
少なくとも、ルークにはそう見えていた。
しばらく運河を進み、ようやく船着き場にたどり着く。他の乗客が下りて行く中、ルーク達はヨルシアとの挨拶を済ませていた。
ボロボロになった船を見渡し、ティアニーズが問いかける。
「ヨルシアさんはこのあと直ぐに戻るんですか?」
「無理だろうな、この船じゃつく前に沈んじまう。少しこの町に滞在して、直してから戻るつもりだ」
「でしたら、またどこかで会えるかもしれませんね」
「あぁ、そんときはまたよろしくな。なにかあったら言ってくれ。出来る限りの事はやるからよ」
「はい、ありがとうございます」
ティアニーズが最初に頭を下げ、それに続いて他の面々も頭を下げた。ルークも軽く会釈をし、全く頭を動かす気配のないソラの頭部を鷲掴みにして強制的に頭を下げさせた。
ルーク達は海の男ことヨルシアと一旦別れを済ませ、目的地である騎士団の宿舎に向けて歩き出したのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこかしこから、木を打ち付ける音が響く。
まだ時刻は朝だというのに、町の職人達は忙しそうに家の修復に汗を流していた。入り口こそ無惨な光景だったものの、歩けば歩くほど普通の町並みが広がっていた。
しかしながら、ルークが今まで立ち寄った他の五大都市とは似ても似つかない。ゴルゴンゾアでの活気や、レムルニアでの喧々諤々とした様子はない。
心なしか、露店の店主達の顔色も悪かった。
「うるせぇのもムカつくけど、これはこれで苛々してくんな。死にかけた顔しやがって」
「無理もないですよ。実際、この町は死にかけていたんですから。私が前に来た時よりか、はるかに復興が進んでいます」
「ああいう顔見てると苛々すんだよ。自分達だけが不幸みてぇな顔しやがって、俺と勇者変われ。そしたら本当の不幸が分かる」
「人によって不幸の形は違います。ルークさんが思っているほど、人間は強くないんですよ」
辛気くさい雰囲気の中、ルークは一人苛立っていた。別に可哀想だとは思わないし、なんなら自分の方が可哀想だと思っている。
ただ、彼の言っている事も一理ある。
魔元帥と対峙して、いつもの自分を出せる人間はそうそう居ないだろう。
とはいえ、ティアニーズの言っている事も正しい。たとえルークに耐えれたとしても、他の人間が耐えれる訳ではないのだから。
「ルークさんも手伝って来たらどうですか? 皆さんの辛さが少しは理解出来るかと」
「ゼッテーやだ。自分の家ならともかく、なんで他人の家を直さなきゃいけねぇんだよ」
「本当に性格悪いですね。もうなれましたけど」
「性格が悪いんじゃない、自分に素直なんだよ」
なぜか偉そうなルークに、今回ばかりはため息すら出ないティアニーズ。
すると、そこへリエルが会話に参加して来た。しかも、珍しくルークに賛同するように。
「暗い顔してたってなんも変わらねぇ。うつ向いてたってなんも良くならねぇ。アイツらはそれに気付いてねぇんだよ。いや……一度うつ向いちまったから、どうやって顔上げれば良いか分からねぇんだ」
「普通に上げれば良いだけの話だろ。地面見ててなにが楽しいんだか」
「それに関しちゃアタシも同意するよ。道は前にしかない、下見てたってあるのは自分の足だけだ。一歩を歩き出す瞬間を見てぇ訳でもない、誰かが押してくれんのを待ってんだよ」
「自分じゃなにも出来ねぇから他人に頼る。クソが、諦めて他人任せにしたってなんも変わらねぇんだよ」
確かに、これは絶望の光景なのかもしれない。けれど、仮にルークが同じ立場だとしても、同じようにうつ向く事はしなかっただろう。
そういう男だからこそ、他人ではなく自分が勇者をやる道を選んだ。
他人に頼ったところでなにも変わらない。
歩くのは、足を踏み出すのは自分なのだから。
ルーク達の話を聞いていたのか、前を歩くトワイルは僅かに振り返り、小さく笑みを浮かべた。
「俺達がやれば良いんだよ。彼らの深い絶望を晴らせるくらい、眩しくて輝く希望になれば。そのために来たんだからね」
「はい、トワイルさんの言う通りです。踏み出せないのなら、私達が踏み出すきっかけを作りましょう」
「へいへい、そっちはお前らに任せるわ。他人面倒なんか見きれねぇ。俺は俺のやれる事をやるからよ」
ルークは戦う事しか出来ない。守る、助ける、そんな事のために頑張るなんてのは論外だ。
しかし、本人は気付いていない。
戦う事で、守られている人間が確かに存在する事を。
その後も町の光景に苛々しながらも進み、ルーク達一向は騎士団の宿舎へと到着。
こちらはいつもの建物である。が、やはりところどころ壊れていた。修理の跡もあるが、途中で投げ出したような跡もある。
