サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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領地引き継ぎ -1 (21日目)

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領地引き継ぎ -1 (21日目)

{おきなさい、おきるの}
{もう朝}
{あかるくなるまえに、おこせでしょう}
まだ眠い、洗面所で水を頭から被り、眼を覚ます。
戦闘服に着替え支度して廊下に出る。3人も揃い北西地区市場横に移動。

クィ。
市場横は空き地のままで雨は上がり、薄暗い中にも清々しく感じた。
十字路の表通りから西に1セテ北に4セテ離れた草地を半ヤルド整地して
製材、光ポット製作や樹の製品工場地として使えるようにして移動。

クィ。
東門口に移動して門衛宿直に東門を開けて貰い、外に出て移動石小屋の
広場を4セテドに拡大堀と土壁も造り直して、2軒1棟土壁家を表裏4軒
1棟にして造り、80区画に分けた土地に2棟づつ建設する。

今回はパトリオ伯爵領地行に往復2棟4ラインに片方向移動石を
設置する。2子爵家と第15開拓村分6棟12往復移動石を設置して
東門を潜り、館の食堂に移動。

クィ。
食堂に入ると僕たちだけでいつもと同じ朝食が用意されていて、
お腹が空いていたので余分な量を食べてしまった。

イシュタルたち3人は朝からアイスクリームとパンケーキを中心に
今朝も飽きずに食べている。
「食事が終わったら王都館に移動して、魔法師ギルドの移動石で
ポコラル領近くの大伯爵市に移動、其処から短距離移動でポコラル市
に入ります。準備はだいじょうぶ?」
「食べ終わったら出発できるわ」
エメリーさんはアイスを食べながら返事をする、いいのかな?

食事が済むと移動石室に移動クィ。

グィ。
王都館の移動石室に移動。
館の外に出て
{リーフ。ピーター魔法師ギルドの東口移動石小屋付近を見てくれる}
俯瞰イメージが浮かび人気の少ない移動石小屋の裏に、
{ピーター移動}

クィ。
流石に王都魔法ギルド移動小屋地区、50軒が通りを挟んで並んでいる。
セシリアさんが素早く、なんとか市の看板を見つけ連れて行ってくれた。
話は出来る様になったけれど手を繋いでいないと文字が読めない。
僕は文盲忘れていた・・・

移動。
グィ。
なんとか市から2級国道沿いに
俯瞰イメージを使い5回短距離移動を繰り返すと雪を被った山脈の山裾に
移動すると肌寒い台地に出来た市の近くまで移動してきた。

{リーフ門の近くを見せて}
まだ早いのにもう馬車が数台西門から出ている。全体は12ヤルドの
低い塀を巡らせた市で大きな建物が集中している1ヤルドの中心部に少し
高い塀を巡らしていた。

「結界は何処まで有るのでしょうか?」
「今視えた大きな建物の周りだけで、サスケさんは感じなかった」

「エメリーさん感じる? 何を感じるの?」
「結界よ!薄く見えませんでした?」

{リーフ、もう一度見せて}

クィ。
移動。
いきなりポコラル市内の大きな館前に移動する。
{けっかいまえです}
{リーフダメだよ、危険でしょ}

「サスケさん、触っても大丈夫です。眼に見えない魔法の板が有るだけで、
結界を感じて下さい」
エメリーさんに言われて手を前に出すと、確かに抵抗され先に延ばせない、
しかし結界魔法を感じなっかった。

少し離れて色々な角度から見ても結界がはっきり認識出来ない。

「もしかしたら、サスケさんには結界が弱すぎて判らないのかも?」
セシリアさんによると開拓村の封印結界より弱い結界で魔法魔力を
僕には感じにくい様だと言われる。

パトリオ伯爵邸で間違えないので中に入る?
結界を壊すにはどうするの?
僕の質問は無視され、上空から大岩が2個落ちて来る!!

