私は貴方を許さない

興梠司

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W県編

唐揚げ屋さん

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あゆみが近所の唐揚げ屋さんへいくと幽霊がいた、りえが刺したスナックのママに似た人が
唐揚げをあげている、一瞬「ママ」と声をかけそうになり私は怖くなり辞めた。

掃除屋に話をしたら「バレたか」と言われ一瞬なにが?と思ったが掃除屋の話に
よると、りえは確かにママを刺したが死んではなかった。

ママは丁度いい機会だから戸籍を変えてくれと掃除屋に頼んだ
今どこでなにをやっているかまで知らなかったにしろ、こんな所で再会
するとか思わなかった。

掃除屋がママに電話をして自宅に呼び出した。
「あの時はごめんなさい」
とママが謝った。


あの時は誰がどう見てもママが悪い、しまいにはあゆみを
チャカで殺そうとした。そこでりかがママを刺したのだ、あゆみにとって
りかは命の恩人でしかない

ママは現在からあげ屋でパートとして働いてるから唐揚げを
食べたかったら来なさいと言って帰っていった

ママはあの頃のママと変わらなかった。
嫌いだけどちょっと嬉しかった

ママが戸籍を変えたせいでりえは殺人犯となっている
あゆみは殺してやろうかなと思ったが掃除屋が「待った」をかけた

「これは俺がそうしろって言ったんだ」
「りえの面倒も見るつもりだったし、ちょうどよかった」
「黙ってたのはごめん」と掃除屋が頭を下げた。

「もういいよ」とあゆみ
「ママの件はこれ以上触れない」
「それでいいか?」

「ありがとう」

あゆみは前に聞かされていた
ママが掃除屋の母親だってことを、生きてるとまでは知らなかった。
掃除屋はどうしても殺したくなく助けたんだと思う

あゆみは自分の親を殺しているから大事さがわからないけど
そういうものがあるのかもしれないとあゆみは思った
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