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97話.ボルグ救出!!
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夜も更けて、辺り一面は闇夜の世界になっていた。
「セバスさん。道案内お願いしますね」
「はい、お任せ下さい」
俺達は【転送魔法】を使い、[サドタの街]の貴族の城の前まで来ていた。
門兵は一人で入り口の警備を行っていた。
兵士のほとんどが出払っており、警備の人員が足りていないのだろう。
「セバスさん。
これから、どうするんですか?」
「このまま進みましょう。
坊ちゃんのご友人を連れてきたという、ていにしますから。
それに坊ちゃんを置いて、兵士の三人組がリストア様についていくとは思えませんし」
「それで大丈夫なら、それで行きましょう」
ロープやらを使い壁登ったりとか――
そういうモノを期待したが、そういう苦労はいらないみたいだ。
俺はセバスさんの後をついていく形で一緒に貴族の城へ進んでいった。
「何者だ!!」と、俺達は門兵に止められた。
「お疲れ様です。
やはり貴方は、ココに残ったんですね」
「あっ、セバスさん。
今まで何処に行ってたんですか?」
「坊ちゃんのご友人を連れてきた」
「へぇ、こんな時間にご友人ですか? ゲッ!!」
俺の顔を見るなり、ゲッ!! って、言われるとか――酷いなぁ。
「どうも、ご友人らしいです。何度かお会いしましたよね?
氷の大陸と三号店で会いしましたよね」と、俺は笑みを受かべながら発言した。
「ヒッ!!」と、軽い悲鳴をあげて兵士は怯え始めた。
「安心してください。
今日は、ボルグ様を助けにきたんです」
「助けに?」
「ハイ。
セバスさんからボルグ様からの手紙を頂いたので、リストア様が出立したタイミングでボルグ様を救出する作戦ですよ」
「商人の旦那。
坊ちゃんをどうするつもりだい?」と、兵士は聞いてきた。
「現状、この街で貴族の仕事してるのはボルグ様なんだし、この街の貴族として指導してもらうつもりですよ。
今回は、その舞台に立ってもらうだけですよ」
「そうかい、商人の旦那。坊ちゃんを頼んだぜ!!」
「あぁ、悪いようにはしないさ」と言って、俺達は城の中へ進んだ。
城の中には警備の兵士の姿はなく、そのまま地下牢まで何の苦も無く進むことができた。
そこには兵士が見張りをしていた。
「坊ちゃん。私が鍵を開けますんで逃げ出して下さい」
「いや、それは出来ない。
セバスがあの男に連絡を入れてくれているハズだ!!
ここ何日かセバスの姿が見えないのが――その証拠だろう」
「いや、そうなんですけど。
このままココにいたら、坊ちゃんの命も危ういかもしれませんし」
「お二人とも――私の不在に面白い事をお話をしてますね」
……と、二人の会話にセバスが割り込んだ。
「セバス、会いたかったぞ!!
あの男に手紙を渡してくれたか?」
「はい、渡しました」
「そうか、そうか良くやってくれた。
これで父の悪行もコレで終わる」
「ちょっと待ってくれ!!
ソレを終わらせるのはボルグ様、貴方の仕事だよ」
……と、俺が二人の会話に割り込んで言った。
「ボルグさん、貴方の力を貸してくれ。このままだと、この街の5000人が無駄死にするだけだ。
貴族の私兵の2000人が死ぬのは構わないが、他所から徴収した3000人を死なせるのは気がひける。
貴方は、そいつらを説得してくれないか?
貴方が説得してダメだったら、その時は諦めて魔法を放つ覚悟だ。
だが、減らせる犠牲は減らしたい」
「そうか、やはり私が動かねばならぬのだな……
解った!! 私も貴公に同行しよう」
「坊ちゃん。父殺しになりますぜ」と、兵士が言った。
「今まで、私が何もできなかったせいで……
私は牢獄に入れられたんだ。 その方が、よっぽど恥ずべき事だよ」
この兵士は、氷の大陸に連れて行った兵士の一人で威勢が良かった奴か。
「オイ!! 商人風情がでしゃ張ってきてんだ?」と、兵士が言ってきた。
「ん? この前の件で身の程をわきまえてないんですか?
