陽のあたる場所3

こたろ

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アダムとイブ

アダムとイブ5

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「わりぃな…。

あの頃みたいにはもう戻れねぇよ。

もうそんな元気ねぇわ。」


「なんでだよ?

さっきから聞いてりゃ、おまえらしくねぇ事ばっか言うなぁ!


おまえ昔あんなに楽しそうに仕事の話してたじゃん?

服屋の時もすげぇ楽しそうだったしよ。


もうファッションはいいのかよ?」


「だってな、

そうゆう仕事は収入がよくなかったり、安定しなかったりさぁ……」



「おまえなぁ、

俺らと違って、カミさんも子供もできねーんだから、

誰かを養う必要ねぇし、自分1人生きていければいいだろ?


自分の事だけ考えればいいんだよ!!

人生は自分の為にあんだろ?


自己中に生きればいいんだよ!!」


「……。」



「俺もな、俺の人生さえ良けりゃいいし、

今のカミさんも、俺の人生に必要だから結婚したんだよ。

だからおまえの人生なんて知ったこっちゃねぇし。



でもな、俺の人生のモットーはな…

バカにする奴もいるけど…w



『誰よりも笑いの多い人生』なんだよ!!





誰よりも笑う回数の多い人生、

そのために今のカミさんも必要だし、

だからカミさんも常に幸せで笑ってて欲しいんだ。

自分の周りが幸せじゃねぇと、俺も笑えねぇじゃん?



だからおまえにも幸せで笑ってて欲しいんだよ!!




俺の人生の為にもな!!」
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