今宵、月あかりの下で

東 里胡

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14-2

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「ねえ、あなたたち、結婚したの?」

 お世話になって二日目、常連の三人組のおばさまからの一言に、私は絶句した。

「いえ、全く! というか、付き合ってすら」

 ブンブンブンと勢いよく首を振る私に、小柄なおばさまはニヤリと笑う。

「涼真くん、いい男だと思うわよ? どう? 私たちもさ、最初は風花ちゃんが涼真くん目当てで入ってきたのかなって思ってたけど。風花ちゃんなら、いいかしらって」

 ロマンスグレーのおばさまが、珈琲を飲みながらフフフと笑ってケーキを一口。
 ん? はじめの頃、おばさまたちが冷たい気がしてたのは、気のせいじゃなかったってこと!?

「風花ちゃんのケーキも美味しいし、年の頃でも私たちよりはお似合いだし、悔しいけど、ねえ」

 一番恰幅のいいおばさまが、苦笑いして他の二人と顔を見合わす。

「まあ、私たちは推しが幸せならそれでいいんだけどね」
「推し!?」
「そうよ、推し活よ! 涼真くんの作ったご飯食べて、顔眺めて、ちょこーっと話して笑顔をもらって、それってとっても幸せなのよ。わたしたちは涼真くんの笑顔にパワーもらってるからね! お返しに『涼真くんが、幸せになりますように~』って拝んでる」
「ねえ、拝んでるって言わないでよ、祈ってるって言って!」
「あら」

 ケラケラと笑いながらも、マスターがキッチンから顔を覗かせると、声をワントーン高くして手を振るおばさまたち。
 愛らしいなあ、と思ってしまった。

「で? 今、一緒に住んでるんでしょ、あなたたち! わたし、見たのよ。朝早く、あなたが家の方の玄関掃除してる姿を」
「ゴールデンウィークの間だけですからね? お部屋をお借りしてるんです。連日夜は貸し切りなので、その手伝いに来てるだけなんで、安心してください」
「ちょっとー! わたしたちの話、聞いてた? 別にヤキモチ妬いてるわけじゃないし~!」

 そう言って一瞬、わざと頬をふくらませてから笑い出すおばさまに釣られて私も吹き出した。

「風花さん、三番にランチBと一番食後の珈琲お願い」
「はーい! では、ごゆっくりです」

 ペコリと頭を下げた私に、おばさま方は見送るように手をヒラヒラ振って。

「わたしたちに遠慮なんかしないでよ」
「幸せになんなさいよ、風花ちゃんは幸薄そうだし」

 あ、それ本当の事です、とは言えず苦笑いしてキッチンに戻る。

「なんか、楽しそうだったね」
「マスターとの仲を疑われてました」
「へえ? ちゃんと言った? 仲良くしてますって」
「本当に疑われるから、やめてください!」

 クスクス笑うマスターと顔を見合わせて笑う。
 こんな風に祥太朗さんとも笑い合えるようになればいいな。
 おばさま方みたいに、祥太朗さんを推しだと思えるようになれば、見返りなく幸せを応援できるはず。
 ゴールデンウィークが終わるまで、あと四日。
 どうか切り替えられますように。



「さびしい」

 桃ちゃんがテーブルにほおづえついて、上目遣いで私を見いる。
 小さな子が甘えてるみたいで可愛くなって、そっと頭を撫でた。

「あとね、ご飯がツライ」
「ん?」

 どういうこと? と首をかしげた私に、桃ちゃんが泣き出しそうに顔をゆがめて口をとがらせた。

「だって、朝はトースト焼いてバター塗って、コーヒーでしょ? お昼と夕飯は、それぞれ食べに行ったり買いに行ったり」

 今日は買いに行く途中で嫌になってムーンライトを訪れたのだという。
 ランチどきを過ぎ、ディナータイムまで既にお客様はおらず、closeした店内には私とマスターと桃ちゃんだけ。
 さっきランチを食べ終えた桃ちゃんには、ひとつ残っていたケーキとカフェラテを出す、これは私のおごり。
 マスターと私は桃ちゃんと同じテーブルで、まかないを食べる。

「洸ちゃんは、ボランティアサークルとかで湘南の海で清掃作業だって出かけて行っちゃうし、美咲ちゃんと勇ちゃんは仲良くデートの日々でしょ? あと、祥ちゃんは、くさってた」
「「くさってた!?」」

 ピッタリ、マスターと声をそろえたら、桃ちゃんが大きくうなずく。

「ずーっと一日中、スウェット姿でヒゲボウボウでカップラーメンばかり食べてる。まあ、風花ちゃんが来るまではそんなもんだったんだよね、祥ちゃん。平日は皆のために、動いてこまごました家事はやってくれてて、その反動が休日にくるみたい。あ、最低限の家事はやってくれてるけどね、お茶碗洗ったり、掃除機かけてたり。ほら、私も美咲ちゃんもやらないから」