まぁ、それは別に良いです……
貴方はボルグ様の護衛について下さい――あと1人は門兵の彼で良いでしょう」
「そうだな、奥の方で警備してるアイツをつれていくと「もうダメだ」とか叫びそうだしな」
……と、ボルグが笑いながら言った。
「そしたら、ボルグさん。貴方の母に挨拶はしなくて良いんですか?」
「母も理解してると思うよ……
私が立つと言う事は、父を討つという事だと」
「そうですか……
それなら、まずは[セカンタの町]に戻り、ゆっくり体を休めましょう。
[セカンタの町]に軍勢が到着するのは、あと5日以上はかかりますし」
「そうだな、そうさせてもらうとするよ。
よし、牢の鍵を開けよ!! 私は立つぞ!!」
ボルグの命令を聞いて、兵士は牢の鍵を開け始めた。
「坊ちゃんの守りは我々がやるからな!!」
「それは、任せたよ」
そして、ボルグ、セバス、門兵、牢屋番の4名を連れて【転送魔法】で[セカンタ町]へ移動した。
来客の人数が増えすぎたので、貴族達4名には宿屋に泊まってもらった。
そして、翌日の昼過ぎに4人を案内する事にした。
そして、自宅へ帰り[クリア]の魔法を使って眠りについた。
……
…………
朝になり目を覚ました。
そして、いつも通りに仕事を行ない――その後、彼等に[セカンタの町]の案内した。
そして、俺が町の案内をしていると3人が驚愕していた……
「オイ!! この前まで、こんな城壁はなかったじゃないか?
どういうことだ?」と、高圧的な兵士が問うた。
「あぁ、昨日は夜だったからも見えなかったんだね。
この城壁は1日で作ったよ。
今はギルドの人達が城壁の間の濠に水を入れてるんじゃないのかな?」
「やはり……この男とは敵対するべきではないな」
……と、ボルグが言った。
「次は、【転送魔法】を使って最前線の高台を案内するよ」
【転送魔法】を使って、4人を城壁の最前線である高台に連れてきた。
「ホウ、ここからだと森の方まで見えるんだな」
「ちなみに、どうやって撃退するかというと……」
[双眼鏡]で目視を行い、森近辺の辺りを確認した。
そして、[エクスプロージョン]の魔法を森の入り口付近に放った。
相変わらず物凄い威力の魔法だなぁ……
あまりの魔法の威力に4人は固まってしまっている。
「森から出てくる場所が、あそこからしかない以上……
父は何をしても勝てはしないな」
「そしたら、皆さん。ここに残ってもらって良いですか?
今から、私がさっきの地点に移動します。
そこの整地が終わった後に、ココに向けて声を出しますんで聞こえたら手で合図を出して下さい」
【転送魔法】で森の入り口付近へ移動して、荒れた地面を[アースウォール]の魔法を使って整地しなおした。
今回用意したのが[双眼鏡]だ。[双眼鏡]を覗き、高台にいる4人の姿をしっかりと捉えた。
次に用意したのが[スピーカー]だ。
[スピーカー]をこの場に設置し、高台に方向を向けた。
「聞こえますかー!!」と、スピーカーの付属のマイクを使い高台にいる4人に向けて話してみた。
[双眼鏡]をのぞいてみると、各々が驚きながら身振り手振りで反応していた。
【転送魔法】で、再び高台の上に戻ってきた。
「アレは、どうなっているんだ?
あの距離から、ここまで声が聞こえたぞ……」
「声を遠くにまで飛ばせる、魔道具みたいなもんですよ」
……と言って、スピーカーと付属のマイクを見せた。
「これを使って、ボルグ様には説得をしてもらいます」
「なるほど!! 説得に応じれば逃すが、応じなければ的になるだけと言う事か?
