私は貴方を許さない

興梠司

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茨城編

新天地

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3人は新しい生活の場所を探していた。
犯罪者を受け入れてくれる場所は基本ない。
掃除屋のゆうがキレイに掃除をしたはずなのにりえが
ママを刺したのがバレりえは指名手配をかけられてている。

りえは「私がいたら邪魔ですよ」っていうのをあゆみが無理矢理連れ出した。
あれは事故だ、本当ならあゆみが殺そうとしていたのをりえが殺ってくれた
りえが居なかったらあゆみが殺されていたかママが死んでいた
結果はどちらも変わらない、犯人が変わるだけだ

ゆうが選んだのはG県だった、海もあり漁もできサーフィンもできる、取って置きの場所だったが
あゆみが反対した。茨城から近すぎてバレる危険性を視野にいれた。
りえは「すいません」と謝ったが「こいつなんてサーフィンしか考えてないからいいよ」と
笑い話しに変えていた。 確かにゆうはサーフィンのことしか考えていない。

あゆみの提案でサーフィンもできるO県に決まった。茨城からも遠く客にバレる心配もない
と思ったがO県について新しい家の人達に挨拶をしにいったら、出張のたびに月2回来る
お客さんが下の階に住んでいた。
警察を呼ばれたら、この度は終わってしまう、あゆみは殺るしかないと思った。
ゆうも覚悟はしていた、掃除屋の復活だ。

りえは「逃げましょう」と言っていたけどここの土地以外に私達を受け入れてくれる
場所はないと思っていた。O県にも前科者を受け入れるスナックがあると聞いたことがあり
O県を選んだ。月2回の客に私達の生活を邪魔されるわけにはいかない。

「ころす」
の三文字しかあゆみの頭にはなかった。

下の階のおじさんの所へ行くとどこかへ電話をかけようとしていたので
受話器を置いて電話線を切った。
「小山さん大人の話しない??」

「なんだ大人の話って、人殺しかくまえっていうのか」

「私になにしてもいいから黙っておいてくれない?」

小山があゆみを狙っていたのは知っていた
「本当になにしてもいいんだな」

小山のペニスは膨張している。
小山が段々近づいてくるのを後ろにまわり首にナイフを突き刺す
声はハンカチで抑えて出させなかった

後は掃除屋のお仕事だ

これでO県で暮らすことができる
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