異世界で生きていく。

モネ

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第四章の話

ヨルダの街へ出発

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そして出発の日になった。
今回はマリンからヒルダ村までは馬車。そこからは徒歩で行くことになり、ヒルダ村の宿に一泊して次の日にヨルダの街を目指すので2日から3日ほどかけて行くそうだ。

楽しみだなぁ。
ケイさんも準備をして、朝待ち合わせをしたのだが、ケイさんの冒険者姿がなかなか様になっていてカッコよかった。
レンさんとケイさんが並ぶと凄く目立つ。
これはモテるのだろうな。
「さて、行きましょうか。」
「よろしくお願いします!」
「なんかケイもいると新鮮だな。」
「お宿は大丈夫ですか?」
「はい、私の助手をしているものがいるので任せてきました。」
「それは良かったです!」

3人で馬車に乗って出発した。
馬車にこのまま乗り続けてマリン北も通過してヒルダ村まで行くらしい。
朝一で出たので午後にはヒルダ村だそう。
早いな。
ヒルダ村初めてだからどんな村か楽しみだ。

マリンの街を出て長閑な道を馬車で走り午後になってヒルダ村に着いた。
村なので小さめらしいが行動がしやすい。
まずはギルドに行ってレンさんが受けた依頼のお届け物を。
「マリンから来たレンだ。ギルマスのヴァンさんから届け物を預かった。」
「レン様ですね。お話伺っております。ありがとうございます。」
受け渡しを済ませている間にヒルダ村のギルド掲示板を見た。
なんか山にある特殊なキノコの採取とか、魔物討伐とかがあるが、マリンに比べて依頼数は少ないみたい。
「この辺は人が少ないからね。みんな街の方で冒険者は依頼受けるから少なめなんだよ。」
「ケイさん。そうなんですね。でも山での依頼がほとんどですね。」
「そうだね、ヨルダの街がある山は結構険しいからね、その分魔物も多いし植物も珍しいものがたくさんあるよ。」
「私も植物の採取しようかな、調合に使えそうです。」
「フフッ。そうですね。私も手伝いますよ。」
「ありがとうございます!」

レンさんが終わったのでギルドをでて村の食堂で遅めのランチをした。
「今日宿だが、どっちに泊まろうか。」
どっち?
「んー。モエがいるからヒルダ亭の方がいいかもな。」
「ああ、モエさん。ヒルダ村は宿が2件なんですよ。ヒルダ亭っていうのが一応ひと通り揃っていて。もう一つが安いんですがお風呂がなかったりとか。部屋が満室だと共同の部屋になるのでヒルダ亭に今日は泊まります。」
「わかりました!」

ヒルダ亭は村の真ん中の方にあって、村では数少ない石造りの建物だった。
他は木造の建物が多かった。
部屋は私が1人部屋、レンさんとケイさんは2人で一部屋となった。
「もうすぐ夕方ですね。少しゆっくりして、宿内の食堂で夕食にしましょうか?」
「そうだな。モエ、また夕飯行く時に部屋に行くよ。」
「はい、わかりました!」

部屋に入ってゆっくりする。
スックはさっそくベッドに乗って丸まっている。
眠るのかもしれない。
私はお茶を飲みながら調合の本を読んで過ごした。

コンコン。
「モエ、そろそろ飯に行かないか?」
「はい!」
本に熱中していたら夕食時間になっていた。
スックも起こして食堂に行くと人はちらほらしかいない。
「いらっしゃいませ。お水をどうぞ。」
「ありがとうございます。」
優しそうな年配の女性がお水を持ってきてくれた。
3人でメニューを見た。
「あの、この辺は何が美味しいんですか?」
「んー、そうだな。肉とキノコ料理とかかな。何品が頼んで食うか。」
「そうですね。昼食が遅めだったからお腹ぺこぺこでもないですしね。」
相談してビールとおつまみになりそうな物を何品か頼んだ。

「明日はハードですからね、今日は早めに休みましょう。」
「はい!明日も朝一で出ますか?」
「そうだな、その方が早く着くだろうし、明るいうちに移動した方がいい。」
3人で食事をしながら明日の予定を立てた。

「もしかしてあなたたちヨルダへ?」
先程の店員さんが頼んだ物を持ってきてくれて話しかけてくれた。
「あぁ、俺たちは冒険者でヨルダの街へ向かっている。」
「最近山に魔物がよく出るんだよ、気をつけて行った方がいいよ。」
「そうなんですか?ここらへんもですか?」
「いや、この辺までは来やしないよ。山に入ると頻繁に出るって冒険者の人やギルドの職員が言っていたよ。気をつけて行きな。」
「はい、ありがとうございます!」

「これは大変な道のりかもね。」
「そうだな、時間かかりそうだな。まぁ無理せず行こうぜ。」
「頑張ります!」
3人で食事をすませて、明日に備えて早めに寝ることになった。
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