異世界で生きていく。

モネ

文字の大きさ
33 / 128
第ニ章の話

高台にある素敵宿

しおりを挟む
お部屋のカードキーをもらった。
カードキーを部屋の前にある魔石にかざすと鍵が開くらしい。
最新式だ。
そしてとりあえず部屋に行くことにする。
レンさんも来てくれた。

部屋に入ると部屋の奥には窓があり、ロビーのところと同じく海と街がみえる。
きっと夜も綺麗だ。
そして部屋が広い。ダブルベットがあるのにそれでも広々としている。
部屋には窓際にテーブルとソファ、壁際にはデスクと椅子、横の棚にはお茶の用意ができるセットとお茶菓子があった。
そしてバスルーム、洗面所、トイレもある。
バスルームからも海や街が見えて素敵だ。
湯船から眺めるの楽しみだな♪
私が部屋を探検しているとそれを見ながらレンさんがフッと笑っていた。

「あっ!すみません!あまりにも素敵でついウロウロと。」
「いや、良かった。気に入ってもらえて。ここは俺の知り合い。さっき受付していたやつだ。経営している宿だ。セキュリティもしっかりしていて、清潔だし、サービスもいい。」
「受付の方がお知り合いなんですね、経営者さんですね!セキュリティしっかりしてるのは安心です!素敵な宿で嬉しいです!!」
「ここの宿は飯も美味いぞ」
「フフッ。それは嬉しいです!」
「夕飯はここで食べてもいいが、この宿のすぐ近くや階段降りたところ、さっき通ってきたよな、通りは飲食店が沢山ある。他の通りにもあるが。好きなもん食えるよ。」
「はい、ありがとうございます!宿も決まって一安心です!」
「よかったよ。」
「スック」
スックもお礼を言っているようだ。
「色々ありがとうございます!あの、レンさんは他の宿ですか?」
「あぁ、俺はサブ拠点としてマリンにいるから家を持っている。ここのすぐそばだ。見晴らしもいいからここら辺は気に入っているんだ。」
「家を。サブ拠点なら本拠点にも家があるのですか?」
「あぁ、そうだな。他の街には流石にないが。」
「すごい、家を2つ持ってるんですね!」
「その方が何かと楽だからな長期滞在してるし。この宿の少し先に行ったところだ。一応場所を教えておこうか?何かあったとき尋ねてくるといい。」
「はい、ありがとうございます。」

2人でレンさんの家の場所へ向かった。
っていっても本当にすぐそばだ。
数秒でつく。
「ここだ。」
案内されたのは白い石造りの2階建ての建物だった。
素敵だ。

「わぁ、素敵ですね!2階建てですし。」
「いや、さっきの宿の受付の奴が用意してくれたんだよ。家を買った方がいいってのも教えてくれて。」
「そうなんですね!友達がいると心強いですね!」
「そうだな、何かと世話を焼いてくれる。」
「フフッ。仲良しですねぇ。」
「まぁ腐れ縁ってやつかもな。中入ってみるか?俺も荷物置きたいし。その後夕飯でも行くか?まだお店とかわからないだろ?」
「お邪魔してもいいんですか?夕飯まで気を遣ってもらってありがとうございます!」
「いいよ、そんなたいした部屋ではないが。夕飯は俺も美味いもの食いたいからさ。」

そう言って家に案内してくれた。
中に入るとまず、レンさんがクリーンで空気の入れ替えをした。
クリーン便利だな。私もできるといいな。
レンさんについていくと玄関を入ってホールがある。すぐドアがあり入るとすぐに大きな窓がありそこから海と街を見渡せる。
素敵だ。そして大きめのテラスがある。
景色を見ながらお茶とか出来そうなスペースだ。そこに椅子とテーブルもあった。

リビングダイニングがとても広くてダイニングセットとソファに、ローテーブルがあった。
アイランドキッチンもあり、とても広い。
「素敵なお家ですね!スッキリしていてお洒落です!」
家具などは全て白と青で統一されていた。

「あぁ、ほぼあの宿のやつ。あいつはケイっていうんだが。ケイがやってくれたんだよ。」
「素敵なお部屋です!」
「あとはそこのドアがトイレと洗面所、バスルーム。キッチン横のドアはパントリー。あそこの階段で2階に上がることができる。行ってみるか?」
「はい!」
2階にいくと扉が3つ。
「1つは空き部屋、もう1つが物置、そしてこっちは寝室。」
寝室はとても広くて大きなベッドが真ん中にあり、あとはサイドテーブルと1人用ソファがある。
シンプルなお部屋だった。寝室も白と青のインテリア。

そしてその奥にバルコニーがあって下の景色以上に綺麗に見渡せる。

「寝室からの景色が1番綺麗ですね、高さがあるからですね!」
「あぁ、この家で1番気に入ってるのは見晴らしだな。眺めてると時間を忘れる。」
窓を開けてくれてバルコニーにでた。
潮風の香りがして気持ちいい風が吹いている。
「風が気持ちいいですね!波の音も聞こえる。」
「あぁ、良い天気だしな。リビングでお茶を淹れるよ。コーヒーでいいか?」
「はい、ありがとうございます!お邪魔してしまい。」
「いや、荷物おきたかったからちょうど良いよ。」

リビングに戻り私は窓から景色を見ていた。
レンさんは荷物を置いてからコーヒーを淹れてくれている。
スックはソファに座っていた。
ちょこんと座る姿が可愛い。

2人でコーヒーを飲んでゆっくりとして、夕方になってきたので、夕食に行こうという話になった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命

yukataka
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。

月が出ない空の下で ~異世界移住準備施設・寮暮らし~

於田縫紀
ファンタジー
 交通事故で死んだ筈の私は、地球ではない星の一室にいた。ここは地球からみて異世界で、人口不足の為に他世界から移民を求めており、私も移民として転移させられたらしい。ただし移民だから言葉は通じないし生活習慣も違う。だから正式居住までの1年間、寮がある施設で勉強することになるようだ。  突然何もかも変わって、身体まで若返ってしまった私の、異世界居住の為の日々が始まった。  チートなし、戦闘なし、魔物無し、貴族や国王なし、恋愛たぶんなしというお話です。魔法だけはありますが、ファンタジーという意味では微妙な存在だったりします。基本的に異世界での日常生活+α程度のお話です。  なお、カクヨムでも同じタイトルで投稿しています。

チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~

黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」 女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。 この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。 『勇者道化師ベルキッド、追放される』 『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。

【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?

山咲莉亜
ファンタジー
 ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。  だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。  趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?  ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。 ※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
 農家の四男に転生したルイ。   そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。  農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。  十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。   家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。   ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる! 見切り発車。不定期更新。 カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。 その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。

処理中です...