サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

文字の大きさ
269 / 283

溜まった仕事は気力種?-11

しおりを挟む
家族会議に残った役務所員とバート隊長に疑問をぶつけて、
緊急対応部隊と魔物狩り訓練が応援4万人に変わり増えた理由を尋ねる。

「雨の日前に大集合した会合の後、移住者対応に疑問を持った役務所員が
商会やバート隊長と各ギルド員に参加を求めて雑談から始まり、具体的な
行動計画に進んだものです。
緊急対応部隊の内容は実験中で今回は1万人規模の移住者対策要員として
組んだ部隊員です。
ブルーノ移動者が全員移動できた事は確認しましたが、移動石に何人?
何時間必要としたかが、はっきり残っていませんでしたので、、?
今回緊急対応策室からバート隊長にお願い致しました。
緊急対応室は男爵様の命令下、私クロイドが室長、役務所員2名とメイド
見習い2名が常駐員として各部署に緊急対応室応援者が登録しています」

「王都の応援に250人送ったのも緊急対応室ですか?」
「はい2度目のケースです」

「1度目は第2ダリル市ですか?」
「そうです事前状況判断が正確に出来ず混乱しましたが計画に沿った実績です」

「活動資金は?」
「男爵様から国王陛下の下賜として金貨5万枚を頂き、グレーテ様より
アイテム袋を各種20個合計60個お借りして、運営資材はマドック領商会の
製造品を2%貯蔵して緊急時使用する命令が出ています」

「了解しました。不足して購入の必要な物資は、商会に申し込み
揃えて備蓄をして下さい」
第2マドック市の役務所員がやけに手回し良く救護所を開いていたと
思っていたら…飛び過ぎの種が芽を出した様だ。。。

「バート隊長、訓練で移動石を使った移動数の違いは分かりましたか?」
「集計が出ています。軽装備領兵1個当たり1時間で8千名、出口付近に
集合させると1万人移動でき、長期戦用装備領兵は5千人に落ちてしまう。
どれも1班4名編成で移動した結果だ。
郷士軍団は1班11名編成が主体なので集合時の効率が悪く6千名が
最高数値で、移動だけなら8千名送り込める。
狩師や冒険者は5千名平均で移住者と変わらない移動レベルだ」

「緊急混乱時の移動は移動石1個当たり5千名と考えて良いのですね」
「出入り口に誘導員を置いて、集合場所が有るなら完全です」

「開拓村平均人口を3万人計算で3ラインあると、2時間で全員移動できる
計算で緊急退避計画を役務所と作って下さい」                   
「役務所も各移動石小屋で細かく計測していますので、商会の幹部を交え
物流と合わせ計画を作ります」

「館に戻る途中で運送部の従者が移動石外郭ラインを必要と言ってましたので
移動石を200組預けました」
「商会運送部のヘクターに行って計画員に加えます」

「運送部は馬車の改造だけで無いのですか?」
「サスケ様の命令で運送部は、馬車運用と改造。人荷車の運用と配送、回収。
移動石小屋の管理と強化魔法受付、商会運送全般など手広いです」

「王都で馬車を20~30台運用して見たいと言ったら、怒るかなっ?」
「怒る以前に髪の毛が無くなる程の苦労でしょう、ローイルに命じる方が
無難です」     

「ローイルさんは食堂車で手いっぱいでしょう?」
「領兵も中隊ごとに食堂車が用意できると野営に便利なのですが」

「生産が遅れている様です」
「木工ギルドもマドック市だけでなく他の市にも工房付きギルド館を
造っている様ですが、マスタークラスは急に育ちませんから」

「期待して待ちましょう」

「サスケ、食事をしながら話すか、このまま続けるか決めろ」
「食事をしながらに致します」
役務所員のクロイドさんとバート隊長も招待されて食堂に全員で向かう。

食事が始まり少しすると男爵が
「サスケ、王都神殿の呼び出し事由は?」
「神殿神官長のリリーさんが本神殿に戻るので香木を求められました」

「本神殿の誰かが亡くなったのかな?香木とは…考えた物だ」

「サスケさん、リリーは代わりに何をくれました?」
「さすがに驚きました。きっとセシルさんも驚きますよ…金貨300万枚位と
他のお金、金貨400万枚分から100万枚分はあると思います。。。
合計金貨1千300万枚と中身の入ったアイテム袋1千860個も
貰いました。他にも光草を2千500個求められ大容量アイテム袋5個を
交換させられました」

「商会の財源は当分安泰ね」
「なるべく早く市中に半分は出したいです」

「パルチェ伯爵家から正式に結婚式の招待状が届いたわ。
5人とも招待されているのでドレスを新調したら」
3人は嬉しそうに明日にでもクキロイマスターの所に行くつもりだ。
「いつでしょうか?」
「15日後王都のマドック会館本館よ」

