異世界で生きていく。

モネ

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第ニ章の話

安全ルートととりあえずのお別れ

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次の日、朝ごはんの支度をしていると男性陣が起きてきた。
昨日寝る前にもう一度ポーションを飲んだのもあり、ケニー君は結構元気になったようだ。

「おはようございます、モエさん。ありがとうございます。この通り結構回復しました。」
「おはよう。よかったです。傷は大丈夫?」
「はい、おかげさまで。あっ俺も手伝いますよ。ライとの旅は俺が料理担当なので。」
「ありがとう。でも回復したばかりだし。テーブルにこのカトラリーを並べて座ってて、もうできるから」
「はい、ありがとうございます。」

レンさんとライ君はテントの片付けやらをしてくれていた。

今朝のごはんは焼き魚、卵焼き、サラダ、昨日の残りの豚汁、ごはんだ。
「やっぱり美味い!モエさんお店開けますよ!」
「うん、昨日のお粥も美味しかったけど朝食も美味しいです!」
ライ君、ケニー君は笑顔で沢山食べてくれた。
「うん、美味い。活力になるよ。」
みんなで美味しく朝食をした。

「よし、出発するぞ。ケニーは歩けるか?」
「はい!ありがとうございます。」
ライ君も疲れが取れたみたい。
ケニー君もなんとか帰還することができるまでは回復した。でもまだ傷はあるので街へ戻って治療が必要となる。
4人で歩いていく。
こういう大きな森などには安全なスポットにギルドがつくった救急部隊のような人たちが待機していて、そこまで行けば助けてくれる。
でもここ数年でできたばかりなのでみんながみんな知ってるわけではないらしい。
私も覚えておいて旅の途中とかにどこにその部隊がいるのか確認して進むようにしよう。

しばらく行くと木のトンネルのようになってる道に入り、そこは魔物が全然いなかった。
この木のトンネルには魔除け香がふんだんに使われているのと結界も張ってあるかららしい。

「こんな道があるんすね!知らなかったです!」
「あぁ、これは結構いろんなところにある。旅をするのには重要になる、覚えておけ!」
「はい!師匠!!」
「あ?師匠?俺はお前の師匠ではない!」
「んな冷たいこと言わないでください!俺たちレンさんに弟子入りします。」
「いや、弟子はとってねぇ。」
「ならアニキで!」
「いや、弟もいらねぇ。」
レンさんとライ君が面白いやりとりをしているのをケニー君と後ろをついていきながら聞いていた。

しばらく行くと4人の人が見えた。
この人たちらしい。
「わりぃ、怪我人なんだが、街まで頼む。」
「!レンさん。了解です。」
4人の人たちとレンさんは知り合いなのか話している。

「モエさん、ほんとありがとうございました。手当ても助かったし、飯も美味かったです。街でお二人の帰りを待ってます。」
「ライ君ありがとう。ライ君も本調子ではないんだから無理しないようにね。」
「モエさん、ありがとうございます!看病もお料理も。」
「ううん、気にしないで。怪我、きちんと治してね。」
「はい!」
「お2人の帰りを待ってますね!気をつけてください!」
2人と挨拶をかわした。

2人と別れて森へ進む。
やはり魔物が多い。
お昼をとるのも結界を張ってないと難しい。
「なかなかハードだな。帰還して行く冒険者もちらほらいたな。」
「はい。まだ奥には冒険者がいるのでしょうか?」
「あぁ、多分な。モエは大丈夫か?」
「はい。私ライ君とケニー君に会って思ったんです。治癒魔法ができたらって。少しでも回復に役立つし。今度勉強して特訓します。」
「そうか、無理はするなよ。調合で作ったポーションとか薬品も力になれているし。もう少ししたら奥地だ。」
「はい!頑張りましょう!」

2人で魔物を倒しながら奥へ進む。
奥に進むにつれてキンと冷える寒さとジメッとした湿気。
そこを抜けるとシンとした雰囲気に変わった。
「レンさん、なんかさっきとここら辺は違いますね。」
「あぁ、ここが1番奥だ。上を見てみろずっと進むと山だ。」
見上げると大きな山。前の道を登って行くと頂上に着くらしい。結構急な坂道がグネグネしているみたい。

「モエ!また魔物が。あっちにもしかしたら魔素だまりがあるかもしれない。」
魔物が現れた方向をレンさんが見ている。
ザシュッ!
魔物を倒して現れた方向へ進んだ。
しばらく山の周りを歩くと黒い渦をまいた落とし穴みたいなものがあった。
「ここだ。魔素だまりを破壊する。」
ザシュッ!
そうかここを攻撃すればいいんだ。
私も魔法を使って攻撃する。
「ファイアーボール!」
んー、一発では破壊されないみたいだ。
「アースウォール!!」
ザシュッ!!
2人で何度も攻撃する。
少しずつ魔素だまりは小さくなり消滅した。
そして残ったのは魔石。
「よし。なんとか消滅できた。」
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