5 / 84
第一章 異世界で結婚相談所?
魔法使いローザご来店
しおりを挟む
* * *
そして早速次の日から、ギルドのカウンターの一角で、結婚相談所でアドバイザーをすることになった。
アリサは、徹夜で描いた自作のチラシをギルドの前で道行く人に配っていた。
そこには、『フィルタウン初・結婚相談所はじめました♪ 初回入会料無料!』と書かれている。
「ギルドで結婚相談所はじめましたー!
独身の方、ぜひご登録ください!」
声高々に宣伝をする。
チラシをも受け取ったり、アリサの掛け声を聞いた通りすがりの冒険者たちは、その様子を物珍しそうに見ていた。
「結婚相談所……? なんだそりゃあ」
「ケビン、おかしくなっちまったのか?」
ギルドの常連らしき男性たちは、チラシを見ながらケビンの決断に疑問を持つ。
「プロフィールを登録していただければ、私が相性の良い異性をお探しします!」
異世界では、結婚相談所という概念がないようで、みな首を傾げては通り過ぎていってしまう。
しかし、そんなことではめげない。
きっとパートナーが欲しいと思っている人がいるはずだ。
現世でも、相談所に登録するのが友人や家族にバレるのが恥ずかしいという会員様も多かったので、プライバシーを確保するためギルドの裏口から入り、個室での相談を受けられると強調する。
チラシを配り始めてから数時間が経過した。
なかなか良い反応がもらえず、アリサはため息をつき額の汗を拭った。
すると、入り口の扉からケビンが顔を出した。
「アリサ。……君あての来客だ」
チラシの効果に違いない。
アリサはガッツポーズを取り、ケビンに返事をしてギルドの中へと入って電話へと出た。
* * *
異世界結婚相談所、開店から一晩明けた翌朝。
興味本位の冷やかしや、馬鹿にしてくるような人もいたが、初日から興味を持った人が何人か相談に来てくれた。
結婚相談所の説明をし、真剣交際の相手を探すお手伝いをする、と伝えると、会員になることを決意してくれる人も居て安心した。
今から来るのは、魔法使いだという女性。
本人のプロフィールや、結婚相手に求める条件などを直接聞くため、面談をすることになったのだ。
プライバシーを確保するためにギルド内の個室を借り、アリサは相談者を待っていた。
コンコン、と扉を叩く音がした。
「どうぞお入りください」
扉を開けて入ってきたのは、ロングパーマ髪の気の強そうな女性だ。
「ローザよ」
「アリサと申します。よろしくお願いします」
椅子から立ち上がり、深く礼をしてアリサはローザを迎え入れる。
「チラシ見てギルドで面白いことやってる見たいだから、ちょっと興味本位で来てみただけだからねっ」
本気で相手を探しているわけじゃない、そこまで困ってない、と強調している。
(ふふ、ちょっと気になっただけ、と強がっちゃってるわ。初めて利用する会員様によくあることね。
でも、そんな緊張や恥ずかしさは、すぐにほぐしてみせる)
アリサは会員様のその程度の強がりには慣れっこのため、笑顔で席へと促す。
「ありがとうございます。
まずはこのプロフィールカードをご記入ください。
少し失礼なことも書いてあると思いますが、嘘はつかずにお願いいたします」
こちらも手作りのプロフィールカードを手渡すアリサ。
ふーん、と中身を確認し、ペンを手に取ったローザはその紙に順に記入をしていく。
『名前:ローザ 年齢:26歳 職業:魔法使い
趣味:新しい魔法の特訓、ネイル 特技:炎魔法
休日の過ごし方:料理、ガーデニング
好きな食べ物:シチュー、ケーキ
結婚願望:いい人がいれば
子供が欲しいか:結婚して数年後には
好きなタイプ:強くて男らしい
デートに行きたい場所:レストラン、カフェ』
「書けたわよ」