ガシャン。
音はしなかったけれど気分はガシャン。。。
玄関前の広い庭に大岩が2個急降下して落ちて来る。

大岩を片付けると何事も無かったように
「移動石小屋を設置します。サスケさんカマクラ小屋を8個造るのね?」
「はい、お願いします」
セシリアさんの声掛けで4人が輪になり広い庭の馬車道横に、半径1セチ
の土で造り上げたドームが8個盛り上がった。

中に片方向移動石を設置終わると、エメリーさんがマドック市に片方向 
移動石を確認がてら男爵を呼びにいく。

僕たちに気づいた様で、館の中と門の方からひとが駆け足で集まって来る。
「何者だ、狼藉は許さん!」
「我々は、マドック男爵家の引き継ぎ先ぶれだ、この領地はマドック家の
所有領地、先の家より残されし者達はマドック家に忠誠を捧げよ」

剣を抜いて駆けつけ制止にきた領兵や館から飛び出してきた従者も顔を
見合せて困惑している。

「ポコラル家は廃絶され、借金の替わりに領地を売り出され
マドック男爵領になった事を知らないのか?」
それでも困惑している集まった人達を掻き分けて3人の男が前に現れる。

「失礼いたしました、今少し前に王宮からフレンズに依る連絡を
頂きました。領主は雨の日前より戻っていませんので混乱をしております」

3人の先頭にいて説明をした老人は役務所長で残りの2人も役務所員で
集まった人達もポコラル家従者や領兵と紹介された。

僕はマドック家に雇用を希望する者はこの場に集合して忠誠を捧げた後
100日間臨時で雇い、以後能力により再雇用すると宣言する。
集まった人達から十数人が駆け足で他の人を呼びに駆け足で離れ、
残った人々には土カマクラの出入り口から離れるよう命令をする。

4か所の移動石の入り口からマドック領兵が3人1組で流れる様に飛び
出して隊列を作って集まった人々を大きく後ろに下げ空間を広げ始め、
男爵に続いて役務所員・従者・郷士戦闘団200名が移動して来て用
サイドに隊列を作る。

マドック領兵中隊長は魔法に乗せ遠くまで届く大声で
「*マドック家に忠誠を捧げる者は直ちに集合せよ*!」

間を置いて3回繰り返している間にも多くの領兵や従者、役務所員が
駆け足で押し掛けグループをマドック領兵の前に作り出した。

まだバラバラ駆け足で来る者もいるが500人位集まった所で、
土台を造りマドック男爵が台に上がるとマドック領兵中隊長が

「*全員跪いて、マドック家とダレル男爵様に忠誠を捧げよ*!」
集まった全員跪いて中隊長の声に合わせ忠誠を捧げた。

「忠誠を捧げた者達よ、ポコラル家に仕えた者達は全員100日間の
臨時雇いで職務の能力を見習いとして試す。

責任ある地位有った者は銀貨60枚大麦家族分支給をする待遇で、
下で働く見習いを含めた者には銀貨30枚大麦家族分支給をする。
代表する責任者からフレンズに登録せよ、以上だ」
マドック家バンザーイ!
ダレル・マドック男爵バンザァイ!

ポクラル家に対する忠誠心薄くない?
貴方たちは領民では領主に仕えていたんじゃないの?
顔に疑問が出たらしく
「仕方が無いのっ。貴族戦争や王権戦争で負けた人達でなく、廃絶と言う
不名誉な家の者達は生きていけませんから」
セシリアさんの説明に納得できる様な、出来ない様な?

「彼らの忠誠は全員信用できるのですか?」
「フレンド登録した時点で信用できます。いずれ全領民のフレンド登録を
しませんと、無登録者は、移動民以下になってしまうわ」
獣人族の様に人間扱いされなくなるのは嫌だよなぁ、納得。。

マドック領兵に通された各役職者がフレンズに手を乗せ登録し直すと、
マドック役務所員からフレンズを受け取り自分たちのグループに戻って
いく。
30台のフレンズが貸し出され忠誠と登録が終わった人達が領兵、役務所員
従者とグループごとに分けられ、マドック家の責任者の命令を受けていた。

「サスケ様、第4マドック領地ですが村が5村在りまして早くフレンズ
登録を済ませたいと思います。移動石小屋を設置して頂けませんか?」
マドック家役務所員がぼくに頼みに来る
「サスケ、造ってやれ。主だった者を集めるには時間が掛かる」
「取りあえず各村に1ライン設置します」

馬車道の反対側に土カマクラを2列10個造り、片方向移動石を設置する
{リーフ、ピーター}
高い位置の俯瞰イメージを送って貰い移動。

クィ。
一番遠い村の人のいない畑に移動。

駆け足で村の中央広場に行き土カマクラを2個造り、片方向移動石を
設置する。
セシリアさんかエメリーさんが第4マドック市に移動して領兵と臨時
役務所員を連れて来る。

5回繰り返して、第4マドック邸に前に戻ると従者さんが僕たちを
迎えに来て、玄関には従者さんとメイドさんが並んで頭を下げている。
マドック家の役務所員は領地名も館名も決め、メイドさんはもう
館を動かしている、能力高い。
玄関から人の集まった小広間に案内された。

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