私の目を見えなくしたのは誰ですか？

番長

番長は少年院から出所した日に私のところに
やってきて「弟子にしてください」と頭を下げた。
ケンとイチャイチャしてるときだったから本当に辞めてほしかった。

あの後、ケンと付き合い始め、名前の知らないあの子も仲間にしてあげて一緒に行動はしていたけど
未だに名前はしらないし、名前を聞いてもない。

「番長俺たちに抜け駆けしてあのエロ教師と付き合ってたじゃん」

「それはごめんて」

「どうします？番長？」名前がしらないやつがいう番長は私のことで番長が二人いるのはややこしい

「名無し、私のことはみゆきでいいよ」

「わかりました」

千代先生はあの後他の殺人事件もバレ死刑になるかもと思われていたが凄腕の弁護士がついて
無期懲役になった、その弁護士とも付き合ってたという話で色仕掛で生きてる人みたいだ。

番長は結論失恋したことになる、可哀想だし私は仲間にいれてもいいかと思った、掃除のおじさんも居なくなったから掃除でもさせておけばいいやと、二人が反対した。どんだけ嫌われてるんだよ。

「ケンと名無し、耳貸して」といい番長を条件つきで仲間にいれることにした。
朝　7:30  11:30 16:30の三回学校の周りの掃除をさせる。
少年院から帰ってきた番長をどうするか学校も悩んでいた。

退学にするのが筋だが退学にしたら、悪いやつは見捨てるのかっていってくる
保護者が一定数出てくる。そこでみゆきは掃除の提案をした

悪いことをしたら、この学校は見捨てないけどちゃんとけじめはつけさせます、でもけじめはやめることではなく掃除をして自分が悪いことを気づかせる、この学校はだれも見捨てないという売り方もできる。

その話をするとケンと名無しも納得をした。
名無しは「僕も掃除やっていいですか｝と聞いてきた。

「僕も未遂ですけど、そんな感じです」

「それならみんなでやる？？」

「え、番長の罰だろ」

「内申点良くなりそうだし」

四人で掃除をすることになった。

その四人を気に食わないグループがいることは四人は知らなかった