「ありがとうございます。拝見いたします」
几帳面な丁寧な字で書かれたプロフィールカードを手に持ち、読み進める。
(なるほど……。趣味と特技に魔法を書くあたり、自分の仕事に誇りを持ち努力をしている。
ネイルや服、メイクをが好きみたいだから自分磨きを怠らないタイプね。実際お綺麗だわ。
年齢も適齢期だし、すぐに来てくれたこともあり結婚願望は強そうね。
共働き希望の美意識高い、キャリアウーマンタイプだわ)
アリサは項目一つ一つを確認しながら、ローザの人となりを分析した。
「ご記入ありがとうございます。
好きなタイプが強くて男らしい方とありますが、具体的には…?」
「そうね、やっぱり男は私より強くなくちゃ話にならないわ。
レベルの高い戦士や賢者じゃなきゃ嫌よ」
「なるほど」
ローザは腕を組みながら、理想の男性像について語る。それ以下の男なんて相手にしないわ、というような気の強さが窺える。
(自分が日々努力している女性によくある、いわゆる『ハイスペ男子』狙いね……。
ただ、本当にハイスペな人は忙しいか、昔からの彼女がいて相談所には来ない事が多い)
前世でもよくあることだった。
やはり女性は高収入・高学歴・高身長の、いわゆる三高の男性を望むのだ。
しかしそういう男性は競争率が高く、入会してもすぐに成婚してしまう。
そもそも、女性には困らないので相談所の登録は少ない。
相談所に来るハイスペ男子は転勤が多かったり、激務すぎて出会いが無い方が多い印象だ。
(異世界だから、婚活アドバイザーとしてうまくできるか心配だったけど。
キャリアウーマンはハイスペ狙いだったり、結婚願望のある人ほど強がったり。
職業がファンタジー風なだけで、前世と傾向は同じね。
これなら、私の積み重ねた経験と知識が、ここでも通用するはず……!)
ならば、私のやり方でやればいい。
アリサは手元にあるファイルの入れた、すでに来た相談者の男性のプロフィールカードを眺める。
そして、その中の一人の男性を見つけると、この人が良いのではないか、と心の中で頷いた。
そして早速次の日から、ギルドのカウンターの一角で、結婚相談所でアドバイザーをすることになった。
アリサは、徹夜で描いた自作のチラシをギルドの前で道行く人に配っていた。
そこには、『フィルタウン初・結婚相談所はじめました♪ 初回入会料無料!』と書かれている。
「ギルドで結婚相談所はじめましたー!
独身の方、ぜひご登録ください!」
声高々に宣伝をする。
チラシをも受け取ったり、アリサの掛け声を聞いた通りすがりの冒険者たちは、その様子を物珍しそうに見ていた。
「結婚相談所……? なんだそりゃあ」
「ケビン、おかしくなっちまったのか?」
ギルドの常連らしき男性たちは、チラシを見ながらケビンの決断に疑問を持つ。
「プロフィールを登録していただければ、私が相性の良い異性をお探しします!」
異世界では、結婚相談所という概念がないようで、みな首を傾げては通り過ぎていってしまう。
しかし、そんなことではめげない。
きっとパートナーが欲しいと思っている人がいるはずだ。
現世でも、相談所に登録するのが友人や家族にバレるのが恥ずかしいという会員様も多かったので、プライバシーを確保するためギルドの裏口から入り、個室での相談を受けられると強調する。
チラシを配り始めてから数時間が経過した。
なかなか良い反応がもらえず、アリサはため息をつき額の汗を拭った。
すると、入り口の扉からケビンが顔を出した。
「アリサ。……君あての来客だ」
チラシの効果に違いない。
アリサはガッツポーズを取り、ケビンに返事をしてギルドの中へと入って電話へと出た。
* * *
異世界結婚相談所、開店から一晩明けた翌朝。
