主人公の義弟兼当て馬の俺は原作に巻き込まれないためにも旅にでたい

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光の国に転生した闇属性の俺!?

18)レベル


最近俺はレベルと魔力量の関係性が分かるようになってきた。やっぱりレベルが上がると魔力量も同じように上がる。

それとは別で元から持っている魔力量というのも関係しているらしい。

母のレベルは25に対してMPは250
父のレベルは60に対してMPは540

MPからレベルを割れば元の魔力量が分かる。父と母の元の魔力を計算してみると、なんとびっくり母の方が基礎の魔力量は多いのだ。

魔力量は貴族と平民でかなり違うことが分かった。うちの騎士団は実力主義で貴族と平民、どちらもいるため魔力量の差というものが見えやすい。

(ただ、HPは平民の方が多いことの方がほとんどだ)

生き方の違いもこういう所で現れているのかもしれない。ただ、稀に魔力量の多い平民の騎士もいる。

(俺のMPはどのくらいなんだ?)

イヤリングをつけて鏡を見てみる。やはり、自分のレベルやHP、MPを見ることは出来ない。

(うーん、どうしたら…)

「あっ!聞くのにめちゃくちゃ頼りになるやついるじゃん」

自分の影に触れる。最近は父との練習のおかげで魔力の絶ち方も覚えたから大丈夫なはずだ。

「ーシャドウ、来て」

俺の影がまたボコボコと変化する。この感じは正直不気味で慣れない。

「また我を呼んだのか童よ」

「うん、ちょっと聞きたいことがあって…」

「…ふん、まあいい。なんだ」

「シャドウって僕の魔力量とか分かる?」

「何故そんなこと気になる。おいまて、その耳につけているものを見せろ」

急に雰囲気が変わる。ググッとシャドウが僕に近づいてくる。

(このイヤリングの事か…?)

「これはね、この前おかあしゃまが買ってくれたやつなの」

「何故これがここに…まあ、童の事だ何も知らないんだろう」

「むっ、何かあるなら教えてよ」

やっぱりシャドウは俺のことを舐めている節がある。俺のことを「童」と呼んでるしかなりのおじいちゃんなのか?

「なんだ童、今失礼なこと考えただろう」

「そ、そんなことないよ」

「ふーん、まあいい。貴様は自分の魔力量が知りたいんだったな。そのイヤリングを渡せ」

「え、これはあげないよ?」

「一瞬だけだ。渡せ」

本当は渡したくないが自分からイヤリングを外しシャドウに渡す。すると、シャドウはそのイヤリングに魔力を込め始めた。

「ほれ、もう1回つけてみろ」

「何したの?」

何をしたのか少し怖いがもう一度シャドウから渡されたイヤリングをつけてみる。

「ん?何も変わらないよ」

「阿呆、それに自分の魔力を込めるんだ」

シャドウの言うとこりイヤリングに魔力を込めてみる。すると、目の前に自分のレベルやら色んなことが映し出されたのだった。

「わっ!凄い!でも…え…」

ナハト レベル5    HP19/20   MP350/1500

(MPの最大値1500!?!?レベル5でこの量!?確かに闇属性は魔力量多いって聞いた事あるけどそんなに!?)

「あれ、でもなんでこんなに魔力が減ってるんだ…?」

「我を召喚してるからに決まっているだろう。ほれ、もう少しで300きるぞ」

魔力量は300、290と秒単位で減っていく。

(うわっシャドウを召喚するのってこんなに魔力使うんだ。燃費悪っ)

「そもそもだな、童」

「ごめん、話の途中申し訳ないんだけど魔力の道筋絶つね!今日はあいがと!」

「おい、まだ話が…ー」

プツン

無理やり魔力の道筋を絶ったが、倦怠感が凄い。もう一度イヤリングに手を伸ばし、魔力を注いでみる。

「魔力量190…本当に、燃費悪いじゃん」

これからはシャドウの召喚は控えようと心に誓った。

感想 14

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