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悪戯な運命
悪戯な運命16
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私は桃井と三葉ちゃんを例に出したけど
本当は話の途中までは昔の自分の事だった……。
桃井から三葉ちゃんの話を聞けば聞くほど、私はまた昔を思い出していたーーー。
「はぁ……。
なんで三葉はそんな自分に自信がないんですかね?」
その日、家に帰ると桃井はまた三葉ちゃんの事で悩んでいた…。
「……え?w 何を今更ww
だいたい想像つくでしょ?(笑)」
「……え、
フクさんはなんだと思うんですか?」
それから、私は今日国仲さんに話した事と同じような内容を桃井に話した。
「別にそれだけじゃないじゃないですか!?
俺と比べる必要なんてないんスよ。
三葉は三葉の良い所があるのにっ!?
なんでそれを自分で認めてあげられないんですかね!?」
「それより自分の欠点の方が気になるからだよ(笑)」
「確かにコミュ力には欠けますし、友達も少ないですけど…
三葉は料理上手なんスよ?だから料理作ると周りに振る舞ったりして……
周りにも三葉の料理、評判だったんスよ!?」
「なるほどね。その気持ちもなんとなくわかるわw
私もさ、なんの取り柄もないけど、お菓子作りだけは好きでさw
学生時代、友達もたいして居ないのに、バレンタインデーとか行事がある時だけお菓子作ってみんなに配るの(笑)」
「……え?
みんなってクラスのみんなとかですか!?」
「そうだよ(笑)
別に仲良くないクラスメートにも配るの(笑)」
「……え?
なんで仲良くない人にまで配るんですか!?w
逆にそれ怖がられません?(笑)」
「そんなこと、その時は考えなかったよw
それくらいしか自分をアピール出来なかったからさ……(笑)
自分に自信無いから、そうやってお菓子配って……w
それで自分の存在を認めてもらうしか取り柄が無かったんだよ……(笑)」
本当は話の途中までは昔の自分の事だった……。
桃井から三葉ちゃんの話を聞けば聞くほど、私はまた昔を思い出していたーーー。
「はぁ……。
なんで三葉はそんな自分に自信がないんですかね?」
その日、家に帰ると桃井はまた三葉ちゃんの事で悩んでいた…。
「……え?w 何を今更ww
だいたい想像つくでしょ?(笑)」
「……え、
フクさんはなんだと思うんですか?」
それから、私は今日国仲さんに話した事と同じような内容を桃井に話した。
「別にそれだけじゃないじゃないですか!?
俺と比べる必要なんてないんスよ。
三葉は三葉の良い所があるのにっ!?
なんでそれを自分で認めてあげられないんですかね!?」
「それより自分の欠点の方が気になるからだよ(笑)」
「確かにコミュ力には欠けますし、友達も少ないですけど…
三葉は料理上手なんスよ?だから料理作ると周りに振る舞ったりして……
周りにも三葉の料理、評判だったんスよ!?」
「なるほどね。その気持ちもなんとなくわかるわw
私もさ、なんの取り柄もないけど、お菓子作りだけは好きでさw
学生時代、友達もたいして居ないのに、バレンタインデーとか行事がある時だけお菓子作ってみんなに配るの(笑)」
「……え?
みんなってクラスのみんなとかですか!?」
「そうだよ(笑)
別に仲良くないクラスメートにも配るの(笑)」
「……え?
なんで仲良くない人にまで配るんですか!?w
逆にそれ怖がられません?(笑)」
「そんなこと、その時は考えなかったよw
それくらいしか自分をアピール出来なかったからさ……(笑)
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それで自分の存在を認めてもらうしか取り柄が無かったんだよ……(笑)」
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