興味本位の冷やかしや、馬鹿にしてくるような人もいたが、初日から興味を持った人が何人か相談に来てくれた。
結婚相談所の説明をし、真剣交際の相手を探すお手伝いをする、と伝えると、会員になることを決意してくれる人も居て安心した。
今から来るのは、魔法使いだという女性。
本人のプロフィールや、結婚相手に求める条件などを直接聞くため、面談をすることになったのだ。
プライバシーを確保するためにギルド内の個室を借り、アリサは相談者を待っていた。
コンコン、と扉を叩く音がした。
「どうぞお入りください」
扉を開けて入ってきたのは、ロングパーマ髪の気の強そうな女性だ。
「ローザよ」
「アリサと申します。よろしくお願いします」
椅子から立ち上がり、深く礼をしてアリサはローザを迎え入れる。
「チラシ見てギルドで面白いことやってる見たいだから、ちょっと興味本位で来てみただけだからねっ」
本気で相手を探しているわけじゃない、そこまで困ってない、と強調している。
(ふふ、ちょっと気になっただけ、と強がっちゃってるわ。初めて利用する会員様によくあることね。
でも、そんな緊張や恥ずかしさは、すぐにほぐしてみせる)
アリサは会員様のその程度の強がりには慣れっこのため、笑顔で席へと促す。
「ありがとうございます。
まずはこのプロフィールカードをご記入ください。
少し失礼なことも書いてあると思いますが、嘘はつかずにお願いいたします」
こちらも手作りのプロフィールカードを手渡すアリサ。
ふーん、と中身を確認し、ペンを手に取ったローザはその紙に順に記入をしていく。
『名前:ローザ 年齢:26歳 職業:魔法使い
趣味:新しい魔法の特訓、ネイル 特技:炎魔法
休日の過ごし方:料理、ガーデニング
好きな食べ物:シチュー、ケーキ
結婚願望:いい人がいれば
子供が欲しいか:結婚して数年後には
好きなタイプ:強くて男らしい
デートに行きたい場所:レストラン、カフェ』
「書けたわよ」
「ありがとうございます。拝見いたします」
几帳面な丁寧な字で書かれたプロフィールカードを手に持ち、読み進める。
(なるほど……。趣味と特技に魔法を書くあたり、自分の仕事に誇りを持ち努力をしている。
ネイルや服、メイクをが好きみたいだから自分磨きを怠らないタイプね。実際お綺麗だわ。
年齢も適齢期だし、すぐに来てくれたこともあり結婚願望は強そうね。
共働き希望の美意識高い、キャリアウーマンタイプだわ)
アリサは項目一つ一つを確認しながら、ローザの人となりを分析した。
「ご記入ありがとうございます。
好きなタイプが強くて男らしい方とありますが、具体的には…?」
「そうね、やっぱり男は私より強くなくちゃ話にならないわ。
レベルの高い戦士や賢者じゃなきゃ嫌よ」
「なるほど」
ローザは腕を組みながら、理想の男性像について語る。それ以下の男なんて相手にしないわ、というような気の強さが窺える。
(自分が日々努力している女性によくある、いわゆる『ハイスペ男子』狙いね……。
ただ、本当にハイスペな人は忙しいか、昔からの彼女がいて相談所には来ない事が多い)
前世でもよくあることだった。
やはり女性は高収入・高学歴・高身長の、いわゆる三高の男性を望むのだ。
しかしそういう男性は競争率が高く、入会してもすぐに成婚してしまう。
そもそも、女性には困らないので相談所の登録は少ない。
相談所に来るハイスペ男子は転勤が多かったり、激務すぎて出会いが無い方が多い印象だ。
(異世界だから、婚活アドバイザーとしてうまくできるか心配だったけど。
キャリアウーマンはハイスペ狙いだったり、結婚願望のある人ほど強がったり。
職業がファンタジー風なだけで、前世と傾向は同じね。
これなら、私の積み重ねた経験と知識が、ここでも通用するはず……!)