私の責任は重大だな……」
「貴方達に魔法を見てもらったのは威力が高過ぎるため、魔法を受けた相手は無事では済まないと理解して欲しかったからです。
一度、[エクスプロージョン]の魔法を見ておいた方が、ボルグ様も説得に身が入るでしょ」
「貴公が手の内を隠していると思ってたのは、コレがあったからか……
私が出来る事は街の皆を説得をすることだ。
1人でも多くの住民が無事に生き残れるよう努力するよ」
こんな感じで――彼等に町の案内をおこなった。
そして、その6日後……
貴族の大軍が[セカンタの町]へ押し寄せて来たのだった。
「セバスさん。道案内お願いしますね」
「はい、お任せ下さい」
俺達は【転送魔法】を使い、[サドタの街]の貴族の城の前まで来ていた。
門兵は一人で入り口の警備を行っていた。
兵士のほとんどが出払っており、警備の人員が足りていないのだろう。
「セバスさん。
これから、どうするんですか?」
「このまま進みましょう。
坊ちゃんのご友人を連れてきたという、ていにしますから。
それに坊ちゃんを置いて、兵士の三人組がリストア様についていくとは思えませんし」
「それで大丈夫なら、それで行きましょう」
ロープやらを使い壁登ったりとか――
そういうモノを期待したが、そういう苦労はいらないみたいだ。
俺はセバスさんの後をついていく形で一緒に貴族の城へ進んでいった。
「何者だ!!」と、俺達は門兵に止められた。
「お疲れ様です。
やはり貴方は、ココに残ったんですね」
「あっ、セバスさん。
今まで何処に行ってたんですか?」
「坊ちゃんのご友人を連れてきた」
「へぇ、こんな時間にご友人ですか? ゲッ!!」
俺の顔を見るなり、ゲッ!! って、言われるとか――酷いなぁ。
「どうも、ご友人らしいです。何度かお会いしましたよね?
氷の大陸と三号店で会いしましたよね」と、俺は笑みを受かべながら発言した。
「ヒッ!!」と、軽い悲鳴をあげて兵士は怯え始めた。
「安心してください。
今日は、ボルグ様を助けにきたんです」
「助けに?」
「ハイ。
セバスさんからボルグ様からの手紙を頂いたので、リストア様が出立したタイミングでボルグ様を救出する作戦ですよ」
「商人の旦那。
坊ちゃんをどうするつもりだい?」と、兵士は聞いてきた。
「現状、この街で貴族の仕事してるのはボルグ様なんだし、この街の貴族として指導してもらうつもりですよ。
今回は、その舞台に立ってもらうだけですよ」
「そうかい、商人の旦那。坊ちゃんを頼んだぜ!!」
「あぁ、悪いようにはしないさ」と言って、俺達は城の中へ進んだ。
城の中には警備の兵士の姿はなく、そのまま地下牢まで何の苦も無く進むことができた。
そこには兵士が見張りをしていた。
「坊ちゃん。私が鍵を開けますんで逃げ出して下さい」
「いや、それは出来ない。
セバスがあの男に連絡を入れてくれているハズだ!!
ここ何日かセバスの姿が見えないのが――その証拠だろう」
「いや、そうなんですけど。
このままココにいたら、坊ちゃんの命も危ういかもしれませんし」
「お二人とも――私の不在に面白い事をお話をしてますね」
……と、二人の会話にセバスが割り込んだ。
「セバス、会いたかったぞ!!
あの男に手紙を渡してくれたか?」
「はい、渡しました」
「そうか、そうか良くやってくれた。
これで父の悪行もコレで終わる」
「ちょっと待ってくれ!!
ソレを終わらせるのはボルグ様、貴方の仕事だよ」
……と、俺が二人の会話に割り込んで言った。
「ボルグさん、貴方の力を貸してくれ。このままだと、この街の5000人が無駄死にするだけだ。
貴族の私兵の2000人が死ぬのは構わないが、他所から徴収した3000人を死なせるのは気がひける。
貴方は、そいつらを説得してくれないか?
貴方が説得してダメだったら、その時は諦めて魔法を放つ覚悟だ。
だが、減らせる犠牲は減らしたい」
「そうか、やはり私が動かねばならぬのだな……
解った!! 私も貴公に同行しよう」
「坊ちゃん。父殺しになりますぜ」と、兵士が言った。
「今まで、私が何もできなかったせいで……
私は牢獄に入れられたんだ。 その方が、よっぽど恥ずべき事だよ」
この兵士は、氷の大陸に連れて行った兵士の一人で威勢が良かった奴か。
「オイ!! 商人風情がでしゃ張ってきてんだ?」と、兵士が言ってきた。
「ん? この前の件で身の程をわきまえてないんですか?
