私は貴方を許さない

興梠司

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O県編

掃除屋復活

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あゆみたちに普通の生活を送るのは難しかった。
前科者を扱うスナックも刑務所に出た人の為のスナックだった。

あゆみは働けたとしても指名手配中のりえが働くことは出来ない。
私達に普通を求めるのが無理だったのかもしれない。

掃除屋は掃除屋を復活させていた、知り合いのヤクザから仕事をもらって掃除屋をやっていた
あゆみは殺し屋になった。

あゆみが殺し、掃除屋が掃除をする。
掃除屋の仕事はヤクザがいうにはピカイチだと太鼓判を
押している

刑事たちがまたやってきた、今度は掃除屋だけに用件があるらしい
「俺は用事ないよー」と刑事をおちょくる。

「ママの遺体に場所どこだ」と昨日も怒って近藤だ
偉そうで鼻につく、マル暴刑事でヤクザからも嫌われてている

あゆみの中では「殺す」の三文字がよぎるが刑事を
殺せるのかという問題もよぎった。

深夜3時近藤はキャバクラの帰りに一人になった。

「刑事さんこんばんわ」

「な、なんだよ」
一人だと吠えることもできない馬鹿刑事

「風営法も守らない店にいていいんですね」

「内定だよ」

「あ、そうですか。。死んでもらいっます」

「ないに言ってるんだ?」
と刑事が言う頃には腹にナイフが刺さっていた

掃除屋は違う掃除屋を使った、今掃除屋を動かすわけにはいかない
県内の掃除屋に掃除してもらった。

県内のヤクザには喜ばれた。お金を持ってくるヤクザまでいた。
掃除屋はあゆみの後始末は俺がやる」と拗ねていた
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