「マドック会館本館?」
「別館の来賓館を改装して会館として開場しているわ。
先日も商業ギルドのパーティーに使われ外国の貿易商も喜んでいたそうよ」

「来賓の王女様のドレス飾りが話題を独占したそうです」
「エリスさん、昆虫型魔物の羽が王都では高騰していると聞きました」

「その続きをマリーヌから聞いた?サスケさん」
「いえ、特別には明日狩で集めた魔物の羽を売り出すと聞いただけです」

「それだけで王都の衣料関係工房が大騒ぎをして、商会館入会順番を
くじで決めたそうよ、会場は会館本館よ」

「私たちの羽もクキロイマスターさんに言って取り置きしないと」
「エメリー大丈夫、商会制服をデザインしたデザイナーとクキロイマスターが
もう商会に集まった羽から選んで仕上げを待っているだけです」
「お母さま本当ですかぁー」
嬉しそうな声で喜んでいる。明日の朝はクキロイさんから始まりだ。

「サスケさん、ついでにマドック市とパルチェ市に移動石ラインを
設置するように頼まれたわ。それとバスクー市とパルチェ市間に1ラインでも
良いからとも頼まれましたけれど」

「急にマドック市ラインを設置希望する理由があるのですか?」
「最低でも2ライン設置するように各ギルドから請願を受けたらしいわ。
商会やマドック市の取引に遅れが出ていると、請願ならぬ脅しだそうよ」
「分かりました明日朝開設します」
南門口が混雑するから東門口に設置するか。

「クロイドさん、マドック市の緊急避難市は考えているのですか?」
「第3マドック市と第2ダリル市を予定しています」

「両市ともいきなり大量の避難民が押し掛けると混乱するのでは」
「混乱は避けられません。。一時的に受け入れる容量のある市は少ないです」

「第4マドック市は新設の娯楽市に造る予定で、20ヤルド市2か所です。
「娯楽スペースを半分にして10ヤルドを緊急避難地として、2ヤルドに
64分の1セテド住居地を1万棟造り、4千棟は使用して6千棟は結界で
封鎖しておく。他にも寄子地区に9ヤルド避難村を2~3か所造り、
移住できるように完全準備して封鎖して、移住体制を整えておきます。
堀や塀も深く大きく作って侵入させ難くして作ります」

「サスケ様、村はもう3~4か所他に造ってください。
マドック家の寄子を含めた総人口を100万人と計算していますので」
「100万人?半分避難しても50万人?」

「見積もりが甘いとクレームをつけた者もいます」

「避難村は3ヤルドに64分の1セテド住居地を1万5千棟造り、1ヤルドを
共有地にして耕作地は1セテドのうちに作って置きます」
「1棟6人平均で避難すると5村で45万人避難でき生活できます」
「開拓村の再開発が終わり次第8村は作ります」
「宜しくお願いいたします」

「リリーさんがイシュタル神の信者が増えると言っていたけれど、
マドック領民がそんなに増えるかな?」
思わず言葉にして出た様でぇぇぇ…
「サスケ、もう少しすると分かるが商会もイシュタル神様を前面に出して
活動しても良いと思う」

「イシュタル神を奉じないと取引しないとかですか?」
「サスケさん、商会の文書や商品にイシュタル神様を奉じていると
書くと良いのよ」

「書けない様な物にはマークを着けましょう」
「マーク?」
「3神様はマークをお持ちです。神官に書いて貰います」
桃のアイスクリームを取られた僕の恨み知もらずに、セシリアさんと
エメリーさんの熱気に押されて簡単に決まってしまった。

食事が済みお茶室に行くとテーブルの上に神殿で貰ったアイテム袋を出して
イシュタルに1千865個開けて貰い中を整理する。
金庫室で拾い集めたアイテム袋の中身はいろいろで大容量アイテム袋
10個に中身を送り込み、大容量アイテム袋755個、中容量アイテム袋
528個小容量アイテム袋567個空にして、グレーテに各400個預け、
帰ったバート隊長とクロイド室長に各60個渡す様に頼んだ。

5個貰った大アイテム袋は中に3個~6個のアイテム袋が入っていたので
イシュタルに開けてもらい中を見ると、24個の大アイテム袋にまた3~6個
アイテム袋が入っていたので、そのまま開けて貰い深探知。
122個のアイテム袋はお金と宝石?金銀細工の食器、そのまま一度
元に戻してしまった。

アイテム袋を見て疲れ切った僕の顔を見て皆さんな納得してくれた、
何も言われずにお茶室から部屋に戻れる。
       
お風呂に入り寝る準備、金貨に目が眩み忘れた。
エマ様にも樹さんにも手間を惜しんで確認しなかった為に、
お盆から水をこぼしてしまった。

明日も開発開墾で忙しい。

ベッドに入り。

{お休みなさい、光草さんお休み}
{おやすみ}
・・・
・・

{大丈夫}
{了解}

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

神は激怒した

まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。 めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。 ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m 世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

処理中です...