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第1章
あの場所
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春香side
先生の話も終わり始業式も適当に話を聞いていればすぐに終わった
その後普通に放課になったし、今日もあの場所に行こう。
今は1人になりたい、そう思って帰りながら今日一日を振り返ってみたんだけど、
なんだかなぁ、あんなクラスメイトってどうして本当のことを知らないのに嘘ばかりついてみんなの気を惹きたがるんだろう……
人殺しってあながち間違った事でもないし否定はしないけどそれでも高一の夏から随分と話に尾ひれがついたものだよね、あるクラスで私は何人もの人を包丁で刺して病院送りにした、だとかたった一人残った幼馴染でさえも殺す計画を立てている、だとか信憑性のない噂まで広まっていてもはや私に弁解の余地も与えてくれないみたい。
あれこれと考えているうちに町の高台にあり町を見渡せる小さな丘に着いた。
ここはいつも3人の遊び場であり他の誰にもこの場所を知られてないことから秘密基地でもあった。
それは高1のあの日までずっと…辛いことがあっても楽しいことがあってもいつも3人で集まっていた、、のに、
今でもあの日を思い出すとどうしても私はいつもの様にこの場所に来てしまう。
ここは私が1番正直に本音を言える場所だから…
唯一一日の中で気を楽にできる場所だから、
「あーぁ、どうしてこうなっちゃったんだろ…」
あ、やばい、涙が出そう、、泣いちゃダメ、私が全て悪いんだから、
止まって、止まれ止まれ止まれ、
「ふぅ、何とか堪えれた………え、?え?きゃあっっっ」
涙を抑えることが出来たと思ったらガサガサと大きな音が鳴り突然草陰から嗄凪人が出てきた
「まさかずっと見てたわけじゃないよね?」
「そのまさかだって言ったら?」
冗談じゃない例え嗄凪人にでも見られてはいけないのに弱いところなんて……見せちゃダメなのに
「嗄凪人は先に帰っててよ、一人で考えたかったのに……」
「なぁ、二人でいる時は真人って呼んでって言ってんじゃん」
そう……私の目の前にいるのは双子の弟嗄凪人ではないのだ
双子の兄の真人の方なんだ
「あ、、、ごめん、学校でずっと嗄凪人って呼んでたら癖になっちゃって、、」
「ま、そうだよな、、で、それより、言っただろ?あれはお前のせいじゃないって」
急に体が傾いたと思ったら真人に抱きしめられていた
不意に抱きしめられてびっくりしたけれどこんなこと嗄凪人がいないのにしていい訳ないんだ
「っ、や、、やめてっ」
咄嗟に声を出して離れたけど私はそう言ってから後悔した
だってあまりにも悲しそうな顔で真人が私を見つめていたのだから
「わり、ごめんな、俺先に帰るわ」
「へ、、…あ、うん、ごめんね、」
久しぶりに見た真人の悲しそうな顔に動揺していると返事もままならなかった
真人だってこの一年半の間ずっと苦しんできたはずなのにとても酷いことをしてしまった…
知ってるよ、真人が私を恋愛的な意味で好きでいてくれているってこと
だからいつも守ってくれてるんだってことでもその気持ちには応えられない、嗄凪人への罪悪感から麻痺しているんだろうか私は自分の気持ちが分からない、
ううん、私は贖罪を利用して逃げているんだ
真人が私に抱いている好意から…
先生の話も終わり始業式も適当に話を聞いていればすぐに終わった
その後普通に放課になったし、今日もあの場所に行こう。
今は1人になりたい、そう思って帰りながら今日一日を振り返ってみたんだけど、
なんだかなぁ、あんなクラスメイトってどうして本当のことを知らないのに嘘ばかりついてみんなの気を惹きたがるんだろう……
人殺しってあながち間違った事でもないし否定はしないけどそれでも高一の夏から随分と話に尾ひれがついたものだよね、あるクラスで私は何人もの人を包丁で刺して病院送りにした、だとかたった一人残った幼馴染でさえも殺す計画を立てている、だとか信憑性のない噂まで広まっていてもはや私に弁解の余地も与えてくれないみたい。
あれこれと考えているうちに町の高台にあり町を見渡せる小さな丘に着いた。
ここはいつも3人の遊び場であり他の誰にもこの場所を知られてないことから秘密基地でもあった。
それは高1のあの日までずっと…辛いことがあっても楽しいことがあってもいつも3人で集まっていた、、のに、
今でもあの日を思い出すとどうしても私はいつもの様にこの場所に来てしまう。
ここは私が1番正直に本音を言える場所だから…
唯一一日の中で気を楽にできる場所だから、
「あーぁ、どうしてこうなっちゃったんだろ…」
あ、やばい、涙が出そう、、泣いちゃダメ、私が全て悪いんだから、
止まって、止まれ止まれ止まれ、
「ふぅ、何とか堪えれた………え、?え?きゃあっっっ」
涙を抑えることが出来たと思ったらガサガサと大きな音が鳴り突然草陰から嗄凪人が出てきた
「まさかずっと見てたわけじゃないよね?」
「そのまさかだって言ったら?」
冗談じゃない例え嗄凪人にでも見られてはいけないのに弱いところなんて……見せちゃダメなのに
「嗄凪人は先に帰っててよ、一人で考えたかったのに……」
「なぁ、二人でいる時は真人って呼んでって言ってんじゃん」
そう……私の目の前にいるのは双子の弟嗄凪人ではないのだ
双子の兄の真人の方なんだ
「あ、、、ごめん、学校でずっと嗄凪人って呼んでたら癖になっちゃって、、」
「ま、そうだよな、、で、それより、言っただろ?あれはお前のせいじゃないって」
急に体が傾いたと思ったら真人に抱きしめられていた
不意に抱きしめられてびっくりしたけれどこんなこと嗄凪人がいないのにしていい訳ないんだ
「っ、や、、やめてっ」
咄嗟に声を出して離れたけど私はそう言ってから後悔した
だってあまりにも悲しそうな顔で真人が私を見つめていたのだから
「わり、ごめんな、俺先に帰るわ」
「へ、、…あ、うん、ごめんね、」
久しぶりに見た真人の悲しそうな顔に動揺していると返事もままならなかった
真人だってこの一年半の間ずっと苦しんできたはずなのにとても酷いことをしてしまった…
知ってるよ、真人が私を恋愛的な意味で好きでいてくれているってこと
だからいつも守ってくれてるんだってことでもその気持ちには応えられない、嗄凪人への罪悪感から麻痺しているんだろうか私は自分の気持ちが分からない、
ううん、私は贖罪を利用して逃げているんだ
真人が私に抱いている好意から…
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