「それじゃ、俺は話をしてくるから。皆はここで待っていてくれ」
そう言って、トワイルは一人中へと入って行ってしまった。
そして、数分後に再び戻って来た。
物静な雰囲気で、たれ目の男を連れて。
「久しぶりだな、マズネト」
「そうですね、リエルさん」
リエルの敬う事を知らない口調に、マズネトと呼ばれた男は気にする素振りも見せない。物腰の柔らかい笑顔を浮かべると、他の面々へと視線を移動。軽く頭を下げ、
「第四部隊の副隊長をしています、マズネト・ウォルガといいます。今回は来てください、本当にありがとうございます」
「こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
「ふむ、苦しゅうない」
「おっす」
「初めまして。私はエリーー」
ティアニーズ、ソラ、ルークが適当に挨拶を済ませる中、その流れでアホな姫様が名乗ろうとする。
広げた手をエリミアスの口に当て、危機一髪のところで全力でそれを防ぐと、
「あー、コイツはエリ……エリミス、俺の妹だ!」
「妹さんですか? どこがで聞いた事のある声の気が……」
「いや、コイツの声ってありがちだからね、多分誰かと勘違いしてるんだと思うよ!」
「そうですか。よろしくお願いします」
どうやら納得してくれたらしい。全く疑う気配もなく、どこか抜けたような返事だ。多分、そういう性格の男なのだろう。
掴みどころがないというか、天然というか。
ともかく、今は説教が先である。エリミアスの首根っこを掴んで少し離れると、
「おうコラ、本名名乗るとかなに考えてんだお前」
「す、すみません。つい……」
「お前がここに居るってバレたら騒ぎになんだろ。しっかり顔隠して、出来るだけ声も出すな。分かったな?」
「分かりまし……分かったぜっ」
「なにそれ」
「ルーク様の妹なので、真似をしてみました」
「……うん、とりあえず喋らずにジっととしてろ」
事の重大さを分かっていないのか、呑気に言葉遣いを確かめるエリミアス。アホだとは思っていたが、ルークの想像を越える世間知らずのアホらしい。
ノリノリで妹を演じるエリミアスを引きずり、ルークは皆の元へと戻る。
「早速だけど、どんな状況か確認させてもらっても良いかな?」
「はい。実際に見た方が早いと思いますので、こちらへ」
喋るというよりも、マズネトのそれは淡々と言葉を並べるだけに近い。覇気やら威厳といったものを一切感じないが、副隊長に抜擢されているので、なにか人よりも優れているところがあるのだろう。
とりあえず、ルーク達はマズネトに連れられて一旦宿舎を離れる事となった。
宿舎から十分ほど歩き、比較的綺麗な建物にたどり着く。見た目こそ綺麗なものの、なぜか異様な雰囲気を漂わせていた。
恐らく病院かなにかの施設だろう。
マズネトは扉に手をかけ、
「かなり悲惨な状態になってるので、一応覚悟だけはしといてください」
「分かりました」
その言葉に緊張が走り抜ける。彼の表情こそ変わっていないが、その静かな口調が不安感を煽る。
扉が開かれ、トワイルを先頭にして建物内へと入って行く。
と、背後に立つ誰かに服の裾を掴まれた。
「あ? なんだよ」
「いえ、こうしていないと……少し怖かったので」
「……とっとと行くぞ。置いて行かれて迷子になるのはごめんだ」
振りほどく事はしなかったものの、ルークは乱暴に言葉を吐いて中に入って行く。
まだ少女で、ずっと城に閉じこもっていた少女が初めて見た外の町の景色がこれだ。精神的に答えない筈がなかった。
けれど、本人が一緒に来ると決めた以上、ルークがなにか言う事はない。
建物の中に入り、その異様な雰囲気は音として形を得る。
絶叫、そして卯なり声。反響するように響き渡り、苦痛の叫びがそこかしこから上がっていた。苦痛、苦痛の声しか聞こえない。
エリミアスは耳を塞ぎ、その他の者は僅かに顔をしかめた。
「これは……」
「こちらです」
なれている、という訳でもなさそうだが、マズネトは表情を崩さずに廊下を進んで行く。全ての扉は閉じられており、中を確認する事は出来ないが、小窓から見える限り、数人の人間がベッドで表情を歪めなながら寝転んでいる。
そして、一つの部屋の前で立ち止まる。
「分かったと思いますが、この建物には数百人が運び込まれています。そして、この部屋に居るのは……その中でも酷い」
「……大丈夫だよ。それなりの覚悟はしている」
「そうですか。あまり声は立てないようお願いします」
静かに呟き、マズネトは扉を開いた。
足音を出来るだけ殺し、ルーク達は中に足を踏み入れた。
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