サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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香木と村造りー3

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樹の外で 食堂にいるとメイドさんに教えられ、 行くと・・
食堂の土テーブルに男爵一行4人とホルクスさん、アドリアさんが見えた。
駆け足・速足・急ぎ足ぃ~~

身体強化魔法が解けていないので瞬間移動並で側に着く。
男爵は嬉しそうにアベル君の頭に手を置き、
「探知・分別・移動・土魔法・良く1日で上達したぁ!今夜の練習は休み
明日にする!
サスケ!大漁だったぞぉぅ!!漁師が1人銀5枚で、獲れた魚を全部くれると
言うから銀貨250枚渡して貰って来た。受け取れぃ」
アイテム袋越しに、大きな魚16匹残して農畜ギルドで受け取った量の
半分ほどの魚を送り込んでくれた。

どうやら地引網漁らしく普段は人族漁師400人と獣人族の護衛と手伝い
100人で、引き揚げていたが魔物騒ぎでほとんどの人が避難してしまい、
7日前に仕掛けた網を揚げられず困っていたところに男爵が居合わせたので 
手伝いを頼みに来た。
しかし、大漁過ぎ~~売る人数も足りないので食べる分を除いて男爵に買って
貰った様だった。
セシルさんに3人とも座って食べましょうと注意され席に着いて話しながら
夕食を取る。

念話で樹の事を伝えたらしく切り取った蔦の話題が中心で・・
エールを飲み終わる頃には新開墾地の割り当て方法が話題になった。
広大な北東部分は僕の直営農地と認められ、北西開墾地は山羊牧場2ヤルド、
予備農地予定地1ヤルド、南東の新規50セド居住農地の80%800区画は
村長に預ける事に決まり、
残りの20%130区画は僕の自由使用をもとめた。

目的を聞かれ?獣人族会議の議題として取り上げる前提で話した・・・
130区画と直営農地は後日、人族と混血族の受け入れや孤児の受け入れに
使う予定で、開拓村を作る事で済む話なので無理に了承する必要は無いと
説明をする。
マメリカ村を頑強にする為現状の人口では開拓村に派遣する予定の
2000人を加えても不足する。
獣人族不得意の作業を混血・人族に補って貰う必要も有ると考えた事を話した。

村長のホルクスさんとアドリアさんの意見は僕と同じで受け入れに賛成するが、
獣人族会議に諮(はか)り・・・全員の意思確認する必要が有るとして、
落ち着いてから獣人族会議を開くことで男爵も了承した。

セシリアさんが僕にウインクしてきた。 うふ^^

開拓村移住は村の状態を確認してから決める予定だが、
第1・2・3・4・8開拓村は移住用に再開発する。
第5・7・9開拓村は建物設備回収後、完全廃村する。
第7・8・9の開拓民は希望地に移住援助し
第6開拓村は再開発して人族と混血族の受け入れ、孤児の受け入れ予備地にする。
第1~6開拓村は初期の開拓地で現在の半ヤルド村より大きな1ヤルド村なので
状態が好ければ再開発し易いと考えている。
移住者400人で少ないが、マドック家防御体勢上 獣人族の協力を求めたい。

鉱山までの4ヤル道路両サイド2ヤルの伐採と土地の自由使用を
森の樹の精霊に認めて貰ったので、道路の拡充をして両サイドに
薬草の種を蒔くけれども 耕作地とはしない。
4分の1セテド居住農地入植者が決まり次第、種麦10リラ袋30袋配る
予定だが、手持ちは2000袋しかないので入植家族数で分け、不足分は
10日以内に用意する。

明日から北東区域の藥草種まきをするので、仕事の無い者は全員手伝って貰い、
賃金は5才~8才小銀6枚・9才以上小銀8枚でお願いした。
現在不足している日用品は昨日の説明した様にまだ5~6日必要。

今後財政破綻しない限り、夜と朝の商会が売れ残りの農作物・肉・魚・革工芸品、
など他の生産物も買い取るので、人族の漁師が戻らなかった時は
獣人族も積極的に漁に参加して魚業を起こして欲しい。
また鉱山師が戻って来た時にはマメリカ村でゆっくり休める旅館を経営して
人族の往来を高める工夫をしないと寂びれ、開拓村の再現になってしまう。

