私は貴方を許さない

興梠司

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W県編

有名組長死す

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寺島から依頼を受けたあゆみは早速仕事にかかった、警察に内偵されてたので体が鈍っている。
早く誰かを殺りたい欲が強く、あゆみは内偵からの報告を首を長くして待っていた。
内偵からの報告は一週間程度かかったが「あの人いつも一人で家にいますよ」というのが内偵からの答えだった。
それなら何で内偵にこんな時間がかかったんだと思ったが一週間はみてみないと人の行動なんてわからない

深夜2:00
あゆみは寝ている老害を殺そうと深夜に自宅に侵入した、寝ている首を掻っ切ってやろうかと思ったが、ナイフをつきつけた瞬間「お前があゆみか」と聞かれたがあゆみは答えない。

「誰の指示だ?」
「どうせ寺島辺りの人間だろ」
「お前チャカは持ってないのか?

あゆみは首を横に振った、本当は持っているが敵に武器を教える筋はない

「ちょっと待っとけ」といい飾ってある日本刀で自分の腹を切った

「誰かに殺されるくらいなら自分で死んだほうがましだ」
と言い残し老害は死んでいった。

寺島はいらないというが一応小指だけ切って持っていくことにした、信用第一

案の定寺島は「指なんかいらねーよ」といって笑って胸ポケットにしまった。

「次のお願いもうしていいか?」

あゆみは頷いた。体がなまっているので早めに体を動かしたかった。

次の標的はこの地区のヤクザだった
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