まぁ、それは別に良いです……
貴方はボルグ様の護衛について下さい――あと1人は門兵の彼で良いでしょう」
「そうだな、奥の方で警備してるアイツをつれていくと「もうダメだ」とか叫びそうだしな」
……と、ボルグが笑いながら言った。
「そしたら、ボルグさん。貴方の母に挨拶はしなくて良いんですか?」
「母も理解してると思うよ……
私が立つと言う事は、父を討つという事だと」
「そうですか……
それなら、まずは[セカンタの町]に戻り、ゆっくり体を休めましょう。
[セカンタの町]に軍勢が到着するのは、あと5日以上はかかりますし」
「そうだな、そうさせてもらうとするよ。
よし、牢の鍵を開けよ!! 私は立つぞ!!」
ボルグの命令を聞いて、兵士は牢の鍵を開け始めた。
「坊ちゃんの守りは我々がやるからな!!」
「それは、任せたよ」
そして、ボルグ、セバス、門兵、牢屋番の4名を連れて【転送魔法】で[セカンタ町]へ移動した。
来客の人数が増えすぎたので、貴族達4名には宿屋に泊まってもらった。
そして、翌日の昼過ぎに4人を案内する事にした。
そして、自宅へ帰り[クリア]の魔法を使って眠りについた。
……
…………
朝になり目を覚ました。
そして、いつも通りに仕事を行ない――その後、彼等に[セカンタの町]の案内した。
そして、俺が町の案内をしていると3人が驚愕していた……
「オイ!! この前まで、こんな城壁はなかったじゃないか?
どういうことだ?」と、高圧的な兵士が問うた。
「あぁ、昨日は夜だったからも見えなかったんだね。
この城壁は1日で作ったよ。
今はギルドの人達が城壁の間の濠に水を入れてるんじゃないのかな?」
「やはり……この男とは敵対するべきではないな」
……と、ボルグが言った。
「次は、【転送魔法】を使って最前線の高台を案内するよ」
【転送魔法】を使って、4人を城壁の最前線である高台に連れてきた。
「ホウ、ここからだと森の方まで見えるんだな」
「ちなみに、どうやって撃退するかというと……」
[双眼鏡]で目視を行い、森近辺の辺りを確認した。
そして、[エクスプロージョン]の魔法を森の入り口付近に放った。
相変わらず物凄い威力の魔法だなぁ……
あまりの魔法の威力に4人は固まってしまっている。
「森から出てくる場所が、あそこからしかない以上……
父は何をしても勝てはしないな」
「そしたら、皆さん。ここに残ってもらって良いですか?
今から、私がさっきの地点に移動します。
そこの整地が終わった後に、ココに向けて声を出しますんで聞こえたら手で合図を出して下さい」
【転送魔法】で森の入り口付近へ移動して、荒れた地面を[アースウォール]の魔法を使って整地しなおした。
今回用意したのが[双眼鏡]だ。[双眼鏡]を覗き、高台にいる4人の姿をしっかりと捉えた。
次に用意したのが[スピーカー]だ。
[スピーカー]をこの場に設置し、高台に方向を向けた。
「聞こえますかー!!」と、スピーカーの付属のマイクを使い高台にいる4人に向けて話してみた。
[双眼鏡]をのぞいてみると、各々が驚きながら身振り手振りで反応していた。
【転送魔法】で、再び高台の上に戻ってきた。
「アレは、どうなっているんだ?
あの距離から、ここまで声が聞こえたぞ……」
「声を遠くにまで飛ばせる、魔道具みたいなもんですよ」
……と言って、スピーカーと付属のマイクを見せた。
「これを使って、ボルグ様には説得をしてもらいます」
「なるほど!! 説得に応じれば逃すが、応じなければ的になるだけと言う事か?
私の責任は重大だな……」
「貴方達に魔法を見てもらったのは威力が高過ぎるため、魔法を受けた相手は無事では済まないと理解して欲しかったからです。
一度、[エクスプロージョン]の魔法を見ておいた方が、ボルグ様も説得に身が入るでしょ」
「貴公が手の内を隠していると思ってたのは、コレがあったからか……
私が出来る事は街の皆を説得をすることだ。
1人でも多くの住民が無事に生き残れるよう努力するよ」
こんな感じで――彼等に町の案内をおこなった。
そして、その6日後……
貴族の大軍が[セカンタの町]へ押し寄せて来たのだった。
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それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
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話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
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