武具の準備が出来次第・・魔物狩りを男爵様の応援のもと、
村と鉱山西側はマドック領線内大森林までの半マルド、東側は山脈までの1マルド
続けて行い、獣人族全員の協力を求めた。
ここまで話すと
ホルクスさんとアドリアさんは最敬礼し了承してくれ、はぐれ獣人部族の
受け入れを男爵に願い出ていた。

男爵上機嫌で、
「マドック領が栄える事は歓迎だ。好きなだけ呼んで来い。後はサスケが
手当てしてくれる」

完全に丸投げぇ・・・細かな計画は嫌いなお方だ。

{お父様は昔から領地の経営は嫌いなの。お母様や叔母様も好きではないので
領民の細かな暮らしには注意が出来ないの。
役務所も無能ではないけれど
お父様たちの武勇が偉大過ぎて心安く話せなくて・・サスケさんがいるだけで
お父様やお母様の前で報告できるようになったの。
お父様たちも話し相手がエドガーやバート隊長など少なくて
今日漁師が直接願い出た事がとても嬉しくて仕方がないの^^理解してください}

{出来る限りお任せください}
エメリーさんの優しさが手を通じて流れ暖かかった。 ほぉわ~!

「質問は無いようだな。今夜は帰り明日は小屋の砦に行く。サスケ達はどうする?」

僕たちはもう一晩村に泊まり様子を見る事にした。

明日来るメイドさんに獣人作業品と樹の切れ端素材を全部とマナの実液10リル、
ギルドか市場で油を手に入れる様にお願いして解散。

ホルクスさんからバター300樽・ヤギ乳18桶受け取り小銀貨4袋と
518枚で支払い・・ ヤギの事を聞く?と、
4頭を子供たちが面倒を見ていて、大人より相性が良く採乳が増える。
子供に渡した青草は40年分になり大喜びしている。
18人の子供たちも一生懸命ヤギの手入れをして争いは起きていない。

混血について個人的意見を求めると、獣人族は争いを好まないが、
長い迫害で部族以外に対し優しさを失ってしまった。
マメリカ村の獣人族はマドック家のお陰で誇りを取り戻し、余裕が出来
受け入れられるがアドリアさんの部族は多数部族の集まりで、
意見の統一は難しいと思う。
しかし居住農地に住み香木を身に付ければ余裕が生まれる可能性が有ると、
アドリアさんの顔で確かめながら話してくれた。

「サスケ様のお陰で、子供たちも大人もお腹いっぱい食べる事が出来ています。
特に子供たちの笑い顔は獣人族にとって宝物です。
正当に働いた権利として食事出来た事は、皆、誇りにしています。
混血も子供です。子供から助けを求められ余裕ある大人が拒否する理由は
有りません。 村長の話された様に今しばらくの時間を与えてください。
獣人族の誇りにかけて受け入れます」

アドリアさんと村長に挨拶して別れ樹の家に戻る途中で、

エメリーさん・アベル君・セシリアさんに大容量アイテム袋と、小容量アイテム袋を
渡し使うように勧めた。

始めは嫌がっていたが、小容量アイテム袋を武器庫にして
使い易い武器の出し入れを工夫すると
突発事態の対応が出来ること!
大容量アイテム袋で整理保管がし易くなる!と説明をした。
エメリーさんに公園で初めて貰ったアイテム袋から
居合抜きを見せ無理に待たせて・・・

やっと部屋に戻り、
トイレ・お風呂・エールで一息ぃ~ と

あれっー  「グレーテいる」
目の前に来たグレーテに、

マドック市内で仕事が無く困っている混血を知っていたら、
賃金は小銀貨8枚、半日働いて4枚、6才以上の子供は6枚半日3枚で
農作業と、パン作りの手伝い。
下働きの雑用、など出来る者がいたら商会に努める様に勧め集める事を頼んだ。

頭を下げて下がったグレーテを見送り・・・

お休みターイム^^^

{リーフ見張り頼んだよ}

{だいじょうぶ}

{ゆめみなくなったな}

{だいじょうぶ}

{だいじょうぶ}

・・・・・・
・・・
・・



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