ならば、私のやり方でやればいい。
アリサは手元にあるファイルの入れた、すでに来た相談者の男性のプロフィールカードを眺める。
そして、その中の一人の男性を見つけると、この人が良いのではないか、と心の中で頷いた。
0
あなたにおすすめの小説
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
枯れ専令嬢、喜び勇んで老紳士に後妻として嫁いだら、待っていたのは二十歳の青年でした。なんでだ~⁉
狭山ひびき
恋愛
ある日、イアナ・アントネッラは父親に言われた。
「来月、フェルナンド・ステファーニ公爵に嫁いでもらう」と。
フェルナンド・ステファーニ公爵は御年六十二歳。息子が一人いるが三十年ほど前に妻を亡くしてからは独り身だ。
対してイアナは二十歳。さすがに年齢が離れすぎているが、父はもっともらしい顔で続けた。
「ジョルジアナが慰謝料を請求された。ステファーニ公爵に嫁げば支度金としてまとまった金が入る。これは当主である私の決定だ」
聞けば、妹のジョルジアナは既婚者と不倫して相手の妻から巨額の慰謝料を請求されたらしい。
「お前のような年頃の娘らしくない人間にはちょうどいい縁談だろう。向こうはどうやらステファーニ公爵の介護要員が欲しいようだからな。お前にはぴったりだ」
そう言って父はステファーニ公爵の肖像画を差し出した。この縁談は公爵自身ではなく息子が持ちかけてきたものらしい。
イオナはその肖像画を見た瞬間、ぴしゃーんと雷に打たれたような衝撃を受けた。
ロマンスグレーの老紳士。なんて素敵なのかしら‼
そう、前世で六十歳まで生きたイオナにとって、若い男は眼中にない。イオナは枯れ専なのだ!
イオナは傷つくと思っていた両親たちの思惑とは裏腹に、喜び勇んでステファーニ公爵家に向かった。
しかし……。
「え? ロマンスグレーの紳士はどこ⁉」
そこでイオナを待ち受けていたのは、どこからどう見ても二十歳くらいにしか見えない年若い紳士だったのだ。
転生先が意地悪な王妃でした。うちの子が可愛いので今日から優しいママになります! ~陛下、もしかして一緒に遊びたいのですか?
朱音ゆうひ@『桜の嫁入り』発売中です
恋愛
転生したら、我が子に冷たくする酷い王妃になってしまった!
「お母様、謝るわ。お母様、今日から変わる。あなたを一生懸命愛して、優しくして、幸せにするからね……っ」
王子を抱きしめて誓った私は、その日から愛情をたっぷりと注ぐ。
不仲だった夫(国王)は、そんな私と息子にそわそわと近づいてくる。
もしかして一緒に遊びたいのですか、あなた?
他サイトにも掲載しています( https://ncode.syosetu.com/n5296ig/)
枯れ専モブ令嬢のはずが…どうしてこうなった!
宵森みなと
恋愛
気づけば異世界。しかもモブ美少女な伯爵令嬢に転生していたわたくし。
静かに余生——いえ、学園生活を送る予定でしたのに、魔法暴発事件で隠していた全属性持ちがバレてしまい、なぜか王子に目をつけられ、魔法師団から訓練指導、さらには騎士団長にも出会ってしまうという急展開。
……団長様方、どうしてそんなに推せるお顔をしていらっしゃるのですか?
枯れ専なわたくしの理性がもちません——と思いつつ、学園生活を謳歌しつつ魔法の訓練や騎士団での治療の手助けと
忙しい日々。残念ながらお子様には興味がありませんとヒロイン(自称)の取り巻きへの塩対応に、怒らせると意外に強烈パンチの言葉を話すモブ令嬢(自称)
これは、恋と使命のはざまで悩む“ちんまり美少女令嬢”が、騎士団と王都を巻き込みながら心を育てていく、
――枯れ専ヒロインのほんわか異世界成長ラブファンタジーです。
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる