陽のあたる場所3

こたろ

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仮想と真実

仮想と真実14

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現在、兵庫に転勤している寅さんは、本日は秋葉原にある女装カフェ&バーと

更にはに二次会で友達のスポーツBARを貸しきって誕生会を自ら開催する予定だ。


そして、本日二次会でのドレスコードは"虎"と設定されていた(笑)

寅さんは阪神ファンでもなければ、関西人嫌いなのに、今回敢えて"虎"をセレクトしてくるところはなんとも皮肉っぽいし、寅さんらしい(笑)


私はその後仮眠をとった後、体調不良なまま終電で二次会に向かったーー。

ダルいし、吐き気もする……。

だけど、毎年この日は楽しみだから、なんとか顔だけでも出したい………。


明日は休みだから、多少無理してもなんとかなるだろうーーー。



そしてお店の前に着くと、私は阪神ファン用の虎のカチューシャを身につけ、黄色と黒の虎コーディネートで中に入ると……


「あ~っ!!さっちゃんが来たぁ~~っ!!!」


寅さんは既に出来上がっていて、ハイテンションでこっちに向かってきたww



「さっちゃ~~んっ!!

来てくれてありがとうっ!!!」


そう言いながら抱きついてきた(笑)


「はいはいw だいぶ酔っ払ってるね?(笑)」


私は寅さんを軽くあしらった後w BARのオーナーである女装子の"みなみちゃん"と話していた。


「さっちゃん、今日体調悪いんだって?

寅さんから聞いたよ?大丈夫?」


「うんw なんとか(笑)」


「体調悪いのにわざわざ来てくれてありがとねぇ!」


「いやいや、お気遣いありがとね♪

むしろ遅くなってごめんね(汗)

なんかさ、お酒飲めば逆に元気になるかなと思って来たよ♪(笑)」


「アハハハっ!w そんなモンよ!!ww

酒飲めばきっと元気になるって!!!(笑)」


すると寅さんは……


「さっちゃん!入り口いないで早くこっち来なよ~!!」


今度は店の奥から大声で呼んできた(笑)


「ってかw 寅さん完全に酔っ払ってるしぃ~っ!!(笑)

さっちゃんも酔っ払いの相手大変ねぇ~っ!(笑)」


「アハハハw 寅さんいつものことだからね(笑)」


それから私は結局しばらく酔っ払いの寅さんには近づかずw 

寅さんがみんなと楽しそうに盛り上がっている姿を見ながら、カウンターで1人でお酒を飲み始めた。

そして2、3杯飲むと、これまた面白い事に本当に体調が良くなってきた(笑)



そのままカウンターでしばらく1人で飲んでいると………




「さっちゃん、大丈夫?

体調はどう?」
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