 ペロっと悪びれず舌を出した桃ちゃんはさておき。
 マスターと目が合った。
 ゛マスター、知ってました?“ ゛いや、全く“
 お互い視線でそう確認をした。
 私が来るまでは、マスターも祥太朗さんとは疎遠だったというから、知らなかったのかもしれない。
 それにしても想像がつかない。
 土日の朝もコーヒータイムする時には、下はスウェットでも上は着替えてたり、ヒゲボウボウなことはなかったし見たこともない。
 休日は買い出しに一緒に行くから必ず着替えてたし、榛名家に関わる男性たちの中では一番爽やかだと思う。
 バンド系カジュアルな勇気さん、古着大好き洸太朗くん、普段着はアメカジのマスター。
 その中にいて、キレイめな色のセーターやパンツを好む祥太朗さんだったから、まるで想像がつかない。

「なんか元気ないんだよね、祥ちゃん。きっと風花ちゃんがいないからだよ?」

 桃ちゃんの言葉に、前までの私なら一瞬で心が弾んでいたかもしれない。
 今はもう、そうはならないから、苦笑いで首を横にふった。

「高野さん、帰省しちゃってるからだよ、きっと」
「ええ? そうかなあ?」
「そうだよ、またゴールデンウィークが明けたら元気になるはず」

 >>またゴールデンウィーク明けに榛名先輩お迎えに上がりますね!
 あの置手紙にあったように、日常がもどってきたら、高野さんが「おはようございます」と現れて、祥太朗さんと共に仕事に出掛けて行く日々となる。
 そうなったらきっとまた爽やかな笑顔の祥太朗さんに戻るはず。
 だけど、榛名家のご飯が心配ではある。
 皆ちゃんと食事取れてるだろうか?

「マスター、あとで食材返しますんで、少し分けて貰ってもいいですか? それとキッチン貸して下さい」
「もちろんいいよ、手伝おうか?」

 私が何をしようとしているのかわかったみたいで、マスターが笑ってうなずき、桃ちゃんは一人わけがわからず首をかしげた。

「もうちょっとゆっくりしててね、桃ちゃん。今日の夕飯と、明日の朝食のおかず作るから」
「いいの? 風花ちゃん!?」
「うん、明日も取りに来てくれる? 今夜のうちに作っておくね」
「うあー、風花ちゃん、大好き、大好き~!!」

 ピョンと飛び跳ねた桃ちゃんが私の首筋にだきついた。



 今日は、美咲さんと勇気さんと洸太朗くんも桃ちゃんについてきたらしい。
 一つのテーブルに四人並んでランチをしている姿を見ていたら、一つ足りないパーツが今頃なにをしているのか気になってしまう。

「風花ちゃんが連休明けまで帰って来ないのはわかってる。わかってるから、昨日の夕飯の豚汁や煮卵や、今朝のマカロニサラダはめちゃくちゃ嬉しかった~! 私ね、このままの生活じゃ太るの覚悟してた。だって、勇気が行きたがる店ってば食い放題ばっかりで」
「嘘つけ、店選んでるのいっつも美咲じゃん! 俺の方がダイエットしなくちゃならないってのに」

 このゴールデンウィークが終われば、勇気さんは本格デビューの用意で忙しくなる。
 人生最後の長い休みかも、と言っていた。

「帰ってきたら、私にダイエット食作ってね、風花ちゃん」
「俺にもよろしく」

 二人の会話に、桃ちゃんや洸太朗くん、そして休憩に入ったマスターも苦笑いしている。

「あ、ねー! 涼真くん、風花ちゃんに手出したりなんかしてないでしょうね?」
「美咲さん、しつこいって。俺がそんな軽薄そうな男に見える?」
「見えない、むしろ好青年のモテ男、だからこそ風花ちゃんを取られてしまいそうで、美咲怖いの」

 まるで少女漫画みたいに、自分のことを名前呼びしはじめた美咲さん。

「ほめてるの? けなしてるの?」
「ほめてる、ほめてる」
「二回言うのはほめてないって思うんだけどな」

 あ、そっか、と笑った美咲さんが、私をじーっと見つめた。

「そういえば、内緒なんだけどね、トップシークレットなんだけどね?」
「はい?」
「祥太朗、どうやら麻衣ちゃんのこと振ったみたいなの」

 美咲さんのおどろき発言に全員が目を丸くした。

「だって、高野さん、連休明けはまた祥太朗のこと迎えに行くって」
「そ! 振られてもまだアタックは続けるってさ。何回もアタックしたら、いつか祥太朗も受け入れるはずだって意気込んでた。ま、失恋は失恋だから、やっぱり辛かったみたいで、それで東京に戻らずにそのまま実家に戻ったんだって」

 祥太朗さんが高野さんを振った?
 だって、じゃあ、あの夜私が見たものは?

「でもさあ、今の祥兄見てたら、まるで振られた側の人間だよね」
「罪悪感もあるんじゃない? それだけじゃない気もするけど」

 チラリと美咲さんがまた私を見た。

「カップラーメンばっか食べてたから妙にやつれちゃってるし、人間そらなきゃあんなにヒゲが伸びるんだね、ってくらい汚くなっちゃったし、今の祥太朗見たら麻衣ちゃんの方が逃げて行きそう。風花ちゃん、面白いから観にきてみる? あ、写真撮って送ろうか?」

 それには首を振って遠慮した。
 皆の話を聞いている内に、祥太朗さんの様子が心配で心配で仕方がないけれど、きっとそんな姿をあまり人には晒したくないだろうから。
 連休明けまであと二日、私が会うのはいつもの祥太朗さんか、それとも……。
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