主人公の義弟兼当て馬の俺は原作に巻き込まれないためにも旅にでたい

発光食品

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光の国に転生した闇属性の俺!?

17)プレゼント


あれから、俺は順調に魔力の使い方について父や母に習っていった。魔法の基礎は父の方に教えてもらい、物への魔力の付与は母に教えて貰っている。

「ママも昔はパパに自分の魔力を込めたブレスレットなんかをプレゼントしてたのよー♡今でこそ領地によく居るけど昔のパパは戦場を駆け回っていたの。やっぱり離れていても愛する人の力にはなりたいじゃない?」

家の両親はラブラブだと思っていたがここまでラブラブだと胃もたれしてくる。普段の様子を見ると父が母にゾッコンなように見えるが、実際は同じくらいの質量で愛し合っている。なんてお手本になる夫婦なのだろうか。

「まず、物にどんな魔法をかけるのか決める必要があるわ。私の場合はゴーレムを召喚出来る魔法だったり、盾とか剣を生み出したりする魔法を付与してたわね」

「うーん、僕の魔法の中でお兄様の役に立つ魔法…」

「なんでも喜ぶと思うわよー♡それこそナハトちゃんはバリア系の魔法がこの前使えてた見たいだからお兄様を守れるような魔法を付与するのも良いかもしれないわね?」

色々考えてみるが兄は俺がどんな物を送っても喜びそうだ。攻撃的な魔法は多分かけても意味が無い。何故かって?兄はそんなの必要としないくらい強いのだ。

それならば…

「僕、このペンダントに守護魔法をかけようと思いましゅ」

「うんうん♡それがいいと思うわ。早速だけどやってみましょうか。先に私がお手本を見せるわね」

母が自分の付けていたネックレスを両手で包むように持つ。するとほわほわと母の手元が光出した。

「よし!こんな感じよ、使ってみて?」

母からネックレスを受け取りグッと力を込めてみる。すると

ポンッ

「わわっ、え?お花…?」

「ふふ、可愛いでしょ?こんな感じでビックリする仕掛けをするのもありなの。次はこのネックレスにナハトちゃんの魔法も込めてみてくれるかしら?」

「僕の魔法を…ですか?」

「そうなの、渡した相手の魔力を合わせるとまた違った効果になる場合があるの。」

次は自分の魔力をネックレスに込めてみる。すると先程見たような色とりどりな花とは違い黒い花が出てきた。

「凄い…こんな風に魔法と魔法を掛け合わせることができるのですね」

「そうなの!付与魔法は1度ではなく2度楽しめるのよ~」

なるほど、母の込めた「花を生み出す魔法」と「闇魔法」を組み合わせたから黒い花が生まれたのか。黒い花もこれはこれで綺麗で素敵だ。

もし、俺の魔法と兄の魔法を合わせたらどんな面白い結果を生み出すだろうか。

「おかあしゃま」

「んー?どうしたの?ナハトちゃん」

「僕、もう少しこのペンダントにかける魔法を考えてみてもいいでしゅか?」

「全然良いのよ。お兄様の誕生日会まではまだまだ時間がから納得がいくまで考えるといいと思うわ♡」

(もし、今俺の考えている魔法が上手くいったら兄をびっくりさせられるかもしれない)

「僕、頑張りましゅ」



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